17 / 36
17 シエラ、初夜を迎える
しおりを挟む
アルフレッドも手早く自分の服を脱ぎ捨て、無駄のない肉体を晒した。
「ああ、シエラ……綺麗だ」
綺麗なのはアルフレッドの方だ。
均整の取れた身体。滑らかな肌。少し筋張った腕に、割れた腹筋……そこから下を見る勇気はなくて視線を上に戻すと、とろけそうな熱を帯びたアルフレッドの赤い目にとらわれる。
「ん……」
アルフレッドの手がシエラの胸に触れた。
壊れ物を扱うように慎重だった手つきに遠慮がなくなってくる。
次第に内側から何かがせり上がってきて、シエラを落ち着かない気分にさせた。
「……っ、ん」
指先が両方の突起を弾けば、意思とは関係なく身体が跳ねる。
すっかり硬くなった乳首が熱い舌でねっとりと舐め上げられて、しゃぶりあげられると、ビクビクと背中が反り上がってしまう。
シエラの反応に気をよくしたかのように、アルフレッドは同じところを擦ったり、つまんだり、周りをくすぐるように触ったりと、責め続けた。
「あっ、やぁっ」
アルフレッドは赤い舌を覗かせたまま少しだけ胸から顔を上げて、今度は乳房や腹、へそ、腰、といろいろなところに口づけては舐めていく。
その間も、両手で胸をいじり続けるのは忘れない。
「シエラは甘いね」
「ん、そんな……っ」
人間が甘いわけないのに、アルフレッドはシエラの全身を余すところなく舐めそうな勢いだ。
胸を愛撫していたアルフレッドの両手は肌を優しく滑り、腹を撫でて、ゆっくりとその下へと向かう。
太股にその手がかかった時、シエラは「だめっ」と声を上げた。
「どうして?」
「……そこ、だめなの……っ、ひゃあっ」
だめだと言ったのに、アルフレッドは容赦がなかった。
アルフレッドの手のひらが脚の間に差し込まれる。
閉じようとする腿をあっさりと開かれて、シエラの秘所が熱い視線に晒された。
「ああ……濡れてる」
「や、やだ、言わないで」
「恥ずかしがることじゃない。嬉しいんだ。大丈夫だから」
「だめぇ……」
身体をまさぐられているうちにいつの間にか濡れていたそこに、優しい手つきで指が這う。
その淡い刺激に身体の奥がきゅんと切なさを覚え、ますますアルフレッドの指を濡らした。
いやらしい水音が部屋に響く。
聞いたこともないような自分のあられもない声と、アルフレッドの荒い呼吸も。
肌を見せることも、秘めた場所に触れられることも、そのためにこんな格好をしていることも恥ずかしくて死んでしまいそうだった。
それなのに、嫌じゃないと思っていることを証明するように中から蜜があふれてくる。
そうやってシエラが濡らすごとに嬉しそうなアルフレッドの指が容赦なくシエラの秘唇を滑り、ある一点を押し上げた。
「ああっ」
全身に衝撃が走った。
「やっ、あっ、アル、あ、ああんっ」
敏感なそこをくにくにと押され、愛液とともに擦られる。
そのたびにシエラは身体をよじらせ逃れようとするが、覆い被さったアルフレッドの身体がそれを許さない。
胸の切なさが増す。
身体の奥が得体の知れない熱に侵されていく。
「あっ、あっ、あっ、だめ、へん、へんになっちゃう……っ」
「大丈夫」
「んっ、んぅ、ん……!」
何か、来る。
未知の恐怖に、目の前の男に腕を回してすがる。
「大丈夫だよ、シエラ。気持ちよくなるだけだから……」
「あっ、はぁっ、あっ」
「イクって言うんだ。ほら、イク……イク……」
「あっ、アル……っ」
「イクって言って、ほら……イけ」
耳元で囁かれた瞬間、身体が大きく跳ねた。
「ぃ、あっ、……っ!」
全身にぎゅっと力が入り、つま先に電撃が走る。
しばらくブルブルと震えた後、開放感に身を任せ脱力しているシエラの秘所に、何かが差し込まれた。
アルフレッドの指だ。
「上手にイケたね、シエラ。……痛くない?」
「い、いたく、ない……けど……んんっ」
初めて絶頂に達したばかりの身体は敏感だった。
中の指がほんの少し動いただけでも刺激を拾ってびくついてしまう。
