41 / 278
第3章 干支神はファンタジーな一族を家に迎える
3-1 彼の地は遠く、静かに佇み、いつか訪れる時を待つ①
しおりを挟む
爺さんが死んでもう1か月が経った。
この1か月、本当に色々あった。今までの俺の人生の中で、最も環境が目まぐるしく変わったと思える1か月だったに違いない。最近やっと落ち着いてゆっくりできるようになったから、この1か月で何があったか少し振り返って整理してみようと思う。
まずは実家で、リリと出会ったことからかな。雨の日に、実家の前に段ボールが置いてあって『捨て犬です。やさしい人、拾ってください』だもんな。あの段ボールを拾った時は、捨てたやつにずいぶん憤ったものだ。しかも、箱の中身のリリは雨ざらしの上に泥まみれで相当弱っていたし、俺が見てもわかるくらいのまだ小さな子供だったからな。俺がたまたま見つけて拾わなかったらどうなっていたことか。そのあとは兎に角、濡れた身体を拭いて暖を取らせて、起きたら飯を食わせて、泥で汚れた身体を洗うために風呂に入れた。野生の生き物なのだから、トイレの躾とか人間との生活に慣れるまでに時間がかかるかなとか思っていたけれど、リリはずいぶん早く俺との生活に順応した。実家での生活も、屋敷での生活にも驚くほど速く慣れて、今やかつての我が家のごとく寛いで過ごしている。まぁ、リリが人間の言葉が理解できて、言葉を話せるのだから、さもありなんな話だ。扱うほうとしては非常に楽で助かっている。俺が忙しくて手が離せない時でも、橙花か蒼花が面倒を見てくれるし、二人にはずいぶん可愛がってもらっているみたいだ。リリも懐いてるしな。
「司さん、司さん、今日も地下のお庭にお散歩に行きましょう。大樹様のご様子を確認しないとです~。あとあと、プラちゃんたちにも本日のご挨拶を~。」
今日の朝食のメニューは、俺はトーストとコーヒーとサラダとヨーグルト、リリは鶏の胸肉を茹でてほぐしたものと最近お気に入りのリンゴと少しのドッグフード。ドッグフードと言っても橙花が自分で作っているらしく、無添加でかなりいい素材を使っているとのこと。むしろ俺の朝食よりもリリの朝食のほうがお金かかっていそうで、中身を聞くのが怖い。いつもより少し遅めの朝食が終わり、しばらく食休みしたリリがすごく楽しそうに話しかけてきた。これはつまり食後の散歩に連れていけということですかね?わかります。まぁ、リリは賢いから俺が忙しそうな時や、予定が入っている時とかは散歩とかを強請ってこないからな。でも、リリはまだ子供なんだからそんなに周りの空気読んで行動しなくてもいいと思う。いつか、もっと自由にのびのびと生活してくれるようになってくれれば俺はうれしい。子供は自由で元気なのが一番だ、ただしダメなことはダメだとちゃんと教えるけどな。
「わかった、わかった、んじゃ、これから一緒に散歩に行こうか。」
ちなみに、リリの言う地下のお庭というのは橙花が管理している地下にあるプラントエリアのことで、プラちゃんというのはそのエリアにいるモンスタープラント君たちのことだ。君たち、いつの間にか仲が良くなっているよね。君たちほぼ毎日挨拶したり、会話したりしているみたいだけど、俺にはどうやって木と犬がコミュニケーションをとっているのかが全然わからないよ。それ以前に、俺はいまだにリリが本当に子犬なのか疑問に思っているぞ、うん。だって、こんなに賢くて、人の言葉をしゃべるのがタダの犬なのかって思うじゃないか?そういえば、兎神がリリを初めて見たときになんか言ってたな。
『おや、これはお久しぶりですね。こちらであなたたちに出会うとは思ってもいませんでしたよ。始原より母なる大樹を守りし眷属の一族よ。あなたたちすらこちらに来ているということは、あちらはもうそういう状態なのですね。』
言っている意味はよくわからなかったけど、それを言っている兎神の表情は明るくはなかったな。話せるようになったら、俺にも事情を話してほしいと思っている。
爺さんの使っていた部屋の奥にある隠しエレベーターで地下に降りていく。尚、リリにはエレベーターがなんらかのアトラクションのように感じるらしく、特に地下から地上に上がっていって止まった時の一瞬の浮遊感がお気に入りのようだ。よくエレベーターの中で床と一緒になってぴょいんぴょいんと跳ねている。これは非常に子供らしくてよろしい。
