星の愛し子は異世界でも最強?

白狗

文字の大きさ
8 / 71
第一章 帝国編

第八話

しおりを挟む
第八話 ~ヤンデレ姉妹から逃げろ!~

ルイとライの正体は双子座。
その昔、和人がまだ父であるサンと母であるアースを作った後の話である。
父と母は出来た。他の子達は兄弟姉妹が居た。
そこで和人は長期休みの課題であった星座を使い兄弟を作ろうとした。

和人(人型が良いから双子座だな。)

概念を込めた。「どうか他の子達みたいな兄弟になって欲しい」と願いと概念を込めた。
結果、双子座は和人への異常な執着心と独占欲が芽生え、彼を家族としてではなく異性として愛した。
和人はまさかこんなことになるとは思わず、最初は混乱したが、慣れれば楽だった。
しかし、ここは異世界であり、山賊のアジト、ここは逃げることを優先する。
あの姉達の事だ。
和人の回りに他の女が居ると襲いかかりに来そう。
なら、先にこの子達を安全に外へ連れていくのが一番。

和人は牢屋向かいの棚の影から出てくるとそのまま上を目指した。
このアジトに和人が来たとき、 地上部分から階段を三階ほど歩いた記憶があるから恐らくここは地下三階 、地図もなく歩いていると足音で姉妹にバレる。
あの姉妹は和人の場所を臭いと行動推測だけで特定する程に彼を見続けている。
それは星座に戻っていても同じ、星座で彼を見続け、星座で彼の行動パターンを知っている。

和人「移動しよう。ここに居たら姉さん達に襲われる。」

和人はそれだけを言うと『冥王の衣』を解除し、『プラネット・エレメンタル』をフル活用出来る状態にする。
別に姉妹を嫌っているわけではない。
むしろあの姉妹の事は好きである。
しかし、和人に近寄る女狐に殺意を持って襲いかかる。
それだけは流石の和人も許せない。
和人はその事を姉妹に何度も言っているが。

ルイ「ソンナコトドウデモイイワヨ。」

ライ「ソウソウ、アタシラニハカズガイレバソレデイインダヨ?」

こうなったときの脅し文句を言えば解決になるのだが出来れば使いたくない。   

和人はルイの力『愛情』の力を使い少し小さめな火を出しながら上に行く階段を探す。



和人「あった、階段だ。」

和人は階段を見つけ、上の地下二階へと進もうとすると、階段手前の部屋から話し声が聞こえてくる。

ライ「ルイネェサン。イナイネ、カクレンボカナ?マサカ、オネエチャンタチカラニゲルトカ、カンガエテナイヨネ?」

ルイ「ライ、ソレハナイミタイ。カズクンガイマワタシノ『アイジョウ』をツカッテイルカラニゲテハイナイミタイ。タブンカズクンノコトダカラアノメスガキヲニガシテルノデハ?」

ライ「ソッカ、ナラハヤクミツケナイトナ。カタホウハ『キゾク』ダロ。トラレルワケニハ」

ルイ「ソウネ、ココニハイナイヨウダシウエノカイヘイキマショウ。」

和人(コワっ!)

和人はここはもう出てしまうのが早いのではと考えたが、出れば出れたであの姉妹が和人をこの世界に置いとくとは考えずらい。
ここから出て子供たちを逃がすことを先決とした。



姉妹達が部屋から出る前に仕掛けをしてこの階から上へ行くこととした。

ガシャン!

ルイ・ライ「!!ヤッパリコノカイニイル!」 

階段手前の部屋から姉妹が出て仕掛けを施しておいた部屋へと向かった。
因みに仕掛けはコップに細い糸をつけて引っ張っただけ。

和人達はそこからはアジトの外に出るまで一直線に走った。






アジト外

和人達「ハァ、ハァ、ハァ」

全員が息切れをしているが和人は子供たちを近くの茂みに隠れるように指示を出し、洞窟へ大声で叫んだ。

和人「ルー姉さん!ライ姉さん!僕はここだよ!」

僅か分もしないで洞窟から走り音と共に二人が和人目掛けて走り込んできた。

ルイ・ライ「和人(カズ君)!発見」

あっという間和人は姉妹に挟また。

ルイ「さあ、カズ君、帰りましょうね。」

ライ「そうだぜ。姉さん達と一緒に居られて嬉しいだろ。」

案の定姉妹は和人を元の世界に連れ戻そうとするが和人はそれを拒んだ。

和人「あのね、お姉ちゃん。僕は少しこの世界を観光しようと思うんだ。」

ルイ・ライ「え?」

ルイとライは信じられないような表情をする。

和人「たまにはね。少し自分の時間が欲しいと言うか。」

少しビクビクと怯える自身の弟に姉妹は絶句していた。

ルイ・ライ「そんな!」

ルイとライはこの世の終わりのような顔をして居ると後ろの空間が割れ、アースが出てくる。

アース「ルイちゃーん、ライちゃーん?夕食の時間よ~。」

ルイとライを迎えに来たアースは和人の説明を姉妹にして和人は姉妹にある『約束』をして姉妹は帰っていった。

ルイ・ライ「次、帰ってきたときは一日中一緒に居ること!」
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました

下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。 ご都合主義のSS。 お父様、キャラチェンジが激しくないですか。 小説家になろう様でも投稿しています。 突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!

由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。 しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。 さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。 そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。 「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」 やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった! しかしハルの血が特殊だと知った騎士はハルを連れ帰って? いっそ美味しい血と癒しを与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

転生令息は攻略拒否!?~前世の記憶持ってます!~

深郷由希菜
ファンタジー
前世の記憶持ちの令息、ジョーン・マレットスは悩んでいた。 ここの世界は、前世で妹がやっていたR15のゲームで、自分が攻略対象の貴族であることを知っている。 それはまだいいが、攻略されることに抵抗のある『ある理由』があって・・・?! (追記.2018.06.24) 物語を書く上で、特に知識不足なところはネットで調べて書いております。 もし違っていた場合は修正しますので、遠慮なくお伝えください。 (追記2018.07.02) お気に入り400超え、驚きで声が出なくなっています。 どんどん上がる順位に不審者になりそうで怖いです。 (追記2018.07.24) お気に入りが最高634まできましたが、600超えた今も嬉しく思います。 今更ですが1日1エピソードは書きたいと思ってますが、かなりマイペースで進行しています。 ちなみに不審者は通り越しました。 (追記2018.07.26) 完結しました。要らないとタイトルに書いておきながらかなり使っていたので、サブタイトルを要りませんから持ってます、に変更しました。 お気に入りしてくださった方、見てくださった方、ありがとうございました!

夫に捨てられた私は冷酷公爵と再婚しました

香木陽灯
恋愛
 伯爵夫人のマリアーヌは「夜を共に過ごす気にならない」と突然夫に告げられ、わずか五ヶ月で離縁することとなる。  これまで女癖の悪い夫に何度も不倫されても、役立たずと貶されても、文句ひとつ言わず彼を支えてきた。だがその苦労は報われることはなかった。  実家に帰っても父から不当な扱いを受けるマリアーヌ。気分転換に繰り出した街で倒れていた貴族の男性と出会い、彼を助ける。 「離縁したばかり? それは相手の見る目がなかっただけだ。良かったじゃないか。君はもう自由だ」 「自由……」  もう自由なのだとマリアーヌが気づいた矢先、両親と元夫の策略によって再婚を強いられる。相手は婚約者が逃げ出すことで有名な冷酷公爵だった。  ところが冷酷公爵と会ってみると、以前助けた男性だったのだ。  再婚を受け入れたマリアーヌは、公爵と少しずつ仲良くなっていく。  ところが公爵は王命を受け内密に仕事をしているようで……。  一方の元夫は、財政難に陥っていた。 「頼む、助けてくれ! お前は俺に恩があるだろう?」  元夫の悲痛な叫びに、マリアーヌはにっこりと微笑んだ。 「なぜかしら? 貴方を助ける気になりませんの」 ※ふんわり設定です

転生後はゆっくりと

衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。 日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。 そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。 でも、リリは悲観しない。 前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。 目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。 全25話(予定)

処理中です...