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30 シエラ、役目を終える
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暦の日は朝からよく晴れていた。
ほとんど眠れずに朝を迎えたシエラは、顔を洗ってもなおひどいままの顔を見られたくなくて、部屋でひとり朝食をとっている。
「はぁ……」
ため息が止まらないせいで、なかなか食事が進まない。
理由は明確だ。アルフレッドに協力すると言ったのに結局何もできなかった。その上、アルフレッドに声を荒げてしまった。
アルフレッドはなぜか、一目惚れが嘘だと分かった後も何度も好きだとうそぶいてくる。愛してるなんて思ってもないことを囁いてくる。
それがシエラには耐えられない。嘘だと分かっているのに割り切れず、胸が張り裂けそうになるくらいにはアルフレッドを好きになってしまった。
(すっかり騙されちゃった)
初めはシエラだってアルフレッドのことが好きなわけではなかった。お金のために結婚したようなものだ。
そんなシエラがアルフレッドに腹を立てる資格なんてないはずなのに、気付いたら感情が爆発していた。
「ははは……はぁ……」
滑稽な自分を笑おうとして失敗したそれはまた、ため息となって出てきた。気が滅入ってしかたない。
朝食を食べながら乾いた笑いとため息を繰り返すシエラを見て、朝食を下げにきたメイドが窓を開けた。
「奥様、今日は天気がよろしいですよ。お散歩をしたら気持ちが良さそうです」
「そうね。お庭でも歩いてみようかしら」
暦の日は家族で過ごす祝日だ。アルフレッドとリオンの三人で過ごそうと言っていたが、とてもそんな雰囲気にはなれそうにない。
それに、アルフレッドはシエラを本当に愛して結婚したわけではないのだから、彼の貴重な時間を使うわけにもいないだろう。
かと言って、リオンやイブと過ごすのも躊躇われた。昨日のことが頭から離れない状態では、きっと二人に心配をかけてしまう。
(しばらくはひとりで過ごした方がよさそうね)
何とか朝食を食べ終えて、簡単に身支度を調える。
それから階段を降りると、慌てたようにシエラを呼び止める声があった。
「っ、シエラ……!」
青い顔をしたアルフレッドが立ち尽くしていた。大事な妻役に逃げられては困るから追いかけてきた、というところだろうか。
(はっきりそう言ってくれてもいいのに)
テッド以外の使用人はこの結婚が嘘であることを知らないようなので、この場では言いたくても言えないのだろう。
シエラは喉をつかえさせながらも、なるべくいつも通りに見えるように言った。
「少し、お庭を歩いてくるだけ。すぐに戻るわ」
「そ、う……」
「…………」
「…………」
ほっと息をついたような様子のアルフレッドだったが、その場から動く気配がない。何となくシエラも動けなくなって、二人の間に奇妙な沈黙が降りる。アルフレッドもシエラも黙ったまま動かないので、たまたま居合わせた使用人たちも困惑している。
その静寂を打ち破ったのは、テッドだった。
「旦那様、奥様。お客様です」
予定のない来客だ。訪問者の名前はマティアス・オルフレイン。
あの金髪の騎士。オルフレイン伯爵の息子だ。
*
訪ねてきたマティアスは、アルフレッドとシエラに向かって頭を下げた。
「ご無沙汰しております、ベルーフィア公爵。不調法な訪問、どうかお許しを」
隣にはルビーもいる。
この二人が兄妹だということは知っていたが、そろっているところを見るのはこれが初めてだ。並んでみると顔立ちがよく似ていて、兄妹だということがよく分かる。
しかし、冷静に謝罪する兄の横で妹は戸惑っているようだった。
「それで、用件は?」
応接室に場所を移し、二人に着席を促しながらアルフレッドが問う。
マティアスは神妙に頷いて、隣のルビーを見た。
「まずは、妹は何も知りません。ですが無関係ではないので連れてきました」
「本題を」
「昨夜、城にいましたね?」
シエラの心臓が跳ねた。隣に腰掛けるアルフレッドは無表情だが、心なしか表情が硬いような気がする。
アルフレッドが何も言わないのでシエラも口を噤んだままでいると、マティアスはさらに驚くことを言った。
「実は、私も昨夜、城にいました。父の執務室に行こうとして。先客がいたようですが……」
確かに誰かの足音が聞こえていた。その足音から逃げるように帰ってきたのだが、あれはマティアスだったということか。
(でも、どうしてマティアス様があんな時間にオルフレイン伯爵の執務室へ? そしてなぜそれを私たちに言うの?)
「先日、国立中央劇場で事故があったという情報を耳にしました」
アルフレッドが気色ばむ。
「あれが事故だと?」
「申し訳ない。事件……暗殺、ですね」
「に、兄様、何それ。聞いてないわ」
狼狽したような声を上げたのはルビーだ。
「国立中央劇場って、私がシエラさんにお譲りしたチケットのこと? 何があったの?」
「劇中、客席に花が配られるところ、オルフレイン伯爵家の所有するボックス席には短剣が投げられた。ベルーフィア公爵が怪我を負い、夫人も危うい目に遭った」
ルビーがサッと青ざめる。マティアスがまた、深々と頭を下げた。
「私のせいです」
「どういうことでしょう?」
「あんなことが起こるとも知らずチケットを妹に譲り、妹が夫人に譲った。そのせいでお二人をあんな目に遭わせてしまいました。元々狙われていたのは私です」
「なぜ兄様が!? 誰に!?」
ルビーが兄に掴みかかる。マティアスは妹をそっと引き剥がしてから、言った。
「我が父、オルフレイン伯爵に」
全員が言葉を失う中、アルフレッドだけが冷静だった。
「それはおかしい。あの役者は明らかにシエラだけを狙っていた。さすがにシエラとマティアス卿を見間違えるはずがない」
「私がチケットを譲ったことで標的を変更したのでしょう。もしルビーが行っていたら、あの平民の恋人が殺されていたでしょうね。父からすれば、私でも夫人でもルビーの恋人でも、誰でも都合がよかった」
「エ、エイデンとのこと、気付いてたの?」
「当たり前だろ」
ルビーは隠していたつもりのタイラー補佐官との仲が父や兄に知られていたせいか、父親の凶行のせいか、気の毒なほど青ざめている。
「シエラやルビー嬢の恋人を狙う理由はまだ分かる。息子であるマティアス卿を狙う理由は?」
「父の不正を私が見つけたからです。裏帳簿を見つけました。どうやら石炭や鉄、武器なんかを集めているらしい。それを知った私を殺そうとしたんだと思います」
「そんな! さすがに父様だってそんなことは……二重帳簿くらいはしてても脱税とかでしょ? 兄様を殺そうなんて、そんなこと、あるはず……」
「あったんだよ。ベルーフィア公爵とお前を結婚させて何人か産ませて、そのうちのひとりを王に打ち出せば、父にとって俺は不要になるんだろう。脅すだけのつもりだったかもしれないけど」
「ちょっと待ってよ。私と公爵の子どもを王に? 何それ。それってつまり、父様は内乱を起こすつもりだってこと?」
ルビーの言葉にマティアスが頷く。ルビーが真っ青な顔でうつむき、それきり口を閉ざしてしまった。
自らの手で冷遇に押しやった王子をなぜ、とはアルフレッドも疑問に思っていることだった。それがまさか内乱まで視野に入れていたとはシエラには想像もできなかった。アルフレッドはある程度予測していたことなのか、感情の読めない表情で兄妹の会話を聞いていた。
「昔からベルーフィア公爵にルビーを嫁がせたがってはいましたが、まさか内乱罪も辞さない構えだったとまでは予想していませんでした。裏帳簿を見つけるまではね。父は私が気付いたことを察して裏帳簿を隠してしまった。ずっと探していたんです。それで昨日、同僚に当直を代わってもらい父の執務室に忍び込みました」
マティアスは鞄から分厚い封筒を取り出した。
「父の不正の証拠である裏帳簿を入手しました。私は父を告発したい。ベルーフィア公爵、協力していただけませんか」
この帳簿は、オルフレイン伯爵の罪が明らかになる確かな証拠だ。アルフレッドはそれをただ静かに見つめている。
シエラの役目は、これで終わりだ。
ほとんど眠れずに朝を迎えたシエラは、顔を洗ってもなおひどいままの顔を見られたくなくて、部屋でひとり朝食をとっている。
「はぁ……」
ため息が止まらないせいで、なかなか食事が進まない。
理由は明確だ。アルフレッドに協力すると言ったのに結局何もできなかった。その上、アルフレッドに声を荒げてしまった。
