38 / 153
スミジとアカリの姫国あやかし紹介録②
スミジとアカリのあやかし紹介録 第二回 懐覧堂は棚ぼた?
しおりを挟む
「はい! という訳でやってまいりました。 姫国あやかし紹介録の第二回目…アカリで~す!」
「スミジです」
「スミジさん、一つ疑問なんですが……」
「何だい、アカリちゃん?」
「スミジさんてまだ二十代ですよね? よく東京の、しかも都市部にお店持てましたね」
「え? ああ……う~ん。懐覧堂は実は依頼人から譲り受けたものなんだよ」
「どういうことですか?」
「作者、説明!」
くっ……作者使いの荒い奴め……。
懐覧堂はスミジが過去に受けた依頼人から譲り受けた建物である。
細かい話は……後々語られる予定ですぜ。
「へぇ~……。どうりで」
「ど、どうりでって、どういう意味かな……アカリちゃん?」
「だって、貸ビルならともかく一等地の土地付き一戸建てですよ? 余程の資産家かIT企業の社長でもない限り無理ですって」
「ま、まぁ、確かにね? 土地の税金も高いけどさ……」
「だから前回スミジさんの年収が気になったんです。画商ってそんなにお客さん来てないし、祓い師の報酬って高いのかなって……」
ごもっともな意見だな……。
「他人事だな、作者……」
うっ……。良いのか? 詳しく設定を話すと長くなるぞ?
「それは……まぁウザいかな」
スミジ……ならば自分で説明しろ。私は知らん。
「おい、作者! 丸投げかよ!?」
………。
「くっ……。へそ曲げやがった」
「で……実際どうなんですか?」
「え~……じ、実はね? 昔、国から大きな仕事があって……」
「ふむふむ」
「その時の報酬が凄く高くて……だから貯蓄があるんだ」
「……。因みに、幾らだったんですか?」
「そ、そこは内緒にしとこうよ……」
「作者さん、本当ですか?」
……。半分本当。半分ウソ。
「蒼村! 裏切ったな!?」
アオムラ、ウソツカナイロボ。
「何でロボ!?」
「作者さん、本当はどうなんですか?」
国から大きな仕事があってお金が入ったのは本当。で、報酬はそうでもなかったので土地の税金を超法規特例で低くしてもらってる。
「スミジさん……さっき土地の税金が高いって言ってませんでした?」
「む、昔は高かったって話だよ、アカリちゃん?」
「因みに、祓い師のお仕事の税金は?」
「ちゃんと払ってます」
それは本当。扱いは副業のサービス業になってる。稼いだ分はちゃんと税金払ってるよ。因みに、アフターサービスはスミジ個人で無料でやってる。
「スミジさん……ごめんなさい。スミジさんはやっぱり凄いですね」
「い、いや、わかってくれれば良いんだよ」
「私、スミジさんは銭ゲバだとばかり……」
「銭ゲバ……そ、それはシズカだからね?」
「わかりました。そうお伝えします」
「アカリちゃん、やめて━━━━っ!」
という訳で、二十代の若僧が都市部に土地を持つ理由は『お店の継承』と『税金控除』でした。因みに、スミジの貯蓄額は───。
「やめろ、蒼村!」
「え~! 聞きたいです!」
「じゃ、じゃあ、今回はこの位で……次回をお楽しみに!」
実家も財産持ちだよね~、道祖土家は山持ってるしな?よっ!この跡取り息子!
「蒼村、貴様ぁ━━━っ!」
「スミジです」
「スミジさん、一つ疑問なんですが……」
「何だい、アカリちゃん?」
「スミジさんてまだ二十代ですよね? よく東京の、しかも都市部にお店持てましたね」
「え? ああ……う~ん。懐覧堂は実は依頼人から譲り受けたものなんだよ」
「どういうことですか?」
「作者、説明!」
くっ……作者使いの荒い奴め……。
懐覧堂はスミジが過去に受けた依頼人から譲り受けた建物である。
細かい話は……後々語られる予定ですぜ。
「へぇ~……。どうりで」
「ど、どうりでって、どういう意味かな……アカリちゃん?」
「だって、貸ビルならともかく一等地の土地付き一戸建てですよ? 余程の資産家かIT企業の社長でもない限り無理ですって」
「ま、まぁ、確かにね? 土地の税金も高いけどさ……」
「だから前回スミジさんの年収が気になったんです。画商ってそんなにお客さん来てないし、祓い師の報酬って高いのかなって……」
ごもっともな意見だな……。
「他人事だな、作者……」
うっ……。良いのか? 詳しく設定を話すと長くなるぞ?
