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ロックオン【トナミ】
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ゴツゴツとした大きな手がグラスに添えられたまま微動だにしなくなった。
「その、つまり、デキ婚なんだよね、あはは。イト君には恥ずかしくて、結婚するってことだけしか伝えてなかったけど……」
芽依が場を和まそうと明るい声を出すが、最早イト君の耳が機能しているか怪しいほど、表情に変化がない。具体的に言うと、虚空を見つめたまま口が半開きになっている。こんなにも絶望という言葉が似合う表情も中々見られないと思った。
「だから! 今日はイト君感謝デーってことで、好きなの沢山頼んでわたしの分まで飲んでくれたら嬉しい!」
「あ、……うん」
なんとか絞り出したような声で、ようやくイト君が返事をした。
「…………呆れた? 結婚する前は散々喧嘩して、イト君も巻き込んでたのにって……」
「そんなことは……ない、けど」
けど。
それきりイト君は黙ってしまった。
気まずい空気が二人から漏れ出して、オレの方まで漂ってくる。その空気の悪さを肴にして酒を飲むオレは我ながら性格が悪いと思う。
しばらくしてイト君が口を開き始めたが、それから話は盛り上がることなく、二人はどことなく噛み合わない会話を続けていた。
隣の二人の思わぬ泥沼展開に、野次馬根性から席を立てなくなってしまったオレは、結局、迎えが来たからと芽依だけが帰って行くまで席を立つことができなかった。
「あ~~~~~~マジかよ………………」
芽依が帰ってすぐ、一人残ったイト君は情けない声を上げて机に突っ伏した。それまでかっこ悪い姿を見せないように必死だったのだろう。一気に力が抜けたのか、テーブルの下にだらんと腕を伸ばして、完全に放心している。
正直、チャンスだと思った。
オレの横に座っているこの男は、片思いをバキバキに叩き割られた直後で、どう見ても傷心している。人間、弱っている時が一番つけ込みやすいのは常識だ。
イト君は顔も声もオレのタイプではなかったが、体型だけは及第点だった。更に、もうネカフェで寝たくないという切実な欲求が加わって、オレは今夜、イト君に狙いを定めることにした。
「あの、」
警戒されないように、控えめに声をかける。そんじょそこらの女より顔は可愛い自信があるが、声はどうしたって男なので、ノンケにはまず第一声、声をかける段階で引かれてしまうことが多い。
だから、媚びるような声は出さない。あくまでも男のオレとして振る舞う。
「良ければ、一緒に飲みませんか? 友達にドタキャンされちゃって」
「え……?」
「あ、いきなりすみません! 話し相手になって貰えたら嬉しいなって思って……」
もっともらしい理由をつけて、強くは押さない。反応を見てダメそうならすぐに引き下がる。深入りはしない方がこういう生き方をするには楽だということをオレは知っている。
「あ、えーと、別に大丈夫です、けど」
「本当ですか! 良かった、オレ一人で退屈してたんです!」
手応えはあった。
彼女との待ち合わせがこのバーに来た目的なら、目的が終わった今、一人で残り続ける理由はないはずだ。
それなのに、一人残って酒をあおり続けている理由は1つ。彼は気を紛らわせたいのだ。
「じゃあ、隣に行っても良いですか? この距離だと少し話しづらいので」
「あ、はい。どうぞ」
オレは丁寧に断りを入れて、芽依が座っていた席に移動する。自分のグラスが空になっていたのを確認して、笑顔を作る。
「お兄さん、何か飲みますか? オレの飲み物無くなちゃったんで、何か頼もうと思うんですけど……」
「えーと、……何がいいかな……」
「結構イケる口ですか? これとか美味しくておすすめなんですけど」
そう言って、そこそこ度数の高い酒を薦める。
オレの目的は宿探しなので、ここで相手に潰れてしまわれても困る。しかし正気でいられても困るのがこの駆け引きの難しいところだ。
どれだけ良い塩梅で相手を酔わせて、思考能力を奪った上で、家まで雪崩れ込むかが重要なのだ。
「じゃあ、かんぱーい!」
出てきた酒のグラスを傾け、挨拶代わりに微笑んで見せる。少しずつ砕けた距離感に詰めていく。そのためには、嘘でもいいから沢山の情報を相手に与え、相手の話を沢山聞くことが大事だ。
オレは適当な質問を投げかけてみた。
「お兄さん、歳はいくつなんですか? オレ、22歳なんですけど」
いつもは年齢も詐称して、未成年を名乗るが、こういういかにも真面目そうな人種には未成年というだけで警戒されてしまう。だから、今回は本当のことを言った。
「俺は25歳だよ」
は?
