10 / 28
第十夜 魔法を学ぼう
しおりを挟む
────────────────
魔法の覚え方
魔力、知力、精神力がそれぞれ30 以上ある人物に、覚えたい属性魔法の手ほどきを受ける事で習得します。
────────────────
「ハッハッハ、それではまず属性について説明しようか」
あの後、街の外に出て魔法を教えると言うので、冒険に必要な食料や道具などを買って街のすぐそばの平原にやってきたのだった。
「基本となる属性は火、水、風、地の4つ。その中で火と水、風と地は対極の存在となる」
大空は高く、日差しも暖かい。ピクニックにはちょうど良い日だ。
「人間族はこの4つに加えて光と闇の属性を持ってはいるが、対極となる属性が互いを抑える結果となり、余程訓練しないと魔法は極められん」
そよ風も気持ち良く吹いている。
「それ以外の種族は基本となる属性の力が強すぎて、対極となる属性は身に付けられず、それ以外の基本属性も六割極められれば上出来といった所だ」
周囲からは、動物たちの鳴き声が……
「人間は大器晩成型、それ以外の種族は一極特化型といった所だな」
鳴き声が……
「さて、嬢ちゃんの基本属性は地だ。まず覚えるのは〈地形操作〉になる……って聞いておるか?」
「あの……大変丁寧な説明の途中すいませんけど」
私は現実逃避を中断して辺りを指差す。
「すっかり、モンスターの大群に囲まれてるんですけど!どうすんのよこれ?」
動物型モンスターの集団に、うなり声を上げながら取り囲まれている光景を直視出来ずに、空ばかり見上げていた私を誰が責められようか?
「どうするもなにも、貴重な魔法の生きた教材だぞ。ハッハッハ。最近この辺りのモンスターが増えすぎたので駆除して欲しいと頼まれてたのでちょうど良かったわい」
坊さんのセリフじゃねえ……
「その教材達に殺意のこもった目で見られてるんですけど」
「拙僧がいるうちは、コイツらは襲いかかってこんよ。これも人徳の為せる業かのう。ハッハッハ」
いや、本能的にあんたを怖がってるんだと思うよ。
「まあ、もう少し増えたら流石に襲ってくるから、主に嬢ちゃんの方に。ちゃんと説明を聞いとらんと、あっさり食われちまうぞ」
「先生、続きをお願いします!」
「ハッハッハ、清々しい程の手の平返しだのう。嬢ちゃんが覚える〈地形操作〉は魔力を大地に流しこみ、地形を変える術の事よ。まずは基本となる大地に穴を開ける術……」
大地に鉄槌を叩き込んで、オショウが言葉を放つ!
「〈奈落落とし〉!」
オショウの拳から魔力が大地を伝わり、モンスターの群れに向かっていく。
バコン!
大地が崩れ、大穴が空きモンスター十数体を呑み込んだ!
「続いて大地を突き上げる術〈噴土の拳〉!」
再度拳を大地に打ち下ろすと、魔力が大穴の底に流れていく。
ズゴン!
大穴のに落ちていったモンスター達がまとめて空高く打ち上げられ、次々と消滅していく。
そこに大穴は無く、巨大な岩盤がせり出していた。アレが落下中のモンスター達をカウンターで打ち上げたのだ。
「これが〈地形操作〉の基本、〈アースホール〉と〈グランヒット〉だ」
「先生、さっきの掛け声と呪文名が全く違います」
「そんなものは自由よ!自分がイメージしやすい言葉を叫ぶが良い。ハーハッハッハ」
〔条件を満たしました〕
〔〈地形操作〉を獲得しました〕
〔〈アースホール〉を獲得しました〕
〔〈グランヒット〉を獲得しました〕
「あと、魔法やスキルを上手く繋げていくとダメージや効果が上がる事がある。今拙僧がやったのも〈獄落天昇〉という名称を付けておる」
「地獄に叩き落としてから、天国までぶっ飛ばすのね……逃げる事も出来ない恐ろしい技だわ」
〔〈コンボ技〉が使える様になりました。特定の技や術を繋げていくと効果がアップしていきます。コンボ技名を設定すれば、それに使用する技名を省略して発動出来ます〕
……フム、名称変更にコンボ技か。
ステータス画面のスキル欄でスキル名を変更しながら、私は名案を思いついた。
「先生、コンボ技一つ出来ました」
「ハッハッハ、早いな。しかし嬢ちゃんのステータスじゃ拙僧の獄落天昇は真似できんぞ。精々小さな穴や小岩程度の出っ張りを生み出すのが精一杯だろうよ」
「それで十分よ」
返事しながら、私はモンスターを見回す。お、ちょうど良いのがいた。
「〈グリンウイップ〉!」
早速名称変更した〈蔓草の鞭〉を一体のホブゴブリンに向け振るう。
「ゴア?」
たいしたダメージを受けていないが、攻撃されて怒ったホブゴブリンが私に向かって突っ込んでくる。
「〈吸血〉!」
接触寸前、巻き付けたままの蔓の鞭から吸血。ホブゴブリンのHPとMPが減り、私のステータスが大幅アップ!
「〈足落とし〉!」
ホブゴブリンの足もとが崩れ穴に右足を踏み込んでしまう。相手にしてみれば、階段を踏み外した感覚だろう。
バランスを崩したホブゴブリンを一本背負いで投げ飛ばす!筋肉質で大人並みの体格を持つホブゴブリンもこうすれば簡単に投げられる。
そしてトドメ!
「〈大地の牙〉!」
〈グランヒット〉を尖った石が地面から突き出す様にイメージする。
その上に勢い良く落ちるホブゴブリン。
「グアッ!」
上手く急所に刺さったのか、ホブゴブリンはあっさり消滅した。
〔戦闘に勝利しました〕
〔戦闘経験値を獲得しました〕
〔体術スキル〈一本背負い〉を獲得しました〕
〔〈グリンウイップ〉+〈吸血〉+〈足落とし〉+〈一本背負い〉+〈大地の牙〉のコンボが成立しました〕
〔5コンボ達成によりダメージ2.0 倍になります〕
〔コンボ技名を入力して下さい〕
やったね!上手くコンボ技完成しちゃったよ。一つ一つのダメージは小さくても、コンボで繋げれば大きなダメージに倍増されるんだ。しかも、この技使っていけば〈植物操作〉〈地形操作〉〈体術〉のレベルがドンドン上がっていくじゃない。
さて、この必殺技になんて名前を付けようか?蔓の鞭で血を吸って始まり、大地の牙で終わるから……
〔〈双連牙〉(そうれんげ)を登録しました〕
取りあえずこれでいいか。
「いきなり五つも繋げるとは、やるのう。では拙僧もいいところ見せねばならんわい。ハッハッハ」
オショウが木の枝を拾い、指をバチンと鳴らすとなんと火がついた。
嘘ン?
「〈地形操作〉や〈疾風操作〉は地面や大気に魔力を流せば使えるが、〈火炎操作〉や〈水流操作〉は火や水を用意しなければならんのが、ちと面倒だわい。ハッハッハ」
説明しながら、火に手をかざす。
「〈火操波ァ〉(かそうばぁ)!」
ちょっ……字が違う……訳でもないか。
オショウが放った炎の波は、複数のモンスターに襲いかかり、読み通り火葬場の様に燃やし尽くす!
「そして、これが地属性と火属性を合成させた合成魔法……」
オショウの右手に地の魔力、左手に火の魔力が集まっていく。
「〈龍脈魔法〉よ!〈地獄巡りぃ〉!」
両の拳を地面に叩き付けると、なんと大地が大爆発!熔岩が噴き出しその場に居たモンスターは当然消滅。その周りに居たモンスター達も降り注ぐ岩盤や熔岩、火山弾によって全滅したのだった!……ってオイオイ。
「宴会芸のノリで災害レベルの攻撃魔法放たないでよ!後始末どうすんのこれ」
「ハッハッハ、ちと張り切り過ぎたわい。あの……ちょっと苦しいんじゃが?」
〈グリンウイップ〉&〈吸血〉をオショウにかましてパワーアップ。
そのままおっちゃんを引っ張って地獄絵図と化した平原から必死に逃げ出すのだった。
魔法の覚え方
魔力、知力、精神力がそれぞれ30 以上ある人物に、覚えたい属性魔法の手ほどきを受ける事で習得します。
────────────────
「ハッハッハ、それではまず属性について説明しようか」
あの後、街の外に出て魔法を教えると言うので、冒険に必要な食料や道具などを買って街のすぐそばの平原にやってきたのだった。
「基本となる属性は火、水、風、地の4つ。その中で火と水、風と地は対極の存在となる」
大空は高く、日差しも暖かい。ピクニックにはちょうど良い日だ。
「人間族はこの4つに加えて光と闇の属性を持ってはいるが、対極となる属性が互いを抑える結果となり、余程訓練しないと魔法は極められん」
そよ風も気持ち良く吹いている。
「それ以外の種族は基本となる属性の力が強すぎて、対極となる属性は身に付けられず、それ以外の基本属性も六割極められれば上出来といった所だ」
周囲からは、動物たちの鳴き声が……
「人間は大器晩成型、それ以外の種族は一極特化型といった所だな」
鳴き声が……
「さて、嬢ちゃんの基本属性は地だ。まず覚えるのは〈地形操作〉になる……って聞いておるか?」
「あの……大変丁寧な説明の途中すいませんけど」
私は現実逃避を中断して辺りを指差す。
「すっかり、モンスターの大群に囲まれてるんですけど!どうすんのよこれ?」
動物型モンスターの集団に、うなり声を上げながら取り囲まれている光景を直視出来ずに、空ばかり見上げていた私を誰が責められようか?
「どうするもなにも、貴重な魔法の生きた教材だぞ。ハッハッハ。最近この辺りのモンスターが増えすぎたので駆除して欲しいと頼まれてたのでちょうど良かったわい」
坊さんのセリフじゃねえ……
「その教材達に殺意のこもった目で見られてるんですけど」
「拙僧がいるうちは、コイツらは襲いかかってこんよ。これも人徳の為せる業かのう。ハッハッハ」
いや、本能的にあんたを怖がってるんだと思うよ。
「まあ、もう少し増えたら流石に襲ってくるから、主に嬢ちゃんの方に。ちゃんと説明を聞いとらんと、あっさり食われちまうぞ」
「先生、続きをお願いします!」
「ハッハッハ、清々しい程の手の平返しだのう。嬢ちゃんが覚える〈地形操作〉は魔力を大地に流しこみ、地形を変える術の事よ。まずは基本となる大地に穴を開ける術……」
大地に鉄槌を叩き込んで、オショウが言葉を放つ!
「〈奈落落とし〉!」
オショウの拳から魔力が大地を伝わり、モンスターの群れに向かっていく。
バコン!
大地が崩れ、大穴が空きモンスター十数体を呑み込んだ!
「続いて大地を突き上げる術〈噴土の拳〉!」
再度拳を大地に打ち下ろすと、魔力が大穴の底に流れていく。
ズゴン!
大穴のに落ちていったモンスター達がまとめて空高く打ち上げられ、次々と消滅していく。
そこに大穴は無く、巨大な岩盤がせり出していた。アレが落下中のモンスター達をカウンターで打ち上げたのだ。
「これが〈地形操作〉の基本、〈アースホール〉と〈グランヒット〉だ」
「先生、さっきの掛け声と呪文名が全く違います」
「そんなものは自由よ!自分がイメージしやすい言葉を叫ぶが良い。ハーハッハッハ」
〔条件を満たしました〕
〔〈地形操作〉を獲得しました〕
〔〈アースホール〉を獲得しました〕
〔〈グランヒット〉を獲得しました〕
「あと、魔法やスキルを上手く繋げていくとダメージや効果が上がる事がある。今拙僧がやったのも〈獄落天昇〉という名称を付けておる」
「地獄に叩き落としてから、天国までぶっ飛ばすのね……逃げる事も出来ない恐ろしい技だわ」
〔〈コンボ技〉が使える様になりました。特定の技や術を繋げていくと効果がアップしていきます。コンボ技名を設定すれば、それに使用する技名を省略して発動出来ます〕
……フム、名称変更にコンボ技か。
ステータス画面のスキル欄でスキル名を変更しながら、私は名案を思いついた。
「先生、コンボ技一つ出来ました」
「ハッハッハ、早いな。しかし嬢ちゃんのステータスじゃ拙僧の獄落天昇は真似できんぞ。精々小さな穴や小岩程度の出っ張りを生み出すのが精一杯だろうよ」
「それで十分よ」
返事しながら、私はモンスターを見回す。お、ちょうど良いのがいた。
「〈グリンウイップ〉!」
早速名称変更した〈蔓草の鞭〉を一体のホブゴブリンに向け振るう。
「ゴア?」
たいしたダメージを受けていないが、攻撃されて怒ったホブゴブリンが私に向かって突っ込んでくる。
「〈吸血〉!」
接触寸前、巻き付けたままの蔓の鞭から吸血。ホブゴブリンのHPとMPが減り、私のステータスが大幅アップ!
「〈足落とし〉!」
ホブゴブリンの足もとが崩れ穴に右足を踏み込んでしまう。相手にしてみれば、階段を踏み外した感覚だろう。
バランスを崩したホブゴブリンを一本背負いで投げ飛ばす!筋肉質で大人並みの体格を持つホブゴブリンもこうすれば簡単に投げられる。
そしてトドメ!
「〈大地の牙〉!」
〈グランヒット〉を尖った石が地面から突き出す様にイメージする。
その上に勢い良く落ちるホブゴブリン。
「グアッ!」
上手く急所に刺さったのか、ホブゴブリンはあっさり消滅した。
〔戦闘に勝利しました〕
〔戦闘経験値を獲得しました〕
〔体術スキル〈一本背負い〉を獲得しました〕
〔〈グリンウイップ〉+〈吸血〉+〈足落とし〉+〈一本背負い〉+〈大地の牙〉のコンボが成立しました〕
〔5コンボ達成によりダメージ2.0 倍になります〕
〔コンボ技名を入力して下さい〕
やったね!上手くコンボ技完成しちゃったよ。一つ一つのダメージは小さくても、コンボで繋げれば大きなダメージに倍増されるんだ。しかも、この技使っていけば〈植物操作〉〈地形操作〉〈体術〉のレベルがドンドン上がっていくじゃない。
さて、この必殺技になんて名前を付けようか?蔓の鞭で血を吸って始まり、大地の牙で終わるから……
〔〈双連牙〉(そうれんげ)を登録しました〕
取りあえずこれでいいか。
「いきなり五つも繋げるとは、やるのう。では拙僧もいいところ見せねばならんわい。ハッハッハ」
オショウが木の枝を拾い、指をバチンと鳴らすとなんと火がついた。
嘘ン?
「〈地形操作〉や〈疾風操作〉は地面や大気に魔力を流せば使えるが、〈火炎操作〉や〈水流操作〉は火や水を用意しなければならんのが、ちと面倒だわい。ハッハッハ」
説明しながら、火に手をかざす。
「〈火操波ァ〉(かそうばぁ)!」
ちょっ……字が違う……訳でもないか。
オショウが放った炎の波は、複数のモンスターに襲いかかり、読み通り火葬場の様に燃やし尽くす!
「そして、これが地属性と火属性を合成させた合成魔法……」
オショウの右手に地の魔力、左手に火の魔力が集まっていく。
「〈龍脈魔法〉よ!〈地獄巡りぃ〉!」
両の拳を地面に叩き付けると、なんと大地が大爆発!熔岩が噴き出しその場に居たモンスターは当然消滅。その周りに居たモンスター達も降り注ぐ岩盤や熔岩、火山弾によって全滅したのだった!……ってオイオイ。
「宴会芸のノリで災害レベルの攻撃魔法放たないでよ!後始末どうすんのこれ」
「ハッハッハ、ちと張り切り過ぎたわい。あの……ちょっと苦しいんじゃが?」
〈グリンウイップ〉&〈吸血〉をオショウにかましてパワーアップ。
そのままおっちゃんを引っ張って地獄絵図と化した平原から必死に逃げ出すのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密
藤原遊
ファンタジー
魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。
そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。
しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。
過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる