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21、自分
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クロードたちは、サウレの町に連絡をとり
ヒビーキ町長に別れを告げた。
ほとんどの村人が餓死しかけていた
二ウェンの村人たち13人。
どうするかの話では、
「困っているのなら受け入れます。」
そう言ったヒビーキ町長の行動は早かった。
町の人を動かし自ら馬車をだそうとしたのだ。
町の人に止められ渋々、町で待機し
受け入れ体制と治療、回復後の
仕事の手配など"すごい"という言葉しか
でないくらいの手腕だったそうだ。
生き残ったニウェンの村人
8人を受け入れたのだった。
村人の一部の者はその地を離れたがらず
そのまま死を選んだ。
もう一部は、僅かな移動に耐えれず
死を選ぶしかなかった。
そして最後の一部は、サウレの町に
"入れなかった"者もいたそうだ。
***
「すみません。キオーナさん。」
「いいのよ、いいのよ、役得。」
「んっ?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
名前 チアキ・カミノ
年齢 12歳
光・闇・炎・水・風・木・土・金・無
スキル 吸収・コピー
神具 スケッチブック・えんぴつ
ラムネの瓶・ビー玉
八百万(やおよろず)の神の加護+α
~~~~~~~~~~~~~~~~~
そう、僕はいつのまにか12歳になっていた。
たまごが孵化を始めたあたりから
記憶はおぼろげで、気づいたら
ビリビリに破れたベビー服があり
おれ…?僕はすっぽんぽんだった。
「……目に毒だ。」
そう言われ、どこからか取り出した布で
僕の腰を覆い、またもや
素早い動きで薄手のブランケットに
僕の身体は包まれたのだった。
そして、また眠気が襲い僕が
眠ってる間に討伐隊は動いた。
クロード様は単騎でヒビーキ町長と
何らかの話をつけたらしい。
その時、別行動をしたキオーナさんは
僕の服を数枚買ってくれたのだった。
シンプルな服しかなかったと
グチをいっていたキオーナさん。
僕からしたら、装飾華美な服だった。
シンプルなシャツの胸元に
ひらひらが付いていたり、
袖口がふんわりした形だったりする
服が多かった。
全体的な印象として男が着るには
甘めな服ばかりだった。
ヒビーキ町長は即決でニウェン村の村人、
サウレ町への移住希望を受け入れたそうだ。
盗賊に襲われた村は実質、消えたのだった。
亡くなった者もいるらしく
神官たちが丁重におくったのだと聞いた。
「よくある事だ。」
そう言いながら優しく僕の頭をなでてくれる
優しい人たち(過保護な筋肉ムキムキ集団)
それとは逆の、優しくない人たち。
元の世界?もそんな感じだった気が
するんだけど、ここは、前より
生き物に厳しい世界なのかもしれない。
「僕の、荷物?」
「そうだ。チアキの物だ。」
何を忘れてるんだろう?
僕の荷物だと渡されたカバンには
どこかで見た紋に"高"という文字が
入っており、数冊の本と
スケッチブック、えんぴつなどが入っていた。
懐かしい気持ちが流れ込んできた。
陽が沈み草木がまばらに生えた大地、
無意識に手に持ったスケッチブックに
風景を書き写したのだった。
数枚にわたり、この世界にきて
行った場所、出逢った場所など
描きとめたのだった。
「ほぉー上手だな。 。本物みたいだ。」
「あっ、ありがとうございます。」
「……さみしいな。チアキ、俺たちに
いつものように接してくれないか?」
「いつも通りですけ……。」
「ちがぁーう、ちがうちがう、違うわ!!
話し方がダメでかわいいけど可愛くないのよ。」
「へっ?」
はっ?てかんじ?