おっさんだと思っていたのに、思っていたよりもだいぶ若かった。
良く言えば貫禄がある、悪く言えば、気の毒になるほどの老け顔に固まる。
ドン引きしながら、次の質問を考えていると、なんと向こうが口を開いた。
「俺、糸賀然(いとが ぜん)。君は?」
「は、あー、えっと、トナミです」
予想してなかった質問に思わず本名を答えてしまった。
こんな場で偶然隣に座った赤の他人にいきなり自己紹介という名の個人情報を開示するなんて、危機管理が全くなってなさ過ぎて危なっかしい。
そして、まんまと答えてしまった自分も反省する。
自分が主導権を握っていたはずなのに、なんとなく乱れ始めたペースに背中がむずむずする。
「ゼン、さんは……」
「呼び捨てでいいし、タメ口で大丈夫」
それになんだか、距離の詰め方も急で、もしかしてオレの目的を見透かされているのではないかと思ってしまう。オレはゼンの顔を注意深く眺めた。
ノンケかと思ってたけど違うのか……?
もしかしたらバイという可能性もある。それならそれで手っ取り早くて助かるのだが。
「ゼンは、よくここに来るの?」
オレは適当に喋りかけたつもりだったが、どうやらゼンの地雷を踏んでしまったらしい。今にも泣きそうな声を出しながら両手で顔を覆った。
「来ない! バーなんて来たことない! でも芽依にかっこいいとこ見せたくて! もう失恋してんのに、未練がましくめちゃくちゃ調べてここ選んで……!」
ゼンの雪崩れのような愚痴が溢れ出し始めた。突然の早口に呆気にとられる。
「でも妊娠してんなら、バーなんて最悪な選択だったよな! 分かってたら選ばなかったよ! ってか最初から言ってくれよ、もう~~~~」
どうやら、ゼンの距離の詰め方が異常だったのは酔っているせいらしい。どんどん呂律が回らなくなっていく愚痴が止まらない。
「そもそも、元カレに結婚指輪作らせるか普通!? マジであいつの気持ちが分かんねぇ!!」
ゼンの豹変具合に流石のオレも唖然と見守ることしかできない。
「あいつの結婚知ってから、ショックで全然勃たなくなるし、俺もうこの先一人で生きていくしかないのかな……」
ものすごい暴露をしながらくだを巻き続ける。
元カノの結婚がショックでEDって……
流石に少し不憫に感じ始めた。
荒れに荒れ始めたゼンを宥めようと、肩に手を置こうとした瞬間。ゼンが振り上げた腕が酒が入ったグラスに当たり倒れ、それがテーブルを伝ってオレの方に流れてきた。一瞬で、着ていた服はシミだらけになり、おまけに冷たくなってくる。
「あ!」
正気に戻りかけたゼンは、慌てておしぼりでオレの服を拭こうとしたが、時すでに遅く、手がつけられないほど濡れてしまっていた。
「ごめん! 弁償するから!」
酒が回っているせいか、ゼンは慌てて財布を取り出そうとした。
オレは口角を上げて、ゼンの腕を止めた。
「大した服じゃないし、いいよ。それより、このままだと風邪ひいちゃいそうで……」
「あ、ああ! そうだよな! じゃあ……」
真剣に代替え案を考えているゼンに、すかさずつけ込む。とりあえず、今日は久しぶりに温かい布団でゆっくり眠れそうだと確信する。
オレはゆっくり口を開いて、決定打を放った。
「もし良かったら、お風呂貸してくれないかな?」
「その、つまり、デキ婚なんだよね、あはは。イト君には恥ずかしくて、結婚するってことだけしか伝えてなかったけど……」
芽依が場を和まそうと明るい声を出すが、最早イト君の耳が機能しているか怪しいほど、表情に変化がない。具体的に言うと、虚空を見つめたまま口が半開きになっている。こんなにも絶望という言葉が似合う表情も中々見られないと思った。
「だから! 今日はイト君感謝デーってことで、好きなの沢山頼んでわたしの分まで飲んでくれたら嬉しい!」
「あ、……うん」
なんとか絞り出したような声で、ようやくイト君が返事をした。
「…………呆れた? 結婚する前は散々喧嘩して、イト君も巻き込んでたのにって……」
「そんなことは……ない、けど」
けど。
それきりイト君は黙ってしまった。
気まずい空気が二人から漏れ出して、オレの方まで漂ってくる。その空気の悪さを肴にして酒を飲むオレは我ながら性格が悪いと思う。
しばらくしてイト君が口を開き始めたが、それから話は盛り上がることなく、二人はどことなく噛み合わない会話を続けていた。
隣の二人の思わぬ泥沼展開に、野次馬根性から席を立てなくなってしまったオレは、結局、迎えが来たからと芽依だけが帰って行くまで席を立つことができなかった。
「あ~~~~~~マジかよ………………」
芽依が帰ってすぐ、一人残ったイト君は情けない声を上げて机に突っ伏した。それまでかっこ悪い姿を見せないように必死だったのだろう。一気に力が抜けたのか、テーブルの下にだらんと腕を伸ばして、完全に放心している。
正直、チャンスだと思った。
オレの横に座っているこの男は、片思いをバキバキに叩き割られた直後で、どう見ても傷心している。人間、弱っている時が一番つけ込みやすいのは常識だ。
イト君は顔も声もオレのタイプではなかったが、体型だけは及第点だった。更に、もうネカフェで寝たくないという切実な欲求が加わって、オレは今夜、イト君に狙いを定めることにした。
「あの、」
警戒されないように、控えめに声をかける。そんじょそこらの女より顔は可愛い自信があるが、声はどうしたって男なので、ノンケにはまず第一声、声をかける段階で引かれてしまうことが多い。
だから、媚びるような声は出さない。あくまでも男のオレとして振る舞う。
「良ければ、一緒に飲みませんか? 友達にドタキャンされちゃって」
「え……?」
「あ、いきなりすみません! 話し相手になって貰えたら嬉しいなって思って……」
もっともらしい理由をつけて、強くは押さない。反応を見てダメそうならすぐに引き下がる。深入りはしない方がこういう生き方をするには楽だということをオレは知っている。
「あ、えーと、別に大丈夫です、けど」
「本当ですか! 良かった、オレ一人で退屈してたんです!」
手応えはあった。
彼女との待ち合わせがこのバーに来た目的なら、目的が終わった今、一人で残り続ける理由はないはずだ。
それなのに、一人残って酒をあおり続けている理由は1つ。彼は気を紛らわせたいのだ。
「じゃあ、隣に行っても良いですか? この距離だと少し話しづらいので」
「あ、はい。どうぞ」
オレは丁寧に断りを入れて、芽依が座っていた席に移動する。自分のグラスが空になっていたのを確認して、笑顔を作る。
「お兄さん、何か飲みますか? オレの飲み物無くなちゃったんで、何か頼もうと思うんですけど……」
「えーと、……何がいいかな……」
「結構イケる口ですか? これとか美味しくておすすめなんですけど」
そう言って、そこそこ度数の高い酒を薦める。
オレの目的は宿探しなので、ここで相手に潰れてしまわれても困る。しかし正気でいられても困るのがこの駆け引きの難しいところだ。
どれだけ良い塩梅で相手を酔わせて、思考能力を奪った上で、家まで雪崩れ込むかが重要なのだ。
「じゃあ、かんぱーい!」
出てきた酒のグラスを傾け、挨拶代わりに微笑んで見せる。少しずつ砕けた距離感に詰めていく。そのためには、嘘でもいいから沢山の情報を相手に与え、相手の話を沢山聞くことが大事だ。
オレは適当な質問を投げかけてみた。
「お兄さん、歳はいくつなんですか? オレ、22歳なんですけど」
いつもは年齢も詐称して、未成年を名乗るが、こういういかにも真面目そうな人種には未成年というだけで警戒されてしまう。だから、今回は本当のことを言った。
「俺は25歳だよ」
は?
おっさんだと思っていたのに、思っていたよりもだいぶ若かった。
良く言えば貫禄がある、悪く言えば、気の毒になるほどの老け顔に固まる。
ドン引きしながら、次の質問を考えていると、なんと向こうが口を開いた。
「俺、糸賀然(いとが ぜん)。君は?」
「は、あー、えっと、トナミです」
予想してなかった質問に思わず本名を答えてしまった。
こんな場で偶然隣に座った赤の他人にいきなり自己紹介という名の個人情報を開示するなんて、危機管理が全くなってなさ過ぎて危なっかしい。
そして、まんまと答えてしまった自分も反省する。
自分が主導権を握っていたはずなのに、なんとなく乱れ始めたペースに背中がむずむずする。
「ゼン、さんは……」
「呼び捨てでいいし、タメ口で大丈夫」
それになんだか、距離の詰め方も急で、もしかしてオレの目的を見透かされているのではないかと思ってしまう。オレはゼンの顔を注意深く眺めた。
ノンケかと思ってたけど違うのか……?
もしかしたらバイという可能性もある。それならそれで手っ取り早くて助かるのだが。
「ゼンは、よくここに来るの?」
オレは適当に喋りかけたつもりだったが、どうやらゼンの地雷を踏んでしまったらしい。今にも泣きそうな声を出しながら両手で顔を覆った。
「来ない! バーなんて来たことない! でも芽依にかっこいいとこ見せたくて! もう失恋してんのに、未練がましくめちゃくちゃ調べてここ選んで……!」
ゼンの雪崩れのような愚痴が溢れ出し始めた。突然の早口に呆気にとられる。
「でも妊娠してんなら、バーなんて最悪な選択だったよな! 分かってたら選ばなかったよ! ってか最初から言ってくれよ、もう~~~~」
どうやら、ゼンの距離の詰め方が異常だったのは酔っているせいらしい。どんどん呂律が回らなくなっていく愚痴が止まらない。
「そもそも、元カレに結婚指輪作らせるか普通!? マジであいつの気持ちが分かんねぇ!!」
ゼンの豹変具合に流石のオレも唖然と見守ることしかできない。
「あいつの結婚知ってから、ショックで全然勃たなくなるし、俺もうこの先一人で生きていくしかないのかな……」
ものすごい暴露をしながらくだを巻き続ける。
元カノの結婚がショックでEDって……
流石に少し不憫に感じ始めた。
荒れに荒れ始めたゼンを宥めようと、肩に手を置こうとした瞬間。ゼンが振り上げた腕が酒が入ったグラスに当たり倒れ、それがテーブルを伝ってオレの方に流れてきた。一瞬で、着ていた服はシミだらけになり、おまけに冷たくなってくる。
「あ!」
正気に戻りかけたゼンは、慌てておしぼりでオレの服を拭こうとしたが、時すでに遅く、手がつけられないほど濡れてしまっていた。
「ごめん! 弁償するから!」
酒が回っているせいか、ゼンは慌てて財布を取り出そうとした。
オレは口角を上げて、ゼンの腕を止めた。
「大した服じゃないし、いいよ。それより、このままだと風邪ひいちゃいそうで……」
「あ、ああ! そうだよな! じゃあ……」
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