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純平、殴られる
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純平side
「ここが私の家です」
カリンちゃんが疲れ切った顔で家を教えてくれた。
(どうしたんやろ、カリンちゃん元気ないなぁ。女の子やし体力ないんかなぁ)
実際は帰り道の途中で煩く話しかけてくる純平のせいで疲れているだけなのだが。
あの後歩くこと数十分。森を抜けると、立派とは言えないボロボロの家があった。
家の横には少し大きめな犬小屋のようなものもあった。
(オイ!こんなところでYO!暮せって言うのかYO!)
「すいません、私の家はあまり裕福ではないので…」
俺の反応から内心を悟ったのか、カリンちゃんが申し訳なさそうに言ってくる。
「inじゃねーの?俺は好きだで、カリンちゃんもこの家も」
純平は好感度を上げようとフォローするが
「アッハイ」
見事に流された。
「ただいま~」
カリンちゃんが家の扉を開く。
家の中にはカリンちゃんに負けず劣らず美しい女性と、ジャ〇ーズと見間違えるほどのイケメンがいた。
(あれぇ?丘people!?なんだこのイケメンは?なにその恰好、変な色のズボンだし、シャツは破れてるし。こんな奴にカリンちゃんを渡せるか!!)
純平が頑張ってイケメンの粗探ししていると、イケメンはこちらを振り向き、純平に向かって走ってきた。
そしてそのまま純平の顔に向かって拳を振りぬく。
「え?」
パァン!と言う音とともに純平が外まで飛んでいく。
その隙にイケメンは立てかけていた剣をとり、純平のほうに歩いていく。
「土竜の亜人が!何しに来た!」
「お父さん!やめて!」
「なんでYO!いきなり…殴ってくるんだよコンチクショオオオオオオオ↑↑↑オオオオオオオ↓↓↓」
三人の叫び声が同時に響いた。
「いやぁ~すまんすまん、てっきり亜人かと思ってしまって」
あの後カリンちゃんが俺のことを紹介してくれて家に入ることが出来た。
そしてイケメンが純平に頭を下げてきた。
「ホンマびっくりしたわぁ。しまいには、骨がくだけるぞ!」
俺が文句を言ってもイケメンはずっと爽やかスマイルを浮かべている。
ムカつくやつだ。イケメンだから何をやってもいいわけじゃないんやで。
「挨拶が遅れたな。俺はアレン、こっちは妻のキャリーだ。カリンの両親だ」
驚いて声も出ない。両親!?てっきり兄弟だと思ったが違うのか?
いや、待て。もしかしたら訳あり家庭なのかもしれない。
そう思って純平はあることを聞いてみる。
「二人は…その…おいくつなんですか?」
「32だ」「30よ」
(ファッ!?若作りにもほどがあんだろ!俺と同い年かYO!」
「「「え?」」」
どうやら声に出していたらしくめちゃくちゃ驚かれた。
「いや、その、まぁ、こういう32歳がいても不思議ではないな、うん」
「そ、そうね。人体の神秘よね、ええ」
「お父さんと……同い年……」
三人ともそれぞれ思うところはあったにせよ無理やり自分を納得させた。
しかし、困っているとはいえどこのだれかもわからない人間を泊めるわけにもいかない。
アレンがそう思い口を開こうとした瞬間
グゥ~~~~~~
と間の抜けた音があたりに響いた。
音が鳴ったところには
「アッアッアッアッアッ」
と不気味な笑い声を発している純平の姿。
「とりあえずご飯にしましょうか」
キャリーがそう言うと皆で食事の準備を始めた。
「ここが私の家です」
カリンちゃんが疲れ切った顔で家を教えてくれた。
(どうしたんやろ、カリンちゃん元気ないなぁ。女の子やし体力ないんかなぁ)
実際は帰り道の途中で煩く話しかけてくる純平のせいで疲れているだけなのだが。
あの後歩くこと数十分。森を抜けると、立派とは言えないボロボロの家があった。
家の横には少し大きめな犬小屋のようなものもあった。
(オイ!こんなところでYO!暮せって言うのかYO!)
「すいません、私の家はあまり裕福ではないので…」
俺の反応から内心を悟ったのか、カリンちゃんが申し訳なさそうに言ってくる。
「inじゃねーの?俺は好きだで、カリンちゃんもこの家も」
純平は好感度を上げようとフォローするが
「アッハイ」
見事に流された。
「ただいま~」
カリンちゃんが家の扉を開く。
家の中にはカリンちゃんに負けず劣らず美しい女性と、ジャ〇ーズと見間違えるほどのイケメンがいた。
(あれぇ?丘people!?なんだこのイケメンは?なにその恰好、変な色のズボンだし、シャツは破れてるし。こんな奴にカリンちゃんを渡せるか!!)
純平が頑張ってイケメンの粗探ししていると、イケメンはこちらを振り向き、純平に向かって走ってきた。
そしてそのまま純平の顔に向かって拳を振りぬく。
「え?」
パァン!と言う音とともに純平が外まで飛んでいく。
その隙にイケメンは立てかけていた剣をとり、純平のほうに歩いていく。
「土竜の亜人が!何しに来た!」
「お父さん!やめて!」
「なんでYO!いきなり…殴ってくるんだよコンチクショオオオオオオオ↑↑↑オオオオオオオ↓↓↓」
三人の叫び声が同時に響いた。
「いやぁ~すまんすまん、てっきり亜人かと思ってしまって」
あの後カリンちゃんが俺のことを紹介してくれて家に入ることが出来た。
そしてイケメンが純平に頭を下げてきた。
「ホンマびっくりしたわぁ。しまいには、骨がくだけるぞ!」
俺が文句を言ってもイケメンはずっと爽やかスマイルを浮かべている。
ムカつくやつだ。イケメンだから何をやってもいいわけじゃないんやで。
「挨拶が遅れたな。俺はアレン、こっちは妻のキャリーだ。カリンの両親だ」
驚いて声も出ない。両親!?てっきり兄弟だと思ったが違うのか?
いや、待て。もしかしたら訳あり家庭なのかもしれない。
そう思って純平はあることを聞いてみる。
「二人は…その…おいくつなんですか?」
「32だ」「30よ」
(ファッ!?若作りにもほどがあんだろ!俺と同い年かYO!」
「「「え?」」」
どうやら声に出していたらしくめちゃくちゃ驚かれた。
「いや、その、まぁ、こういう32歳がいても不思議ではないな、うん」
「そ、そうね。人体の神秘よね、ええ」
「お父さんと……同い年……」
三人ともそれぞれ思うところはあったにせよ無理やり自分を納得させた。
しかし、困っているとはいえどこのだれかもわからない人間を泊めるわけにもいかない。
アレンがそう思い口を開こうとした瞬間
グゥ~~~~~~
と間の抜けた音があたりに響いた。
音が鳴ったところには
「アッアッアッアッアッ」
と不気味な笑い声を発している純平の姿。
「とりあえずご飯にしましょうか」
キャリーがそう言うと皆で食事の準備を始めた。
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