地下のプラントエリアに到着したら手前の更衣室で靴を履き替えて、白衣みたいな上着を羽織る。もう何度も来たから勝手知ったるなんとやらだ。リリは待ちきれずにそのまま素足で進んでいるがな、今着替えているからちょっと待ちなさい。更衣室の奥の自動扉を抜けた先には、人工の日光照明が照らしている広い空間が広がっている。この広い空間では兎神たちが定期的に摂取しているらしい特別な作物のほか最近では屋敷で消費している野菜類なども育てている。自動扉を抜けてプラントエリアに入るなり、リリが我先にと部屋の奥へと進んでいく。その後ろ姿は、心なしか嬉しそうにひょこひょこと、スキップでもして歩いているように見える。きっと友達に会うのが楽しみなのだろう、相手は木だが。
リリについてそのまま奥に行くと、モンスタープラント君、リリ曰く通称プラちゃんたちが見えてきた。そして3匹のプラちゃんたちが囲むようにしている中央には、リリがどこからか咥えて持ってきたタイジュ様とやらの種が植えられてあるはずだ。つい最近、俺とリリの2人?で植えたばかりだからな。元気に成長しているといいんだが。
この1か月、本当に色々あった。今までの俺の人生の中で、最も環境が目まぐるしく変わったと思える1か月だったに違いない。最近やっと落ち着いてゆっくりできるようになったから、この1か月で何があったか少し振り返って整理してみようと思う。
まずは実家で、リリと出会ったことからかな。雨の日に、実家の前に段ボールが置いてあって『捨て犬です。やさしい人、拾ってください』だもんな。あの段ボールを拾った時は、捨てたやつにずいぶん憤ったものだ。しかも、箱の中身のリリは雨ざらしの上に泥まみれで相当弱っていたし、俺が見てもわかるくらいのまだ小さな子供だったからな。俺がたまたま見つけて拾わなかったらどうなっていたことか。そのあとは兎に角、濡れた身体を拭いて暖を取らせて、起きたら飯を食わせて、泥で汚れた身体を洗うために風呂に入れた。野生の生き物なのだから、トイレの躾とか人間との生活に慣れるまでに時間がかかるかなとか思っていたけれど、リリはずいぶん早く俺との生活に順応した。実家での生活も、屋敷での生活にも驚くほど速く慣れて、今やかつての我が家のごとく寛いで過ごしている。まぁ、リリが人間の言葉が理解できて、言葉を話せるのだから、さもありなんな話だ。扱うほうとしては非常に楽で助かっている。俺が忙しくて手が離せない時でも、橙花か蒼花が面倒を見てくれるし、二人にはずいぶん可愛がってもらっているみたいだ。リリも懐いてるしな。
「司さん、司さん、今日も地下のお庭にお散歩に行きましょう。大樹様のご様子を確認しないとです~。あとあと、プラちゃんたちにも本日のご挨拶を~。」
今日の朝食のメニューは、俺はトーストとコーヒーとサラダとヨーグルト、リリは鶏の胸肉を茹でてほぐしたものと最近お気に入りのリンゴと少しのドッグフード。ドッグフードと言っても橙花が自分で作っているらしく、無添加でかなりいい素材を使っているとのこと。むしろ俺の朝食よりもリリの朝食のほうがお金かかっていそうで、中身を聞くのが怖い。いつもより少し遅めの朝食が終わり、しばらく食休みしたリリがすごく楽しそうに話しかけてきた。これはつまり食後の散歩に連れていけということですかね?わかります。まぁ、リリは賢いから俺が忙しそうな時や、予定が入っている時とかは散歩とかを強請ってこないからな。でも、リリはまだ子供なんだからそんなに周りの空気読んで行動しなくてもいいと思う。いつか、もっと自由にのびのびと生活してくれるようになってくれれば俺はうれしい。子供は自由で元気なのが一番だ、ただしダメなことはダメだとちゃんと教えるけどな。
「わかった、わかった、んじゃ、これから一緒に散歩に行こうか。」
ちなみに、リリの言う地下のお庭というのは橙花が管理している地下にあるプラントエリアのことで、プラちゃんというのはそのエリアにいるモンスタープラント君たちのことだ。君たち、いつの間にか仲が良くなっているよね。君たちほぼ毎日挨拶したり、会話したりしているみたいだけど、俺にはどうやって木と犬がコミュニケーションをとっているのかが全然わからないよ。それ以前に、俺はいまだにリリが本当に子犬なのか疑問に思っているぞ、うん。だって、こんなに賢くて、人の言葉をしゃべるのがタダの犬なのかって思うじゃないか?そういえば、兎神がリリを初めて見たときになんか言ってたな。
『おや、これはお久しぶりですね。こちらであなたたちに出会うとは思ってもいませんでしたよ。始原より母なる大樹を守りし眷属の一族よ。あなたたちすらこちらに来ているということは、あちらはもうそういう状態なのですね。』
言っている意味はよくわからなかったけど、それを言っている兎神の表情は明るくはなかったな。話せるようになったら、俺にも事情を話してほしいと思っている。
