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Light in the Dark(闇の中の光)
第53話 闇の侵攻
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リトスたちを起こしたのは、一番鳥の時を告げる鳴き声ではなく、絹を裂くような女性の悲鳴だった。
静かなはずの朝の街が、にわかに騒然とした状態になる。
「……リトス」
「起きてるよ、さすがに」
隣に寝ていたレイヴンが声を掛けてきたので、上体を起こして返事をする。
くそ、敵の侵攻が早いな。
「殿下、すぐに出発できるよう準備を。私が様子を見て参ります」
「待てカリン。全員で移動しよう。何か嫌な予感がするのだ」
リトスたち四人は、宿屋の広めの一部屋を貸し切って雑魚寝していた。
カリンとアッシュは、慌ただしく武器や防具を身に着けている。
四人は宿を出た。
「逃げろーーっ!!」
男が大声で叫びながら、こちらに向けて走ってくる。
その後を追いかけるように、街の北で白い煙が立ち上った。
地響きを立てて、周囲の建物が崩れ始める。
建物をつらぬくのは巨大な六角の水晶、あるいは氷柱か。北の方角から徐々に、結晶群が生え広がっている。地平を埋め尽くすような、氷柱の森。
あれはおそらく、西風の魔術師の力で増強された、魔物の女王の領域だ。星瞳の魔術師の力を手に入れた一夜城の勢力は、グレイドリブンの国全体を飲み込もうとしている。
逃げようとした人々が、次々と氷柱に閉じ込められる。
辺りは阿鼻叫喚の絵図だ。
「炎よ!」
アッシュが吠えて聖剣を振るう。
彼の炎の魔術が発動して、近くの氷柱が溶けた。
聖剣の力も手伝っての威力だろう。アッシュを中心とした半径数メルの範囲は、炎に囲まれた安全な空白地帯になる。なかなか、どうして殿下も腕のいい魔術師だ。背後で守られているリトスは、こっそりレイヴンと視線を交わし、無言で互いの方針を確認する。
今はまだ、本気を出して戦う訳にはいかない。レイヴンは敵の標的になるし、リトスは万全の状態とは言い難い。
「―――お返事を伺いに参りました」
「クラウン!」
交差する氷柱の上に、先日おそってきた魔物の男が立っている。
「蒼炎の騎士様。我が女王の城に来ていただけますか」
アッシュの想い人を復活させてやると、そう魔物は勧誘した。
「断る!」
しかし、アッシュはきっぱりと拒否し、剣を構える。
「ほぅ。なぜです? 私の言葉が嘘でないのは、噂を聞いてお分かりいただけたはず」
「黙れ、人を惑わす悪魔め。たとえ百歩ゆずってお前の言葉が真実だとしても、過去に戻ることは不可能だ。失ったものは、二度と戻って来ない!」
よく言ったと、リトスは心の中だけで拍手する。
つらかっただろうに、短い時間で心の整理を付けたアッシュは、英雄と呼ばれるだけのことはある。
「ふぅむ。孤立無援のあなたであれば、心折れると踏んだのですがねぇ。いったい誰が、あなたを支えているのでしょう」
クラウンは顎をさすった。
「確かに私たちは、過去に戻ることはできません。しかし、蒼炎の騎士殿。ここから先の未来についてはどうでしょう。この国は、この世界は、あなたが救うに足るものでしょうか」
「なんだと?」
氷柱の侵攻は、一時的に止まっている。
建物に避難していた人々が顔を出し、剣を構えているアッシュを指さした。
「見ろ。蒼炎の騎士様だ!」
「あの有名な」
「きっと、この街を救ってくださる」
「蒼炎の騎士様が、魔物を追い払ってくれる!」
人々の希望を一身に受ける、アッシュは苦しい表情だ。
押し寄せる尋常ではない氷柱の群れを、ただ一人で受け止めることはできない。今の小康状態は、単純に敵が止まっているからに過ぎないのだ。
「あなたは無理だと分かっている。それなのに、民衆はあなたを死地に送り込もうとする。あなたが救いたい人はもういないでしょう。あなたは、何のために戦っているのですか?」
クラウンの語り掛けに、蒼炎の騎士の剣先は揺れた。