アルフレッドは快楽に震えるシエラを、ぞっとするほど美しい顔で眺めて笑った。
「よかった。中ももっと慣らそうね。少しずつ、ゆっくり」
「あっ、まって」
息も絶え絶えに訴える唇は、アルフレッドのキスで覆われた。
*
「あっ、あっ、イクっ、イクっ、も、イっ……んぅぅ……、っ!」
あれからどれくらい時間が経ったのか分からない。
アルフレッドの手で何度も絶頂に押し上げられたシエラは、腹の奥の切なさにとうとう涙を流した。
「アル、おねがい、もう私……」
「ん……僕も……」
ずっと腿に当たっていたものがシエラのとろけたぬかるみに押し当てられる。
指とは違う質量に身構えると、アルフレッドが揺れる声で言った。
「本当に、いい?」
熱に浮かされながら、どこか不安そうに赤い瞳を揺らしていた。
シエラが嫌と言えば引くつもりがあるのだろうか。
しかしアルフレッドのそれはシエラの秘所に甘えるようにぴったりとくっついている。
その熱だけで快感が広がり、とろとろと濡れそぼっていくのが自分でも分かる。
止めてほしくない。アルフレッドと繋がりたい。
「きて」
短い許しの言葉。
言い終えるより先に、アルフレッドがぐっと中に押し入ってきた。
「っ、うっ、あ……っ」
息が詰まる。痛い。でもそれ以上に、熱い。
アルフレッドはシエラを抱きしめ、覆い被さるように体重をかけながら、奥へと突き進む。
最後、少しだけ勢いをつけて貫かれる。腰がぶつかって、ぱん、と音を立てた。
「あっ」
「シエラ、大丈夫? 息、して」
「う……っ、ん」
初めての感覚に翻弄されてまったく大丈夫ではないのだが、シエラは何とか頷いた。
アルフレッドも形のいい眉毛を歪めている。シエラと同じくらい苦しそうだった。
「……動くよ」
シエラがもう一度頷いたのを見て、アルフレッドはゆっくりと腰を動かし始めた。
中にアルフレッドの形を覚えさせるような、ずくずくと揺らすようないやらしい動きに、シエラはあられもない声を漏らす。
「あ、あっ、あぅっ、んっ」
「はっ……、あ……シエラ……シエラ……好きだ……」
「あっ、わたしも、好き……アル……っ」
「っ、シエラ……っ!」
アルフレッドの両手がシエラの腰を掴む。
抽挿が激しさを増し、アルフレッドが息を荒げる。
何度も絶頂に押し上げられた秘核を指で擦られて、中を擦られる熱はいつしか確かな快楽に塗り替えられていた。
「イク……イっちゃう……アル……っ!」
「ん、僕も……もう……、うっ、あ……っ」
最奥に打ち付けられたそれがびくんと脈打って、熱い精が吐き出されたのを感じた。
最後の一滴まで注ぎ込まれ、その後も奥へ奥へと馴染ませるように押し込まれる。
「はぁ……あ……ん……」
やがて、シエラの中を圧迫していたものがゆっくりと出て行った。
その瞬間にもびくりと反応して、声を上げてしまう。
呼吸が整わないまま脱力してきたアルフレッドと見つめ合い、お互い破面する。
照れ隠しのようなキスが顔中に降り始める。
シエラはうっとりとまぶたを伏せて、アルフレッドの唇を受け止めた。
「ああ、シエラ……綺麗だ」
綺麗なのはアルフレッドの方だ。
均整の取れた身体。滑らかな肌。少し筋張った腕に、割れた腹筋……そこから下を見る勇気はなくて視線を上に戻すと、とろけそうな熱を帯びたアルフレッドの赤い目にとらわれる。
「ん……」
アルフレッドの手がシエラの胸に触れた。
壊れ物を扱うように慎重だった手つきに遠慮がなくなってくる。
次第に内側から何かがせり上がってきて、シエラを落ち着かない気分にさせた。
「……っ、ん」
指先が両方の突起を弾けば、意思とは関係なく身体が跳ねる。
すっかり硬くなった乳首が熱い舌でねっとりと舐め上げられて、しゃぶりあげられると、ビクビクと背中が反り上がってしまう。
シエラの反応に気をよくしたかのように、アルフレッドは同じところを擦ったり、つまんだり、周りをくすぐるように触ったりと、責め続けた。
「あっ、やぁっ」
