【R18・完結】ショウドウ⁈異世界にさらわれちゃったよー!お兄さんは静かに眠りたい。

カヨワイさつき

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再び、おうち

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*ハルト(正道晴人)目線~

アジュラン様の瞬間移動で、一瞬で
カナップ侯爵家に辿り着いた俺たち。
ヒューゴの兄ヒューウン様をお姫様抱っこし、
当然ながらに玄関に向かうアジュラン様。
俺たちと馬車。あととある契約を
したんだから当然だけど……。
ドラーゴン・ゾーラのリームと
ピクニック用の大きめのカゴに入った
キュイも、もちろん一緒だ。だけど…
「部屋で話すんなら、リームどうしよう。」
どう見ても大きなリームは、家に入れない。
御屋敷の玄関は大きくて立派だが、
それ以上にリームは大きいのだ。

「おい、我が義弟ヒューゴの妻ハルトの
契約獣よ、人型をとれ。」
な、長い……。

『精霊王?人型…数十?数百年前に人型に
なったが…えらい目に合った。出来るなら
人型にはもう、なりたくない。』

リーム?数百?いったい何歳なの?

ピコン。

名前 リーム
種族 ドラーゴン・ゾーラ
年齢 2035歳
性別 男  
属性 水、氷、風、闇、無
魔力 4569888/8850000
体力 2268000/8300000
状態 ーーー
ハルトの第一契約獣。

名前 キュイ
種族 ドラーゴン・ゾーラ原種
年齢 11520歳
性別 男  
属性 炎、水、土、風、雷、闇、光、夢、空間、無
魔力 6885/9999999
体力 128/9999999
状態 冬眠
ハルトの第二契約獣。

「……。」
契約獣…なんだ。結婚したわけじゃなかった。
少し焦ってしまった。
それにしても、キュイ。すごい。

「それならば、お前は永遠に庭だな。契約者が
温かな部屋で、キュイや他の奴らと団らん
とやらをとるときも、家に入れないから、
外から眺めるだけだな。」
『……。』
ぽわわ~ん、と高魔力を感じた時
「……か、かわいいっ。」
リーム?だよね?!
『ふっ、当然。これなら主のそばに
いれるな。文句ないか?』
リームは、口元を上げアジュラン様を
見上げていた。

「可愛い、可愛いよ。リーム。髪の毛、
うわぁ。キラキラでさらさら。白くて
可愛い。あ、アレ?ほっぺ、あ、アレ?」
「ど、どしたんだハルト?」
「ヒューゴ、大変、大変だよ。リームが
リームの身体が冷たい…。」
『少し、フラフラするかもしれん。』
「大変。ちゃんと寝なきゃ、魔力使ったから
…大丈夫?」
「「……。」」
『うーむ、フラフラする。ハルトにくっついて
いていいか?捕まってる方が……。』
「わかった。ヒューゴ、降ろして。」
「ヤダ。ハルトを触らせたくない。」
『チッ!』
「コイツ、舌打ちしたぞ、ハルト、コイツ
俺に舌打ちしたよ。」
『チッ!チッ!チッ!チッ!チッ!』
「もう、ヒューゴもヒューゴで、コイツ
じゃなくてリームだよ。あと、リームも
ヒューゴは、俺の大切な男なんだから、
舌打ちなんかしないで、仲良く
して欲しいんだけど、無理なら…
仕方がないから……。」
「『…仕方がないから、何だ?』」

***ヒューゴとリームは、自分自身から
ハルトが離れる決断をするんじゃないかと
凄く不安になっていた。***

「ヒューゴ、リーム。」
「『……。』」
「ヒューゴ、リーム、仲良くしてくれないと、
ご飯抜きだよ。」
一瞬辺りは静まりかえってしまった。
「『……。はっ?(えっ?)』」
「クッククク……。」
「ふっ。」
「 ふふふ。」
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