1 / 8
イレギュラーな初恋
しおりを挟む
本名、兼重小太郎(かねしげ こたろう)改め、源氏名、結城ナナトは只今絶賛片想い中だ。
高校卒業と同時に、ドがつくレベルの田舎から無鉄砲に上京してきて早2年。
ビッグな男になるという、ざっくりとした目標のもと、地味で冴えない見た目のまま、とりあえずノリでホストを始めて男女のいざこざを毎日見ることになり、若干トラウマになりつつある今日この頃。
まさか自分が恋、それも一目惚れをするなんて思ってもみなかった。
恋なんて、と浮かれている同年代を馬鹿にしていた自分が恥ずかしい。こんなにも世界が輝いて見えるものかと、身をもって実感する。
「次会えるのいつかなぁ……」
開店準備をしている最中でもあの人のことで頭がいっぱいになっている。良くないとは思っているが、自分ではどうしようもない。
「ナナト、いる?」
ボーッとしながらテーブルを拭いていると、先輩ホストでオレの目標であるヒロムさんが声を掛けてきた。
「あ、はい! 今テーブル拭いてます!」
「ごめんね、作業中に。ちょっとお使い頼まれてくれないかな?」
「お使いですか!?」
俺のあまりの食いつきようにヒロムさんは目を丸くした後、首を傾げた。
いけない、いけない。一々こんな反応をしていたらバレかねない。
「うん。おれの姫が今日誕生日でさ。予約の電話はもう入れてあるから、千代の所に受け取りに行ってもらえないかと思って」
オレは心の中でガッツポーズを決めた。
会いたいと思ったタイミングでお使いを頼まれるなんて本当についている。
「あ、はい! 今すぐ行ってきます!」
「そんなに急がなくても大丈夫だよ。場所はこの間一緒に行ったから分かるよね?」
勢いよく立ち上がったオレに、ヒロムさんは小さく笑いお金を渡してきた。
「余った分は好きなことに使って」
「あ、ありがとうございます……!」
男でも見惚れる笑顔を浮かべると、ヒロムさんは店の奥の部屋へと消えていった。時間的に幹部のミーティングが始まるんだろう。
勿論、新人のオレは幹部ミーティングに参加したことは無かったが、いつかあの部屋に入るのが夢だった。そして、面倒見が良くてカッコいいヒロムさんの隣に立ちたいと思った。
「……ヤバ」
将来の妄想でボーッとしてる暇はない。自分に割り振られている仕事をさっさと片付けると、オレはドキドキと動き始めた心臓を押さえながら店を出た。
た。
*
きっかけは偶然。
たまには早く出勤しようと気まぐれを起こし、歌舞伎町を早足で歩いていた時のことだった。
あと少しで店に着くという所で綺麗な女の人と歩いているヒロムさんを見かけた。
ホストが女の人と歩いているのは何ら不思議ではない。
…………それがヒロムさんじゃなければ。
ヒロムさんはアフターも枕もしない事で有名だった。同伴も、オレが知っている限りではしているのを見たことがない。そんな人が女の人、しかも美人を連れているとなれば気になってしまうのも仕方がない。
たまには早く出勤して雑用をこなしおいて褒められようと思っていたことなんかすぐに忘れて、オレはヒロムさんの後をつけ始めた。
何かと勘がいいヒロムさんにバレないように、一定の距離から近付けないのがもどかしい。
二人はかなり親しいのか、笑い合いながらどんどん道を進んでいく。
「……え、あれ……?」
ヒロムさん達はお店がある通りを越して、ホテル街の方へ進んでいく。時刻は既に十八時近い。十九時には店が開店することを考えるといくらなんでも時間が無さすぎる。
「……もしかしてヒロムさんって、そうろ……」
オレはハッとして妄想をやめる。憧れの先輩相手に失礼にも程がある。
絶対に何かの間違いだと信じて、二人が曲がった角を駆け足で曲がる。と、目の前には建物の前で立っている二人がいた。
まさか角を曲がってすぐの所で立ち止まっているとは思わず、隠れることも出来ずに堂々と姿を現す形になってしまう。
「…………ナナト?」
