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能力の反動
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純平side
「これが....俺の力....?」
右手を見ながら呟くと同時に反対の手に違和感を感じた。
懐かしいその違和感に恐怖しつつもそっと左手を見た。
「馬鹿な!?」
奴とはとっくにサヨナラしたはず!
だがこの色、この形....
「アトピー....なのか....?」
くそっ!また俺はこいつに悩まされないといけないのか!?
しかし訓練所に入るまで、少なくとも登録をしたときには出ていなかった。
つまりこれは
「俺の能力の反動か」
それしか考えられない。
今回は初めてということもあり、力の使い方がわからなかった。
あの規模でこのリバウンド。
恐らく使う能力に応じて反動も変化するだろう。
まぁ、アトピーを治す歌なら幸い知っているし、戦闘中は我慢することになりそうだが、終わったあとに治せばいいだろ。
そう考えつつ、純平は歌を口ずさむ。
「どおして俺だけ...肌がおかしくて...?
どおしてかな?あいつと何が違うの?」
fullで歌うつもりだったがそこまで歌うとアトピーは治っていた。
反動も予想外だったが今回の嬉しい誤算に口元が緩む。
この能力のおかげでもうアトピーは怖くない!
能力の反動でアトピーが出たので、能力で治すとまたアトピーになるかもと内心ビクビクしてたがそんなことはなく、やはり反動は能力の規模に依存するようだ。
(シタバには感謝しなきゃな....)
口には出さず心の中でシタバに礼を述べる純平。
(自分の能力も少し分かったことだし、この能力を使って誰かのために何かしよう)
今一度決意を固めた純平だった。
気を失ったシタバをギルドの職員に任せて、改めて依頼を受けに純平は受付嬢の所まで歩いていく。
「依頼ってどんなものがあるんですか?」
「護衛や探索とかもありますが、ギルドに流れてくる仕事は基本的には魔物の討伐ですね。後ろのボードに募集中の依頼が貼ってありますよ」
受付嬢はそう言って純平の後ろを指差す。
「初心者が受けることのできない依頼ってありますか?」
「この仕事は自己責任なので受けることのできない依頼はありません。ただし、失敗するとペナルティとしてその依頼に応じてお金を払って頂きますし、万が一死亡した場合や行方不明になった場合もこちらは一切責任をおいませんよ」
なるほど、全て自己責任という訳か。
ありがとうございます、受付嬢にお礼を言って後ろのボードを眺める。
そしてその中の一つに気になる依頼があった。
純平はその依頼の紙を剥がして受付へと持って行った。
「これが....俺の力....?」
右手を見ながら呟くと同時に反対の手に違和感を感じた。
懐かしいその違和感に恐怖しつつもそっと左手を見た。
「馬鹿な!?」
奴とはとっくにサヨナラしたはず!
だがこの色、この形....
「アトピー....なのか....?」
くそっ!また俺はこいつに悩まされないといけないのか!?
しかし訓練所に入るまで、少なくとも登録をしたときには出ていなかった。
つまりこれは
「俺の能力の反動か」
それしか考えられない。
今回は初めてということもあり、力の使い方がわからなかった。
あの規模でこのリバウンド。
恐らく使う能力に応じて反動も変化するだろう。
まぁ、アトピーを治す歌なら幸い知っているし、戦闘中は我慢することになりそうだが、終わったあとに治せばいいだろ。
そう考えつつ、純平は歌を口ずさむ。
「どおして俺だけ...肌がおかしくて...?
どおしてかな?あいつと何が違うの?」
fullで歌うつもりだったがそこまで歌うとアトピーは治っていた。
反動も予想外だったが今回の嬉しい誤算に口元が緩む。
この能力のおかげでもうアトピーは怖くない!
能力の反動でアトピーが出たので、能力で治すとまたアトピーになるかもと内心ビクビクしてたがそんなことはなく、やはり反動は能力の規模に依存するようだ。
(シタバには感謝しなきゃな....)
口には出さず心の中でシタバに礼を述べる純平。
(自分の能力も少し分かったことだし、この能力を使って誰かのために何かしよう)
今一度決意を固めた純平だった。
気を失ったシタバをギルドの職員に任せて、改めて依頼を受けに純平は受付嬢の所まで歩いていく。
「依頼ってどんなものがあるんですか?」
「護衛や探索とかもありますが、ギルドに流れてくる仕事は基本的には魔物の討伐ですね。後ろのボードに募集中の依頼が貼ってありますよ」
受付嬢はそう言って純平の後ろを指差す。
「初心者が受けることのできない依頼ってありますか?」
「この仕事は自己責任なので受けることのできない依頼はありません。ただし、失敗するとペナルティとしてその依頼に応じてお金を払って頂きますし、万が一死亡した場合や行方不明になった場合もこちらは一切責任をおいませんよ」
なるほど、全て自己責任という訳か。
ありがとうございます、受付嬢にお礼を言って後ろのボードを眺める。
そしてその中の一つに気になる依頼があった。
純平はその依頼の紙を剥がして受付へと持って行った。
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