「それは……まぁウザいかな」
スミジ……ならば自分で説明しろ。私は知らん。
「おい、作者! 丸投げかよ!?」
………。
「くっ……。へそ曲げやがった」
「で……実際どうなんですか?」
「え~……じ、実はね? 昔、国から大きな仕事があって……」
「ふむふむ」
「その時の報酬が凄く高くて……だから貯蓄があるんだ」
「……。因みに、幾らだったんですか?」
「そ、そこは内緒にしとこうよ……」
「作者さん、本当ですか?」
……。半分本当。半分ウソ。
「蒼村! 裏切ったな!?」
アオムラ、ウソツカナイロボ。
「何でロボ!?」
「作者さん、本当はどうなんですか?」
国から大きな仕事があってお金が入ったのは本当。で、報酬はそうでもなかったので土地の税金を超法規特例で低くしてもらってる。
「スミジさん……さっき土地の税金が高いって言ってませんでした?」
「む、昔は高かったって話だよ、アカリちゃん?」
「因みに、祓い師のお仕事の税金は?」
「ちゃんと払ってます」
それは本当。扱いは副業のサービス業になってる。稼いだ分はちゃんと税金払ってるよ。因みに、アフターサービスはスミジ個人で無料でやってる。
「スミジさん……ごめんなさい。スミジさんはやっぱり凄いですね」
「い、いや、わかってくれれば良いんだよ」
「私、スミジさんは銭ゲバだとばかり……」
「銭ゲバ……そ、それはシズカだからね?」
「わかりました。そうお伝えします」
「アカリちゃん、やめて━━━━っ!」
という訳で、二十代の若僧が都市部に土地を持つ理由は『お店の継承』と『税金控除』でした。因みに、スミジの貯蓄額は───。
「やめろ、蒼村!」
「え~! 聞きたいです!」
「じゃ、じゃあ、今回はこの位で……次回をお楽しみに!」
実家も財産持ちだよね~、道祖土家は山持ってるしな?よっ!この跡取り息子!
「蒼村、貴様ぁ━━━っ!」
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
不倫妻への鎮魂歌 ―サレ夫が選んだ、最も残酷で静かな復讐―
MisakiNonagase
大衆娯楽
「サレ夫、再生。不倫妻、転落。──その代償は、あまりに重い。」
「嘘で塗り固めた20年より、真実で歩む明日がいい。」
失って初めて気づく、守られていた日々の輝き。
46歳の美香にとって、誠実な夫と二人の息子に囲まれた生活は、退屈で窮屈な「檻」だった。若い男からの甘い誘惑に、彼女は20年の歳月を投げ打って飛び込んだ。 しかし、彼女が捨てたのは「檻」ではなく「聖域」だったのだ。 不倫、発覚、離婚、そして孤独。 かつての「美しい奥様」が、厚化粧で場末のスナックのカウンターに立つまでの足取りと、傷つきながらも真実の幸福を掴み取っていく夫・徹の再生を描く。 家族とは何か、誠実さとは何か。一通の離婚届が、二人の人生を光と影に分かつ。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
夫の妹に財産を勝手に使われているらしいので、第三王子に全財産を寄付してみた
今川幸乃
恋愛
ローザン公爵家の跡継ぎオリバーの元に嫁いだレイラは若くして父が死んだため、実家の財産をすでにある程度相続していた。
レイラとオリバーは穏やかな新婚生活を送っていたが、なぜかオリバーは妹のエミリーが欲しがるものを何でも買ってあげている。
不審に思ったレイラが調べてみると、何とオリバーはレイラの財産を勝手に売り払ってそのお金でエミリーの欲しいものを買っていた。
レイラは実家を継いだ兄に相談し、自分に敵対する者には容赦しない”冷血王子”と恐れられるクルス第三王子に全財産を寄付することにする。
それでもオリバーはレイラの財産でエミリーに物を買い与え続けたが、自分に寄付された財産を勝手に売り払われたクルスは激怒し……
※短め
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる