自殺したから、転生しました。

最強願望者

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第1章 弱くてニューゲーム

閑話・・・サラの葛藤

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どうも、作者です。
閑話休題ということで、サラ視点の物語を書きました。

ごゆっくりとどうぞ...



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「あなた...私達の子供ですよ…」

私は弱々しくそう囁いた。

「おお!よく頑張ったな!サラ!」

相変わらず夫のガルムはうるさいです…
ふふふ、ですがこれから幸せになるのだから、これくらいなら許してあげましょう。

しかし、この子の名前はどうしましょう?
私達で考えたのは、『サルラ』『アリナ』『マタリア』『アルフ』『ナタリー』の5個です。

私は、『アルフ』って言うのが好きです。古くからの言葉で、『愛という名の忠誠』と言う意味だからです。




今日は、アルの1歳の誕生日です。
アルって言うのは、アルフの愛称です。
アルは産まれてから3週間で立ち上がり、5週間で話し始めました。

「お誕生日おめでとう、アル」

「あがちょ、おかぁちゃま」

ふふふ、まだちょっと言いにくのね…

「アル、無理しなくてもいいんだぞ?」

「あい!」

...幸せです、私には勿体ないくらい...

「ん?どうしたアル?」

「なんでもにゃいでしゅ」

「はははそうか」

アルは不思議な子です。たまに思いつめた顔をしては、苦し紛れの笑顔を見せてきます。
これは気のせいなのでしょうか?

「よーし誕生日プレゼントをやろう!」

そう言うと、ガルムは後ろから剣と魔法の本を取り出しました。
アルは驚いてるような感じで声を出さずにいたので、私が助けてあげます。

「アルは嬉しすぎて声が出ないんですよ」

「そ、そうか...ハッハッハ」

「次は私の番ね」

そう言って私は空中からマフラーを取り出し、付けてあげると、あの子は涙目になりながらお礼を言ってきました。

「アルに見つからないように作ったんたんだよ?」

そう告げると、アルはマフラーをギュッと抱きしめ、ニッコリ笑いました。



アルが2歳になった頃から、魔法の発動を度々確認します。

最初はアルがやったのか疑りぶかかったのですが、詠唱してる所を、何度か見てしまったので、予想が確信に変わりました。


アルが3歳になった頃、学園からの招待状が来ました。
魔力測定をするらしいです。



無事に終わり、ガルムの秘密も明かした所で、学園から連絡があり、そこの内容が非常に衝撃的でした。



ガルム上級領主殿、並びに御家族様へ

此度のご来校誠にありがとうございました。

さて、本題ですが、ガルム殿の御子息様のアルフ様のことで幾つか気になることがありましたのでその報告を...

先ず一つ目ですが、アルフ様の魔力が異常でして...もちろん、いい意味でですが、なんと初代勇者様の魔力と同等であると言うことです。

次に二つ目ですが、アルフ様には、固有スキルと、加護、称号があるらしいです。
らしい...というのも、うちの学園の鑑定スキル持ちを軽く超える偽装スキルが働いていて、見ることが叶いませんでした。

最後になりますが、アルフ様...複数の従魔を従わせています。これも見れませんでしたが、獣魔の欄が出てる時点で、いる事が分かりますので報告した次第です。

それでは、失礼します。



                                              ーーーアルスマグナ学園
                                              学園長   サバト・マリーズ




私はこれを見ながら、気絶してしまいました。
自分の息子が物凄いことになっているのですから、当たり前です。

ガルムにこのことを伝えると、

「しばらくは様子を見よう、隠してるのにも何か理由があるからなんだろう…」

こういう時だけ、私の夫はカッコよくなります。
しかし、私はこの言葉を信じ、話してくれるのを待つことにしました。












日記にはこう書いてあった。

どうしよう!話すの忘れてた!しっかし...そんな事があったとは...

俺は今、母様の部屋で母様が付けたであろう日記を読んでいた。

「今日の夜話すか...」

と言うか、俺の名前の由来...ううっ

また言い訳を考えながら妹様の頭を撫でる、超絶イケメンお兄様な俺だった...


自分で言ってて恥ずかしい...



##############################

 
どうも、まさかの日記オチ、かなり長くなりましたが、お楽しみ頂けたでしょうか?

これこらもよろしくお願いします。

最強願望者でした。
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