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第1章 灰色の男はファンタジーな生き物と出会う
1-11 灰色の男はファンタジーな生き物と出会う③
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実家の玄関の扉を開いて中に入り、靴を脱いで玄関を上がる。玄関の正面の壁にある照明のスイッチを押すと、玄関周りが明るくなった。
「電気は通じてるみたいだな。しかし、この微妙な絵はまだ残ってたのか。この微妙なチープ感が懐かしいな。」
玄関の正面の壁には、今もなお、ヨーロッパっぽい街並みの風景がかかれた油絵がかけてあった。
確か、1階はリビング、キッチン、ダイニング、タンス部屋みたいな小部屋が2つ、風呂、トイレだった気がする。廊下を通って、リビングに向かう。
横開きの戸を開けてリビングに入る。リビングには、両親と家族3人で食事をしていた長方形の机とテレビ台に乗ったテレビしかない。
「まぁ、常に人が住んでないんだから、他に必要なものもないよな。」
リビングのすぐ隣にあるダイニングとキッチンへ向かう。冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、トースターがあった。キッチンにある食器棚には5歳の時に使っていたままの食器が残っていた。もちろん定期的にきれいにしてくれているみたいで、すぐにでも使えそうな感じだった。シンクの水道からも水が出るのを確認できた。
「電気もきてるから、冷蔵庫もレンジも使える。水道も少し水を出しておけば問題なく使えるな。これなら多少料理しても大丈夫そうだ。」
まぁ、料理といってももちろん凝ったものはできない。俺にできるのは煮る、焼く、炒めるくらいの男料理だ。いつも食事は橙花が作ってくれているから作る必要ないし、先生とはサバイバル訓練ばかりをしていたからな、ただ安全に食えさえすればいいと考え続けていた弊害だな。
続いて2階の確認に向かう。2階には両親の部屋と自分の部屋、タンス部屋の計4部屋だ。それぞれの部屋には机などの家具以外ほとんど何もない。布団の引いてない空白のベッドが余計に寂しく感じる。
「とりあえず寝るときに毛布があればいいか。」
2階のタンス部屋へ向かい、真空パックされた毛布の束から2枚取り出して、1階に持っていく。そのままリビングを抜けて、縁側から外に出ると、物干し竿に毛布を2枚干す。
「さて、これで3時間も干しておけば、寝るのは問題ないな。こういうときは先生から教えてもらったことが役に立つなぁ、毛布さえあればどこでも簡単に寝れるし。それだけは感謝だな。よし、次は食材の買い出しに行くか。」
家にカギをかけて、隣の某ストアへ向かう。うむ、家のすぐ北にあるだけあって、徒歩2分という便利さ。さっそく食材と非常食を購入する。今日はカレーでいいか。万能食だからな、日本のカレーは素晴らしいんだぞ。とりあえず、食材を切って鍋に放り込んでルーを入れて煮るだけで誰が作ってもうまいんだからな。こんなこと言うと、料理人には怒られるかもしれないが。そういうことでジャガイモ、ニンジン、たまねぎ、豚バラブロックなどのカレー用の食材を買い物カゴに入れる。続いてトマト、キュウリ、レタスなどのサラダ用の食材を買い物カゴに入れる。野菜もバランスよく食べないと橙花に怒られるからな。最後に米、カレーのルー、マヨネーズ、2リットルのペットボトルのお茶、某バランス栄養食の固形食糧等をいくつか購入する。一人分の食費としては、そこそこのお値段がしてしまったが問題ないだろう。
荷物を持って家に帰り、さっそくカレーを作ろうと思う。しかし、最初から問題発生した。鍋はステンレスだし、定期的に洗ってくれているからかろうじて使えるが、包丁は錆びてて使えなさそうだった、衛生的に。そりゃ、13年も人が住んでない上に、管理人は料理が壊滅的って前情報だったんだから当たり前だった。
しょうがないな、チャ〇ララン、先生からもらったサバイバルキット~、その中のアウトドアキッチンナイフ~。これが意外といい素材でできているらしくて、頑丈、錆びにくい、切れ味よしと三拍子そろっているから便利だ。フライパンでお湯を沸かしながら、ジャガイモとニンジンの皮を剥く。皮を剥いたら一度水洗いして、タマネギも一緒に適当な大きさにカットしていく。フライパンのお湯が沸いたら、豚バラブロックを投入して一度下茹でをする。肉をゆでている間に、鍋にジャガイモ、ニンジン、タマネギを投入して火にかける。野菜に火が入ったら、鍋に水を入れてコンソメを数個投入する。豚肉は茹でたらこれもまた適当な大きさにカットして鍋に入れて火にかける。鍋が沸くまでに米を洗って炊飯器にセットしておく。鍋の水が沸いたら、火を弱くして灰汁を捨てる。使った調理器具を洗っておいて、しばし小休止。
休憩していると、外から雨の音が聞こえだした。結構激しく降り始めたようだ。
「やっべ、雨か。毛布取り込まないと。」
縁側から急いで外にでて、干していた毛布を取り込む。
「ぎりぎりセーフ。買い物の最中に降ってきてたらびしょ濡れになるところだった。」
縁側の窓を閉めたところで、そこでふと気づいた。庭の先に、段ボールがぽつんと置いてある。買い物に行ってたときにはあんなものなかったような?
「電気は通じてるみたいだな。しかし、この微妙な絵はまだ残ってたのか。この微妙なチープ感が懐かしいな。」
玄関の正面の壁には、今もなお、ヨーロッパっぽい街並みの風景がかかれた油絵がかけてあった。
確か、1階はリビング、キッチン、ダイニング、タンス部屋みたいな小部屋が2つ、風呂、トイレだった気がする。廊下を通って、リビングに向かう。
横開きの戸を開けてリビングに入る。リビングには、両親と家族3人で食事をしていた長方形の机とテレビ台に乗ったテレビしかない。
「まぁ、常に人が住んでないんだから、他に必要なものもないよな。」
リビングのすぐ隣にあるダイニングとキッチンへ向かう。冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、トースターがあった。キッチンにある食器棚には5歳の時に使っていたままの食器が残っていた。もちろん定期的にきれいにしてくれているみたいで、すぐにでも使えそうな感じだった。シンクの水道からも水が出るのを確認できた。
「電気もきてるから、冷蔵庫もレンジも使える。水道も少し水を出しておけば問題なく使えるな。これなら多少料理しても大丈夫そうだ。」
まぁ、料理といってももちろん凝ったものはできない。俺にできるのは煮る、焼く、炒めるくらいの男料理だ。いつも食事は橙花が作ってくれているから作る必要ないし、先生とはサバイバル訓練ばかりをしていたからな、ただ安全に食えさえすればいいと考え続けていた弊害だな。
続いて2階の確認に向かう。2階には両親の部屋と自分の部屋、タンス部屋の計4部屋だ。それぞれの部屋には机などの家具以外ほとんど何もない。布団の引いてない空白のベッドが余計に寂しく感じる。
「とりあえず寝るときに毛布があればいいか。」
2階のタンス部屋へ向かい、真空パックされた毛布の束から2枚取り出して、1階に持っていく。そのままリビングを抜けて、縁側から外に出ると、物干し竿に毛布を2枚干す。
「さて、これで3時間も干しておけば、寝るのは問題ないな。こういうときは先生から教えてもらったことが役に立つなぁ、毛布さえあればどこでも簡単に寝れるし。それだけは感謝だな。よし、次は食材の買い出しに行くか。」
家にカギをかけて、隣の某ストアへ向かう。うむ、家のすぐ北にあるだけあって、徒歩2分という便利さ。さっそく食材と非常食を購入する。今日はカレーでいいか。万能食だからな、日本のカレーは素晴らしいんだぞ。とりあえず、食材を切って鍋に放り込んでルーを入れて煮るだけで誰が作ってもうまいんだからな。こんなこと言うと、料理人には怒られるかもしれないが。そういうことでジャガイモ、ニンジン、たまねぎ、豚バラブロックなどのカレー用の食材を買い物カゴに入れる。続いてトマト、キュウリ、レタスなどのサラダ用の食材を買い物カゴに入れる。野菜もバランスよく食べないと橙花に怒られるからな。最後に米、カレーのルー、マヨネーズ、2リットルのペットボトルのお茶、某バランス栄養食の固形食糧等をいくつか購入する。一人分の食費としては、そこそこのお値段がしてしまったが問題ないだろう。
荷物を持って家に帰り、さっそくカレーを作ろうと思う。しかし、最初から問題発生した。鍋はステンレスだし、定期的に洗ってくれているからかろうじて使えるが、包丁は錆びてて使えなさそうだった、衛生的に。そりゃ、13年も人が住んでない上に、管理人は料理が壊滅的って前情報だったんだから当たり前だった。
しょうがないな、チャ〇ララン、先生からもらったサバイバルキット~、その中のアウトドアキッチンナイフ~。これが意外といい素材でできているらしくて、頑丈、錆びにくい、切れ味よしと三拍子そろっているから便利だ。フライパンでお湯を沸かしながら、ジャガイモとニンジンの皮を剥く。皮を剥いたら一度水洗いして、タマネギも一緒に適当な大きさにカットしていく。フライパンのお湯が沸いたら、豚バラブロックを投入して一度下茹でをする。肉をゆでている間に、鍋にジャガイモ、ニンジン、タマネギを投入して火にかける。野菜に火が入ったら、鍋に水を入れてコンソメを数個投入する。豚肉は茹でたらこれもまた適当な大きさにカットして鍋に入れて火にかける。鍋が沸くまでに米を洗って炊飯器にセットしておく。鍋の水が沸いたら、火を弱くして灰汁を捨てる。使った調理器具を洗っておいて、しばし小休止。
休憩していると、外から雨の音が聞こえだした。結構激しく降り始めたようだ。
「やっべ、雨か。毛布取り込まないと。」
縁側から急いで外にでて、干していた毛布を取り込む。
「ぎりぎりセーフ。買い物の最中に降ってきてたらびしょ濡れになるところだった。」
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