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第3章
(55)ご挨拶をしよう!
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今日は久しぶりにギルドに来たよ!でも前と違うのは、エリックさんとベラさんとフォルンの3人が一緒に来てくれたこと、オーヴィの代わりにエルブとアズルが来たこと、そして──
「こんにちは!」
「「「「「「お待ちしておりました、皆様」」」」」」
リーリエさんとダグラスさん、それにたくさんの受付さんがお出迎えしてくれたよ。周りの冒険者さん達は私の姿を見てザワザワしてるけど、まあいっか!今日はハンネ・フラーデじゃなくて、ソフィアだからね。マシューさんも気がついてないみたい。
「さあ、皆様こちらへ」
ダグラスさんに言われてみんなで二階へ。
「応接室へどうぞ」
「ありがとうございます」
「ございます!」
扉を開けると中は全面ログハウスみたい!エリックさんが白いソファーに座るとエルブが私を抱いて隣に座る。アズルは後ろでベラさんと一緒に立ってるって。
「久しぶりね、ソフィアちゃん」
「わしはそれよりもっと久しぶりだな」
「中々顔を出せず、すみませんでした」
ソフィアはぺこりと謝る。
「いえいえ!あの件があったんだから出られなかったのは仕方のないことよ」
「じゃが、もう国を出てしまうのは少し寂しいな」
「また、会えますよ」
エリックは頷く。ダグラスもリーリエも優しく微笑む。すると、リーリエがパンッと手を叩いて、
「さっ、例の話をしないとね!」
「募集を見てやってきたパーティが10組程いたんだけど、私達が判断して2組まで絞ったの」
10組もいたんだ!
「護衛って人気なんですね!」
「《『『「「「(いや、そこはソフィア(ちゃん)だからなんだが(けど)……)」」」』』》」
その場にいたソフィア以外の全員が心の中でツッコむ。
「そこでなんだが……ソフィアちゃんに決めて貰おうかと思ってな」
「どうするんですか?」
エリックさんが尋ねる。ダグラスさんがニヤリと笑って、
「実際にやって貰うんだよ」
「まさか……」
エリックさんの目がジトってなったよ……
「そう、そのまさかよ」
えっ、楽しそう!パーティー全体の感覚も掴めそうだし、何より一番手っ取り早いよね。
「はい、分かりました!」
私の返事に、エリックさんは驚きの目を向ける。
「受けるのか!?」
「はい!私もどんな感じか気になりますし」
心配性のエリックさんにはちょっと申し訳ないけど……これぐらいは大丈夫だよね!
「……分かった」
「よし!決まりだな」
「そうなると思って、準備しておいたわ」
──という事で、私達は門までやってきたよ。
「まず初めは、女性3人パーティの『スフィンクス』よ」
「(スフィンクス……ってあれだよね?ファクトリーの本にあったエジプトっていうところの大きな石像……)」
そこで待ち合わせていたのはビキニアーマーの活発そうな人と白いローブの優しそうな人、それから騎士の人みたいな装備をしている人。なんか重そうだね。
「初めまして!ソフィア様、皆様。私達は3人パーティの『スフィンクス』って言います!私がリーダーのスフィンク」
あっ、“スフィンク達”ってことで『スフィンクス』なんだね!
「私はネイーラ。で、彼女が」
「……です」
「えっ?」
「あ~彼女はパルメ、ごめんなさいね。彼女、引っ込み思案な所があって。」
背はベラさんぐらい。私もそれくらいの背たけがあったらかっこいいかな……?なんてね。
「よろしくお願いします!」
「「こちらこそ!よろしくお願いしますね」」
「……します」
一応挨拶してくれるのね。いい人~。
「さて、皆さんがやって貰うのはソフィアちゃん達を護衛しながら、ブラックパンサーを10体倒すことです。時間は昼まで、馬車を用意しておりますのでお使い下さいね」
「では検討を祈る!」
「「はい!」」
「……はい」
よし、頑張るぞ~!
「こんにちは!」
「「「「「「お待ちしておりました、皆様」」」」」」
リーリエさんとダグラスさん、それにたくさんの受付さんがお出迎えしてくれたよ。周りの冒険者さん達は私の姿を見てザワザワしてるけど、まあいっか!今日はハンネ・フラーデじゃなくて、ソフィアだからね。マシューさんも気がついてないみたい。
「さあ、皆様こちらへ」
ダグラスさんに言われてみんなで二階へ。
「応接室へどうぞ」
「ありがとうございます」
「ございます!」
扉を開けると中は全面ログハウスみたい!エリックさんが白いソファーに座るとエルブが私を抱いて隣に座る。アズルは後ろでベラさんと一緒に立ってるって。
「久しぶりね、ソフィアちゃん」
「わしはそれよりもっと久しぶりだな」
「中々顔を出せず、すみませんでした」
ソフィアはぺこりと謝る。
「いえいえ!あの件があったんだから出られなかったのは仕方のないことよ」
「じゃが、もう国を出てしまうのは少し寂しいな」
「また、会えますよ」
エリックは頷く。ダグラスもリーリエも優しく微笑む。すると、リーリエがパンッと手を叩いて、
「さっ、例の話をしないとね!」
「募集を見てやってきたパーティが10組程いたんだけど、私達が判断して2組まで絞ったの」
10組もいたんだ!
「護衛って人気なんですね!」
「《『『「「「(いや、そこはソフィア(ちゃん)だからなんだが(けど)……)」」」』』》」
その場にいたソフィア以外の全員が心の中でツッコむ。
「そこでなんだが……ソフィアちゃんに決めて貰おうかと思ってな」
「どうするんですか?」
エリックさんが尋ねる。ダグラスさんがニヤリと笑って、
「実際にやって貰うんだよ」
「まさか……」
エリックさんの目がジトってなったよ……
「そう、そのまさかよ」
えっ、楽しそう!パーティー全体の感覚も掴めそうだし、何より一番手っ取り早いよね。
「はい、分かりました!」
私の返事に、エリックさんは驚きの目を向ける。
「受けるのか!?」
「はい!私もどんな感じか気になりますし」
心配性のエリックさんにはちょっと申し訳ないけど……これぐらいは大丈夫だよね!
「……分かった」
「よし!決まりだな」
「そうなると思って、準備しておいたわ」
──という事で、私達は門までやってきたよ。
「まず初めは、女性3人パーティの『スフィンクス』よ」
「(スフィンクス……ってあれだよね?ファクトリーの本にあったエジプトっていうところの大きな石像……)」
そこで待ち合わせていたのはビキニアーマーの活発そうな人と白いローブの優しそうな人、それから騎士の人みたいな装備をしている人。なんか重そうだね。
「初めまして!ソフィア様、皆様。私達は3人パーティの『スフィンクス』って言います!私がリーダーのスフィンク」
あっ、“スフィンク達”ってことで『スフィンクス』なんだね!
「私はネイーラ。で、彼女が」
「……です」
「えっ?」
「あ~彼女はパルメ、ごめんなさいね。彼女、引っ込み思案な所があって。」
背はベラさんぐらい。私もそれくらいの背たけがあったらかっこいいかな……?なんてね。
「よろしくお願いします!」
「「こちらこそ!よろしくお願いしますね」」
「……します」
一応挨拶してくれるのね。いい人~。
「さて、皆さんがやって貰うのはソフィアちゃん達を護衛しながら、ブラックパンサーを10体倒すことです。時間は昼まで、馬車を用意しておりますのでお使い下さいね」
「では検討を祈る!」
「「はい!」」
「……はい」
よし、頑張るぞ~!
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