漆黒帝と呼ばれた男 ~異世界から来たのでステータスやスキルはありませんけど、こちらには科学文明の力があるので最強です~

ねこのにくきう

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第一章 謎の組織、異世界へ行く

悪事14 謎の組織、ニブルタール王都を散策する

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 『統領』に同行して武術大会の登録と露店漁りを終えたメアは、王都にあるウエストバーン別邸に割り当てられている自室に戻ってきていた。

「お嬢様、そのようにされると髪がボサボサになってしまいますよ?」

 メアがベッドに身を投げ出して左右にゴロゴロと転がっているのを、メイドのアリスに見咎められたが、

「だって~、今日も1日、ボス様とご一緒できて楽しかったのですもの~。は~、お父様ったら、早く、国王陛下にご許可をもらってきてくださらないかな~」

「もう……他の人の前では、このようなことをなさらないでくださいね? あと、お嬢様、ボス様から頂いたイヤリングをつけたままでよろしいのですか?」

 メアの左耳には複雑な装飾が施された赤い宝石のイヤリングが光る。

「ボス様からお聞きしたのですが、とっても特殊な製法で作られたイヤリングだそうなので破損することはほぼ無いそうです。それに、肌身離さず付けておけ、とおっしゃってましたから、例えお父様に言われても絶対に外しません」

 メアは、賊騒動の後、『統領』に言われた言葉を思い出す。


『メア様、良いですか? 既に薄々ご存知と思いますが、これはただのイヤリングではありません。私たちは守護装置タリスマンと呼んでいます。色々な機能がありますが、重要なのは3つです。私からの連絡を受け取ることができること。望めば私にメア様の位置が伝わること。最後に…………』

『まぁ! では、これがあれば、いつでもボス様のお声を聞くことができるんですね!』

『え、ええ? でも、あまり頻繁に使うものでもないかなーと思ったりしていまして……』

『私は、いつ、いかなる時でもお待ちしていますので、バンバン連絡してくださってオッケーですよ! 何なら、朝晩のご挨拶とかでも構いませんよ! 毎日、愛を語ってもらえるなんて素晴らしいアイテムです! きゃ!』

『ダメだ、この娘っ子、俺の話を聞く気がねぇ……』

『ボス、こういう時はしばらく放っておくのが良いと思います。今は、きっと僕たちの声は聞こえてません』


 イヤリングを触りながら幸せそうに微笑むメアを見て、人は変わるものだなぁと内心思っているアリスだった。



 ここは、とある屋敷の一室。

「男爵、これはどういうことだ? 貴様は絶対に成功すると言ったから許可を出したのに、この体たらく。しかも、失敗しただけでなく工作員を全員捕縛されるとは。今回の件で私にも兄上から調査が入ってきている。この責任はどうとるつもりだ?」

「王弟殿下、申し訳ございません……しかし、今回は止む負えぬ事情がございまして。監視していた者からの情報では、黒竜王を使役している人物が介入してきたとのことでした。私も報告を受けた時は嘘をつくなと激怒したのですが、どうやら本物のようでして……」

 貴重なため、王城でしか管理されていないはずの連絡を取り合う魔法具でお互いに情報をやり取りしている2人。

「黒竜王というと、魔導帝国を滅ぼしたという伝説の竜か? だが、どこかの島を根城にして何百年も島から出てこないと聞いているぞ? なぜ、その竜がタイミングよく表れて工作員どもをわざわざ狙う? 普通に考えたらおかしいではないか」

「竜の子供がいると報告を受けて、確保に向かったのですが、それが黒竜王本体だったようで、襲い掛かって返り討ちにあったと……」

「それでは何か? お前の部下は黒竜王と子供の見分けがつかないほどのバカだということか? そんな無能な部下しか動かせないのでは、お前との付き合いも見直さなければならないな」

 そこまで言われるのは不本意だと言いたそうな顔をした豚のような男、男爵が言い訳を続ける。

「このままでは、私は近いうちに神明裁判にかけられるでしょう。もし、そうなったら王弟殿下にも責が及ぶ可能性があります。不本意ではありますが、こうなったら計画を早めるしかないでしょう。よろしいですか?」

「ふん、無能の割には口だけは良く回る。もとはと言えば、お前が竜さえ使役すれば国を取るのが早まると私に持ち掛けたせいだろうが。私の方は兄上の対応と根回しをしておく。お前は兵を集めて王都付近へ潜ませろ。いいな? 次はないからな」

「御意に」

 通信が終わって、豚のような男爵は1人で愚痴る。

「貴様こそ無能のくせして偉そうに……所詮は傀儡だということがなぜわからんのだ。しかし、黒竜王を使役した者というのは何者だ? ここまで情報がないとなると、この国の者ではないな。ギルドを使って、少し調べるか。あとは最悪、この国と傀儡を切り捨てて合流する必要がある。あの馬鹿のために神明裁判を受けるなんて御免だからな」

 黒い企みは止まらない、この男は一体どこへ向かいたいというのか。



 武術大会の予選まではあと1週間ほどあるようなので、『統領』はぶらぶら散策するついでに使用する武器を見繕いに外へ出る。

「ボス殿、得物は何を使われるので? 武術大会ですので、素手でももちろん構わないのですが、相手は何かしらの武器を使ってくることがほとんどだと思いますよ?」

「そう言えば、ボス様が武具を使っているのを見たことがありませんね。ちなみに、私のお父様が得意なのは大剣なのですよ?」

 と、メアと護衛のギルバード。

「私の得意武器は、ちょっと特殊でして……下手に持ち運ぶと危ないので拠点のある島に置いてきています。こちらで何か代用できるものを探したいと思っていました」

(武器なぁ、見て回ってもろくなものがないんだよなぁ。これだったら超圧縮した特殊思念流体金属体の棒でも使ったほうがマシなんじゃないか? 専用武装は火力がありすぎて手加減ができないから、下手をすると相手を木っ端みじんにしてしまうからな……)

「おい! ボスさん! ボスさんじゃないか!」

 街を歩いていたら、『統領』を見つけて声をかけてきた一団がいた。

「む? おお、いつぞやの……」

「あの時は、本当に助かった。改めて、礼を言わせてくれ。この通り、誰一人欠けることなく今もパーティを続けられているのも、あんたのおかげだ」

 リーダーのムキッとした大男が最初に頭を下げると、他の3人もそれに続く。

「まぁまぁ、たまたま通りかかっただけだから、気にするなと言っただろう。それで、君はあの時は気を失っていたみたいだが大事なかったか?」

「は、はい! おかげで大丈夫です! あの後、みんなから聞きました! 私が倒れちゃったばっかりに、みんなが危険になったところを助けてくれた人がいるって」

「問題なかったならば結構。それで、前回は少し急いでいたので聞きそびれたのだが、君たちの名前も知らなかったことに今になって気づいたよ。お互いに自己紹介しないか?」

「あんた、変わらないな……いや、器がでかいっていうのかな」

 突如現れて自分をそっちのけで話し込む4人に対して気を悪くするどころか、そのやり取りを見てニコニコしているメア。『統領』が褒められていることがわかって誇らしい、そんな表情に見える。

 周囲の人の迷惑にならないように、近くにあったギルドの会議室を借りることになった。
 手続きとか使用料は大男が出してくれるようだ。

「改めて、真実の剣というパーティをやっている。戦士のガルディナだ。ガルと呼んでくれ」

「同じく戦士のギル」「弓使いのリリーだよ」「治癒士のアリサです!」

 やや物理よりだが、前衛2中衛1後衛1のバランスのとれた組み合わせ。
 装備もその辺ですれ違うような連中とは次元が違う、かなりの上級者のようだった。

「ふふふ、ボス様、私たちのご紹介もお願いしますね?」

「これは失礼しました。この方は、私が今お世話になっている家のご息女でメア様だ。隣はその護衛の騎士殿となる」

「初めまして、真実の剣の皆さま。私はメア・ウエストバーンと申します。ボス様がいつもお世話になっております」

「護衛のギルバードだ」

 綺麗なカテーシーで挨拶するメアを見て、目をこれでもかと見開く4人だったが、次の瞬間、即座に跪いた。

「貴族の方、それもウエストバーン辺境伯のご令嬢とは思いもせず、大変失礼しました。何卒、無礼をお許しいただけますようにお願いいたします」

「いえ、ここは非公式の場ですので、そのような礼は不要です。今日はボス様に無理を言ってついてきてしまっただけですので、皆さまも楽にしてくださいね」

「あれ? もしかして、これって俺も跪いたほうが良いパターン?」

「ボス殿とは、自然体のままで接触せよと言われてますので何も問題ありません。それにメア様はボス殿にそのような行動を望んでおりませんので、今のままでお願いします」

 4人の行動を見た『統領』は不安になって護衛のギルバードに聞いてみたが、無礼講ということで胸を撫で下ろした。

 その後はお互いの情報を軽くやり取りして自己紹介を終え、話題は王都で何をしているのかに移る。

「なるほど、ボスさんは武術大会に出る予定なのか。いや、あんたほどの実力だと当たる相手が可哀想なくらいだな」

「ああ、成り行きでね。君たちは? 王都にいるということはそうじゃないのか?」

「俺たちは仕事で来ただけさ。武術大会は個人戦だからな、俺たちはパーティじゃないと仕事は受けないことにしているんだ。代わりといっちゃなんだけど、ボスさんに賭けさせてもらって儲けさせてもらうさ」

 どうやら試合では賭け事も行われるらしい。この国の現金を持っていない『統領』には関係のない話ではあるが。

「武器が必要なのか? 俺の知り合いに鍛冶屋がいるから紹介しようか? 性格がちょっとアレなんだがな……」

 見回った店には良い物が無く、丁度いいので紹介してもらうことになり、町はずれの鍛冶屋に全員で向かうことになった。

「おーい、爺さん、武器つくってくれー!」

「なんじゃい、ガルの小僧たちか。随分と音沙汰なかったから、てっきり死んだものと思っていたぞ。お前たちの武器は少し前に作ってやったばかりだろ。もう壊したのか?」

「今回は俺たちのじゃねーって、この人のだ」

「なにぃ? 俺は自分が気に入ったやつの武器しか作る気ねぇぞ」

 ギロリと睨んだ店の主だったが、『統領』が珍しい装備をしているのを目ざとく見つけると即座に態度を変えて詰め寄った。

「お前……これをどこで手に入れた? なんだこれは、金属なのに布みたいになってやがる。どういう加工をしたらこうなるんだ? それに、つなぎ目がどこにもねぇ。これじゃ、どうやって脱ぐんだ? それに……」

「ご老体。申し訳ないのだが、これは仲間が作った特殊なアイテムで、私にも仕組みがよくわからないのですよ。金属に間違いありませんが、同時に液体でもあると言っていました」

「金属なのに液体? 金属は塊だろ? いや、待て、これをお前の仲間が作ったのか? そいつは今どこにいる!?」

「待った! 待った! 爺さん、落ち着け! 仕事しねぇなら、俺たちは帰るぞ!」

 『統領』に詰め寄って掴みかからんとする店の主を羽交い絞めにして抑えるガル。

「いや、面目ねぇ。新しいモノを見ると、つい気がはやっちまって……」

「気にしていませんよ。これを作った私の仲間も、あなたと同じような性格ですよ。お互いにモノづくりを生業にするだけあって通じるものがあるのでしょう」

「そう言ってくれるとありがてぇ。俺はここの店をやってるギギってもんだ。さっき、ガルの小僧が言ってたが、何か欲しいのか? そんな未知の良い防具を作れるくらいのやつが、俺の武器を必要とするのか?」

「私のことはボスと呼んでください。それでですね……

 一目で並みの防具でないことを見抜いた鍛冶屋のギギは、かなりの腕なのだろう。
 これならまともな装備にありつけるかもしれないと思い、早速相談する『統領』だった。
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