「えっとね、チアキちゃんは大きくなっても
可愛いもんは可愛いんだけど、ちがうのよ!」
「……。」
クロード様率いる筋肉ムキムキ集団が
言うことによると、3歳児だった頃
舌足らずの辿々しい話し方に
"萌え"ていたそうだ。
そして突然、幼児から少年になり
ちゃんとはなせるようになり
話し方はそれなりに丁寧にした
だけなんだけど……ダメなのか。
それが他人行儀で距離感があり
嫌なんだとか……。
でも僕は、もともと他人……。
って言おうとしたら、お優しい
オネェじゃなくて、本物の
お姉様、キオーナお姉様と
メロリラお姉様の気迫に負けたのだった。
ホントもう、この2人"男"に見えたよ。
……はい、ごめんなさい。
僕の表情はわかりやすいらしいので
しゃべってないのに、なぜか
背中がゾクゾクした。
「きゅ~ぎゅ~ぎゅぎゅっ。」
俺の服にメロリラさんとキオーナさんが
大きめのポケットを縫い付けてくれたんだ。
そこに、生まれたばかりの
ケロベロス風のイノシシの赤ちゃん、
うりぼうの顔が3つで身体は一つの
不思議な生き物。
話し声は頭の中に直接響くんだけど
僕以外には泣き声に聞こえるそうだ。
赤ちゃんだからか甘えたなのに
3匹ともそれぞれ性格が違うんだよね。
向かって左は甘えたがりの"ケロ坊"。
真ん中はあまり話さないが
1番落ち着いているかんじの"ベロ坊"
そして右はツンデレっぽい"フウ坊"。
単純な名前だが覚えやすいかもしれない。
ケロベロス風ウリ坊
見た目から名付けたのだった。
つまらない……。
もっとかっこいい名前あったのに残念だ。
ネーミングセンス、はい、
たぶんですが、センスございません。
横文字で長ったらしいが、かっこよさげな
名前も考えたんたんだけど……。
「「「マジメに考えろ(てよ)!」」」
全員一致で拒否されました。
なんでやねん!って言いたい。
それを言ったらそのまま返ってきそうだから
とりあえず、黙っとく事にした。
候補の名前は……
ケルベロスイッセイ、ニッセー、サッセー。
ウリボーイッセイ、ニッセー、サッセー。
コロ、カラ、ハン。
(コロッケ、からあげ、ハンバーグ)
真剣、本気、マジメに第3候補まで
考えたのになぜだか本人?たちに
ふざけた名前だととられたんだよねぇ。
かなり悩んだのに拒否られショックだ。
名付けって難しいね?
なんとか折れてくれたらしい名前。
半分あきらめたのか、あまり嬉しそうな
顔はしてくれなかった3匹。
あらためまして
ケロ坊、ベロ坊、フウ坊。
これからよろしくね。
ヒビーキ町長に別れを告げた。
ほとんどの村人が餓死しかけていた
二ウェンの村人たち13人。
どうするかの話では、
「困っているのなら受け入れます。」
そう言ったヒビーキ町長の行動は早かった。
町の人を動かし自ら馬車をだそうとしたのだ。
町の人に止められ渋々、町で待機し
受け入れ体制と治療、回復後の
仕事の手配など"すごい"という言葉しか
でないくらいの手腕だったそうだ。
生き残ったニウェンの村人
8人を受け入れたのだった。
村人の一部の者はその地を離れたがらず
そのまま死を選んだ。
もう一部は、僅かな移動に耐えれず
死を選ぶしかなかった。
そして最後の一部は、サウレの町に
"入れなかった"者もいたそうだ。
***
「すみません。キオーナさん。」
「いいのよ、いいのよ、役得。」
「んっ?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
名前 チアキ・カミノ
年齢 12歳
光・闇・炎・水・風・木・土・金・無
スキル 吸収・コピー
神具 スケッチブック・えんぴつ
ラムネの瓶・ビー玉
八百万(やおよろず)の神の加護+α
~~~~~~~~~~~~~~~~~
そう、僕はいつのまにか12歳になっていた。
たまごが孵化を始めたあたりから
記憶はおぼろげで、気づいたら
ビリビリに破れたベビー服があり
おれ…?僕はすっぽんぽんだった。
「……目に毒だ。」
そう言われ、どこからか取り出した布で
僕の腰を覆い、またもや
素早い動きで薄手のブランケットに
僕の身体は包まれたのだった。
そして、また眠気が襲い僕が
眠ってる間に討伐隊は動いた。
クロード様は単騎でヒビーキ町長と
何らかの話をつけたらしい。
その時、別行動をしたキオーナさんは
僕の服を数枚買ってくれたのだった。
シンプルな服しかなかったと
グチをいっていたキオーナさん。
僕からしたら、装飾華美な服だった。
シンプルなシャツの胸元に
ひらひらが付いていたり、
袖口がふんわりした形だったりする
服が多かった。
全体的な印象として男が着るには
甘めな服ばかりだった。
ヒビーキ町長は即決でニウェン村の村人、
サウレ町への移住希望を受け入れたそうだ。
盗賊に襲われた村は実質、消えたのだった。
亡くなった者もいるらしく
神官たちが丁重におくったのだと聞いた。
「よくある事だ。」
そう言いながら優しく僕の頭をなでてくれる
優しい人たち(過保護な筋肉ムキムキ集団)
それとは逆の、優しくない人たち。
元の世界?もそんな感じだった気が
するんだけど、ここは、前より
生き物に厳しい世界なのかもしれない。
「僕の、荷物?」
「そうだ。チアキの物だ。」
何を忘れてるんだろう?
僕の荷物だと渡されたカバンには
どこかで見た紋に"高"という文字が
入っており、数冊の本と
スケッチブック、えんぴつなどが入っていた。
懐かしい気持ちが流れ込んできた。
陽が沈み草木がまばらに生えた大地、
無意識に手に持ったスケッチブックに
風景を書き写したのだった。
数枚にわたり、この世界にきて
行った場所、出逢った場所など
描きとめたのだった。
「ほぉー上手だな。 。本物みたいだ。」
「あっ、ありがとうございます。」
「……さみしいな。チアキ、俺たちに
いつものように接してくれないか?」
「いつも通りですけ……。」
「ちがぁーう、ちがうちがう、違うわ!!
話し方がダメでかわいいけど可愛くないのよ。」
「へっ?」
はっ?てかんじ?
「えっとね、チアキちゃんは大きくなっても
可愛いもんは可愛いんだけど、ちがうのよ!」
「……。」
クロード様率いる筋肉ムキムキ集団が
言うことによると、3歳児だった頃
舌足らずの辿々しい話し方に
"萌え"ていたそうだ。
そして突然、幼児から少年になり
ちゃんとはなせるようになり
話し方はそれなりに丁寧にした
だけなんだけど……ダメなのか。
それが他人行儀で距離感があり
嫌なんだとか……。
でも僕は、もともと他人……。
って言おうとしたら、お優しい
オネェじゃなくて、本物の
お姉様、キオーナお姉様と
メロリラお姉様の気迫に負けたのだった。
ホントもう、この2人"男"に見えたよ。
……はい、ごめんなさい。
僕の表情はわかりやすいらしいので
しゃべってないのに、なぜか
背中がゾクゾクした。
「きゅ~ぎゅ~ぎゅぎゅっ。」
俺の服にメロリラさんとキオーナさんが
大きめのポケットを縫い付けてくれたんだ。
そこに、生まれたばかりの
ケロベロス風のイノシシの赤ちゃん、
うりぼうの顔が3つで身体は一つの
不思議な生き物。
話し声は頭の中に直接響くんだけど
僕以外には泣き声に聞こえるそうだ。
赤ちゃんだからか甘えたなのに
3匹ともそれぞれ性格が違うんだよね。
向かって左は甘えたがりの"ケロ坊"。
真ん中はあまり話さないが
1番落ち着いているかんじの"ベロ坊"
そして右はツンデレっぽい"フウ坊"。
単純な名前だが覚えやすいかもしれない。
ケロベロス風ウリ坊
見た目から名付けたのだった。
つまらない……。
もっとかっこいい名前あったのに残念だ。
ネーミングセンス、はい、
たぶんですが、センスございません。
横文字で長ったらしいが、かっこよさげな
名前も考えたんたんだけど……。
「「「マジメに考えろ(てよ)!」」」
全員一致で拒否されました。
なんでやねん!って言いたい。
それを言ったらそのまま返ってきそうだから
とりあえず、黙っとく事にした。
候補の名前は……
ケルベロスイッセイ、ニッセー、サッセー。
ウリボーイッセイ、ニッセー、サッセー。
コロ、カラ、ハン。
(コロッケ、からあげ、ハンバーグ)
真剣、本気、マジメに第3候補まで
考えたのになぜだか本人?たちに
ふざけた名前だととられたんだよねぇ。
かなり悩んだのに拒否られショックだ。
名付けって難しいね?
なんとか折れてくれたらしい名前。
半分あきらめたのか、あまり嬉しそうな
顔はしてくれなかった3匹。
あらためまして
ケロ坊、ベロ坊、フウ坊。
これからよろしくね。
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