アルフレッドはなぜか、一目惚れが嘘だと分かった後も何度も好きだとうそぶいてくる。愛してるなんて思ってもないことを囁いてくる。
それがシエラには耐えられない。嘘だと分かっているのに割り切れず、胸が張り裂けそうになるくらいにはアルフレッドを好きになってしまった。
(すっかり騙されちゃった)
初めはシエラだってアルフレッドのことが好きなわけではなかった。お金のために結婚したようなものだ。
そんなシエラがアルフレッドに腹を立てる資格なんてないはずなのに、気付いたら感情が爆発していた。
「ははは……はぁ……」
滑稽な自分を笑おうとして失敗したそれはまた、ため息となって出てきた。気が滅入ってしかたない。
朝食を食べながら乾いた笑いとため息を繰り返すシエラを見て、朝食を下げにきたメイドが窓を開けた。
「奥様、今日は天気がよろしいですよ。お散歩をしたら気持ちが良さそうです」
「そうね。お庭でも歩いてみようかしら」
暦の日は家族で過ごす祝日だ。アルフレッドとリオンの三人で過ごそうと言っていたが、とてもそんな雰囲気にはなれそうにない。
それに、アルフレッドはシエラを本当に愛して結婚したわけではないのだから、彼の貴重な時間を使うわけにもいないだろう。
かと言って、リオンやイブと過ごすのも躊躇われた。昨日のことが頭から離れない状態では、きっと二人に心配をかけてしまう。
(しばらくはひとりで過ごした方がよさそうね)
何とか朝食を食べ終えて、簡単に身支度を調える。
それから階段を降りると、慌てたようにシエラを呼び止める声があった。
「っ、シエラ……!」
青い顔をしたアルフレッドが立ち尽くしていた。大事な妻役に逃げられては困るから追いかけてきた、というところだろうか。
(はっきりそう言ってくれてもいいのに)
テッド以外の使用人はこの結婚が嘘であることを知らないようなので、この場では言いたくても言えないのだろう。
シエラは喉をつかえさせながらも、なるべくいつも通りに見えるように言った。
「少し、お庭を歩いてくるだけ。すぐに戻るわ」
「そ、う……」
「…………」
「…………」
ほっと息をついたような様子のアルフレッドだったが、その場から動く気配がない。何となくシエラも動けなくなって、二人の間に奇妙な沈黙が降りる。アルフレッドもシエラも黙ったまま動かないので、たまたま居合わせた使用人たちも困惑している。
その静寂を打ち破ったのは、テッドだった。
「旦那様、奥様。お客様です」
予定のない来客だ。訪問者の名前はマティアス・オルフレイン。
あの金髪の騎士。オルフレイン伯爵の息子だ。
*
訪ねてきたマティアスは、アルフレッドとシエラに向かって頭を下げた。
「ご無沙汰しております、ベルーフィア公爵。不調法な訪問、どうかお許しを」
隣にはルビーもいる。
この二人が兄妹だということは知っていたが、そろっているところを見るのはこれが初めてだ。並んでみると顔立ちがよく似ていて、兄妹だということがよく分かる。
しかし、冷静に謝罪する兄の横で妹は戸惑っているようだった。
「それで、用件は?」
応接室に場所を移し、二人に着席を促しながらアルフレッドが問う。
マティアスは神妙に頷いて、隣のルビーを見た。
「まずは、妹は何も知りません。ですが無関係ではないので連れてきました」
「本題を」
「昨夜、城にいましたね?」
シエラの心臓が跳ねた。隣に腰掛けるアルフレッドは無表情だが、心なしか表情が硬いような気がする。
アルフレッドが何も言わないのでシエラも口を噤んだままでいると、マティアスはさらに驚くことを言った。
「実は、私も昨夜、城にいました。父の執務室に行こうとして。先客がいたようですが……」
確かに誰かの足音が聞こえていた。その足音から逃げるように帰ってきたのだが、あれはマティアスだったということか。
(でも、どうしてマティアス様があんな時間にオルフレイン伯爵の執務室へ? そしてなぜそれを私たちに言うの?)