アルフレッドは赤い舌を覗かせたまま少しだけ胸から顔を上げて、今度は乳房や腹、へそ、腰、といろいろなところに口づけては舐めていく。
その間も、両手で胸をいじり続けるのは忘れない。
「シエラは甘いね」
「ん、そんな……っ」
人間が甘いわけないのに、アルフレッドはシエラの全身を余すところなく舐めそうな勢いだ。
胸を愛撫していたアルフレッドの両手は肌を優しく滑り、腹を撫でて、ゆっくりとその下へと向かう。
太股にその手がかかった時、シエラは「だめっ」と声を上げた。
「どうして?」
「……そこ、だめなの……っ、ひゃあっ」
だめだと言ったのに、アルフレッドは容赦がなかった。
アルフレッドの手のひらが脚の間に差し込まれる。
閉じようとする腿をあっさりと開かれて、シエラの秘所が熱い視線に晒された。
「ああ……濡れてる」
「や、やだ、言わないで」
「恥ずかしがることじゃない。嬉しいんだ。大丈夫だから」
「だめぇ……」
身体をまさぐられているうちにいつの間にか濡れていたそこに、優しい手つきで指が這う。
その淡い刺激に身体の奥がきゅんと切なさを覚え、ますますアルフレッドの指を濡らした。
いやらしい水音が部屋に響く。
聞いたこともないような自分のあられもない声と、アルフレッドの荒い呼吸も。
肌を見せることも、秘めた場所に触れられることも、そのためにこんな格好をしていることも恥ずかしくて死んでしまいそうだった。
それなのに、嫌じゃないと思っていることを証明するように中から蜜があふれてくる。
そうやってシエラが濡らすごとに嬉しそうなアルフレッドの指が容赦なくシエラの秘唇を滑り、ある一点を押し上げた。
「ああっ」
全身に衝撃が走った。
「やっ、あっ、アル、あ、ああんっ」
敏感なそこをくにくにと押され、愛液とともに擦られる。
そのたびにシエラは身体をよじらせ逃れようとするが、覆い被さったアルフレッドの身体がそれを許さない。
胸の切なさが増す。
身体の奥が得体の知れない熱に侵されていく。
「あっ、あっ、あっ、だめ、へん、へんになっちゃう……っ」
「大丈夫」
「んっ、んぅ、ん……!」
何か、来る。
未知の恐怖に、目の前の男に腕を回してすがる。
「大丈夫だよ、シエラ。気持ちよくなるだけだから……」
「あっ、はぁっ、あっ」
「イクって言うんだ。ほら、イク……イク……」
「あっ、アル……っ」
「イクって言って、ほら……イけ」
耳元で囁かれた瞬間、身体が大きく跳ねた。
「ぃ、あっ、……っ!」
全身にぎゅっと力が入り、つま先に電撃が走る。
しばらくブルブルと震えた後、開放感に身を任せ脱力しているシエラの秘所に、何かが差し込まれた。
アルフレッドの指だ。
「上手にイケたね、シエラ。……痛くない?」
「い、いたく、ない……けど……んんっ」
初めて絶頂に達したばかりの身体は敏感だった。
中の指がほんの少し動いただけでも刺激を拾ってびくついてしまう。
アルフレッドは快楽に震えるシエラを、ぞっとするほど美しい顔で眺めて笑った。
「よかった。中ももっと慣らそうね。少しずつ、ゆっくり」
「あっ、まって」
息も絶え絶えに訴える唇は、アルフレッドのキスで覆われた。
*
「あっ、あっ、イクっ、イクっ、も、イっ……んぅぅ……、っ!」
あれからどれくらい時間が経ったのか分からない。
アルフレッドの手で何度も絶頂に押し上げられたシエラは、腹の奥の切なさにとうとう涙を流した。
「アル、おねがい、もう私……」
「ん……僕も……」
ずっと腿に当たっていたものがシエラのとろけたぬかるみに押し当てられる。
指とは違う質量に身構えると、アルフレッドが揺れる声で言った。
「本当に、いい?」
熱に浮かされながら、どこか不安そうに赤い瞳を揺らしていた。
シエラが嫌と言えば引くつもりがあるのだろうか。
しかしアルフレッドのそれはシエラの秘所に甘えるようにぴったりとくっついている。
その熱だけで快感が広がり、とろとろと濡れそぼっていくのが自分でも分かる。
止めてほしくない。アルフレッドと繋がりたい。
「きて」
