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第119話 シルヴィー王国

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ジョルジュに、帆船業者と、保護施設の、
録音玉て撮影玉を見せた。
見るなり、邪悪な笑みを浮かべていた。
かなり、怒りを含んだ邪悪な笑み。

帆船業者と保護施設の解体をする為、
シルヴィー王国に、
許可を得ることにした。
面会希望を何度も出したが、全て
拒否された。
何かが、おかしい。
何かが、おこってる?

俺たちは、城に正面から
堂々と入った。
途中、門番や色々な方に、
寝てもらった。
「グランは、大捕物したから、
疲れただろう?」
いやいや、特に疲れてはいない。
俺のこころに、逢えたから、
癒されたからな。
「ハイハイ。ごちそう様。」
ん?俺のこころに、
返事されているのような、
絶妙なタイミングだ。
「僕が、邪魔者をネンネさせるから、
グランは、ゆっくりしといてね。
最近、体、動かしてなかったから、
久々だよねー。」
あーぁ。この国、終わったな。
ジョルジュは、ほぼ一撃で、
相手を混沌、気絶させていた。
さすが、第1騎獣隊団長だ。
ジョルジュは、無駄な動きがない
ダンスをするように、楽しそうに、
笑みを浮かべながら、
次々と、相手を眠らせていた。
弱い。弱すぎる。
しかも護衛が、少ない。
手薄な警備体制に、
やけに静かなお城。
お城の作りは、ほぼ同じだからか、
王の居室にすぐ、たどり着いた。

たどり着いた、居室で、驚きと、
最近、この国に
異変が起きていた理由が、
わかってしまった。
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