「先日、国立中央劇場で事故があったという情報を耳にしました」
アルフレッドが気色ばむ。
「あれが事故だと?」
「申し訳ない。事件……暗殺、ですね」
「に、兄様、何それ。聞いてないわ」
狼狽したような声を上げたのはルビーだ。
「国立中央劇場って、私がシエラさんにお譲りしたチケットのこと? 何があったの?」
「劇中、客席に花が配られるところ、オルフレイン伯爵家の所有するボックス席には短剣が投げられた。ベルーフィア公爵が怪我を負い、夫人も危うい目に遭った」
ルビーがサッと青ざめる。マティアスがまた、深々と頭を下げた。
「私のせいです」
「どういうことでしょう?」
「あんなことが起こるとも知らずチケットを妹に譲り、妹が夫人に譲った。そのせいでお二人をあんな目に遭わせてしまいました。元々狙われていたのは私です」
「なぜ兄様が!? 誰に!?」
ルビーが兄に掴みかかる。マティアスは妹をそっと引き剥がしてから、言った。
「我が父、オルフレイン伯爵に」
全員が言葉を失う中、アルフレッドだけが冷静だった。
「それはおかしい。あの役者は明らかにシエラだけを狙っていた。さすがにシエラとマティアス卿を見間違えるはずがない」
「私がチケットを譲ったことで標的を変更したのでしょう。もしルビーが行っていたら、あの平民の恋人が殺されていたでしょうね。父からすれば、私でも夫人でもルビーの恋人でも、誰でも都合がよかった」
「エ、エイデンとのこと、気付いてたの?」
「当たり前だろ」
ルビーは隠していたつもりのタイラー補佐官との仲が父や兄に知られていたせいか、父親の凶行のせいか、気の毒なほど青ざめている。
「シエラやルビー嬢の恋人を狙う理由はまだ分かる。息子であるマティアス卿を狙う理由は?」
「父の不正を私が見つけたからです。裏帳簿を見つけました。どうやら石炭や鉄、武器なんかを集めているらしい。それを知った私を殺そうとしたんだと思います」
「そんな! さすがに父様だってそんなことは……二重帳簿くらいはしてても脱税とかでしょ? 兄様を殺そうなんて、そんなこと、あるはず……」
「あったんだよ。ベルーフィア公爵とお前を結婚させて何人か産ませて、そのうちのひとりを王に打ち出せば、父にとって俺は不要になるんだろう。脅すだけのつもりだったかもしれないけど」
「ちょっと待ってよ。私と公爵の子どもを王に? 何それ。それってつまり、父様は内乱を起こすつもりだってこと?」
ルビーの言葉にマティアスが頷く。ルビーが真っ青な顔でうつむき、それきり口を閉ざしてしまった。
自らの手で冷遇に押しやった王子をなぜ、とはアルフレッドも疑問に思っていることだった。それがまさか内乱まで視野に入れていたとはシエラには想像もできなかった。アルフレッドはある程度予測していたことなのか、感情の読めない表情で兄妹の会話を聞いていた。
「昔からベルーフィア公爵にルビーを嫁がせたがってはいましたが、まさか内乱罪も辞さない構えだったとまでは予想していませんでした。裏帳簿を見つけるまではね。父は私が気付いたことを察して裏帳簿を隠してしまった。ずっと探していたんです。それで昨日、同僚に当直を代わってもらい父の執務室に忍び込みました」
マティアスは鞄から分厚い封筒を取り出した。
「父の不正の証拠である裏帳簿を入手しました。私は父を告発したい。ベルーフィア公爵、協力していただけませんか」
この帳簿は、オルフレイン伯爵の罪が明らかになる確かな証拠だ。アルフレッドはそれをただ静かに見つめている。
シエラの役目は、これで終わりだ。
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