彼は恋人の死を乗り越えるので精いっぱいだ。何のために戦うのか、今は意味を見失ってしまっている。
「―――おしゃべりな魔物だな」
「!」
いつの間にか、氷柱の上に登っていたレイヴンが、身軽な動作でクラウンに剣を向ける。影月の杖ではなく、今の青年の体格に見合った細剣だ。何の魔道具でもない只の剣で斬りかかるのを見て、クラウンは嘲笑する。
「愚かな青年だ。時空の彼方に送ってあげましょうか」
クラウンの注意が逸れた瞬間、リトスは転移の魔術を発動した。
(※ガイエン視点)
敵の偵察に行くと言って、西風の魔術師は帰って来なかった。時間が経つにつれ、嫌な予感が大きくなっている。
客将として招かれた砕岩の僧兵ガイエンは、西風を待つ間、グレイドリブンの兵士たちの様子に困惑していた。この国には、蒼炎の騎士以外に有能な指揮官はいないらしい。北軍を任された将は、どうすれば良いか分からないと、ガイエンに指示を仰いでくる始末だ。
「西風殿は、いつ帰ってくるのでしょうか」
いくら勇猛で知られるガイエンも、一人で魔物の群れに突っ込むほど無謀ではない。
預けられた兵士をどうしたものか、頭を悩ませていた。
「ガイエン様! 北の方から煙が」
天幕の下で他の将軍と話し合っていると、伝令の兵士が駆け込んでくる。
不吉な予感を覚え、外に出る。
他の大勢の兵士たちも、危機感を覚えたのか、皆外に出て様子を見ていた。
北の方角から、白い波がじょじょに押し寄せてくる。
地平線から迫ってくる異常現象に、ガイエンは本能的に悟った。これは、世界の終わりだと。
「誰か、転移が使える魔術師は、王都に戻って状況を伝えろ!」
走って逃げても無駄だ。
地面を覆い尽くす氷柱の群れが、全てを飲み込んでいく。
「神よ。光なき地に、希望をもたらしたまえ」
ガイエンの祈りは雪の中に消えた。
この日、勢力を拡大した魔王の領域は、王都北部を含むグレイドリブンの国土の大半を飲み込み、永久凍土に変じさせた。
王都に駐留していた外国の高位魔術師は、自国に転移して悲劇から逃れ、グレイドリブンの危機的状況について、各国に伝え広めた。
百年ぶりの魔界拡大に、各国に震撼が走ったのは、言うまでもない。
静かなはずの朝の街が、にわかに騒然とした状態になる。
「……リトス」
「起きてるよ、さすがに」
隣に寝ていたレイヴンが声を掛けてきたので、上体を起こして返事をする。
くそ、敵の侵攻が早いな。
「殿下、すぐに出発できるよう準備を。私が様子を見て参ります」
「待てカリン。全員で移動しよう。何か嫌な予感がするのだ」
リトスたち四人は、宿屋の広めの一部屋を貸し切って雑魚寝していた。
カリンとアッシュは、慌ただしく武器や防具を身に着けている。
四人は宿を出た。
「逃げろーーっ!!」
男が大声で叫びながら、こちらに向けて走ってくる。
その後を追いかけるように、街の北で白い煙が立ち上った。
地響きを立てて、周囲の建物が崩れ始める。
建物をつらぬくのは巨大な六角の水晶、あるいは氷柱か。北の方角から徐々に、結晶群が生え広がっている。地平を埋め尽くすような、氷柱の森。
あれはおそらく、西風の魔術師の力で増強された、魔物の女王の領域だ。星瞳の魔術師の力を手に入れた一夜城の勢力は、グレイドリブンの国全体を飲み込もうとしている。
逃げようとした人々が、次々と氷柱に閉じ込められる。
辺りは阿鼻叫喚の絵図だ。
「炎よ!」
アッシュが吠えて聖剣を振るう。
彼の炎の魔術が発動して、近くの氷柱が溶けた。
聖剣の力も手伝っての威力だろう。アッシュを中心とした半径数メルの範囲は、炎に囲まれた安全な空白地帯になる。なかなか、どうして殿下も腕のいい魔術師だ。背後で守られているリトスは、こっそりレイヴンと視線を交わし、無言で互いの方針を確認する。
今はまだ、本気を出して戦う訳にはいかない。レイヴンは敵の標的になるし、リトスは万全の状態とは言い難い。
「―――お返事を伺いに参りました」
「クラウン!」
交差する氷柱の上に、先日おそってきた魔物の男が立っている。
「蒼炎の騎士様。我が女王の城に来ていただけますか」
アッシュの想い人を復活させてやると、そう魔物は勧誘した。
「断る!」
しかし、アッシュはきっぱりと拒否し、剣を構える。
「ほぅ。なぜです? 私の言葉が嘘でないのは、噂を聞いてお分かりいただけたはず」
「黙れ、人を惑わす悪魔め。たとえ百歩ゆずってお前の言葉が真実だとしても、過去に戻ることは不可能だ。失ったものは、二度と戻って来ない!」
よく言ったと、リトスは心の中だけで拍手する。
つらかっただろうに、短い時間で心の整理を付けたアッシュは、英雄と呼ばれるだけのことはある。
「ふぅむ。孤立無援のあなたであれば、心折れると踏んだのですがねぇ。いったい誰が、あなたを支えているのでしょう」
クラウンは顎をさすった。
「確かに私たちは、過去に戻ることはできません。しかし、蒼炎の騎士殿。ここから先の未来についてはどうでしょう。この国は、この世界は、あなたが救うに足るものでしょうか」
「なんだと?」
氷柱の侵攻は、一時的に止まっている。
建物に避難していた人々が顔を出し、剣を構えているアッシュを指さした。
「見ろ。蒼炎の騎士様だ!」
「あの有名な」
「きっと、この街を救ってくださる」
「蒼炎の騎士様が、魔物を追い払ってくれる!」
人々の希望を一身に受ける、アッシュは苦しい表情だ。
押し寄せる尋常ではない氷柱の群れを、ただ一人で受け止めることはできない。今の小康状態は、単純に敵が止まっているからに過ぎないのだ。
「あなたは無理だと分かっている。それなのに、民衆はあなたを死地に送り込もうとする。あなたが救いたい人はもういないでしょう。あなたは、何のために戦っているのですか?」
クラウンの語り掛けに、蒼炎の騎士の剣先は揺れた。
彼は恋人の死を乗り越えるので精いっぱいだ。何のために戦うのか、今は意味を見失ってしまっている。
「―――おしゃべりな魔物だな」
「!」
いつの間にか、氷柱の上に登っていたレイヴンが、身軽な動作でクラウンに剣を向ける。影月の杖ではなく、今の青年の体格に見合った細剣だ。何の魔道具でもない只の剣で斬りかかるのを見て、クラウンは嘲笑する。
「愚かな青年だ。時空の彼方に送ってあげましょうか」
クラウンの注意が逸れた瞬間、リトスは転移の魔術を発動した。
(※ガイエン視点)
敵の偵察に行くと言って、西風の魔術師は帰って来なかった。時間が経つにつれ、嫌な予感が大きくなっている。
客将として招かれた砕岩の僧兵ガイエンは、西風を待つ間、グレイドリブンの兵士たちの様子に困惑していた。この国には、蒼炎の騎士以外に有能な指揮官はいないらしい。北軍を任された将は、どうすれば良いか分からないと、ガイエンに指示を仰いでくる始末だ。
「西風殿は、いつ帰ってくるのでしょうか」
いくら勇猛で知られるガイエンも、一人で魔物の群れに突っ込むほど無謀ではない。
預けられた兵士をどうしたものか、頭を悩ませていた。
「ガイエン様! 北の方から煙が」
天幕の下で他の将軍と話し合っていると、伝令の兵士が駆け込んでくる。
不吉な予感を覚え、外に出る。
他の大勢の兵士たちも、危機感を覚えたのか、皆外に出て様子を見ていた。
北の方角から、白い波がじょじょに押し寄せてくる。
地平線から迫ってくる異常現象に、ガイエンは本能的に悟った。これは、世界の終わりだと。
「誰か、転移が使える魔術師は、王都に戻って状況を伝えろ!」
走って逃げても無駄だ。
地面を覆い尽くす氷柱の群れが、全てを飲み込んでいく。
「神よ。光なき地に、希望をもたらしたまえ」
ガイエンの祈りは雪の中に消えた。
この日、勢力を拡大した魔王の領域は、王都北部を含むグレイドリブンの国土の大半を飲み込み、永久凍土に変じさせた。
王都に駐留していた外国の高位魔術師は、自国に転移して悲劇から逃れ、グレイドリブンの危機的状況について、各国に伝え広めた。
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