星の愛し子は異世界でも最強?

白狗

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第一章 帝国編

第六話

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第六話 ~冒険者と言えば、最初は薬草採取だよね~

冒険者ギルドを後にした和人はルミから質問が来た。

ルミ(にーに、何であの人達はにーにに攻撃が効かなかったの?)

和人(ん?ルミ、それはねこのコートの力何だよ。)

和人が今回使っている力は『冥王星』である。
着ているコートの名前は『冥王の衣』(めいおうのころも)と言い、着ている者の存在を一時的に無くす事が出来る力を持っている。
つまりこのコートを着ている間は半霊半人の状態である。 

ルミ(なるほど、幽霊の状態だったから物理攻撃は通じなかったのですね!)

和人(正解。他にも透明化したりとか便利なんだ。
ただ、このコートにも弱点があってね。聖属性の魔法を使われると場所が特定されるし、耐久力も低くて壊れやすい。)

ルミ(メリットもあるけどデメリットもあるんですね。)

和人(その通り、完璧はこの世には存在しない。何処かしら欠点や弱点が存在する。)

ルミ(所でにーには何処に行ってるの?)

和人(今は町の外へ向けて歩いているところだよ。冒険者の最初の仕事と言えば薬草採取だからね。)

和人は冥王の衣を羽織り、人混みを避けながら門まで行く。


北門

門番「次の者!」

和人「はい。」

和人は門番にギルドカードを提示する。

門番「どうした坊主、薬草か?」

和人「そうだよ!これからお手伝いなんだ。」

門番「そうかそうか。頑張るんだぞー」

優しい門番に見送られ、和人は北門を出て正面に見える『初心者の森』へと向かった。



初心者の森

この森は古くから角が生えた突撃ウサギ『ホーンラビット』、the定番の緑色の肌をした小人の『ゴブリン』等の初級モンスター、初級回復薬(ポーション)の原材料が揃っており、初心者に向けた森となっている。

和人「よし、ここまで来れば誰にも見られなさそう。」

和人はある程度森を進むと『冥王の衣』を解除し、別の星の力を使う。

和人「母さん、力を貸して。『母なる大地』発動!」

和人の視界に多くの植物情報が吹き出しで表れる。

和人「雑草は吹き出しを排除、毒草・毒キノコは赤枠の吹き出しで、薬草は緑枠の吹き出しで。」

和人が言葉に出し、『母なる大地』を設定する。

地球『母なる大地』は育む能力である。
しかし、使い方を変えれば動植物の詳細な情報を知ることが出来る。
そして設定が終わった和人の視界には足元に緑の吹き出し、木の根本に赤い吹き出しが表れ、それぞれ見ていく。
緑の吹き出しは。

『癒し草』
初級回復薬の材料。
これを磨り潰して『治り草』と『魔力水』を入れると『調合』すると初級回復薬が出来る。

和人(ネーミングには突っ込まない様にして赤枠の毒草を見ると。)

『シ・二草』
伝説と言われた毒草で、体内に入ると、継続的に毒のダメージを受ける。
HPが一になれば自然と治る。

和人(こっちもか、しかも伝説と言われた毒草だと、初心者の森でそんなの出るなよな。)

ルミは和人が持っている薬草と、毒草をストレージに入れると言い始めた。 

ルミ(にーに、それはルミの『ストレージ』に保管しとくね。)

和人の前に宝箱が現れ、口を開いている。

和人(ありがとう、ルミ)

ルミ(えへへ///∀///)

和人は宝箱に薬草と毒草を入れると、別の薬草を探しに出掛けた。






三時間後 

和人(こんな物かな?)

和人はルミのアイムボックス内の薬草と毒草を見ていた。

『癒し草』×十五枚
『治り草』×十二枚
『シ・二草』×一枚
『寝草』×十一枚

『治り草』
回復薬の基本材料の一種。
全ての回復薬に必要不可欠である。

『寝草』
睡眠効果のある草。
睡眠治療とかに使われる事が多い。
ただし取り扱い注意。

和人(今日はこれくらいにして、町で休んで明日は別の町を目指して行くぞ!)

和人は薬草を担ぐと町へ帰った。
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