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21.縛り~エスト~
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私たち一行は寂れた間道から間道へ進み、いつしか人影もなくなった。
眠気を誘う午後の陽光が照りつけ、風は穏やかで空の雲もゆっくり流れている。
辺りには自然と色づいている花々。その中でも、より荘厳で美しい白い花が道の脇に咲いていた。
私はしゃがんで、瑞々しく咲く花や香りに触れる。
「ナディア、あ、様、も花が好き?」
「もちろんレオナ。花は好きよ」
喋りながらレオナールは、今思い出したように様を後づけして微笑む。
「そっか。妹も花が好きでね。幻の崖花とか、妹に好かれようと崖の上まで登った兄が落ちてね。下で受け止めた俺は手首を折った。で、花無しで妹が怒ってた記憶があるよ」
「うわぁ、話だけでも痛そう。災難だったわね。ふふっ、私の故郷の花園にも、白いカトレアが咲いていたの思い出しちゃた」
「じゃあ、俺も兄に習うかなぁ」
そう言ってレオナールは腰の小刀を抜き、白いカトレアを切り取ろうとした。けれども、ド近眼の距離感誤差なのか、指先を切ってしまう。
「待って、気持ちだけでいいわ。妹さんもお兄さんたちが怪我するより、その気持ちや笑顔が一番だったと思うの」
そっとレオナールの手を取り、さり気なく指先に口づけた。
もちろん普通に精霊回復魔法を込めて。
でも、お互いの顔が赤くなる。
「あ、今も怪我したし、だから、妹さんが怒って拗ねてたんでしょ?」
「えぇ!? そうなのか。だけど、よく分かるね」
「うわあ、鈍感も罪だよ。あとレオナさん。ナディア様に近すぎぃ、離れてよぉ」
私たちの話を横で聞いていた、ユマがツッコミを入れる。
パージ団長代行にビリーさんやポンプさんも、うんうんと大きく頷いた。
みんなが平穏に安堵しかけた時、不意に悲鳴が聞こえてきた。
今のロンダル国内は治安が悪化し過ぎていて、徒党を組んだ山賊のほか、強盗や人攫いも横行しているようだった。
パージ団長代行たちが制止する中、私は悲鳴が聞こえてきた方へ駆け出していた。
聖女としての教えや、義務感が染みついた行動でもある。
自身の危険より、人命救助が優先する心も悲鳴の元へと身体を急がせていた。
「ナディア様っ! うちも!」
ユマの甲高い声が響く。
あれから、持ち前の明るさで徐々に元気になっていた。
そして、彼女は私たちと一緒に行くことを選んだ。
今や貴重な狩人であり、私たちの胃袋は彼女が担っている。
「ユマは今回、みんなの後ろにいてね」
「いえっ?」
ユマが聞きそうにないのは分かっているけど、一応言っとかないと並走してくる危険大だった。
タッタタタタタタタ!
完全に制止失敗。
──どころか、もう抜かれかけている。
山育ちの狩人ユマも、山岳育ちで肺の強い私も足が速い。
重い甲冑のパージ団長代行たちより先に、私たちは現場らしき場所に着く。
「な⋯⋯」
目の前には横倒しになった馬車が、斜めに道を塞いでいた。
その近くには武装した護衛兵らしき人が数人倒れていて、三頭の大きな野狼が青いドレス姿の少女を取り囲んでいる。
「シッシッ! 来ないで!」
少女は必死に日傘を振り回し、野狼を威嚇しているが──
野狼はグルルルと喉を鳴らして口から涎を垂らし、足から血を流す少女へ間合いを詰める。
人間さえも喰らう、貪欲で獰猛な魔物だ。
「鋭利な風よ、切り裂さけ、風刃!」
(聖句は反応しない、もう奇蹟は起こらないけれど、お願い、精霊魔法発動して)
呪聖印によってこれまでのように女神の力を借りた、平和的、理想的、創造的な奇蹟行使はほとんどできない。
──私用、禁忌な攻撃魔法。
もう聖女としての能力を封印された私には、迷う余地はなかった。
フードが風ではらけ、身体中が緑色の魔力に包まれた。
「ギャウウゥン!!」
ビュウっと風が唸りをあげ、半月の刃形を成した複数の風刃が野狼の身体を切り裂く。
「オゥォォン!」
あらぬ方向からの攻撃に驚いたのか──
捨て台詞にも似た遠吠えだった。
魔法攻撃を始めて受けたような、情けない鳴き声を出しながら木々の奥へと逃げていった。
しかし、注意すべきは危険な習性、群れでいるし、獲物と決めると殺到して来る。
「ナディア様。まだいる!」
手弓を構えたユマが、茂みに潜む野狼に向け矢を数本放つと、何頭かが飛び跳ねる音と、鳴き声が聞こえた。
山猫タイプの数頭の魔獣は、パージ団長代行たちの方に駆けて行った。
茂みから飛び出し向かってくる、ひときわ大きな狼の肩にも命中する。
群れのボスなのか牙も大きい。
「風刃!!」
「はぁあ、五連射っ!」
私の風の刃と、ユマの矢の連射。強烈に息の合った連携が決まる。どうっと足から崩れ、凶暴な大狼は倒れた。
「うう、うぅ⋯⋯ありがとうございます」
「大丈夫ですか?」
「わたしは⋯⋯何とか⋯⋯はぁ、はぁ」
苦しげに呻く少女は辺りを見渡し、その場に崩れるようにヘナヘナと座り込んだ。
重そうな甲冑の金属音をガチャガチャ鳴らし到着した騎士。
どうやら山猫タイプの魔獣を倒して、駆けつけたパージ団長代行やポンプさんにビリーさん。
彼らは倒れている護衛を一人づつ確認して首を横に振った。
「⋯⋯っ」
少女は全身が硬直したように無言で見つめている。
「もう大丈夫だから、怪我したところを見せてね」
近くでよく顔を見ると、より幼く見える顔立ち、整った小さな鼻も唇も可愛い。
安心したのか怯えが消え瞳は潤んでいる少女。おそらく何処かの貴族令嬢といったところだろう。
少女の膝の怪我は思ったより軽傷。けれど、引っ掻き傷が多く出血も多かった。
ユマが布を巻き、止血をするが血が滲む。
「柔らかな風、傷を包み込む、癒やしの抱擁、風の回復」
私は両腕を真っ直ぐに伸ばし、精霊回復魔法を使うが、少女は回復の途中で慌てて馬車に戻っていく。
「ああっ、どうしてこんな⋯⋯」
動揺している少女の視線の先には──
地面に倒れている護衛たちが頭や首から血を流し、爪や牙により即死級の攻撃を受けた無残な姿だった。
「あなた、さっき聖句を呟こうとしてたから神官でしょ。お願い、みんなの治療をして助けて!」
「ごめんなさい。もう聖女としての能力はないです⋯⋯もしあったとしても⋯⋯死者を生き返らすような高位の奇蹟は使えません」
取り乱して懇願してくる彼女に、私は首を横に振った。
自分の信じる女神や神々に祈りを捧げ、自身には厳しい制限を加えることによる一種の能力借用。
女神に認められるほど気に入られるほどに──信仰心が篤い者が願えば、より大きな奇蹟が起きた。
たとえ重傷者や死者でさえも癒やし、復活させることができる(注:寿命を超えた復活はゾンビ化)
けれど、私の聖女としての能力は、マイハの呪聖印によって封印されていた。
飛び級や諸事情にもより、初級聖女が使えるはずの力でも使えない。
背中のリュックには──未練がましく聖女の白いローブや、聖印のネックレス等を詰め込んでいるだけだった。
「⋯⋯そんな⋯⋯」
「ごめんなさい⋯⋯覚えたての精霊魔法しか⋯⋯」
「わたしの方こそ、助けてもらったのに、ごめんなさい」
少女は柔らかそうな金色の髪を揺らし、涙を流しながら首を振った。三つ編みの髪留めが落ちそう。
「⋯⋯うぅっ」
涙で青い瞳が輝いている。
スッとした鼻と小さめな口、少し日焼けした肌は快活さを物語る。特に目立つ装飾のない地味な青いドレスだが、気品ある美貌だった。
「わたしは、その名前⋯⋯ア、アリサと言います」
「頭を上げてください」
心の憔悴や身体の疲労なのか、よろめきながらも、少女は頭を深々と下げる。
慌てて私は抱きかかえた。
「⋯⋯あ、あ、聖女、としての能力って? ロンダルの⋯⋯聖女!?」
アリサと名乗った少女。その声の雰囲気が明らかに変わった。
鋭く研ぎ澄まされた殺気。
瞳に憎悪の炎が見える気がした。重苦しい空気が漂う。
「お兄様たちの仇! ミネルーセの敵!!」
少女は声を荒げて言い放つ。
怒りと憎しみを孕んだ真紅の魔力の高まり──杖こそ持ってないけど、たぶん魔術師だ。
「待って、私は⋯⋯」
