モンスターに転生したけど種族が決まって無い(仮題)

最強願望者

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1章『自分の姿決め編』

『捕食』

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えっとね、今どんな感じかと言うと、ステータスを見ている途中に、後ろから「ズ・・・ズズ・・・」って感じで何かが動いてて・・・

(どうしよう・・・とりあえず・・・じっとしてる?)



──30分後──

(な・ん・で!どこにも行かないんだよ!)

ずーーーーと気配を感じるから、20分位前に、

『スキル気配察知を獲得しました』

っていわれたんだけど!あっ、レベル3に上がったんだけど!


──更に10分後──

(えっ、これゴーレムだ)

レベルが更に上がり、後ろの気配が人型だと分かり、触ってみると、ゴツゴツとした岩肌で、魔石と思われる核が胸の部分にあり、ゴーレムという事が分かった。

(でも、動かないな・・・取り敢えず喰うか)

なんだか知らないが、これゴーレムを喰ったら強くなれそう。

まぁ初めてだし、頭から食べようかな。

頭の上に登り、食べたいなーと思うと、体がだんだん柔らかくなっていくのが分かった。

最終的にゴーレムの頭を覆い尽くし、だんだん溶かし始めた。


暫くすると、胸の魔石の部分にたどり着いた。

(これ喰ったらレベルが上がんのか?)

魔石を消化すると、ピロリンと、なかなか軽快な音が鳴った。

おっレベル上がってる。


────────────────────────────
〈ステータス〉(必要事項のみ記載)

名前・・・無

種族・・・ライトスライム(変身により変動)

レベル・・・2

HP・・・15(変身により変動)

MP・・・20(変身により変動)

Pow・・・5(変身により変動)

Spe・・・25(変身により変動)

Lif・・・20(変身により変動)

ATK・・・5(変身により変動)

Rack・・・0(日替わり、毎日0時00分更新)

スキル・種族特性

『全耐性』『気配察知new』『消化→吸収』

────────────────────────────

早い!消化の昇華が早い!しかも吸収さんだ!耐性も全耐性になってる!

(と言うかあんまりステータス上がんないんだな・・・)

あっ、変身が光ってる。

『変身』・・・レベル1

〈変身可能モンスター〉
・スライム
・ゴーレム

おー変身できる。が、俺は最初に変身すんのは人間がいいからなぁ・・・取っとくか。




────────────────────────────

そこからはもう順調だった。

暫く歩いてたらスケルトン的なのが居たから捕食、狼みたいなのがいたから捕食、ゴブリン(今更)がいたから捕食、変なの(蛇?トカゲ?)がいたから捕食。


そして今!俺の目の前にドラゴンの死体と相打ちで死んだ人間の死体が!

(これってあれ?神様的な女神様が俺のために用意してくれた的な!?)

さてさてさーて、いっただっきまーす!

※暫く汚い絵面が続くので、スキップ!!


──1時間後──

ふぅ、ドラゴンは40分位で喰い終わったのに、人間の方はまだ生きてやがったから、死にかけたぜぃ。

さっきからレベルが上がりっぱなしなんだが、やっと止まった。見たい?見たい?

じゃ、(ステータス!)

────────────────────────────

〈ステータス〉

名前・・・無

種族・・・スライムエンペラー(変身により変動)

レベル・・・56

HP・・・475(変身により変動)

MP・・・950(変身により変動)

Pow・・・250(変身により変動)

Spe・・・900(変身により変動)

Lif・・・200(変身により変動)

ATK・・・300(変身により変動)

Rack・・・0(加護により変動不可)

スキル・種族特性

『変身』『食事』『複製』『全耐性』『反射』

魔法適正

・水・土・風・呪・光・竜

称号

『転生者』『美食家』『捕食者』

加護

『疫病神の加護』『死神の加護』『転生神の加護』

────────────────────────────


うんうん、とてもいい感じだ!

つっても、レベルの上がり方とかステータスの上がり方はどんな感じで決まるんだ?

取り敢えず、タップしてみようか。

『食事』・・・レベル2
・捕食と吸収の複合後のスキル。あらゆるものを美味しく食べれる。スキル以外にも、魔法などを奪える。(スキルは表示不可)

『複製』・・・レベル3
・コピーの昇華後のスキル、触った物を任意で増幅できる。

『反射』・・・レベル1
・任意で自分に掛かっている状態異常、即死効果、魔法、攻撃を跳ね返すことができる。痛覚も例外では無い。


(うーんと、食べやすくなった?)

そう言えば、『転生神の加護』の効果で知ったんだけど、スキルのレベルって昇華すると上がるらしい。転生神様様だな。
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