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薄雲
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薄曇りの空は今にも泣きそうだった。
あれから半年が経った。
やっと辞めれた会社。
送別会も花もなし。
精神はすり減り、自然と落ちた食欲と
痩せた体。
ダイエット成功?!
本来なら喜ばしいことなのだけれども
しばらくは、起きるのも辛かった。
だけど生きるには働かないといけないので
近場の飲食店でバイトを始めた。
主にキッチンの仕事。
店長も奥さんもいい人。
10人も座れば、いっぱいになる
小さいけど、あたたかなお店。
そこでバイトしながら
自分自身を見つめなおしていた。
苦笑いと愛想笑いが定番となった
自分の昼の顔。一日の終わりには
考えすぎて、泣くことも多くなり
行くあてのない思考に囚われてしまった。
遠まわりしたのかな?
今日も頑張ろうと、どんよりした空
午後の光と雨降り前の匂いを
深く吸って吐き出した。
ぐずつく天気。
変わりやすい……。
薄い鈍色(にびいろ)
あの時もこんな感じだった?
貴方が私に夢中になる魔法が
あれば…よかったのに……。
気づけば歌詞を書いていた。
わたしは歌うのが好き。
作った詩(うた)を自分で奏でながら歌う。
歌手……。
私は何かを忘れたいの?
相手から求められたいの?
夢はみるものじゃない。
かなえるもの。
自分の手で、掴まないと……。
ともは、始まったばかりの朝
バイト開始ギリギリまで歌詞を書いた。
バイト終わりに、メロディーを考えた。
数日続き、完成した。
書くのに夢中になり、携帯も
マナーモードのバイブにしたままで
通知もオフにしていた。
未読と、着信が数日置きに入っていた。
2桁から3桁になりかけていた。
名前を見た瞬間、なぜか涙が出てきた。
***
俺はしつこいオトコだったのか?
執着心?
下手すればストーカ状態なのか?
あの日から一切連絡が取れなくなってしまった。
何か、彼女に失礼な事を言うてしまったのか?
無意識に傷つけてしまったのか?
もうやめようと思いながら
想いが断ち切れず、繋がらない
携帯番号にコールしていた。
メールにしたら簡単かも知れないが
自分の言葉で相手に伝えたかった。
"君が好きだ。"
"そばにいて欲しい。"
あきらめようとしたが、出来ない。
思い切って、彼女の勤めていた
会社に連絡したら、半年前に辞めていた。
なぜ?
彼女が辞めた会社に、なぜ俺は
さんざん値引きしてもらおうと
企みながら、つまらない接待を
仕掛けてくる所に執着していたんだ?
彼女が来るかもと、期待したのか?
2回とも彼女とは似ても似つかない
ギラギラした目の女をつれて
にやけついた笑顔をこちらに向けてくる
いつものメンバーだった。
無駄な2回だった。
もう、こことの仕事は切ろう。
夜には、最後に彼女に電話を入れよう。
嫌われていても、謝ろう。
気持ちは伝えてもいいのかな?
あなたの事が好きです。
あれから半年が経った。
やっと辞めれた会社。
送別会も花もなし。
精神はすり減り、自然と落ちた食欲と
痩せた体。
ダイエット成功?!
本来なら喜ばしいことなのだけれども
しばらくは、起きるのも辛かった。
だけど生きるには働かないといけないので
近場の飲食店でバイトを始めた。
主にキッチンの仕事。
店長も奥さんもいい人。
10人も座れば、いっぱいになる
小さいけど、あたたかなお店。
そこでバイトしながら
自分自身を見つめなおしていた。
苦笑いと愛想笑いが定番となった
自分の昼の顔。一日の終わりには
考えすぎて、泣くことも多くなり
行くあてのない思考に囚われてしまった。
遠まわりしたのかな?
今日も頑張ろうと、どんよりした空
午後の光と雨降り前の匂いを
深く吸って吐き出した。
ぐずつく天気。
変わりやすい……。
薄い鈍色(にびいろ)
あの時もこんな感じだった?
貴方が私に夢中になる魔法が
あれば…よかったのに……。
気づけば歌詞を書いていた。
わたしは歌うのが好き。
作った詩(うた)を自分で奏でながら歌う。
歌手……。
私は何かを忘れたいの?
相手から求められたいの?
夢はみるものじゃない。
かなえるもの。
自分の手で、掴まないと……。
ともは、始まったばかりの朝
バイト開始ギリギリまで歌詞を書いた。
バイト終わりに、メロディーを考えた。
数日続き、完成した。
書くのに夢中になり、携帯も
マナーモードのバイブにしたままで
通知もオフにしていた。
未読と、着信が数日置きに入っていた。
2桁から3桁になりかけていた。
名前を見た瞬間、なぜか涙が出てきた。
***
俺はしつこいオトコだったのか?
執着心?
下手すればストーカ状態なのか?
あの日から一切連絡が取れなくなってしまった。
何か、彼女に失礼な事を言うてしまったのか?
無意識に傷つけてしまったのか?
もうやめようと思いながら
想いが断ち切れず、繋がらない
携帯番号にコールしていた。
メールにしたら簡単かも知れないが
自分の言葉で相手に伝えたかった。
"君が好きだ。"
"そばにいて欲しい。"
あきらめようとしたが、出来ない。
思い切って、彼女の勤めていた
会社に連絡したら、半年前に辞めていた。
なぜ?
彼女が辞めた会社に、なぜ俺は
さんざん値引きしてもらおうと
企みながら、つまらない接待を
仕掛けてくる所に執着していたんだ?
彼女が来るかもと、期待したのか?
2回とも彼女とは似ても似つかない
ギラギラした目の女をつれて
にやけついた笑顔をこちらに向けてくる
いつものメンバーだった。
無駄な2回だった。
もう、こことの仕事は切ろう。
夜には、最後に彼女に電話を入れよう。
嫌われていても、謝ろう。
気持ちは伝えてもいいのかな?
あなたの事が好きです。
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