「言い訳無用よ!」
「もしかして? その声は、エストじゃないか!?」
遅れて来たレオナールが彼女の名前を叫んでいる。
それに、どこかで転んだのかハンカチで鼻血を拭いていた。
眠気を誘う午後の陽光が照りつけ、風は穏やかで空の雲もゆっくり流れている。
辺りには自然と色づいている花々。その中でも、より荘厳で美しい白い花が道の脇に咲いていた。
私はしゃがんで、瑞々しく咲く花や香りに触れる。
「ナディア、あ、様、も花が好き?」
「もちろんレオナ。花は好きよ」
喋りながらレオナールは、今思い出したように様を後づけして微笑む。
「そっか。妹も花が好きでね。幻の崖花とか、妹に好かれようと崖の上まで登った兄が落ちてね。下で受け止めた俺は手首を折った。で、花無しで妹が怒ってた記憶があるよ」
「うわぁ、話だけでも痛そう。災難だったわね。ふふっ、私の故郷の花園にも、白いカトレアが咲いていたの思い出しちゃた」
「じゃあ、俺も兄に習うかなぁ」
そう言ってレオナールは腰の小刀を抜き、白いカトレアを切り取ろうとした。けれども、ド近眼の距離感誤差なのか、指先を切ってしまう。
「待って、気持ちだけでいいわ。妹さんもお兄さんたちが怪我するより、その気持ちや笑顔が一番だったと思うの」
そっとレオナールの手を取り、さり気なく指先に口づけた。
もちろん普通に精霊回復魔法を込めて。
でも、お互いの顔が赤くなる。
「あ、今も怪我したし、だから、妹さんが怒って拗ねてたんでしょ?」
「えぇ!? そうなのか。だけど、よく分かるね」
「うわあ、鈍感も罪だよ。あとレオナさん。ナディア様に近すぎぃ、離れてよぉ」
私たちの話を横で聞いていた、ユマがツッコミを入れる。
パージ団長代行にビリーさんやポンプさんも、うんうんと大きく頷いた。
みんなが平穏に安堵しかけた時、不意に悲鳴が聞こえてきた。
今のロンダル国内は治安が悪化し過ぎていて、徒党を組んだ山賊のほか、強盗や人攫いも横行しているようだった。
パージ団長代行たちが制止する中、私は悲鳴が聞こえてきた方へ駆け出していた。
聖女としての教えや、義務感が染みついた行動でもある。
自身の危険より、人命救助が優先する心も悲鳴の元へと身体を急がせていた。
「ナディア様っ! うちも!」
ユマの甲高い声が響く。
あれから、持ち前の明るさで徐々に元気になっていた。
そして、彼女は私たちと一緒に行くことを選んだ。
今や貴重な狩人であり、私たちの胃袋は彼女が担っている。
「ユマは今回、みんなの後ろにいてね」
「いえっ?」
ユマが聞きそうにないのは分かっているけど、一応言っとかないと並走してくる危険大だった。
タッタタタタタタタ!
完全に制止失敗。
──どころか、もう抜かれかけている。
山育ちの狩人ユマも、山岳育ちで肺の強い私も足が速い。
重い甲冑のパージ団長代行たちより先に、私たちは現場らしき場所に着く。
「な⋯⋯」
目の前には横倒しになった馬車が、斜めに道を塞いでいた。
その近くには武装した護衛兵らしき人が数人倒れていて、三頭の大きな野狼が青いドレス姿の少女を取り囲んでいる。
「シッシッ! 来ないで!」
少女は必死に日傘を振り回し、野狼を威嚇しているが──
野狼はグルルルと喉を鳴らして口から涎を垂らし、足から血を流す少女へ間合いを詰める。
人間さえも喰らう、貪欲で獰猛な魔物だ。
「鋭利な風よ、切り裂さけ、風刃!」
(聖句は反応しない、もう奇蹟は起こらないけれど、お願い、精霊魔法発動して)
呪聖印によってこれまでのように女神の力を借りた、平和的、理想的、創造的な奇蹟行使はほとんどできない。
──私用、禁忌な攻撃魔法。
もう聖女としての能力を封印された私には、迷う余地はなかった。
フードが風ではらけ、身体中が緑色の魔力に包まれた。
「ギャウウゥン!!」
ビュウっと風が唸りをあげ、半月の刃形を成した複数の風刃が野狼の身体を切り裂く。
「オゥォォン!」
あらぬ方向からの攻撃に驚いたのか──
捨て台詞にも似た遠吠えだった。
魔法攻撃を始めて受けたような、情けない鳴き声を出しながら木々の奥へと逃げていった。
しかし、注意すべきは危険な習性、群れでいるし、獲物と決めると殺到して来る。
「ナディア様。まだいる!」
手弓を構えたユマが、茂みに潜む野狼に向け矢を数本放つと、何頭かが飛び跳ねる音と、鳴き声が聞こえた。
山猫タイプの数頭の魔獣は、パージ団長代行たちの方に駆けて行った。
茂みから飛び出し向かってくる、ひときわ大きな狼の肩にも命中する。
群れのボスなのか牙も大きい。
「風刃!!」
「はぁあ、五連射っ!」
私の風の刃と、ユマの矢の連射。強烈に息の合った連携が決まる。どうっと足から崩れ、凶暴な大狼は倒れた。
「うう、うぅ⋯⋯ありがとうございます」
「大丈夫ですか?」
「わたしは⋯⋯何とか⋯⋯はぁ、はぁ」
苦しげに呻く少女は辺りを見渡し、その場に崩れるようにヘナヘナと座り込んだ。
重そうな甲冑の金属音をガチャガチャ鳴らし到着した騎士。
どうやら山猫タイプの魔獣を倒して、駆けつけたパージ団長代行やポンプさんにビリーさん。
彼らは倒れている護衛を一人づつ確認して首を横に振った。
「⋯⋯っ」
少女は全身が硬直したように無言で見つめている。
「もう大丈夫だから、怪我したところを見せてね」
近くでよく顔を見ると、より幼く見える顔立ち、整った小さな鼻も唇も可愛い。
安心したのか怯えが消え瞳は潤んでいる少女。おそらく何処かの貴族令嬢といったところだろう。
少女の膝の怪我は思ったより軽傷。けれど、引っ掻き傷が多く出血も多かった。
ユマが布を巻き、止血をするが血が滲む。
「柔らかな風、傷を包み込む、癒やしの抱擁、風の回復」
私は両腕を真っ直ぐに伸ばし、精霊回復魔法を使うが、少女は回復の途中で慌てて馬車に戻っていく。
「ああっ、どうしてこんな⋯⋯」
動揺している少女の視線の先には──
地面に倒れている護衛たちが頭や首から血を流し、爪や牙により即死級の攻撃を受けた無残な姿だった。
「あなた、さっき聖句を呟こうとしてたから神官でしょ。お願い、みんなの治療をして助けて!」
「ごめんなさい。もう聖女としての能力はないです⋯⋯もしあったとしても⋯⋯死者を生き返らすような高位の奇蹟は使えません」
取り乱して懇願してくる彼女に、私は首を横に振った。
自分の信じる女神や神々に祈りを捧げ、自身には厳しい制限を加えることによる一種の能力借用。
女神に認められるほど気に入られるほどに──信仰心が篤い者が願えば、より大きな奇蹟が起きた。
たとえ重傷者や死者でさえも癒やし、復活させることができる(注:寿命を超えた復活はゾンビ化)
けれど、私の聖女としての能力は、マイハの呪聖印によって封印されていた。
飛び級や諸事情にもより、初級聖女が使えるはずの力でも使えない。
背中のリュックには──未練がましく聖女の白いローブや、聖印のネックレス等を詰め込んでいるだけだった。
「⋯⋯そんな⋯⋯」
「ごめんなさい⋯⋯覚えたての精霊魔法しか⋯⋯」
「わたしの方こそ、助けてもらったのに、ごめんなさい」
少女は柔らかそうな金色の髪を揺らし、涙を流しながら首を振った。三つ編みの髪留めが落ちそう。
「⋯⋯うぅっ」
涙で青い瞳が輝いている。
スッとした鼻と小さめな口、少し日焼けした肌は快活さを物語る。特に目立つ装飾のない地味な青いドレスだが、気品ある美貌だった。
「わたしは、その名前⋯⋯ア、アリサと言います」
「頭を上げてください」
心の憔悴や身体の疲労なのか、よろめきながらも、少女は頭を深々と下げる。
慌てて私は抱きかかえた。
「⋯⋯あ、あ、聖女、としての能力って? ロンダルの⋯⋯聖女!?」
アリサと名乗った少女。その声の雰囲気が明らかに変わった。
鋭く研ぎ澄まされた殺気。
瞳に憎悪の炎が見える気がした。重苦しい空気が漂う。
「お兄様たちの仇! ミネルーセの敵!!」
少女は声を荒げて言い放つ。
怒りと憎しみを孕んだ真紅の魔力の高まり──杖こそ持ってないけど、たぶん魔術師だ。
「待って、私は⋯⋯」
「言い訳無用よ!」
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