星の愛し子は異世界でも最強?

白狗

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第五章・狂った魔王編

第三話

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第三話 ~決戦!魔王対和人~

和人は遂に魔王の謁見の部屋の前に着いた。
魔力の殆どをホーリー・シャインブレスに使ってしまったため、魔力切れの症状の怠さを抱えながら歩いた。

和人「ふぅー。」

和人は息を整えると部屋の内部に入る。

和人「お前ら!そこでだ!」

部屋には階段の上の玉座とその階段下の床にある魔方陣を囲むように魔術師が並び、詠唱を続けている。

和人「はっ!」

和人は弧月を出すと『三日月』で魔方陣ごと魔術師を吹き飛ばす。

和人「これで儀式は止められたか?」

???「やってくれましたね。人間風情が!」 

王が座る玉座の後ろから、グレン諸国の反乱時にいた、魔族の男が現れた。

???「貴方のせいで、儀式は失敗、この儀式の為に何百年費やしたと思っている!!」

和人「そんな事をやらせるわけないじゃん。ましてや邪神の中でも高ランクの旧支配者を呼び出そうなんて事は一番駄目だ!」

???「うるさい!私達はニルミネータ様を呼び出すのだ!」

和人「ニルミネータだと?ルミを呼び出すだと!」

???「我らが神をあだ名で呼ぶな!くそ!ニルミネータ様を狂化して邪神にする計画が!」

和人「そんな、そんな事の為に、テメェらは人の命を弄び、俺の家族に手をかけようとしたのか。これは許せないよな!許しちゃあいけないよな!ナァ!!カズト!!!」

和人「そうだ、許してはいけない。ならば僕は君に命じよう。我らが家族に手を出す愚か者共には死の鉄槌を!サーチ&デストロイ!サーチ&デストロイ!殲滅しろ!『歌え!』」

和人「あぁ、分かったよ。カズト!ならば俺は歌おう。」

和人は交互にしゃべる。
そして歌い出す。

和人「『俺は元・愚行・全てを壊す者。我は生、我は死、この名において我は汝を葬る刃なり。』」

和人の周りに日本刀が現れ、射出される。
一本から二本へと何度も打ち込むごとに量は増えていく。
それを打ち払うのは玉座に座る魔王であった。
魔王はアンデットと化し、さらに狂化してある。
例え、日本刀が無数に刺さっても止まることはない。
前に出て和人を切り殺さんと歩みを進める。

和人「お別れだ。気高くも、優しき魔王よ。」

和人は『双子座』のドッペルゲンガーを作り、メモリーリードで魔王の記憶を読み込んだ。
魔王はアンデットになる前は部下に優しく、また、自分には厳しい王だった。
いつも国民の為に何が出来るのか考える王だった。
故に和人はこの王を今の自分が撃てる最高の一撃で誰よりも気高く、優しき王のまま葬ることを決めた。

和人「『星の空・万象・人の姿を冠するもの。汝は毒、汝は槍、毒を持って汝を滅する槍となる。』」

和人の前に一本のランスが現れ、それを掴む。

和人「『スコーピオン・ランス』」

和人はランスを魔王に向けるとそれを心臓に打ち込む、魔王が振り上げた剣は和人の右肩を掠め地面に叩き付けられた。

和人「さようなら優しき魔王よ。『スコーピオン・デスポイズン』」 

魔王の体は石化し砕け散った。
石化する魔王の口は少しだけ動き、言葉を紡いだ。

魔王『ありがとう、やっと眠れる。君にこの国の未来をーーーー』

魔王はそれだけ伝えると朽ちて、砕けた。

和人「任せろ、俺があんたの意思を受け継いでやる。」

和人はスコーピオン・ランスを魔族に向けると、睨み付ける。

???「まだ、魔王に意識があるとは思いませんでした。」

和人の体が揺らぎ、倒れてしまう。
先程の魔法、スコーピオンデスポイズンで魔力を使い果たし、魔力は尽きていた。

???「でも、貴方を殺すにはよいタイミングです。」

魔族の男は和人に近寄ろうとする。

和人「あぁ、本当に良いタイミングだ!!」

和人の前にたち剣を振りかぶり、下ろした魔族の剣を空間を裂いた一本の『弧月』により、止められる。

和人「遅いよ。ムーン爺ちゃん。」

ムーン「ほほ、これでも急いだ方じゃよ。」

空間から一人の老人が現れ、その後ろを『家』が追いかけてきた。

和人「でも、これで形成は逆転した。」

和人がレイに頼んだ物は遂に到着!
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