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4.弁明2ナディアの危機☆
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王太子は白いショーツをずらす。
じーっと秘所と薄い草原を凝視し、そこに手を当て、折り重なる秘唇を無理矢理に指で開いた。
淡い桃色の花が、彼の激しく注がれた瞳に写っている。
「は⋯⋯恥ずかしい⋯⋯見ないで⋯⋯ください」
「ほぅ綺麗だ。くく、やはり処女だな。挿れるぞ」
いやらしい目つきで、上から下まで舐めまわされ、背中に寒気が走った。
「⋯⋯っ、だ、だめえぇ!」
ガウンをはだけさせ、王太子は器用に足でズボンを脱ぎ飛ばす。
胸板から腹筋から──目のやり場どころか、硬くなっているアレを初めて見た。
姿形は野戦病院や医学書で見て知っていたが、血管が浮かび禍々しく反り返る彼の肉茎は怖かった。
「我ら⋯⋯が⋯⋯女神⋯⋯レナリアさま⋯⋯」
乱れた呼吸を整え、小声で魔法の詠唱をするけれど何も起きない。
「ふふふ、僕の寝室では攻撃魔法は発動しないよ」
王太子は薄笑いを浮かべた後、すぐに真顔に戻る。
その鋭さを増した眼光は、まるで獲物に狙いをつけた肉食獣のようだった。
「想像以上だ」
「ひぃっ、やめて、や、いや⋯⋯」
私が嫌がれば嫌がるほど、彼は恍惚となりながら身体を揺らし、秘所に股間を擦りつけてくる。
「だめ、ああっ、離れてくださいっ」
今まで漠然と、将来は女の全てを王太子に捧げるつもりだったけれど、態度急変の違和感と恐怖に混乱してしまう。
彼の欲望と血走った瞳に威圧され、全身に鳥肌が立った。
「うぅ、怖い⋯⋯許して⋯⋯お願いします」
手を拘束され、力が入らない。
乳房を淫らな手つきで触ってくる。
身体が震えてしまい、消え入るような声で懇願するしかできなかった。
「くくっ、この大きさ、柔らかさ」
「ひっ、あっ、やっ、あああ」
(こんな、暴力的なこと、一切しなかったのに)
凶暴で欲望にまみれた本性。
王太子の裏の顔に思わず、すくみ上がってしまう。
彼は乳房をブラごと強く鷲掴み、揉みくちゃにし、乳首ごと何回も押してきた。
私は全身を揺らして必死に抵抗する──
「──王子さまぁ。終わりましたかぁ?」
まるでタイミングを見計らうように、甘えたような少女の声が部屋の奥の方からした──
暗くて顔は見えない。
「ねぇねぇねぇ王子。早くぅ、もう純潔を失ったら聖女じゃないんだから──興味ないんでしょ」
「あぁ、婚約は破棄だ。だが、まだ挿れていない」
「やだぁぁ。卑猥ぃ王子ぃ」
「どこから、そんな言葉を覚えてくるんだ。やめろ」
慌てて私を突き放して離れるアレイシ王太子。馴れ馴れしく無礼な少女の呼びかけに応じる。
「とにかく、マイハ。挿れるまで待つんだ」
「うーん、仕方ないなぁ早くしてね」
こちらにゆっくりと、近寄るマイハと呼ばれた少女。
袖や裾にレースがあしらわれ、胸元が大きくはだけた濃いピンク系のドレスを身に纏っていた。
少女は半裸の王太子に抱きつくと、胸を押しつけて甘える。
「あはっ、やっぱり、やっ」
ロウソクの灯りで朧気ながら顔が見えた。
マイハ・ルグラン男爵令嬢。
私と同じく聖女の力を顕現したという。私より一つ年下の少女。
信仰する女神が違うので、一緒に教会修練をしたことはなかったけれど、戦場で一緒に同じ部隊を治療したことがある。
特には王太子との接点などなかったはず──
「ねぇねぇ」
まだあどけない少女のような笑顔で、わざと私に見せつけるような態度を示す。
「うん?! だいたい、奥の部屋で会う約束だろう?」
「だってぇ、やだ。今夜あたしは踊りを休んで来たのよ」
私はベッドから起き上がれずにいた。
せめて涙が耳に入るのを避けたいのに。
私は頭が真っ白になった。お城の石壁にでも頭をぶつけたような、強いショックで身体が震える。
まるで仲のいい恋人同士の掛け合いを、呆然と見ていることしかできなかった。
ふたりは笑顔で向き合い、身体を絡ませ楽しそうにしている。
それを見て、胸の奥が苦しくなった。
(愛する人の裏切り⋯⋯いえ、ずっと前からかも、しれない関係⋯⋯)
影で繋がっていたのは想像できる。
他の女性ともイチャイチャしているのや、今まで見て見ぬふりしてきたものが、次々と脳に浮かぶ。
「あらあら、こんなにして⋯⋯」
「いいから、あうぅ」
マイハはガウンのはだけた王太子の胸板に口づけし、小突起を含む。
ゆっくり上目遣いのまま舌を滑らせ、剥き出しの下半身の前に跪いた。
「だぁめ。あはは、はぅっ」
すんと鼻で匂いを嗅ぎ、咥えるような仕草で彼をからかう。
微笑んでポケットから絹のハンカチを取り出すと、蜜液と白濁液が混ぜ溢れた肉棒を丁寧に拭いていく。
「王子。聖女とキスはしてないよね?」
「⋯⋯あ!? おぉ」
情けない声を漏らし、嘘をつく王太子。
「あんな女に挿れるの、いつでもいいでしょ。能力は、封印しとくから」
「あぁ。まぁ、そうだな」
マイハは私のお腹に触れると、何かを呟き、貼り付けた。
その後、何事もなかったかのように遠ざかる足音。
二人は私を放置したまま、奥の部屋へと消えていった。
じーっと秘所と薄い草原を凝視し、そこに手を当て、折り重なる秘唇を無理矢理に指で開いた。
淡い桃色の花が、彼の激しく注がれた瞳に写っている。
「は⋯⋯恥ずかしい⋯⋯見ないで⋯⋯ください」
「ほぅ綺麗だ。くく、やはり処女だな。挿れるぞ」
いやらしい目つきで、上から下まで舐めまわされ、背中に寒気が走った。
「⋯⋯っ、だ、だめえぇ!」
ガウンをはだけさせ、王太子は器用に足でズボンを脱ぎ飛ばす。
胸板から腹筋から──目のやり場どころか、硬くなっているアレを初めて見た。
姿形は野戦病院や医学書で見て知っていたが、血管が浮かび禍々しく反り返る彼の肉茎は怖かった。
「我ら⋯⋯が⋯⋯女神⋯⋯レナリアさま⋯⋯」
乱れた呼吸を整え、小声で魔法の詠唱をするけれど何も起きない。
「ふふふ、僕の寝室では攻撃魔法は発動しないよ」
王太子は薄笑いを浮かべた後、すぐに真顔に戻る。
その鋭さを増した眼光は、まるで獲物に狙いをつけた肉食獣のようだった。
「想像以上だ」
「ひぃっ、やめて、や、いや⋯⋯」
私が嫌がれば嫌がるほど、彼は恍惚となりながら身体を揺らし、秘所に股間を擦りつけてくる。
「だめ、ああっ、離れてくださいっ」
今まで漠然と、将来は女の全てを王太子に捧げるつもりだったけれど、態度急変の違和感と恐怖に混乱してしまう。
彼の欲望と血走った瞳に威圧され、全身に鳥肌が立った。
「うぅ、怖い⋯⋯許して⋯⋯お願いします」
手を拘束され、力が入らない。
乳房を淫らな手つきで触ってくる。
身体が震えてしまい、消え入るような声で懇願するしかできなかった。
「くくっ、この大きさ、柔らかさ」
「ひっ、あっ、やっ、あああ」
(こんな、暴力的なこと、一切しなかったのに)
凶暴で欲望にまみれた本性。
王太子の裏の顔に思わず、すくみ上がってしまう。
彼は乳房をブラごと強く鷲掴み、揉みくちゃにし、乳首ごと何回も押してきた。
私は全身を揺らして必死に抵抗する──
「──王子さまぁ。終わりましたかぁ?」
まるでタイミングを見計らうように、甘えたような少女の声が部屋の奥の方からした──
暗くて顔は見えない。
「ねぇねぇねぇ王子。早くぅ、もう純潔を失ったら聖女じゃないんだから──興味ないんでしょ」
「あぁ、婚約は破棄だ。だが、まだ挿れていない」
「やだぁぁ。卑猥ぃ王子ぃ」
「どこから、そんな言葉を覚えてくるんだ。やめろ」
慌てて私を突き放して離れるアレイシ王太子。馴れ馴れしく無礼な少女の呼びかけに応じる。
「とにかく、マイハ。挿れるまで待つんだ」
「うーん、仕方ないなぁ早くしてね」
こちらにゆっくりと、近寄るマイハと呼ばれた少女。
袖や裾にレースがあしらわれ、胸元が大きくはだけた濃いピンク系のドレスを身に纏っていた。
少女は半裸の王太子に抱きつくと、胸を押しつけて甘える。
「あはっ、やっぱり、やっ」
ロウソクの灯りで朧気ながら顔が見えた。
マイハ・ルグラン男爵令嬢。
私と同じく聖女の力を顕現したという。私より一つ年下の少女。
信仰する女神が違うので、一緒に教会修練をしたことはなかったけれど、戦場で一緒に同じ部隊を治療したことがある。
特には王太子との接点などなかったはず──
「ねぇねぇ」
まだあどけない少女のような笑顔で、わざと私に見せつけるような態度を示す。
「うん?! だいたい、奥の部屋で会う約束だろう?」
「だってぇ、やだ。今夜あたしは踊りを休んで来たのよ」
私はベッドから起き上がれずにいた。
せめて涙が耳に入るのを避けたいのに。
私は頭が真っ白になった。お城の石壁にでも頭をぶつけたような、強いショックで身体が震える。
まるで仲のいい恋人同士の掛け合いを、呆然と見ていることしかできなかった。
ふたりは笑顔で向き合い、身体を絡ませ楽しそうにしている。
それを見て、胸の奥が苦しくなった。
(愛する人の裏切り⋯⋯いえ、ずっと前からかも、しれない関係⋯⋯)
影で繋がっていたのは想像できる。
他の女性ともイチャイチャしているのや、今まで見て見ぬふりしてきたものが、次々と脳に浮かぶ。
「あらあら、こんなにして⋯⋯」
「いいから、あうぅ」
マイハはガウンのはだけた王太子の胸板に口づけし、小突起を含む。
ゆっくり上目遣いのまま舌を滑らせ、剥き出しの下半身の前に跪いた。
「だぁめ。あはは、はぅっ」
すんと鼻で匂いを嗅ぎ、咥えるような仕草で彼をからかう。
微笑んでポケットから絹のハンカチを取り出すと、蜜液と白濁液が混ぜ溢れた肉棒を丁寧に拭いていく。
「王子。聖女とキスはしてないよね?」
「⋯⋯あ!? おぉ」
情けない声を漏らし、嘘をつく王太子。
「あんな女に挿れるの、いつでもいいでしょ。能力は、封印しとくから」
「あぁ。まぁ、そうだな」
マイハは私のお腹に触れると、何かを呟き、貼り付けた。
その後、何事もなかったかのように遠ざかる足音。
二人は私を放置したまま、奥の部屋へと消えていった。
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