短い許しの言葉。
言い終えるより先に、アルフレッドがぐっと中に押し入ってきた。
「っ、うっ、あ……っ」
息が詰まる。痛い。でもそれ以上に、熱い。
アルフレッドはシエラを抱きしめ、覆い被さるように体重をかけながら、奥へと突き進む。
最後、少しだけ勢いをつけて貫かれる。腰がぶつかって、ぱん、と音を立てた。
「あっ」
「シエラ、大丈夫? 息、して」
「う……っ、ん」
初めての感覚に翻弄されてまったく大丈夫ではないのだが、シエラは何とか頷いた。
アルフレッドも形のいい眉毛を歪めている。シエラと同じくらい苦しそうだった。
「……動くよ」
シエラがもう一度頷いたのを見て、アルフレッドはゆっくりと腰を動かし始めた。
中にアルフレッドの形を覚えさせるような、ずくずくと揺らすようないやらしい動きに、シエラはあられもない声を漏らす。
「あ、あっ、あぅっ、んっ」
「はっ……、あ……シエラ……シエラ……好きだ……」
「あっ、わたしも、好き……アル……っ」
「っ、シエラ……っ!」
アルフレッドの両手がシエラの腰を掴む。
抽挿が激しさを増し、アルフレッドが息を荒げる。
何度も絶頂に押し上げられた秘核を指で擦られて、中を擦られる熱はいつしか確かな快楽に塗り替えられていた。
「イク……イっちゃう……アル……っ!」
「ん、僕も……もう……、うっ、あ……っ」
最奥に打ち付けられたそれがびくんと脈打って、熱い精が吐き出されたのを感じた。
最後の一滴まで注ぎ込まれ、その後も奥へ奥へと馴染ませるように押し込まれる。
「はぁ……あ……ん……」
やがて、シエラの中を圧迫していたものがゆっくりと出て行った。
その瞬間にもびくりと反応して、声を上げてしまう。
呼吸が整わないまま脱力してきたアルフレッドと見つめ合い、お互い破面する。
照れ隠しのようなキスが顔中に降り始める。
シエラはうっとりとまぶたを伏せて、アルフレッドの唇を受け止めた。
90
あなたにおすすめの小説
【完結】死に戻り伯爵の妻への懺悔
日比木 陽
恋愛
「セレスティア、今度こそ君を幸せに…―――」
自身の執着により、妻を不遇の死に追いやった後悔を抱える伯爵・ウィリアム。
妻の死を嘆き悲しんだその翌日、目覚めた先に若い頃――名実ともに夫婦だった頃――の妻がいて…――。
本編完結。
完結後、妻視点投稿中。
第15回恋愛小説大賞にエントリーしております。
ご投票頂けたら励みになります。
ムーンライトさんにも投稿しています。
(表紙:@roukoworks)
唯一の味方だった婚約者に裏切られ失意の底で顔も知らぬ相手に身を任せた結果溺愛されました
ララ
恋愛
侯爵家の嫡女として生まれた私は恵まれていた。優しい両親や信頼できる使用人、領民たちに囲まれて。
けれどその幸せは唐突に終わる。
両親が死んでから何もかもが変わってしまった。
叔父を名乗る家族に騙され、奪われた。
今では使用人以下の生活を強いられている。そんな中で唯一の味方だった婚約者にまで裏切られる。
どうして?ーーどうしてこんなことに‥‥??
もう嫌ーー
あなたは私を愛さない、でも愛されたら溺愛されました。
桔梗
恋愛
結婚式当日に逃げた妹の代わりに
花嫁になった姉
新郎は冷たい男だったが
姉は心ひかれてしまった。
まわりに翻弄されながらも
幸せを掴む
ジレジレ恋物語
燻らせた想いは口付けで蕩かして~睦言は蜜毒のように甘く~
二階堂まや♡電書「騎士団長との~」発売中
恋愛
北西の国オルデランタの王妃アリーズは、国王ローデンヴェイクに愛されたいがために、本心を隠して日々を過ごしていた。 しかしある晩、情事の最中「猫かぶりはいい加減にしろ」と彼に言われてしまう。
夫に嫌われたくないが、自分に自信が持てないため涙するアリーズ。だがローデンヴェイクもまた、言いたいことを上手く伝えられないもどかしさを密かに抱えていた。
気持ちを伝え合った二人は、本音しか口にしない、隠し立てをしないという約束を交わし、身体を重ねるが……?
「こんな本性どこに隠してたんだか」
「構って欲しい人だったなんて、思いませんでしたわ」
さてさて、互いの本性を知った夫婦の行く末やいかに。
+ムーンライトノベルズにも掲載しております。
洞窟ダンジョン体験ツアー案内人役のイケメン冒険者に、ラッキースケベを連発してしまった私が患う恋の病。
待鳥園子
恋愛
人気のダンジョン冒険ツアーに参加してきたけど、案内人のイケメン冒険者にラッキースケベを連発してしまった。けど、もう一度彼に会いたいと冒険者ギルド前で待ち伏せしたら、思いもよらぬことになった話。
だから、どうか、幸せに
基本二度寝
恋愛
話し合いもない。
王太子の一方的な発言で終わった。
「婚約を解消する」
王城の王太子の私室に呼びつけ、婚約者のエルセンシアに告げた。
彼女が成人する一年後に、婚姻は予定されていた。
王太子が彼女を見初めて十二年。
妃教育の為に親元から離されて十二年。
エルセンシアは、王家の鎖から解放される。
「かしこまりました」
反論はなかった。
何故かという質問もない。
いつも通り、命を持たぬ人形のような空っぽの瞳で王太子を見つめ、その言葉に従うだけ。
彼女が此処に連れて来られてからずっと同じ目をしていた。
それを不気味に思う侍従達は少なくない。
彼女が家族に会うときだけは人形から人へ息を吹き返す。
家族らだけに見せる花が咲きほころぶような笑顔に恋したのに、その笑顔を向けられたことは、十二年間一度もなかった。
王太子は好かれていない。
それはもう痛いほどわかっていたのに、言葉通り婚約解消を受け入れて部屋を出ていくエルセンシアに、王太子は傷付いた。
振り返り、「やはり嫌です」と泣いて縋ってくるエルセンシアを想像している内に、扉の閉じる音がした。
想像のようにはいかない。
王太子は部屋にいた側近らに退出を命じた。
今は一人で失恋の痛みを抱えていたい。
姉の結婚式に姉が来ません。どうやら私を身代わりにする方向で話はまとまったみたいです。式の後はどうするんですか?親族の皆様・・・!?
ゆきりん(安室 雪)
恋愛
家の借金を返済する為に、姉が結婚する事になった。その双子の姉が、結婚式当日消えた。私の親族はとりあえず顔が同じ双子の妹である私に結婚式を行う様に言って来た。断る事が出来ずに、とりあえず式だけという事で式をしたのだが?
あの、式の後はどうしたら良いのでしょうか?私、ソフィア・グレイスはウェディングドレスで立ちつくす。
親戚の皆様、帰る前に何か言って下さい。
愛の無い結婚から、溺愛されるお話しです。
(完)子供も産めない役立たずと言われて・・・・・・
青空一夏
恋愛
グレイス・カリブ伯爵令嬢である私は、家が没落し父も母も流行病で亡くなり借金だけが残った。アイザック・レイラ準男爵が私の美貌を気に入って、借金を払ってくれた。私は、彼の妻になった。始めは幸せだったけれど、子供がなかなかできず義理の両親から責められる日々が続いた。
夫は愛人を連れてきて一緒に住むようになった。彼女のお腹には夫の子供がいると言う。義理の両親や夫から虐げられ愛人からもばかにされる。「子供も産めない役立たず」と毎日罵られる日々だった。
私には歳の離れた兄がいて、その昔、父と諍いを起こし家を出たのだった。その兄が生きていて、チートな冒険者になっており勇者と共に戻って来た。だが、愛人が私のふりをして・・・・・・ざまぁ。納得の因果応報。
虐げられる美貌の主人公系。
大14回恋愛大賞で奨励賞をいただきました。ちなみに順位は37位でした。投票して頂きありがとうございました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる