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第一章 2人の約束
11、おヒザの上
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アベリアちゃんを抱っこしていた俺は
ナオクルさんにお姫様抱っこされてしまった。
豪華な部屋を出て広い廊下を歩くナオクルさん。
女装したメイドさん?や書類を持った人?
耳がケモ耳の男性などが、こちらを見て
口をポカンとしたり、驚いているのか
固まってるように見えた。
あまりにも恥ずかしくなり、いつのまにか
治った足に驚きながら、
「す、すみません。お、俺歩きます。
重いし、歩けるし……。」
「フッ。カズミ、大人しく抱かれてろ。」
「……。」
「それに、重さは感じない。しっかり食べろ。」
「えっ?」
視線を俺に向け、口角を少しあげた
ナオクルさんの声は、重低音のようで
すぅーと心に入ってくる様な不思議な声。
うまく表現は出来ないけど、とにかく
俺にとってナオクルさんの声は、
すごく落ち着く素敵な声だった。
この声で絵本の読み聞かせをされたら
俺でも寝てしまいそうだ。
思わず目を閉じてうっとりしかけてしまった。
お姫様抱っこされて眠るってどこぞの
姫だよー!って自分自身にツッコミした。
ナオクルさんに何か話そうと思い
慌てて言葉にした。
「素敵な声ですね。」
「……。」
急に立ち止まったナオクルさんは、
俺の顔をジッーと見つめていた。
あれ?なぜ止まったんだろう?
あまりにも見つめてくるので思わず俺は
顔を隠したくなり俯いたのだが、
俯いた先がヤバかった。
偶然にもナオクルさんの胸元だったので
そこに、顔を埋めた感じになってしまったのだ。
恥ずかしい……。
なんだろう。男性にお姫様抱っこされて、
声に癒されて、しかも大きな手、
男らしい引き締まった身体、筋肉、
なぜかいい香り……。
なんだか、俺、おかしいのか?
「フッ。可愛いヤツだな。」
えっと思ったら歩き出したナオクルさんに、
ぎゅーっとさらに引き寄せられたのだ。
お姫様抱っこされながら、目的地の部屋に
到着!と思いきや、ほぼ立ち止まる事はなく
しかも何の音もなく、大きな扉が開かれた時には
かなり驚いてしまった。
自動ドアでも、音がするよ?!
今更だけど、ナオクルさんって
やっぱり、かなりすごい人なの?
部屋は広々した空間に毛足の長い絨毯、
落ち着いた色の高級そうな家具、あとは
ソファーがテーブルを挟んで向かい合わせに
置いてあった。
2~3人座れそうなソファーに
優雅に座ったナオクルさんと俺?!
俺は未だにナオクルさんのヒザの上にいる。
もちろん何度も降りたいと言ったし、
降りようとした。
その度に引き寄せられながら、無言で
見つめられたり「このままでいろ。」と
イケメンボイスで言われてしまったのだ。
そう言われた俺は、羞恥心にかられ
動けなくなり、しばらくそのまま居たのだが……。
グゥゥ~、きゅるるぅぅ……。
俺のお腹が賑やかに空腹感を知らせてきたのだ。
ダイレクトに聞かれてしまった。
俺の顔に熱が集まっていくのを感じた。
絶対、赤くなってるよ、俺。
「フッ。食事を頼もう。」
呼び鈴をいつのまにか、鳴らしたのか
誰かが部屋に入ってきた。
「食事を頼む。」
「……は、はい。かしこまりました。」
お仕着せをきた女装メイドさん?が
これでもかぁーって言うくらい目を見開き
驚いている様子だった。
確かに驚くよ、な。
俺も恥ずかしさ通りこして、驚くよ。
男が男に抱っこされてる状態なんだから。
何度も降ろして欲しいと訴えたのに、
その願いは叶わなかったよ。
「……。」
なにげに、ナオクルさん力強いんだな。
"目は口ほどに物を言う"って言うけど
このキレイな目で見つめられたら、
なんとなくわかる気がしたのだ。
恥ずかしいだけで、膝の上にいるのも
別に嫌じゃないし、むしろ守られている
気がして安心するんだ。
ナオクルさんも、なんだか楽しそうに
見えるから不思議な感覚。
特別扱いされた子どもって感じなのかな?
熱が出た子を、お水を飲ます時や
お膝に乗せて背中をさすったりする感じ?
庇護欲、保護欲、仕事病?
ナオクルさんも、保育士のような仕事なのかなぁ?
ナオクルさんにお姫様抱っこされてしまった。
豪華な部屋を出て広い廊下を歩くナオクルさん。
女装したメイドさん?や書類を持った人?
耳がケモ耳の男性などが、こちらを見て
口をポカンとしたり、驚いているのか
固まってるように見えた。
あまりにも恥ずかしくなり、いつのまにか
治った足に驚きながら、
「す、すみません。お、俺歩きます。
重いし、歩けるし……。」
「フッ。カズミ、大人しく抱かれてろ。」
「……。」
「それに、重さは感じない。しっかり食べろ。」
「えっ?」
視線を俺に向け、口角を少しあげた
ナオクルさんの声は、重低音のようで
すぅーと心に入ってくる様な不思議な声。
うまく表現は出来ないけど、とにかく
俺にとってナオクルさんの声は、
すごく落ち着く素敵な声だった。
この声で絵本の読み聞かせをされたら
俺でも寝てしまいそうだ。
思わず目を閉じてうっとりしかけてしまった。
お姫様抱っこされて眠るってどこぞの
姫だよー!って自分自身にツッコミした。
ナオクルさんに何か話そうと思い
慌てて言葉にした。
「素敵な声ですね。」
「……。」
急に立ち止まったナオクルさんは、
俺の顔をジッーと見つめていた。
あれ?なぜ止まったんだろう?
あまりにも見つめてくるので思わず俺は
顔を隠したくなり俯いたのだが、
俯いた先がヤバかった。
偶然にもナオクルさんの胸元だったので
そこに、顔を埋めた感じになってしまったのだ。
恥ずかしい……。
なんだろう。男性にお姫様抱っこされて、
声に癒されて、しかも大きな手、
男らしい引き締まった身体、筋肉、
なぜかいい香り……。
なんだか、俺、おかしいのか?
「フッ。可愛いヤツだな。」
えっと思ったら歩き出したナオクルさんに、
ぎゅーっとさらに引き寄せられたのだ。
お姫様抱っこされながら、目的地の部屋に
到着!と思いきや、ほぼ立ち止まる事はなく
しかも何の音もなく、大きな扉が開かれた時には
かなり驚いてしまった。
自動ドアでも、音がするよ?!
今更だけど、ナオクルさんって
やっぱり、かなりすごい人なの?
部屋は広々した空間に毛足の長い絨毯、
落ち着いた色の高級そうな家具、あとは
ソファーがテーブルを挟んで向かい合わせに
置いてあった。
2~3人座れそうなソファーに
優雅に座ったナオクルさんと俺?!
俺は未だにナオクルさんのヒザの上にいる。
もちろん何度も降りたいと言ったし、
降りようとした。
その度に引き寄せられながら、無言で
見つめられたり「このままでいろ。」と
イケメンボイスで言われてしまったのだ。
そう言われた俺は、羞恥心にかられ
動けなくなり、しばらくそのまま居たのだが……。
グゥゥ~、きゅるるぅぅ……。
俺のお腹が賑やかに空腹感を知らせてきたのだ。
ダイレクトに聞かれてしまった。
俺の顔に熱が集まっていくのを感じた。
絶対、赤くなってるよ、俺。
「フッ。食事を頼もう。」
呼び鈴をいつのまにか、鳴らしたのか
誰かが部屋に入ってきた。
「食事を頼む。」
「……は、はい。かしこまりました。」
お仕着せをきた女装メイドさん?が
これでもかぁーって言うくらい目を見開き
驚いている様子だった。
確かに驚くよ、な。
俺も恥ずかしさ通りこして、驚くよ。
男が男に抱っこされてる状態なんだから。
何度も降ろして欲しいと訴えたのに、
その願いは叶わなかったよ。
「……。」
なにげに、ナオクルさん力強いんだな。
"目は口ほどに物を言う"って言うけど
このキレイな目で見つめられたら、
なんとなくわかる気がしたのだ。
恥ずかしいだけで、膝の上にいるのも
別に嫌じゃないし、むしろ守られている
気がして安心するんだ。
ナオクルさんも、なんだか楽しそうに
見えるから不思議な感覚。
特別扱いされた子どもって感じなのかな?
熱が出た子を、お水を飲ます時や
お膝に乗せて背中をさすったりする感じ?
庇護欲、保護欲、仕事病?
ナオクルさんも、保育士のような仕事なのかなぁ?
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