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第二章 人生に計算外はつきものだとしても
10.包囲網
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一ヵ月。それはあくまで『体裁』のため――その、はずだった。
奏汰は、晴菜の迷いなど最初から見透かしているようで、退路を断つかのごとくじわじわと詰め寄ってくる。
「ちょっと。さすがに強引すぎません?」
お見合いの日から数日後――仕事終わりの深夜三時。店の前に車を横づけし、「送る」と半ば強引に晴菜を助手席へ押し込んだ奏汰は、どこか愉し気だった。どうやら今日から二週間は都内で集中的に営業をかけてまわる予定で、京都から社用車で出向いてきているらしい。
「一ヵ月だけとはいえ、今は俺の女だからな。夜遅い時間帯に無防備に出歩かせたくない」
「っ……俺の、を強調しないで」
晴菜が睨むように言うと、奏汰はハンドルを操りながら、目だけを横に向けて笑った。その笑みは、まるで子どもの反抗を楽しむかのような余裕に満ちたものだった。
抵抗する言葉だけは勝手に浮かんでくるものの、こうして彼の車に乗ってしまうあたり、相当絆されている自覚はあった。そのことが、晴菜には何よりも悔しい。
「いいな、その目。素直じゃない方が俺の好みだ」
軽口なのに、その言葉には熱がある。奏汰のわずかに低くなった声が、車内の空気を濃密にする。
どう受け取っていいか分からず、晴菜は思わず押し黙ってしまう。
――あんなの、勢いだった。
鎌倉での夜のことを思い出すたび、身体の奥が微かに疼く。忘れようとするほど、彼の指の感触や体温が蘇ってくる。
一夜の間違いだった、そう自分に言い聞かせるものの、奏汰に見つめられると心がついてこない。彼の甘い声が紡ぐ言葉の一つ一つに、晴菜は思い知らされる。
強く鋭い言葉と同じくらい、彼が本気であるということ。そして自分自身も、少なからず彼を望んでしまっていること。
――どうして……私なんだろう……
ずっと胸に居座る戸惑いが、今も晴菜の中に渦巻いていた。見合いの席で、ワンナイトで女を引っ掛ける男なんて、と口にしたものの、逆を返せば晴菜だって行きずりの男に抱かれる女なのだ。その程度の人間だという自覚が、奏汰の真剣さを受け止めることを許さなかった。
「次の休みはいつだ?」
「……明日。っていうか、日付的には今日」
信号待ちで車の流れが緩やかなものになる。完全に停車したのち、奏汰はさりげなくハンドルから手を離して滑らかな動きで晴菜の手に触れてきた。手の甲を角ばった親指で優しくなぞられる。その触れ方にさえ、どこか煽られるような熱が潜んでいた。
びくりと身体を硬くすると、彼はそんな晴菜の反応を楽しんでいるようだった。
「じゃ、決まりだな」
「何が?」
「デート」
「……は!?」
「は? じゃないだろ、恋人ならデートに行くくらい当たり前だ」
奏汰はくつくつと喉の奥で笑った。猛禽類のような切れ長の双眸がすっと細められ、深く刻まれた笑みが口の端に乗る。その表情を信号の赤い光がぼんやりと照らしている。艶やかな瞳に思わずぐっと喉が詰まった。
――デートが……当たり前……
康介とはデートらしいことをしてこなかった。恋人ならそれは当たり前のものだ、と淀みなく言いきられ、晴菜は感情とは裏腹に頬が熱くなるのを感じてしまう。
彼が言う『当たり前』は、晴菜がずっと無意識に諦めていた『当たり前』だった。
「日没前に迎えに行く。昼は休みたいだろ。ま、俺もアポ詰まってるからな」
晴菜が頷く前に、信号が青に変わった。熱い手のひらがすっと離され、車は流れに乗るように静かに走り出す。何事もなかったかのようなその仕草に、晴菜は戸惑いを覚えてしまう。
この手も、視線も、言葉も。強引で傲慢なくせに、時折見せる優しさが見え隠れする。不釣り合いな態度に惹き込まれていく自分がいる。
「どう、して……」
「何が」
思わず漏れ出た言葉に、晴菜は慌てて口を噤んだが、遅かった。奏汰は即座に晴菜の問いへ切り返してくる。
そんな速さで反応されれば、彼は常に晴菜の一挙手一投足を意識しているのではないかと勘違いしてしまいそうだ。
強引すぎる奏汰に弱さを見せたくない気持ちもある。けれど、それ以上に、なぜ、という疑念が晴菜の心に影を落とす。
「あなたなら……もっといい女性がいくらでも選べるでしょ」
車窓に視線を向けた晴菜が迷いながら言葉を落とすと、奏汰はちらりと視線を投げ寄越した。それは一瞬だったが、その奥に潜む強い熱が晴菜の心臓をぎゅっと締め付けた。
「『本当に私でいいの?』ってか」
図星だった。静かな声に問い返され、晴菜はぐっと押し黙る。
奏汰はわざとらしくため息をひとつ吐き出し、ハンドルを指で弾くように叩いた。
「他の女がいくらでも? 笑わせんなよ。いい女の基準なんて俺が決める」
静かに、けれど有無を言わせぬ響きを持ったその声色に、晴菜は息を呑んだ。その力強い言葉が、晴菜の心に渦巻いていた戸惑いを一瞬で吹き飛ばしていく。
「他の女はみんな、俺の金かステータスが欲しかった。だから俺だって、これまでそれを利用させてもらってたさ。そこは嘘つかねえ」
「……」
「だからこそ、その睨み返してくる目が俺を本気にさせる。ここを、初めて掴まれた」
鋭い言葉とともに、奏汰は左手の親指で自らの胸元をトントンと叩いた。
「あんたは『俺』を知ってなお、その目だ。そっちの方がよっぽど面白いだろ。俺の金や肩書きに靡かない女を『俺』の力だけで落とす方が、ずっと燃える」
その言葉は、冗談めかした口調とは裏腹に、あまりにも剥き出しで真っ直ぐだった。
「勘違いするな。あんな壊れた顔をしたあんたが可哀想だから拾ったとか、そういうもんじゃない。俺はあんたが欲しいと思った、ただそれだけだ」
車内に落ちた沈黙が、やけに重たい。
強気で傲慢で、どこまでも自分本位な言い分なのに、なぜか胸の奥がじわりと熱を持つ。
――欲しい、なんて。
そんな言葉を、真顔で、真正面から向けられたのは初めてだった。
「俺はもう、晴菜以外で心臓が鳴る気がしない」
迷いも躊躇いもない、まるで当たり前の事実を告げるような声音が、晴菜の心の奥を甘くかき乱す。その言葉には、嘘を許さないような、絶対的な感情が宿っていた。
「だから――他の女じゃ意味がない。これ以上の理由がいるか?」
よくもまぁそんな恥ずかしいことをすらすらと口にできるものだ。逃げ場のない真剣さに、晴菜は思わず上ずってしまいそうになる喉を必死に抑え込んだ。
「そ、……そんなの、ただの思い込みかもしれないのに」
「思い込みだろうが何だっていいだろ。今この瞬間が俺にとっては『真実』だ」
窓の外を流れる街灯の光が、車内を一瞬だけ白く照らす。そのたびに奏汰の横顔が浮かび上がり、消える。鋭くて、どこか獰猛で、それでいて妙に色っぽい。
晴菜は自分の抵抗が、彼の前では意味をなさないことを痛感した。終始、奏汰のペースに乗せられ心が揺さぶられている。
「……っ、なんか、」
車は静かな住宅街に入り、速度を緩めた。晴菜が住むマンションが間近に迫っている。
「あなたの手のひらの上で……転がされてるみたい」
晴菜が絞り出すようにそう言うと、奏汰はブレーキをかけ、ゆっくりと車を停止させた。彼が車を停めたのは、マンションの入口からほど近い路肩だった。
「その手のひらの上が案外居心地がいいって、気付いてねぇフリしてるだけなんじゃねぇの」
その言葉は、優越感を含んでいるのに、不思議と嫌みがなかった。奏汰はシートベルトを外すと、こちらへ身を乗り出してきた。
「……ほんっと、強引……」
「強引じゃなきゃ、あんたみたいに強情な女は落ちねぇだろ」
晴菜が視線をそらすより早く、彼の指先が優しく晴菜の顎をすくい上げた。その仕草は、強引さの奥に、極上の気遣いと丁寧さを含んでいた。
「……晴菜」
名を呼ぶ声とともに、顎を軽く持ち上げられる。逃げ道は、もうない。
「待っ……っ、!」
制止の言葉は彼の唇に吸い込まれていく。深くも荒々しくもなく、触れ合うだけの軽い口づけ。けれど、そこには逃げられない強さがあった。
数秒後、奏汰はゆっくりと唇を離した。短く、けれど確かに熱を残すキスだった。
「じゃあな。また迎えに来る」
奏汰は晴菜の唇を名残惜しそうに親指でなぞった。
「おやすみ」
低く艶のある声が、夜の静寂に溶けていく。晴菜は車から降り、彼の車が見えなくなるまで、その場に立ち尽くしていた。
「本当に……強引すぎるのよ、あいつ」
唇から零れ落ちるのは精一杯の悪態だけだった。
それでも――彼の手のひらの上がどうしようもなく居心地がいいと感じている自分がいることは、否定できそうになかった。
奏汰は、晴菜の迷いなど最初から見透かしているようで、退路を断つかのごとくじわじわと詰め寄ってくる。
「ちょっと。さすがに強引すぎません?」
お見合いの日から数日後――仕事終わりの深夜三時。店の前に車を横づけし、「送る」と半ば強引に晴菜を助手席へ押し込んだ奏汰は、どこか愉し気だった。どうやら今日から二週間は都内で集中的に営業をかけてまわる予定で、京都から社用車で出向いてきているらしい。
「一ヵ月だけとはいえ、今は俺の女だからな。夜遅い時間帯に無防備に出歩かせたくない」
「っ……俺の、を強調しないで」
晴菜が睨むように言うと、奏汰はハンドルを操りながら、目だけを横に向けて笑った。その笑みは、まるで子どもの反抗を楽しむかのような余裕に満ちたものだった。
抵抗する言葉だけは勝手に浮かんでくるものの、こうして彼の車に乗ってしまうあたり、相当絆されている自覚はあった。そのことが、晴菜には何よりも悔しい。
「いいな、その目。素直じゃない方が俺の好みだ」
軽口なのに、その言葉には熱がある。奏汰のわずかに低くなった声が、車内の空気を濃密にする。
どう受け取っていいか分からず、晴菜は思わず押し黙ってしまう。
――あんなの、勢いだった。
鎌倉での夜のことを思い出すたび、身体の奥が微かに疼く。忘れようとするほど、彼の指の感触や体温が蘇ってくる。
一夜の間違いだった、そう自分に言い聞かせるものの、奏汰に見つめられると心がついてこない。彼の甘い声が紡ぐ言葉の一つ一つに、晴菜は思い知らされる。
強く鋭い言葉と同じくらい、彼が本気であるということ。そして自分自身も、少なからず彼を望んでしまっていること。
――どうして……私なんだろう……
ずっと胸に居座る戸惑いが、今も晴菜の中に渦巻いていた。見合いの席で、ワンナイトで女を引っ掛ける男なんて、と口にしたものの、逆を返せば晴菜だって行きずりの男に抱かれる女なのだ。その程度の人間だという自覚が、奏汰の真剣さを受け止めることを許さなかった。
「次の休みはいつだ?」
「……明日。っていうか、日付的には今日」
信号待ちで車の流れが緩やかなものになる。完全に停車したのち、奏汰はさりげなくハンドルから手を離して滑らかな動きで晴菜の手に触れてきた。手の甲を角ばった親指で優しくなぞられる。その触れ方にさえ、どこか煽られるような熱が潜んでいた。
びくりと身体を硬くすると、彼はそんな晴菜の反応を楽しんでいるようだった。
「じゃ、決まりだな」
「何が?」
「デート」
「……は!?」
「は? じゃないだろ、恋人ならデートに行くくらい当たり前だ」
奏汰はくつくつと喉の奥で笑った。猛禽類のような切れ長の双眸がすっと細められ、深く刻まれた笑みが口の端に乗る。その表情を信号の赤い光がぼんやりと照らしている。艶やかな瞳に思わずぐっと喉が詰まった。
――デートが……当たり前……
康介とはデートらしいことをしてこなかった。恋人ならそれは当たり前のものだ、と淀みなく言いきられ、晴菜は感情とは裏腹に頬が熱くなるのを感じてしまう。
彼が言う『当たり前』は、晴菜がずっと無意識に諦めていた『当たり前』だった。
「日没前に迎えに行く。昼は休みたいだろ。ま、俺もアポ詰まってるからな」
晴菜が頷く前に、信号が青に変わった。熱い手のひらがすっと離され、車は流れに乗るように静かに走り出す。何事もなかったかのようなその仕草に、晴菜は戸惑いを覚えてしまう。
この手も、視線も、言葉も。強引で傲慢なくせに、時折見せる優しさが見え隠れする。不釣り合いな態度に惹き込まれていく自分がいる。
「どう、して……」
「何が」
思わず漏れ出た言葉に、晴菜は慌てて口を噤んだが、遅かった。奏汰は即座に晴菜の問いへ切り返してくる。
そんな速さで反応されれば、彼は常に晴菜の一挙手一投足を意識しているのではないかと勘違いしてしまいそうだ。
強引すぎる奏汰に弱さを見せたくない気持ちもある。けれど、それ以上に、なぜ、という疑念が晴菜の心に影を落とす。
「あなたなら……もっといい女性がいくらでも選べるでしょ」
車窓に視線を向けた晴菜が迷いながら言葉を落とすと、奏汰はちらりと視線を投げ寄越した。それは一瞬だったが、その奥に潜む強い熱が晴菜の心臓をぎゅっと締め付けた。
「『本当に私でいいの?』ってか」
図星だった。静かな声に問い返され、晴菜はぐっと押し黙る。
奏汰はわざとらしくため息をひとつ吐き出し、ハンドルを指で弾くように叩いた。
「他の女がいくらでも? 笑わせんなよ。いい女の基準なんて俺が決める」
静かに、けれど有無を言わせぬ響きを持ったその声色に、晴菜は息を呑んだ。その力強い言葉が、晴菜の心に渦巻いていた戸惑いを一瞬で吹き飛ばしていく。
「他の女はみんな、俺の金かステータスが欲しかった。だから俺だって、これまでそれを利用させてもらってたさ。そこは嘘つかねえ」
「……」
「だからこそ、その睨み返してくる目が俺を本気にさせる。ここを、初めて掴まれた」
鋭い言葉とともに、奏汰は左手の親指で自らの胸元をトントンと叩いた。
「あんたは『俺』を知ってなお、その目だ。そっちの方がよっぽど面白いだろ。俺の金や肩書きに靡かない女を『俺』の力だけで落とす方が、ずっと燃える」
その言葉は、冗談めかした口調とは裏腹に、あまりにも剥き出しで真っ直ぐだった。
「勘違いするな。あんな壊れた顔をしたあんたが可哀想だから拾ったとか、そういうもんじゃない。俺はあんたが欲しいと思った、ただそれだけだ」
車内に落ちた沈黙が、やけに重たい。
強気で傲慢で、どこまでも自分本位な言い分なのに、なぜか胸の奥がじわりと熱を持つ。
――欲しい、なんて。
そんな言葉を、真顔で、真正面から向けられたのは初めてだった。
「俺はもう、晴菜以外で心臓が鳴る気がしない」
迷いも躊躇いもない、まるで当たり前の事実を告げるような声音が、晴菜の心の奥を甘くかき乱す。その言葉には、嘘を許さないような、絶対的な感情が宿っていた。
「だから――他の女じゃ意味がない。これ以上の理由がいるか?」
よくもまぁそんな恥ずかしいことをすらすらと口にできるものだ。逃げ場のない真剣さに、晴菜は思わず上ずってしまいそうになる喉を必死に抑え込んだ。
「そ、……そんなの、ただの思い込みかもしれないのに」
「思い込みだろうが何だっていいだろ。今この瞬間が俺にとっては『真実』だ」
窓の外を流れる街灯の光が、車内を一瞬だけ白く照らす。そのたびに奏汰の横顔が浮かび上がり、消える。鋭くて、どこか獰猛で、それでいて妙に色っぽい。
晴菜は自分の抵抗が、彼の前では意味をなさないことを痛感した。終始、奏汰のペースに乗せられ心が揺さぶられている。
「……っ、なんか、」
車は静かな住宅街に入り、速度を緩めた。晴菜が住むマンションが間近に迫っている。
「あなたの手のひらの上で……転がされてるみたい」
晴菜が絞り出すようにそう言うと、奏汰はブレーキをかけ、ゆっくりと車を停止させた。彼が車を停めたのは、マンションの入口からほど近い路肩だった。
「その手のひらの上が案外居心地がいいって、気付いてねぇフリしてるだけなんじゃねぇの」
その言葉は、優越感を含んでいるのに、不思議と嫌みがなかった。奏汰はシートベルトを外すと、こちらへ身を乗り出してきた。
「……ほんっと、強引……」
「強引じゃなきゃ、あんたみたいに強情な女は落ちねぇだろ」
晴菜が視線をそらすより早く、彼の指先が優しく晴菜の顎をすくい上げた。その仕草は、強引さの奥に、極上の気遣いと丁寧さを含んでいた。
「……晴菜」
名を呼ぶ声とともに、顎を軽く持ち上げられる。逃げ道は、もうない。
「待っ……っ、!」
制止の言葉は彼の唇に吸い込まれていく。深くも荒々しくもなく、触れ合うだけの軽い口づけ。けれど、そこには逃げられない強さがあった。
数秒後、奏汰はゆっくりと唇を離した。短く、けれど確かに熱を残すキスだった。
「じゃあな。また迎えに来る」
奏汰は晴菜の唇を名残惜しそうに親指でなぞった。
「おやすみ」
低く艶のある声が、夜の静寂に溶けていく。晴菜は車から降り、彼の車が見えなくなるまで、その場に立ち尽くしていた。
「本当に……強引すぎるのよ、あいつ」
唇から零れ落ちるのは精一杯の悪態だけだった。
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