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第二章 人生に計算外はつきものだとしても
8.計算ずく
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見覚えしかない、精悍な顔。切れ長の目。仕立ての良いダークスーツ姿は、あの鎌倉のバーでの姿と寸分違わない。
晴菜の足は、完全に止まってしまった。地面に埋まってしまったかのように、どう頑張っても一歩も動けなかった。
――ありえない、なんで……
あの夜、偶然出会った名前も知らない男。
胸の奥がどんどん熱くなっていくというのに、なぜだか全身の血の気が引いていく感覚がした。視界の端が滲み、薄緑の振袖を着た自分が、まるで薄い膜の向こう側にいるような錯覚に陥る。
そんな晴菜の心の内を知らない華子は、軽く晴菜の背中を押してくる。
「さあ、晴菜ちゃん。お入り」
華子に背中を押された瞬間、晴菜は我に返り、どうにか一歩を踏み出すことができた。
「お待たせしてすみまへん、氷室社長」
華子は一歩部屋へ入ると、にこやかにテーブルの向こうに座る彼らに向かって頭を下げた。と同時に、二人がゆっくりと椅子から立ち上がる。
「いえ、こちらこそ。今日はお越しいただきありがとうございます」
華子の挨拶に、彼の隣の男性が応じた。落ち着き払った様子で、社長という肩書がすぐに腑に落ちる。
穏やかな目元に柔らかい物腰。その左手の薬指には銀の指輪が輝いていた。ということは、お見合い相手は彼――社長ではないらしい。
彼は穏やかな声で言葉を続けていく。
「初めまして、晴菜さん。氷室酒造の代表、氷室隆之です。彼は弟の奏汰。うちの副社長を任せています」
「氷室奏汰です。お会いできて光栄です」
兄の紹介を受け、彼はゆっくりと口を開いた。その声は、あの夜、耳元で低く囁かれたそれとまったく同じだった。
落ち着いた所作とは裏腹に、奏汰の目は鋭く晴菜を捉えていた。まるで、逃がす気など一切ない、と静かに告げているようで――胸の奥がざわりと震えた。
「姪の晴菜どす。前にも言うたけど、東京でバーテンダーしてますの。ほら、晴菜ちゃん」
「あ……その、衣笠晴菜、です。今日は……よろしくお願いします」
晴菜は華子に促されなんとか声を出して会釈するものの、舌が少しもつれた。身体の前で組んだ指先が冷たい。心臓の音が、耳の奥で痛いほど響く。
「お父様の剛士さんが年始に引退しはって、それで息子さん達が酒造を継ぎはったんよ」
「福寿さんとは祖父の代からのお付き合いだと聞いております。改めまして、弟にこのようなご縁をいただけ嬉しく思います」
「そう言わはってもらえて嬉しいわぁ。今日はよろしゅう頼んます」
華子はにこやかに笑った。その隣で、晴菜もぎこちなく頭を下げるが、頭の中は、「なぜ」という疑問で埋め尽くされていた。
――よりによって、この人が? お見合い相手……?
自分でも信じられないほど冷たくなった指先を、晴菜は必死に組み直した。薄緑の振袖の袖が小さく揺れる。その揺れが、逆に落ち着きのなさを浮き彫りにしているように思えて、余計に息が詰まった。
そんな晴菜の内心など露知らず、華子は「ほら見てみぃ」とばかりに嬉しそうに小声で囁いた。
「奏汰くん、ええ男やろ? 写真と変わらへんくらい整ってはる」
その言葉に、晴菜の思考が一瞬止まった。
――写真……?
華子がこの話を持ってきた時に、釣書諸々を郵便で送っておくと言われていた。けれど、康介とのことで頭がいっぱいだったので、届いた封書はそのまま一人暮らしの自宅のリビングに置きっぱなしにしていた。
もし写真を見ていたなら、この場でこんな形の再会をすることはなかったはずだ。あの時ただ頷いてしまった自分を殴りたい衝動に駆られる。
――こんなの……反則じゃない……!
あの夜の記憶が、濃密な体温と一緒にじんわり蘇る。思い出したくないのに、思い出すだけで鼓動が跳ね上がる。
そうこうしている間に、仲居から椅子に座るよう促され、一同が着席したところで華子が明るい声で切り出した。
「せっかくやさかい、改めて二人のお仕事のお話でも、聞かせてもらおか」
華子の問いかけに、奏汰は落ち着いた低い声で答えた。
「はい。老舗の酒蔵と申しましても、今は時代の変化が激しいですから。商品の企画から営業活動、広報まで幅広く担当しております。兄が主に製造と経営全般を見てくれていますので、父の味を守りつつ、新しい挑戦も始めているところです。日本酒の魅力をより多くの方に知っていただくのが私の使命だと思っています」
「まあ! 頼もしいわぁ」
華子が感嘆の声を上げる。奏汰の声は穏やかで、落ち着き払っている。
今目の前にいる『副社長の氷室奏汰』は、礼儀正しくて洗練されていて、別人のように見えた。
けれど、絡まる視線の強さだけは──あの夜、背中をなぞった指先と同じで、晴菜の心をますます落ち着かなくさせた。
「晴菜さんは、東京でバーテンダーをされているとか」
奏汰が静かに問いかけてくるも、言葉が喉に張りつく。
――知ってるくせに……!
あの夜、「元?」と低く笑った声まで覚えている。わざと尋ねてくる奏汰の穏やかすぎる表情が、晴菜の動揺をさらにかき乱した。
「銀座で……まだまだ勉強中ですが」
晴菜は俯きかけた視線をなんとか持ち上げ、呑み込んだ息と一緒に答えた。声が震えていないことだけが唯一の救いだった。
「銀座ですか。どちらのお店で?」
その落ち着き払った声は、丁寧すぎて意地悪だ。
晴菜は一瞬、返答を忘れかけた。
――どういうつもりなの、あなた。
彼の視線はまっすぐで、逃げ場を与えてくれない。
「……銀座の、花椿通りにある小さなバーです。今年開店五周年を迎えました」
どうにか言葉を返すと、奏汰の口元がほんのわずかに緩む。
「あぁ。BARギャレットかな。覚えました。今度ぜひ伺わせてください」
店名を言い当てられた瞬間、晴菜の呼吸が浅くなる。まるで逃げ道を塞がれたような、そんな感覚だった。
――なんで……お店の名前を……
銀座にはたくさんのバーがある。それこそ、数えきれないほどだ。新規店ができては撤退していくような、入れ替わりの激しい区域だというのに。
奏汰は、そんな晴菜の動揺をすっと受け止めるように微笑んだ。
「銀座には、うちの酒を扱ってくださっているバーがいくつかありまして。ギャレットさんには今度営業をかけようかとアポを取りたいと思っていたんですよ。いやぁ、奇遇ですね」
背筋をそっとなぞられたような感覚に、呼吸の仕方すら忘れそうになる。
――奇遇?
そんなはずがあるわけない。わざとだ。絶対に。どういうわけかはわからないが、きっと晴菜の勤め先を奏汰は最初から知っていて、この場ではわざと知らないふりをしたに違いない。だって、あの朝、たぬき寝入りをして晴菜の出方を見ていたような男だ。
まるで最初からレールを敷かれていたようで、息が詰まる。
「そう……ですか」
動揺を悟られまいと俯き気味に答えたところで、襖が静かに開き、仲居が料理を運んできた。枝豆と茄子が鮮やかな季節料理が乗る八寸には、清涼な鮎の稚魚が緊張を和らげるよう静かに横たわっており、張り詰めていた空気にやわらかな隙間ができた。
「どうぞ、ごゆっくり」
仲居が去ると、隆之がグラスを手に取り、穏やかな微笑みをこちらに向けてくる。
「お話を続けましょう。そう緊張なさらずに」
そう促す声は優しい。けれど晴菜の緊張は、緩むどころか逆に増していった。
――だって、この人がいる。
視線を上げれば、奏汰がまっすぐこちらを見ている。まるで晴菜の一挙手一投足を逃すつもりのないような眼差しで。
晴菜は湯気の立つ椀に視線を落とし、そっと息を整えた。
食事は見た目こそ和やかに進んだ。季節の料理に華子が感嘆の声を上げ、隆之も丁寧に応じる。だが晴菜は、向かいの奏汰がふと箸を置くたびに胸がざわめき、味がほとんど入ってこなかった。
やがて最後のお茶が運ばれ、湯気がほっと広がる。ひと口含んだところで、華子が意味ありげに立ち上がった。
「ほな、あとは若い二人でごゆっくり」
隆之も穏やかに頷き、二人は自然な流れで席を外す。晴菜は息を詰め、俯いた。
どうして――よりによって彼なのか。
神様の悪戯だと思うには、あまりにも残酷だ。どこか逃げるように受けたお見合いで、逃げ場のない再会を突きつけられるなんて、あんまりではないか。
軽い音を立て、入り口の扉が閉められた。わずかばかりの沈黙が落ちたのち、目の前の奏汰がふっと小さく笑った。
「……久しぶりだな、晴菜」
よく通るバリトンの声が、晴菜の耳朶を打った。
晴菜の足は、完全に止まってしまった。地面に埋まってしまったかのように、どう頑張っても一歩も動けなかった。
――ありえない、なんで……
あの夜、偶然出会った名前も知らない男。
胸の奥がどんどん熱くなっていくというのに、なぜだか全身の血の気が引いていく感覚がした。視界の端が滲み、薄緑の振袖を着た自分が、まるで薄い膜の向こう側にいるような錯覚に陥る。
そんな晴菜の心の内を知らない華子は、軽く晴菜の背中を押してくる。
「さあ、晴菜ちゃん。お入り」
華子に背中を押された瞬間、晴菜は我に返り、どうにか一歩を踏み出すことができた。
「お待たせしてすみまへん、氷室社長」
華子は一歩部屋へ入ると、にこやかにテーブルの向こうに座る彼らに向かって頭を下げた。と同時に、二人がゆっくりと椅子から立ち上がる。
「いえ、こちらこそ。今日はお越しいただきありがとうございます」
華子の挨拶に、彼の隣の男性が応じた。落ち着き払った様子で、社長という肩書がすぐに腑に落ちる。
穏やかな目元に柔らかい物腰。その左手の薬指には銀の指輪が輝いていた。ということは、お見合い相手は彼――社長ではないらしい。
彼は穏やかな声で言葉を続けていく。
「初めまして、晴菜さん。氷室酒造の代表、氷室隆之です。彼は弟の奏汰。うちの副社長を任せています」
「氷室奏汰です。お会いできて光栄です」
兄の紹介を受け、彼はゆっくりと口を開いた。その声は、あの夜、耳元で低く囁かれたそれとまったく同じだった。
落ち着いた所作とは裏腹に、奏汰の目は鋭く晴菜を捉えていた。まるで、逃がす気など一切ない、と静かに告げているようで――胸の奥がざわりと震えた。
「姪の晴菜どす。前にも言うたけど、東京でバーテンダーしてますの。ほら、晴菜ちゃん」
「あ……その、衣笠晴菜、です。今日は……よろしくお願いします」
晴菜は華子に促されなんとか声を出して会釈するものの、舌が少しもつれた。身体の前で組んだ指先が冷たい。心臓の音が、耳の奥で痛いほど響く。
「お父様の剛士さんが年始に引退しはって、それで息子さん達が酒造を継ぎはったんよ」
「福寿さんとは祖父の代からのお付き合いだと聞いております。改めまして、弟にこのようなご縁をいただけ嬉しく思います」
「そう言わはってもらえて嬉しいわぁ。今日はよろしゅう頼んます」
華子はにこやかに笑った。その隣で、晴菜もぎこちなく頭を下げるが、頭の中は、「なぜ」という疑問で埋め尽くされていた。
――よりによって、この人が? お見合い相手……?
自分でも信じられないほど冷たくなった指先を、晴菜は必死に組み直した。薄緑の振袖の袖が小さく揺れる。その揺れが、逆に落ち着きのなさを浮き彫りにしているように思えて、余計に息が詰まった。
そんな晴菜の内心など露知らず、華子は「ほら見てみぃ」とばかりに嬉しそうに小声で囁いた。
「奏汰くん、ええ男やろ? 写真と変わらへんくらい整ってはる」
その言葉に、晴菜の思考が一瞬止まった。
――写真……?
華子がこの話を持ってきた時に、釣書諸々を郵便で送っておくと言われていた。けれど、康介とのことで頭がいっぱいだったので、届いた封書はそのまま一人暮らしの自宅のリビングに置きっぱなしにしていた。
もし写真を見ていたなら、この場でこんな形の再会をすることはなかったはずだ。あの時ただ頷いてしまった自分を殴りたい衝動に駆られる。
――こんなの……反則じゃない……!
あの夜の記憶が、濃密な体温と一緒にじんわり蘇る。思い出したくないのに、思い出すだけで鼓動が跳ね上がる。
そうこうしている間に、仲居から椅子に座るよう促され、一同が着席したところで華子が明るい声で切り出した。
「せっかくやさかい、改めて二人のお仕事のお話でも、聞かせてもらおか」
華子の問いかけに、奏汰は落ち着いた低い声で答えた。
「はい。老舗の酒蔵と申しましても、今は時代の変化が激しいですから。商品の企画から営業活動、広報まで幅広く担当しております。兄が主に製造と経営全般を見てくれていますので、父の味を守りつつ、新しい挑戦も始めているところです。日本酒の魅力をより多くの方に知っていただくのが私の使命だと思っています」
「まあ! 頼もしいわぁ」
華子が感嘆の声を上げる。奏汰の声は穏やかで、落ち着き払っている。
今目の前にいる『副社長の氷室奏汰』は、礼儀正しくて洗練されていて、別人のように見えた。
けれど、絡まる視線の強さだけは──あの夜、背中をなぞった指先と同じで、晴菜の心をますます落ち着かなくさせた。
「晴菜さんは、東京でバーテンダーをされているとか」
奏汰が静かに問いかけてくるも、言葉が喉に張りつく。
――知ってるくせに……!
あの夜、「元?」と低く笑った声まで覚えている。わざと尋ねてくる奏汰の穏やかすぎる表情が、晴菜の動揺をさらにかき乱した。
「銀座で……まだまだ勉強中ですが」
晴菜は俯きかけた視線をなんとか持ち上げ、呑み込んだ息と一緒に答えた。声が震えていないことだけが唯一の救いだった。
「銀座ですか。どちらのお店で?」
その落ち着き払った声は、丁寧すぎて意地悪だ。
晴菜は一瞬、返答を忘れかけた。
――どういうつもりなの、あなた。
彼の視線はまっすぐで、逃げ場を与えてくれない。
「……銀座の、花椿通りにある小さなバーです。今年開店五周年を迎えました」
どうにか言葉を返すと、奏汰の口元がほんのわずかに緩む。
「あぁ。BARギャレットかな。覚えました。今度ぜひ伺わせてください」
店名を言い当てられた瞬間、晴菜の呼吸が浅くなる。まるで逃げ道を塞がれたような、そんな感覚だった。
――なんで……お店の名前を……
銀座にはたくさんのバーがある。それこそ、数えきれないほどだ。新規店ができては撤退していくような、入れ替わりの激しい区域だというのに。
奏汰は、そんな晴菜の動揺をすっと受け止めるように微笑んだ。
「銀座には、うちの酒を扱ってくださっているバーがいくつかありまして。ギャレットさんには今度営業をかけようかとアポを取りたいと思っていたんですよ。いやぁ、奇遇ですね」
背筋をそっとなぞられたような感覚に、呼吸の仕方すら忘れそうになる。
――奇遇?
そんなはずがあるわけない。わざとだ。絶対に。どういうわけかはわからないが、きっと晴菜の勤め先を奏汰は最初から知っていて、この場ではわざと知らないふりをしたに違いない。だって、あの朝、たぬき寝入りをして晴菜の出方を見ていたような男だ。
まるで最初からレールを敷かれていたようで、息が詰まる。
「そう……ですか」
動揺を悟られまいと俯き気味に答えたところで、襖が静かに開き、仲居が料理を運んできた。枝豆と茄子が鮮やかな季節料理が乗る八寸には、清涼な鮎の稚魚が緊張を和らげるよう静かに横たわっており、張り詰めていた空気にやわらかな隙間ができた。
「どうぞ、ごゆっくり」
仲居が去ると、隆之がグラスを手に取り、穏やかな微笑みをこちらに向けてくる。
「お話を続けましょう。そう緊張なさらずに」
そう促す声は優しい。けれど晴菜の緊張は、緩むどころか逆に増していった。
――だって、この人がいる。
視線を上げれば、奏汰がまっすぐこちらを見ている。まるで晴菜の一挙手一投足を逃すつもりのないような眼差しで。
晴菜は湯気の立つ椀に視線を落とし、そっと息を整えた。
食事は見た目こそ和やかに進んだ。季節の料理に華子が感嘆の声を上げ、隆之も丁寧に応じる。だが晴菜は、向かいの奏汰がふと箸を置くたびに胸がざわめき、味がほとんど入ってこなかった。
やがて最後のお茶が運ばれ、湯気がほっと広がる。ひと口含んだところで、華子が意味ありげに立ち上がった。
「ほな、あとは若い二人でごゆっくり」
隆之も穏やかに頷き、二人は自然な流れで席を外す。晴菜は息を詰め、俯いた。
どうして――よりによって彼なのか。
神様の悪戯だと思うには、あまりにも残酷だ。どこか逃げるように受けたお見合いで、逃げ場のない再会を突きつけられるなんて、あんまりではないか。
軽い音を立て、入り口の扉が閉められた。わずかばかりの沈黙が落ちたのち、目の前の奏汰がふっと小さく笑った。
「……久しぶりだな、晴菜」
よく通るバリトンの声が、晴菜の耳朶を打った。
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