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純平「カリンちゃんは天使だで」
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純平side
(……あれぇ?スベったかなぁ?)
思い切り奇声をあげた後、苦笑いしかしないカリンをみて純平は考えた。
面白くなかったんかな?
ん~なんででしょうねぇ。ん~なんでだろ。
女の子にはこう言う挨拶が受けるってネットに書いてあったんやけどなぁ。俺ギャグセンス無いんかなぁ。
カリンはただ純平の意味不明な挨拶とモグラ顔にドン引きしただけなのだが、純平は気づかない。
(気まずいし、とりあえず謝っておくか)
純平はそう思い口を開く。
「すいません、久しぶりに人と会ったんで上手に挨拶できなかったんでスゥゥゥゥ……」
台詞の終わりに口から空気が漏れてしまったが大丈夫やろ。
それにしてもかわいい子やな~。
日本ではまず目にしない薄い青色の髪の毛。整った顔立。これで処女なら100点やな。経験者なら80。
かわいい女の子と初めて話す機会ができたんや。絶対付き合うやで。
少しでも好感度を上げようと笑いながら純平は礼を言う。
「助けてくれてアジャース!アジャース!」
カリンは未だ固い笑みのまま、
「いえ、治ったなら良かったです。では私はこれで失礼します」
と答え立ち去ろうとする。
純平は慌てて
「何かお礼をさせて下さい!」
とカリンを引き止める。
マズイ……このまま帰られたらカリンちゃんと付き合えない!
しかもこんなところで1人になったら間違いなく死ぬ。
「お礼なんて結構ですよ」
カリンの言葉に純平はすかさず畳み掛ける。
「いや、お礼をしないと俺の気が収まらないんや。頼むからお礼させてや。そや!お金あげるわ!あれぇ?財布が無いぞ。どうしよう、このままじゃカリンちゃんにお礼が出来ないなぁ。しかも、こんな森の中からじゃ家にも帰れないぞ。どこかで泊めてくれるような人いないかなぁ。もし泊めてくれたら手伝いもするし仕事もできるんやけどな。父さん曰く俺業人だし。はあ~、どこかに泊めてくれる人いないかな~」チラッチラッ
カリンside
カリンは顔を引きつらせて何も言わない。いや、何も言えない。
こんなにあからさまに怪しいキモい男を家に招きたくは無い。しかし、ここに放置すればおそらくこの男は死ぬだろう。流石にそれは目覚めが悪い。
はあ~、なんでこんなのに声をかけちゃったんだろ。
見るからに怪しいし、キモいし、臭いし、キモいし、モグラ顔だし、キモいし……
まぁ、人助けだと思えばいいか。
見捨てたりしたらそれこそお父さんとお母さんに怒られちゃうし。
そう自分に言い聞かせ、断ってくれるように願い、カリンは純平に声をかける。
「良かったら私の家にきます?」
純平side
(やった……やったで!)
純平は内心ほくそ笑んでいた。
見たか!お前ら!これが長年のmogurar&ニート生活で身につけたKO★JI★KIだ!
昔は主に金を出してもらうために使っていた技術だがそれがここで活きるとは…
しかも、こんなにかわいい女の子と今日は2人同じ屋根の下。間違いが起こる可能性は充分にある…!!
こんなことならお母さんにコンドーム買ってもらえば良かったなぁ。
そんなことを考えながら純平はあくまで紳士的に
「いいんですか?アジャース!アジャース!頑張るんでよろしくお願いするだで!」
と握手を求めて断られたのであった。
(……あれぇ?スベったかなぁ?)
思い切り奇声をあげた後、苦笑いしかしないカリンをみて純平は考えた。
面白くなかったんかな?
ん~なんででしょうねぇ。ん~なんでだろ。
女の子にはこう言う挨拶が受けるってネットに書いてあったんやけどなぁ。俺ギャグセンス無いんかなぁ。
カリンはただ純平の意味不明な挨拶とモグラ顔にドン引きしただけなのだが、純平は気づかない。
(気まずいし、とりあえず謝っておくか)
純平はそう思い口を開く。
「すいません、久しぶりに人と会ったんで上手に挨拶できなかったんでスゥゥゥゥ……」
台詞の終わりに口から空気が漏れてしまったが大丈夫やろ。
それにしてもかわいい子やな~。
日本ではまず目にしない薄い青色の髪の毛。整った顔立。これで処女なら100点やな。経験者なら80。
かわいい女の子と初めて話す機会ができたんや。絶対付き合うやで。
少しでも好感度を上げようと笑いながら純平は礼を言う。
「助けてくれてアジャース!アジャース!」
カリンは未だ固い笑みのまま、
「いえ、治ったなら良かったです。では私はこれで失礼します」
と答え立ち去ろうとする。
純平は慌てて
「何かお礼をさせて下さい!」
とカリンを引き止める。
マズイ……このまま帰られたらカリンちゃんと付き合えない!
しかもこんなところで1人になったら間違いなく死ぬ。
「お礼なんて結構ですよ」
カリンの言葉に純平はすかさず畳み掛ける。
「いや、お礼をしないと俺の気が収まらないんや。頼むからお礼させてや。そや!お金あげるわ!あれぇ?財布が無いぞ。どうしよう、このままじゃカリンちゃんにお礼が出来ないなぁ。しかも、こんな森の中からじゃ家にも帰れないぞ。どこかで泊めてくれるような人いないかなぁ。もし泊めてくれたら手伝いもするし仕事もできるんやけどな。父さん曰く俺業人だし。はあ~、どこかに泊めてくれる人いないかな~」チラッチラッ
カリンside
カリンは顔を引きつらせて何も言わない。いや、何も言えない。
こんなにあからさまに怪しいキモい男を家に招きたくは無い。しかし、ここに放置すればおそらくこの男は死ぬだろう。流石にそれは目覚めが悪い。
はあ~、なんでこんなのに声をかけちゃったんだろ。
見るからに怪しいし、キモいし、臭いし、キモいし、モグラ顔だし、キモいし……
まぁ、人助けだと思えばいいか。
見捨てたりしたらそれこそお父さんとお母さんに怒られちゃうし。
そう自分に言い聞かせ、断ってくれるように願い、カリンは純平に声をかける。
「良かったら私の家にきます?」
純平side
(やった……やったで!)
純平は内心ほくそ笑んでいた。
見たか!お前ら!これが長年のmogurar&ニート生活で身につけたKO★JI★KIだ!
昔は主に金を出してもらうために使っていた技術だがそれがここで活きるとは…
しかも、こんなにかわいい女の子と今日は2人同じ屋根の下。間違いが起こる可能性は充分にある…!!
こんなことならお母さんにコンドーム買ってもらえば良かったなぁ。
そんなことを考えながら純平はあくまで紳士的に
「いいんですか?アジャース!アジャース!頑張るんでよろしくお願いするだで!」
と握手を求めて断られたのであった。
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