敏腕CEOは初心な書道家を溺愛して離さない

如月 そら

文字の大きさ
85 / 86
epilogue~天使の逆襲~

epilogue~天使の逆襲~④

 ベッドの上を神代の姿を探すようにぱたぱたと手が探している。その手を捕まえて、柔らかい頬にキスをした。
 くすぐったそうに香澄が笑う。こんなものは我慢できるわけもなく、神代はサイドテーブルの引き出しからコンドームのパッケージを取り出し、その封を切った。

 神代はその固くなった先を香澄の秘裂にゆるゆると押し当てる。そこはまだ昨夜の……というか朝方までの行為の名残でしっとりとぬるみを帯びていた。
 何度も行き来させていると、だんだんと香澄からでてきたもので滑りがよくなってくる。
 香澄自身はやっとだんだん目が覚めてきたのか、神代を責めるような声が聞こえた。
「ん……朝、ですよ?」
「うん。朝もいいね」

 優しく行き来していただけなのに、気づいたら秘裂を押し開いている。香澄が寝ぼけているのをいいことに神代は布団をめくって脚を開きその間に身体を入れる。
 朝の光の中でなかば強引に貫かれている姿は艶めかしく色香にあふれていた。
 神代はその身体にそっと覆いかぶさる。
「あ……んっ、だめ……です、そんな朝から……」

 神代が腰を揺するとだんだん目が覚めてきたのか、少し責めるように潤んだ目で神代を軽くにらんで、それでも揺すられるままになっている香澄がたまらなかった。神代の動きに合わせて胸がふるふるっと動くのでその動きに誘われて、むにっと胸を揉むようにすると香澄の腰が反って、きゅっと中を絞られるような感覚がある。

「胸……気持ちいい?」
 そう聞くと「いじわる……」と可愛い顔で睨まれた。睨んでもキュートだ。どうしたらいいんだろう。
 あえてゆるゆるとした腰遣いでゆっくりと香澄の奥を抉るとその口から甘くて高い声が漏れる。
 香澄は神代とが初めてだったけれど、最近はようやく感じてくれるようになってきたのが本当に嬉しかった。

 引き絞られるままに奥を抉り続ける。
「だめ……っ、もう、い……ちゃうから……」
 神代は香澄の耳元にキスをしながら深い声を送り込む。
「うん、いいですよ。いって?」
「あ……、あぁっ……」
 受け入れている部分をぎゅうっと絞られて、とろりと蜜が零れるのを感じる。その感覚に誘われて、神代は激しく動き始める。

「ま、待って……今、いって……」
「ごめん、待てないかも」
 軽く痙攣をしている隘路に打擲音をさせながら神代は激しく腰を打ちつけた。
「ふ……あ、ぁあんっ、やあ……また、いっちゃ……う」
「俺も、いく」
 その言葉に背中に回っていた香澄の手にぎゅうっと力が入ったのが分かった。心ゆくまで吐精して最後まで奥に出し尽くす。
「佳祐さん……あの、してました?」
「え? それはもちろん」
 神代は香澄のこめかみに軽くキスをする。
感想 45

あなたにおすすめの小説

短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜

美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?

悪役令嬢にされたので婚約破棄を受け入れたら、なぜか全員困っています

かきんとう
恋愛
 王城の大広間は、いつも以上に華やいでいた。  磨き上げられた床は燭台の光を反射し、色とりどりのドレスが揺れるたびに、まるで花畑が動いているかのように見える。貴族たちの笑い声、楽団の優雅な旋律、そして、ひそやかな噂話が、空気を満たしていた。  その中心に、私は立っていた。  ――今日、この瞬間のために。 「エレノア・フォン・リーベルト嬢」  高らかに呼ばれた私の名に、ざわめきがぴたりと止む。

誘拐された公爵令嬢ですが、なぜか皇帝に溺愛されています』

富士山麓
恋愛
舞踏会で王太子から婚約破棄を告げられそうになった瞬間―― 目の前に現れたのは、馬に乗った仮面の皇帝だった。 そのまま攫われた公爵令嬢ビアンキーナは、誘拐されたはずなのに超VIP待遇。 一方、助けようともしなかった王太子は「無能」と嘲笑され、静かに失墜していく。 選ばれる側から、選ぶ側へ。 これは、誰も断罪せず、すべてを終わらせた令嬢の物語。

世継ぎは他の妃が産めばいい——子を産めない私ですが、帝の寵愛を独占して皇后になりました

由香
恋愛
後宮に入る女の価値は、ただ一つ。 ——皇子を産めるかどうか。 けれど私は、産めない。 ならば—— 「世継ぎは他の妃に任せます。私は、陛下に愛される女になります」 そう言い放ったその日から、すべてが狂い始めた。 毒を盛られても、捨てられず。 皇子が生まれても、選ばれたのは私だった。 「お前は、ここにいろ」 これは、子を産めない女が ただ一つの武器“寵愛”だけで頂点に立つ物語。 そして—— その寵愛は、やがて狂気に変わる。

身分差婚~あなたの妻になれないはずだった~

椿蛍
恋愛
「息子と別れていただけないかしら?」 私を脅して、別れを決断させた彼の両親。 彼は高級住宅地『都久山』で王子様と呼ばれる存在。 私とは住む世界が違った…… 別れを命じられ、私の恋が終わった。 叶わない身分差の恋だったはずが―― ※R-15くらいなので※マークはありません。 ※視点切り替えあり。 ※2日間は1日3回更新、3日目から1日2回更新となります。

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

兄妹じゃないとわかったのでお兄様と結婚したら、全部仕込みでした

こじまき
恋愛
【20260401読みやすいように話を分割しました】 伯爵令嬢ヘイゼルは、兄アリステアに恋をしている。叶わないと知りながら、それでも諦めきれなかった。 しかし子ども時代の「取り違え」が発覚し、子爵令嬢ロレッタとして“正しい場所”で生き直すことに。 そして妹ではなくなった彼女に、アリステアは求婚する。 運命のねじれは正されて、望んだとおりに最愛の人と結ばれた―― けれど――その「正しい運命」は、兄アリステアによって用意されたものだった―― ※「小説家になろう」にも投稿しています。

夫と愛し合った翌朝、一方的に離縁されました【完結】

星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
美しい公爵夫人マルグリートは、冷徹な夫ディートリヒと共に、王国の裏で密かに任務をこなす“悪女”。 だがある日、突然夫から離婚を言い渡される。しかもその裏には、平民の愛人の存在が──。 失意の中、王命で新たな婚約者・エルンストと結ばれることに。 どうやら今回の離婚再婚は、王家の陰謀があるよう。 「悪女に、遠慮はいらない」 そう決意した彼女は、華やかな舞踏会で王に真っ向から言い放つ。 「わたくし、人の家庭を壊しておきながら悪びれない方に、下げる頭は持っていませんの。  王族であられる前に、人におなりくださいませ。……失礼」 愛も、誇りも奪われたなら── 今度はこの手で、すべてを取り戻すだけ。 裏切りに燃える、痛快リベンジ・ロマンス! ⚠️本作は AI の生成した文章を一部に使っています。タイトル変えました。コメディーです。主人公は悪女です。