爺さんの使っていた部屋の奥にある隠しエレベーターで地下に降りていく。尚、リリにはエレベーターがなんらかのアトラクションのように感じるらしく、特に地下から地上に上がっていって止まった時の一瞬の浮遊感がお気に入りのようだ。よくエレベーターの中で床と一緒になってぴょいんぴょいんと跳ねている。これは非常に子供らしくてよろしい。
地下のプラントエリアに到着したら手前の更衣室で靴を履き替えて、白衣みたいな上着を羽織る。もう何度も来たから勝手知ったるなんとやらだ。リリは待ちきれずにそのまま素足で進んでいるがな、今着替えているからちょっと待ちなさい。更衣室の奥の自動扉を抜けた先には、人工の日光照明が照らしている広い空間が広がっている。この広い空間では兎神たちが定期的に摂取しているらしい特別な作物のほか最近では屋敷で消費している野菜類なども育てている。自動扉を抜けてプラントエリアに入るなり、リリが我先にと部屋の奥へと進んでいく。その後ろ姿は、心なしか嬉しそうにひょこひょこと、スキップでもして歩いているように見える。きっと友達に会うのが楽しみなのだろう、相手は木だが。
リリについてそのまま奥に行くと、モンスタープラント君、リリ曰く通称プラちゃんたちが見えてきた。そして3匹のプラちゃんたちが囲むようにしている中央には、リリがどこからか咥えて持ってきたタイジュ様とやらの種が植えられてあるはずだ。つい最近、俺とリリの2人?で植えたばかりだからな。元気に成長しているといいんだが。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
毒舌アイドルは毒の魔物に転生する。
馳 影輝
ファンタジー
毒舌を売りにして芸能界で活躍できる様になった。
元々はアイドルとしてデビューしたが、ヒラヒラの衣装や可愛い仕草も得意じゃ無かった。
バラエティーの仕事を貰って、毒舌でキャラを作ったらこれがハマり役で世間からのウケも良くとんとん拍子で有名人になれた。
だが、自宅に帰ると玄関に見知らぬ男性が立っていて私に近づくと静かにナイフで私を刺した。
アイドル時代のファンかも知れない。
突然の事で、怖くて動けない私は何度も刺されて意識を失った。
主人公の時田香澄は殺されてしまう。
気がつくとダンジョンの最下層にポイズンキラーとい魔物に転生する。
自分の現象を知りショックを受けるが、その部屋の主であるリトラの助言により地上を目指す。
ダンジョンの中で進化を繰り返して強くなり、人間の冒険者達が襲われている所に出くわす。
魔物でありながら、擬態を使って人間としても生きる姿や魔王種への進化を試みたり、数え切れないほどの激動の魔物人生が始まる。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
転生したらスキル転生って・・・!?
ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。
〜あれ?ここは何処?〜
転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
宿敵の家の当主を妻に貰いました~妻は可憐で儚くて優しくて賢くて可愛くて最高です~
紗沙
恋愛
剣の名家にして、国の南側を支配する大貴族フォルス家。
そこの三男として生まれたノヴァは一族のみが扱える秘技が全く使えない、出来損ないというレッテルを貼られ、辛い子供時代を過ごした。
大人になったノヴァは小さな領地を与えられるものの、仕事も家族からの期待も、周りからの期待も0に等しい。
しかし、そんなノヴァに舞い込んだ一件の縁談話。相手は国の北側を支配する大貴族。
フォルス家とは長年の確執があり、今は栄華を極めているアークゲート家だった。
しかも縁談の相手は、まさかのアークゲート家当主・シアで・・・。
「あのときからずっと……お慕いしています」
かくして、何も持たないフォルス家の三男坊は性格良し、容姿良し、というか全てが良しの妻を迎え入れることになる。
ノヴァの運命を変える、全てを与えてこようとする妻を。
「人はアークゲート家の当主を恐ろしいとか、血も涙もないとか、冷酷とか散々に言うけど、
シアは可愛いし、優しいし、賢いし、完璧だよ」
あまり深く考えないノヴァと、彼にしか自分の素を見せないシア、二人の結婚生活が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる