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第三十三話
恵茉、三大天使に質問す! その一
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「さて、何か俺達に質問はあるか?」
ミカエルが切り出す。恵茉は待ってました! とばかりにノートを開く。
「いくつか質問を考えて来てまして。以前ウリエル様にお会いした時は、天使は恋愛禁止。伴侶を持つ事も禁じられている、とは伺いました。あと、場合によっては魔族と連携してお仕事をする事もあると。ですのでそれ以外で早速、まず軽い質問から行きますね!
①天使さんは食事や入浴、睡眠、排泄などはどうしていますか?
②お休みの日はありますか? あった場合は何をしていますか? 働いた収入は物ですか?お金ですか?
③天使さんも、酒でも飲まないとやってられない事ってありますか?
④天使さんも、悪魔に囁かれる事ありますか?
⑤天使さんは、人間の願いをどこまで叶えてくれますか?それとも神様の命令で叶えてやれ、と言われたら叶えるのですか? もし、神に逆らったらどうなりますか?
こんな感じです。宜しくお願いします!」
と頭を下げ、ワクワクとしながら目を輝かせる。④の質問で、思わず苦笑するベリアル。三大天使はそれぞれに笑いを堪え表面上は涼し気に装う。
「分かった。では順に答えよう。追加質問は後で設ける」
ミカエルは落ち着いて応じる。
「まず①、基本的には食事はしなくても差し支えない。自動的に天界の空気中に漂う栄養素から、必要なものだけ補給できるからだ。よって排泄の必要もない。入浴も同じだ。人間界以下の世界で、穢れたり汚れたりしても天界に戻れば日の光、風で自動的に浄化、洗浄される。身に着けているものも同じだ。この仕組みから解るように、睡眠の必要も基本的には無い。ただ、多忙を極めた際は、自動では追い付かない。その場合は天界の果物や花の蜜を食す。睡眠も取る。時間はその疲労度によるから一概に言えんが、人間で言えば数分から数時間くらいか。食したら入浴、必要になる。天界の浄化の泉か、専用の温泉がある。洗濯は、天界の浄化の風に晒すだけで可能だ。ま、別に食べたけりゃ食べても構わない。その場合は、体型維持に気をつけないと、メタボとやらになりがちだがな。
ちなみに、天界以外の食べ物を食べた場合、体に合わない事があるので、その場合は天界の酒『アムリタ』を飲めば浄化される。
②休みは基本的にはローテーション式で完全週休二日制。有給休暇取得可能、だがそれは表向きだ。休みの日も、何だかんだ仕事をしている。休んでいられないほど、仕事は山積みだ。仕事の報酬についてだが、衣類や武器の支給、住む場所を与えられる以外、基本的には無い。天界には何でも揃っているので、その必要が無いからだ。ただ、人間界、妖・幽界、冥界、地獄へ仕事でいく場合は、物品や金は与えられる。どちらか、或は両方必要に応じて与えられる。かなりの額が与えられるから、貯める奴もいれば、好きに使う奴もいる。休みが取れて自由に過ごせるとしたら何をするか? それは天使によるな。人間に変化してショッピングを楽しんだり、精霊界で精霊の舞を見たり。そのあたり、魔族も人間も変わらないんじゃないかな。
③、そりゃあるさ!何故なら感情があるからだ。そんな時は、仕事の合間にアムリタで心を浄化するか、それか仲間と集まって天界の酒を飲むか。花で作った酒が美味いんだが。つまみは木の実が主だな。それ以外の界で仕事の時は、一人で、或いは仲間と、それは必ずしも天界の者とは限らん、その界に居酒屋に行ったりするのさ。その後、天界に帰ってアムリタを飲んで浄化するがな。
④、あるさ。未だに堕ちて行く馬鹿天使はいる。ま、下級天使達だがな。
⑤、これはハッキリ言うと、人間どもが解釈しているように、天使は清く正しく慈愛に満ちて人間を導く、正しき人間の味方! という考えはまず改めた方が良い。俺達は、人間自らの自由意思を尊重し、見守るのが役目だ。ただ、その人間があまりにも宿命に従わなかった場合、鉄槌を食らわして目覚めさせる事はある。つまり、想定外のどん底に落とし、そこで這い上がることで必要な事に自らの力で気付かせるのだ。これは本人が気付くまで何度も鉄槌を食らわせる事は有り得る。但し、選択の自由は人間自身にあるから、本人が気づきたくないのであればそのまま放置する事になる。甘く囁いて、願いを叶えてやるのなんかは、魔族達の分野さ。楽して棚ボタ、他力本願な人間を増やし、堕落させ、自滅へと人間自らが選択させるように導く。反対に天使達は見守るか、愛の鞭を振るう厳しい存在なのさ。ついでに言っておこう!n俺達が、人間が自滅していくのを傍観しているのは、人間自らが選択し、契約を交わしているからだ。つまり、魔族達もしっかりとルールを守っているから、俺達も何も言えないのさ。そうだな、ベリアル」
ミカエルは至って冷静に話し、最後にベリアルに同意を求めた。
「あぁ、その通りだ」
ベリアルも落ち着いて応じている。特に、火花が散っている様子は無い。恵茉は真剣にメモを取り、
「有難うございます。非常によく分かりました。なるほど、だから契約が大切なんですね」
しみじみと言った。
ミカエルが切り出す。恵茉は待ってました! とばかりにノートを開く。
「いくつか質問を考えて来てまして。以前ウリエル様にお会いした時は、天使は恋愛禁止。伴侶を持つ事も禁じられている、とは伺いました。あと、場合によっては魔族と連携してお仕事をする事もあると。ですのでそれ以外で早速、まず軽い質問から行きますね!
①天使さんは食事や入浴、睡眠、排泄などはどうしていますか?
②お休みの日はありますか? あった場合は何をしていますか? 働いた収入は物ですか?お金ですか?
③天使さんも、酒でも飲まないとやってられない事ってありますか?
④天使さんも、悪魔に囁かれる事ありますか?
⑤天使さんは、人間の願いをどこまで叶えてくれますか?それとも神様の命令で叶えてやれ、と言われたら叶えるのですか? もし、神に逆らったらどうなりますか?
こんな感じです。宜しくお願いします!」
と頭を下げ、ワクワクとしながら目を輝かせる。④の質問で、思わず苦笑するベリアル。三大天使はそれぞれに笑いを堪え表面上は涼し気に装う。
「分かった。では順に答えよう。追加質問は後で設ける」
ミカエルは落ち着いて応じる。
「まず①、基本的には食事はしなくても差し支えない。自動的に天界の空気中に漂う栄養素から、必要なものだけ補給できるからだ。よって排泄の必要もない。入浴も同じだ。人間界以下の世界で、穢れたり汚れたりしても天界に戻れば日の光、風で自動的に浄化、洗浄される。身に着けているものも同じだ。この仕組みから解るように、睡眠の必要も基本的には無い。ただ、多忙を極めた際は、自動では追い付かない。その場合は天界の果物や花の蜜を食す。睡眠も取る。時間はその疲労度によるから一概に言えんが、人間で言えば数分から数時間くらいか。食したら入浴、必要になる。天界の浄化の泉か、専用の温泉がある。洗濯は、天界の浄化の風に晒すだけで可能だ。ま、別に食べたけりゃ食べても構わない。その場合は、体型維持に気をつけないと、メタボとやらになりがちだがな。
ちなみに、天界以外の食べ物を食べた場合、体に合わない事があるので、その場合は天界の酒『アムリタ』を飲めば浄化される。
②休みは基本的にはローテーション式で完全週休二日制。有給休暇取得可能、だがそれは表向きだ。休みの日も、何だかんだ仕事をしている。休んでいられないほど、仕事は山積みだ。仕事の報酬についてだが、衣類や武器の支給、住む場所を与えられる以外、基本的には無い。天界には何でも揃っているので、その必要が無いからだ。ただ、人間界、妖・幽界、冥界、地獄へ仕事でいく場合は、物品や金は与えられる。どちらか、或は両方必要に応じて与えられる。かなりの額が与えられるから、貯める奴もいれば、好きに使う奴もいる。休みが取れて自由に過ごせるとしたら何をするか? それは天使によるな。人間に変化してショッピングを楽しんだり、精霊界で精霊の舞を見たり。そのあたり、魔族も人間も変わらないんじゃないかな。
③、そりゃあるさ!何故なら感情があるからだ。そんな時は、仕事の合間にアムリタで心を浄化するか、それか仲間と集まって天界の酒を飲むか。花で作った酒が美味いんだが。つまみは木の実が主だな。それ以外の界で仕事の時は、一人で、或いは仲間と、それは必ずしも天界の者とは限らん、その界に居酒屋に行ったりするのさ。その後、天界に帰ってアムリタを飲んで浄化するがな。
④、あるさ。未だに堕ちて行く馬鹿天使はいる。ま、下級天使達だがな。
⑤、これはハッキリ言うと、人間どもが解釈しているように、天使は清く正しく慈愛に満ちて人間を導く、正しき人間の味方! という考えはまず改めた方が良い。俺達は、人間自らの自由意思を尊重し、見守るのが役目だ。ただ、その人間があまりにも宿命に従わなかった場合、鉄槌を食らわして目覚めさせる事はある。つまり、想定外のどん底に落とし、そこで這い上がることで必要な事に自らの力で気付かせるのだ。これは本人が気付くまで何度も鉄槌を食らわせる事は有り得る。但し、選択の自由は人間自身にあるから、本人が気づきたくないのであればそのまま放置する事になる。甘く囁いて、願いを叶えてやるのなんかは、魔族達の分野さ。楽して棚ボタ、他力本願な人間を増やし、堕落させ、自滅へと人間自らが選択させるように導く。反対に天使達は見守るか、愛の鞭を振るう厳しい存在なのさ。ついでに言っておこう!n俺達が、人間が自滅していくのを傍観しているのは、人間自らが選択し、契約を交わしているからだ。つまり、魔族達もしっかりとルールを守っているから、俺達も何も言えないのさ。そうだな、ベリアル」
ミカエルは至って冷静に話し、最後にベリアルに同意を求めた。
「あぁ、その通りだ」
ベリアルも落ち着いて応じている。特に、火花が散っている様子は無い。恵茉は真剣にメモを取り、
「有難うございます。非常によく分かりました。なるほど、だから契約が大切なんですね」
しみじみと言った。
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