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3.弁明ナディア
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あれほど上品だった王太子の口もとが歪む。今やニタニタと下卑た笑いを浮かべて、私に手を伸ばしてきた。
なんとか背中を左右に動かし、じりじり後ろへ下がる。
「ナディア。僕のことが好きだろう?」
「そ、それは⋯⋯」
「未熟すぎるのも考えものだな、ほらっ!」
また彼が私の頰をパチンと打った。
さっきより強い痛みがズキンと頰に走ると、私は抗う力を失った。縄で拘束されたまま、夜着を引き裂かれる。
誰にも見せたことのない下着姿を見られてしまう。
「いやああああぁぁ!」
「まだ未熟だろうが聖女。存分に希少性を味わおう」
肩を上下に揺らし、王太子は心底嬉しそうに笑う。
その笑顔に無邪気さと残虐さを感じた。
ずっと私は利用されていただけなんて──
キラキラ輝いていた初恋の魔法が解けていく──
(あぁ、私って、アレイシ様じゃなくて、恋に恋してたんだ)
「え⋯⋯や、待ってくだ⋯⋯ぃ」
あまりの恥ずかしさに、私は涙が溢れた。
さらに彼に唇を押し当てられ、今度は舌を絡められた。両肩を手で押さえつけられ、口づけが深みを増す。
「いあぁ、ちゅ、ん、ば、ちゅっぷ」
大きな舌に絡まれて、お互いの唾液が混じり水音を立てた。私は淫らな水音が響くたび、拒否しきれなくなる。
甘く身体が痺れ熱くなってしまう。
なんとか背中を左右に動かし、じりじり後ろへ下がる。
「ナディア。僕のことが好きだろう?」
「そ、それは⋯⋯」
「未熟すぎるのも考えものだな、ほらっ!」
また彼が私の頰をパチンと打った。
さっきより強い痛みがズキンと頰に走ると、私は抗う力を失った。縄で拘束されたまま、夜着を引き裂かれる。
誰にも見せたことのない下着姿を見られてしまう。
「いやああああぁぁ!」
「まだ未熟だろうが聖女。存分に希少性を味わおう」
肩を上下に揺らし、王太子は心底嬉しそうに笑う。
その笑顔に無邪気さと残虐さを感じた。
ずっと私は利用されていただけなんて──
キラキラ輝いていた初恋の魔法が解けていく──
(あぁ、私って、アレイシ様じゃなくて、恋に恋してたんだ)
「え⋯⋯や、待ってくだ⋯⋯ぃ」
あまりの恥ずかしさに、私は涙が溢れた。
さらに彼に唇を押し当てられ、今度は舌を絡められた。両肩を手で押さえつけられ、口づけが深みを増す。
「いあぁ、ちゅ、ん、ば、ちゅっぷ」
大きな舌に絡まれて、お互いの唾液が混じり水音を立てた。私は淫らな水音が響くたび、拒否しきれなくなる。
甘く身体が痺れ熱くなってしまう。
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