案の定、すぐに見つかったオレは誤魔化すように笑った。
「こんな所でどうしたの? 迷子?」
「あ、そーなんですよー!」
そんな訳ない。
自分でついた嘘に耐え切れなくなり、早々に白旗を上げる。
「…………本当は、ヒロムさん見つけたんで気になって付いて来ちゃいました……」
「え? あぁ、千代と一緒だったからか」
ヒロムさんは合点がいったようにそう言いながら笑った。気まずい場面のはずなのに、ヒロムさんが笑っていることが理解出来ずに首を傾げていると、ヒロムさんは自分の隣を指差した。
「コレは同伴の姫じゃなくて、友達の千代」
「コレじゃないし、指差すな」
千代、と呼ばれた人物は、オレの想像の十倍低い声でそう言った。
「え、男……!?」
「やっぱり! 女の人だと思ってたんだ。ナナトは分かりやすくて面白いね」
オレは信じられないという顔で千代さんを見た。
確かに長身なヒロムさんと同じくらいの背格好をしていて、女性と言うには体格もいい。ただ、顔は切れ長の目が綺麗で整っていて女でも通用すると思った。
しかし、ヒロムさんも中世的な顔をしているため、世の中に綺麗な男が存在すると知っているオレは素直に現実を受け入れられた。
「ごめんなさい……! オレ……」
「女に間違えられるのは今に始まった事じゃないし、それにこんな格好してる自分のせいでもあるから気にしないでいいよ」
そう言いながら、千代さんは明るい色の長い髪を手で掬ってみせた。
「千代は綺麗過ぎなんだよねぇ~」
「お前に言われたくない」
美形と美形の軽口を、まるで神々の戯れのように感じたオレは黙ってやりとりを見守った。
「あ、ヤバいもうこんな時間だ。千代、頼んでおいたの出来てる?」
「わざわざシーズン終わりにひまわりの花束注文してくる面倒な客用の物なら用意してあるけど」
「わ~ありがとう! 姫に私ってどんな花のイメージ? って聞かれて適当にひまわりって答えたら、誕生日にはひまわりの花が欲しいって言われちゃって」
「んで、焦って俺に連絡してきた訳か」
「千代ならどうにかしてくれるって分かってたし、実際どうにかしてくれたし」
何となく、いつもどこか近寄りがたいイメージがあったヒロムさんがフランクに話している姿に違和感を覚える。
と、同時に店での顔は穏やかそうに見えて、よそゆきだったのだと知った。
「あ、あの~オレ……」
話題に乗れないオレは、お暇させて貰おうと控えめに声を掛けた。
「あ、ごめん、ごめん! 千代から荷物受け取ったらおれもすぐ店に行くつもりだから、ちょっと待ってて」
「え、あ……はい」
ヒロムさんがそう言うと、千代さんは軽くため息を吐き、目の前にある建物に入っていった。
オレはようやくここが何処だか理解した。
「真夜中フラワー?」
看板にはそう書かれている。
ガラス張りの店内から、ひまわりの花束を持った千代さんが出てくる。
「そう。おれがいつも花を頼んでる店。千代はここの店長なんだよね」
「雇われだけどな」
そう言いながら、千代さんはヒロムさんに花束を渡した。絵になるなぁ、などと思っていると、何故かオレにも小さな花束を渡してきた。
「え?」
「見た感じヒロムの後輩ホストだろ? 適当な理由つけて客に花束渡してみな。ヒロムの客も横取り出来るかもしれないぞ」
「おれの姫は簡単には渡せないけど、いつもと違う営業方法も良いかもね」
にこやかに笑うヒロムさんと悪い顔で笑う千代さんの対比がすごい。どちらも美形なだけに天使と悪魔に見えてくる。
「あ、ありがとうございます……」
花束を貰ったのなんて人生で初めてで、妙にドギマギしてしまう。しかも相手はとんでもない美人で、男だと分かっていてもドキドキしてしまう。
「頑張れよ」
千代さんの大きな手がオレの頭をぐしゃぐしゃと撫でた。まるで、犬を撫でているような手付きだったが、胸の高鳴りはどんどん増していった。
こんな感情今まで感じたことがない。
そこから自覚するまでは一瞬だった。
よりにもよってオレの初恋は、イレギュラーな始まりを迎えた。
高校卒業と同時に、ドがつくレベルの田舎から無鉄砲に上京してきて早2年。
ビッグな男になるという、ざっくりとした目標のもと、地味で冴えない見た目のまま、とりあえずノリでホストを始めて男女のいざこざを毎日見ることになり、若干トラウマになりつつある今日この頃。
まさか自分が恋、それも一目惚れをするなんて思ってもみなかった。
恋なんて、と浮かれている同年代を馬鹿にしていた自分が恥ずかしい。こんなにも世界が輝いて見えるものかと、身をもって実感する。
「次会えるのいつかなぁ……」
開店準備をしている最中でもあの人のことで頭がいっぱいになっている。良くないとは思っているが、自分ではどうしようもない。
「ナナト、いる?」
ボーッとしながらテーブルを拭いていると、先輩ホストでオレの目標であるヒロムさんが声を掛けてきた。
「あ、はい! 今テーブル拭いてます!」
「ごめんね、作業中に。ちょっとお使い頼まれてくれないかな?」
「お使いですか!?」
俺のあまりの食いつきようにヒロムさんは目を丸くした後、首を傾げた。
いけない、いけない。一々こんな反応をしていたらバレかねない。
「うん。おれの姫が今日誕生日でさ。予約の電話はもう入れてあるから、千代の所に受け取りに行ってもらえないかと思って」
オレは心の中でガッツポーズを決めた。
会いたいと思ったタイミングでお使いを頼まれるなんて本当についている。
「あ、はい! 今すぐ行ってきます!」
「そんなに急がなくても大丈夫だよ。場所はこの間一緒に行ったから分かるよね?」
勢いよく立ち上がったオレに、ヒロムさんは小さく笑いお金を渡してきた。
「余った分は好きなことに使って」
「あ、ありがとうございます……!」
男でも見惚れる笑顔を浮かべると、ヒロムさんは店の奥の部屋へと消えていった。時間的に幹部のミーティングが始まるんだろう。
勿論、新人のオレは幹部ミーティングに参加したことは無かったが、いつかあの部屋に入るのが夢だった。そして、面倒見が良くてカッコいいヒロムさんの隣に立ちたいと思った。
「……ヤバ」
将来の妄想でボーッとしてる暇はない。自分に割り振られている仕事をさっさと片付けると、オレはドキドキと動き始めた心臓を押さえながら店を出た。
た。
*
きっかけは偶然。
たまには早く出勤しようと気まぐれを起こし、歌舞伎町を早足で歩いていた時のことだった。
あと少しで店に着くという所で綺麗な女の人と歩いているヒロムさんを見かけた。
ホストが女の人と歩いているのは何ら不思議ではない。
…………それがヒロムさんじゃなければ。
ヒロムさんはアフターも枕もしない事で有名だった。同伴も、オレが知っている限りではしているのを見たことがない。そんな人が女の人、しかも美人を連れているとなれば気になってしまうのも仕方がない。
たまには早く出勤して雑用をこなしおいて褒められようと思っていたことなんかすぐに忘れて、オレはヒロムさんの後をつけ始めた。
何かと勘がいいヒロムさんにバレないように、一定の距離から近付けないのがもどかしい。
二人はかなり親しいのか、笑い合いながらどんどん道を進んでいく。
「……え、あれ……?」
ヒロムさん達はお店がある通りを越して、ホテル街の方へ進んでいく。時刻は既に十八時近い。十九時には店が開店することを考えるといくらなんでも時間が無さすぎる。
「……もしかしてヒロムさんって、そうろ……」
オレはハッとして妄想をやめる。憧れの先輩相手に失礼にも程がある。
絶対に何かの間違いだと信じて、二人が曲がった角を駆け足で曲がる。と、目の前には建物の前で立っている二人がいた。
まさか角を曲がってすぐの所で立ち止まっているとは思わず、隠れることも出来ずに堂々と姿を現す形になってしまう。
「…………ナナト?」
案の定、すぐに見つかったオレは誤魔化すように笑った。
「こんな所でどうしたの? 迷子?」
「あ、そーなんですよー!」
そんな訳ない。
自分でついた嘘に耐え切れなくなり、早々に白旗を上げる。
「…………本当は、ヒロムさん見つけたんで気になって付いて来ちゃいました……」
「え? あぁ、千代と一緒だったからか」
ヒロムさんは合点がいったようにそう言いながら笑った。気まずい場面のはずなのに、ヒロムさんが笑っていることが理解出来ずに首を傾げていると、ヒロムさんは自分の隣を指差した。
「コレは同伴の姫じゃなくて、友達の千代」
「コレじゃないし、指差すな」
千代、と呼ばれた人物は、オレの想像の十倍低い声でそう言った。
「え、男……!?」
「やっぱり! 女の人だと思ってたんだ。ナナトは分かりやすくて面白いね」
オレは信じられないという顔で千代さんを見た。
確かに長身なヒロムさんと同じくらいの背格好をしていて、女性と言うには体格もいい。ただ、顔は切れ長の目が綺麗で整っていて女でも通用すると思った。
しかし、ヒロムさんも中世的な顔をしているため、世の中に綺麗な男が存在すると知っているオレは素直に現実を受け入れられた。
「ごめんなさい……! オレ……」
「女に間違えられるのは今に始まった事じゃないし、それにこんな格好してる自分のせいでもあるから気にしないでいいよ」
そう言いながら、千代さんは明るい色の長い髪を手で掬ってみせた。
「千代は綺麗過ぎなんだよねぇ~」
「お前に言われたくない」
美形と美形の軽口を、まるで神々の戯れのように感じたオレは黙ってやりとりを見守った。
「あ、ヤバいもうこんな時間だ。千代、頼んでおいたの出来てる?」
「わざわざシーズン終わりにひまわりの花束注文してくる面倒な客用の物なら用意してあるけど」
「わ~ありがとう! 姫に私ってどんな花のイメージ? って聞かれて適当にひまわりって答えたら、誕生日にはひまわりの花が欲しいって言われちゃって」
「んで、焦って俺に連絡してきた訳か」
「千代ならどうにかしてくれるって分かってたし、実際どうにかしてくれたし」
何となく、いつもどこか近寄りがたいイメージがあったヒロムさんがフランクに話している姿に違和感を覚える。
と、同時に店での顔は穏やかそうに見えて、よそゆきだったのだと知った。
「あ、あの~オレ……」
話題に乗れないオレは、お暇させて貰おうと控えめに声を掛けた。
「あ、ごめん、ごめん! 千代から荷物受け取ったらおれもすぐ店に行くつもりだから、ちょっと待ってて」
「え、あ……はい」
ヒロムさんがそう言うと、千代さんは軽くため息を吐き、目の前にある建物に入っていった。
オレはようやくここが何処だか理解した。
「真夜中フラワー?」
看板にはそう書かれている。
ガラス張りの店内から、ひまわりの花束を持った千代さんが出てくる。
「そう。おれがいつも花を頼んでる店。千代はここの店長なんだよね」
「雇われだけどな」
そう言いながら、千代さんはヒロムさんに花束を渡した。絵になるなぁ、などと思っていると、何故かオレにも小さな花束を渡してきた。
「え?」
「見た感じヒロムの後輩ホストだろ? 適当な理由つけて客に花束渡してみな。ヒロムの客も横取り出来るかもしれないぞ」
「おれの姫は簡単には渡せないけど、いつもと違う営業方法も良いかもね」
にこやかに笑うヒロムさんと悪い顔で笑う千代さんの対比がすごい。どちらも美形なだけに天使と悪魔に見えてくる。
「あ、ありがとうございます……」
花束を貰ったのなんて人生で初めてで、妙にドギマギしてしまう。しかも相手はとんでもない美人で、男だと分かっていてもドキドキしてしまう。
「頑張れよ」
千代さんの大きな手がオレの頭をぐしゃぐしゃと撫でた。まるで、犬を撫でているような手付きだったが、胸の高鳴りはどんどん増していった。
こんな感情今まで感じたことがない。
そこから自覚するまでは一瞬だった。
よりにもよってオレの初恋は、イレギュラーな始まりを迎えた。
10
あなたにおすすめの小説
サラリーマン二人、酔いどれ同伴
風
BL
久しぶりの飲み会!
楽しむ佐万里(さまり)は後輩の迅蛇(じんだ)と翌朝ベッドの上で出会う。
「……え、やった?」
「やりましたね」
「あれ、俺は受け?攻め?」
「受けでしたね」
絶望する佐万里!
しかし今週末も仕事終わりには飲み会だ!
こうして佐万里は同じ過ちを繰り返すのだった……。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
【完結】社畜の俺が一途な犬系イケメン大学生に告白された話
日向汐
BL
「好きです」
「…手離せよ」
「いやだ、」
じっと見つめてくる眼力に気圧される。
ただでさえ16時間勤務の後なんだ。勘弁してくれ──。
・:* ✧.---------・:* ✧.---------˚✧₊.:・:
純真天然イケメン大学生(21)× 気怠げ社畜お兄さん(26)
閉店間際のスーパーでの出会いから始まる、
一途でほんわか甘いラブストーリー🥐☕️💕
・:* ✧.---------・:* ✧.---------˚✧₊.:・:
短期でサクッと読める完結作です♡
ぜひぜひ
ゆるりとお楽しみください☻*
・───────────・
🧸Twitterもぜひ遊びに来てください🫧
❥❥❥ https://x.com/ushio_hinata_2?s=21
・───────────・
応援していただけると励みになります💪( ¨̮ 💪)
なにとぞ、よしなに♡
・───────────・
声なき王子は素性不明の猟師に恋をする
石月煤子
BL
第一王子である腹違いの兄から命を狙われた、妾の子である庶子のロスティア。
毒薬によって声を失った彼は城から逃げ延び、雪原に倒れていたところを、猟師と狼によって助けられた。
「王冠はあんたに相応しい。王子」
貴方のそばで生きられたら。
それ以上の幸福なんて、きっと、ない。
その首輪は、弟の牙でしか外せない。
ゆずまめ鯉
BL
養子ゆえに、王位継承権を持たないオメガで長男のレイン(24)は、国家騎士団として秘密裏に働き、ただ義弟たちを守るためだけに生きてきた。
第一継承権を持つアルファで次男のリオール(19)は、そんな兄に「ごく潰し」と陰口を叩く連中を許せなかった。自分を犠牲にしてまで守る価値はないと思っていた。なにかと怪我の多い国家騎士団を辞めさせたかった。
初めて訪れた発情期のとき。約束をすっぽかされたリオールが不審に思い、兄の部屋へ行くと、国家騎士団の同僚──グウェンソード(28)に押し倒されるところを目撃して激高する。
「今すぐ部屋から出ろ!」
独占欲をあらわにしたリオールは、グウェンソードを部屋から追い出し、兄であるレインを欲望のままに抱いた。
翌朝、差し出されたのは特注の首輪──外せるのはリオールのみ。
「俺以外に触らせるな」
そう囁かれたレインは、何年も首輪と弟の執着に縛られ続けてきた。
弟には婚約者がいるのに、こんな関係を続けてもいいのか。
本当にこのままでもいいのか。
ひたすら執着して独占したがる弟と、罪悪感に苛まれる兄。
その首輪は、いつか弟の牙で血に染まるのか──。
どうにかしてレインを落としたいリオールと、弟との関係に悩むレインのオメガバースです。
リオール・グランケット(19)×レイン・グランケット(24)
※この作品は2015年頃に本文を書き、2017年頃にオメガバースに改稿、さらに2026年に手直しした作品になります。読みにくいかもしれません。ご了承ください。
三人称ですが攻めだったり受けだったり視点がよくかわります。攻め視点多めです。
僕たち、結婚することになりました
リリーブルー
BL
俺は、なぜか知らないが、会社の後輩(♂)と結婚することになった!
後輩はモテモテな25歳。
俺は37歳。
笑えるBL。ラブコメディ💛
fujossyの結婚テーマコンテスト応募作です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる