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旅の始まり〜冒険者入門編〜
グエルニュートとの出会い
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ハイオークとケイの戦いは激化していった。
ハイオークはなかなかケイに攻撃を当てることができず、ケイは受け流すことで精一杯だ。
このままでは負ける、そう考えたケイは逆転の一手を使うために魔法で霧を発生させる。
ハイオークは視界を奪われたことに驚いたようで、攻撃をやめて佇んでいる。
ケイはその隙に右腕の拳に気力と魔力をめいっぱい込め、構える。
斬ることが出来ないなら拳で。その術は師匠から教わった。なら…使わない手は無いだろう?
ケイから自然と笑みが零れる。
命と命のやり取り、その高揚感。抑えきれぬその衝動に我を失いそうになるも留まり、機を待つ。
それはハイオークの集中の途切れ目。
ハイオークが今の今まで、今か今かと待ちわびた攻撃をめいっぱい溜める。
限界まで溜めるには少し時間がかかるが、それまでハイオークとの我慢比べだ。
ハイオークが集中力を途切らせるのが先か、ケイに限界が来るのが先か。
ハイオークにはケイの限界を超えた一撃で無いと効かない。もしかしたら、限界でも足りないかもしれない事をケイは察していた。
張り詰める空気。ハイオークは殺気を感じ取るため限界まで集中し、ケイはハイオークを殺すため、限界を超えて拳を貯める。
周囲からカサカサと物音がするが、それさえも聞こえぬ程に両者の空間は緊迫し、何者にも侵す事はできない。
先に動いたのはケイだ。
ハイオークの集中が途切れた瞬間一気に踏み込み、拳を喰らわせる。
ードッ
ハイオークの方から鈍い音が辺りに響きわたる。
限界を超えた一撃をもろに喰らったハイオークは仰け反り、膝をつく…かと思われたが、持ちこたえ包丁を構えた。
これはまずい、そう考えたケイはすぐに再び霧に紛れ、抜刀する。
抜刀したのは完全に無意識の内だった。
3年間、付き合い続けたその技術を心の奥底で信じた故の行動。
これが、完全に裏目に出た。
ーバキッ
ハイオークが横薙ぎに放った一撃は完全にケイを捉え、骨と内蔵をぐちゃぐちゃにせんと言う勢いで木々に叩きつける。
長剣を抜かず、すぐに背を向け走り出していればあるいは、回避出来た未来もあっただろう。
しかし、構えていた長剣などただの棒切れであるかのような一撃を喰らい、ケイの意識は朦朧としている。
霧が晴れ、ハイオークが再びケイへと意識を向ける。
が、ケイは既にズタズタで遊び相手にもならぬ事を認識し、興味を無くしたかのように他の冒険者を仕留めようと周囲を見渡す。
そこで異変に気付いた。
横たわっていた、あるいは腰を抜かしていた冒険者達がいないのだ。
逃げたか?そんな考えがハイオークの中に生まれるが、すぐに否定する。
冒険者達は既に心をおられており、正常な考えを持つ事などできないだろう。
それに加え、スキルもかけておいたのだから、逃げ出せるはずもない。
そう考えたハイオークだったが、再び疑問が浮かび上がる。
…なら何故?
と、ハイオークは何かに気付いたようにケイに目を向ける。
そこには1つの人影がケイに何かしようとしているところだった。
「すまないね、あまり治療は得意ではないんだ。気休め程度だから期待しないでくれ。」
その男は細身で、だが妙に優しげな雰囲気を醸し出す男だった。
男はケイに手をかざし、何かブツブツ呟いている。
ハイオークは新しいおもちゃを見つけた子供の様に残忍に、残虐に笑う。
その様はまさに『悪魔』だった。
「ふむ…こんなものだね。では…待たせてしまったかな?」
男はハイオークの方に向かってそんなことを言うと、ポツリと一言呟く。
「【格闘魔法陣】」
その一言が発せられると同時に男の足元に魔法陣が展開され、周囲に魔力が駆け巡っていく。
ハイオークは一瞬の逡巡ののちに再び包丁を構え、その男目掛けて振り切った。
しかし、その刃が届くことはなく、宙を切り裂く。
ハイオークは何が起こっているのかわからないとでも言いたげな表情で男の方を見やるが、男はすでにいなかった。
周囲を見渡してみてもどこにもいない。
と、唐突にハイオークの視界がグニャリと歪み、立つことができなくなる。
ハイオークは何が起こっているのか理解できないまま、眠りについた。
~
「ふう…これで大丈夫かな。」
男…グエルニュートは眠っているハイオークの前で1人ごちる。
倒れていた冒険者たちも全員安全な場所に避難させたし、本当にこの少年はよくやってくれた。
彼がいなければ冒険者たちは全員死んでいただろう。しかし、なんでこんなところにハイオークなんて…
グエルニュートはそんなことを考えながら、ケイを運びだす。
ここから王都は少しばかり時間がかかるため、通信魔法でギルドに連絡するためだ。
それには少しひらけた場所に移動しなくてはならない。
先の冒険者達も、一応は隠蔽魔法で隠しているが、何れにしても危険が無いわけでは無いし、急がねば。
グエルニュートは急ぎ足で平原に置いてきた冒険者達の場所へ行くのであった
~
目を覚ますと、そこは見知らぬ天井だった。
なんだここ…俺は確かハイオークに負けて…
そうだ、人影が見えたと思ったら急に眠くなって…
助けられたのか、俺。
あのハイオークを倒すなんて、普段あの森に出向いている冒険者のランクでは考えにくいだろう。
なら援軍?しかし…
ケイがそんなことを考えているとドアがノックされる。
「起きてますかー?」
「あ、起きてます。」
ケイがそう答えるとドアが開けられ、十歳くらいだろうか、そのくらいの女の子がケイのいる部屋に入った。
「調子はどうですか?どこか痛いところは?」
「あー…特にないかな。ここは?」
「ここは私の家です。びっくりしましたよ?グエルが急にボロボロの人達を連れてくるものですから。」
グエル…?あの人影の主だろうか?
「他の人たちも全員無事ですよ。」
「すまない、そのグエルって人と話がしたいんだが、今大丈夫かな?」
「ああ、今呼んできますね。」
そう言ってトタトタと行ってしまった。
忙しない子だな。
しばらくして、再びドアをノックする音が部屋に響く。ケイがどうぞ、とだけ言うとドアが開かれ、さっきの女の子とあの男が部屋に入ってきた。
男は細身で優しげな雰囲気を醸し出している。
好青年という感じだ。
「大丈夫かい?」
「あ、はい。大丈夫です。あなたが助けてくれたんですよね?」
「ああ、そうだよ。僕はグエルニュート。グエルと呼んでくれ」
「あ、私はリサ。ハーフエルフよ。よろしくね」
ハーフエルフか…初めてみたな。
「もう体調が大丈夫なら一緒にギルドにきて欲しいのだが、いいかな?」
「はい、わかりました。もう大丈夫です。」
そういうと、グエルさんは立ち上がり、ついてくるように言った。
~
「えと、なんでギルドに?」
俺はギルドに向かう途中、そんな事を聞いた。
「今回の件で上にお呼ばれしててね。君にも話を聞きたかったんだ。」
なるほど、事情聴取か。
普段、低級の冒険者が狩りをするあの森でバイオークが出たとなれば確かに大事だ。
実際俺も死にかけたしな。
「それに、君がいなければ彼ら…ああ、森にいた他の冒険者ね。その人たちに被害が出ていたかもしれない。君がいたから死人が出なかったんだ。これは、昇級に十分な功績だよ。」
「俺も、グエルさんがいなければ死んでました。俺は何もやっていませんよ。」
「君が戦ったのはなぜだい?彼らを救うためだろう?なら、誇ってもいい。その目的を達成することができたんだからね。」
グエルの言葉は、深く、深くケイの心へと浸透していった。
~
「お、ケイじゃねえか!どうしたんだ?」
「ちょっとあってな…」
「ん?横にいるのは寄生虫じゃねえか。」
寄生虫?どういうことだ…?
「相変わらず手厳しいね。」
「ケイも気をつけたほうがいいぜ?こいつぁ寄生虫だ。実力も無いのにAランクパーティに居残ってるんだ。」
実力がない…少なくとも、ハイオークを一方的に殺す事が出来るような人だぞ?
そんな噂立つか…?それとも何か別の…
「こいつがいるからあのパーティはSランクに昇格できないって話だ。」
「はは、早く昇格できるよう精進するよ。」
グエルさんは気にせず穏やかな表情のままだ。
慣れてるのか穏やかなのか…どちらにせよ命の恩人にそんなことを言われて気分がいいわけもなく、俺は少し苛立ちながらもグエルさんについてギルドの奥に行くだけだった。
ハイオークはなかなかケイに攻撃を当てることができず、ケイは受け流すことで精一杯だ。
このままでは負ける、そう考えたケイは逆転の一手を使うために魔法で霧を発生させる。
ハイオークは視界を奪われたことに驚いたようで、攻撃をやめて佇んでいる。
ケイはその隙に右腕の拳に気力と魔力をめいっぱい込め、構える。
斬ることが出来ないなら拳で。その術は師匠から教わった。なら…使わない手は無いだろう?
ケイから自然と笑みが零れる。
命と命のやり取り、その高揚感。抑えきれぬその衝動に我を失いそうになるも留まり、機を待つ。
それはハイオークの集中の途切れ目。
ハイオークが今の今まで、今か今かと待ちわびた攻撃をめいっぱい溜める。
限界まで溜めるには少し時間がかかるが、それまでハイオークとの我慢比べだ。
ハイオークが集中力を途切らせるのが先か、ケイに限界が来るのが先か。
ハイオークにはケイの限界を超えた一撃で無いと効かない。もしかしたら、限界でも足りないかもしれない事をケイは察していた。
張り詰める空気。ハイオークは殺気を感じ取るため限界まで集中し、ケイはハイオークを殺すため、限界を超えて拳を貯める。
周囲からカサカサと物音がするが、それさえも聞こえぬ程に両者の空間は緊迫し、何者にも侵す事はできない。
先に動いたのはケイだ。
ハイオークの集中が途切れた瞬間一気に踏み込み、拳を喰らわせる。
ードッ
ハイオークの方から鈍い音が辺りに響きわたる。
限界を超えた一撃をもろに喰らったハイオークは仰け反り、膝をつく…かと思われたが、持ちこたえ包丁を構えた。
これはまずい、そう考えたケイはすぐに再び霧に紛れ、抜刀する。
抜刀したのは完全に無意識の内だった。
3年間、付き合い続けたその技術を心の奥底で信じた故の行動。
これが、完全に裏目に出た。
ーバキッ
ハイオークが横薙ぎに放った一撃は完全にケイを捉え、骨と内蔵をぐちゃぐちゃにせんと言う勢いで木々に叩きつける。
長剣を抜かず、すぐに背を向け走り出していればあるいは、回避出来た未来もあっただろう。
しかし、構えていた長剣などただの棒切れであるかのような一撃を喰らい、ケイの意識は朦朧としている。
霧が晴れ、ハイオークが再びケイへと意識を向ける。
が、ケイは既にズタズタで遊び相手にもならぬ事を認識し、興味を無くしたかのように他の冒険者を仕留めようと周囲を見渡す。
そこで異変に気付いた。
横たわっていた、あるいは腰を抜かしていた冒険者達がいないのだ。
逃げたか?そんな考えがハイオークの中に生まれるが、すぐに否定する。
冒険者達は既に心をおられており、正常な考えを持つ事などできないだろう。
それに加え、スキルもかけておいたのだから、逃げ出せるはずもない。
そう考えたハイオークだったが、再び疑問が浮かび上がる。
…なら何故?
と、ハイオークは何かに気付いたようにケイに目を向ける。
そこには1つの人影がケイに何かしようとしているところだった。
「すまないね、あまり治療は得意ではないんだ。気休め程度だから期待しないでくれ。」
その男は細身で、だが妙に優しげな雰囲気を醸し出す男だった。
男はケイに手をかざし、何かブツブツ呟いている。
ハイオークは新しいおもちゃを見つけた子供の様に残忍に、残虐に笑う。
その様はまさに『悪魔』だった。
「ふむ…こんなものだね。では…待たせてしまったかな?」
男はハイオークの方に向かってそんなことを言うと、ポツリと一言呟く。
「【格闘魔法陣】」
その一言が発せられると同時に男の足元に魔法陣が展開され、周囲に魔力が駆け巡っていく。
ハイオークは一瞬の逡巡ののちに再び包丁を構え、その男目掛けて振り切った。
しかし、その刃が届くことはなく、宙を切り裂く。
ハイオークは何が起こっているのかわからないとでも言いたげな表情で男の方を見やるが、男はすでにいなかった。
周囲を見渡してみてもどこにもいない。
と、唐突にハイオークの視界がグニャリと歪み、立つことができなくなる。
ハイオークは何が起こっているのか理解できないまま、眠りについた。
~
「ふう…これで大丈夫かな。」
男…グエルニュートは眠っているハイオークの前で1人ごちる。
倒れていた冒険者たちも全員安全な場所に避難させたし、本当にこの少年はよくやってくれた。
彼がいなければ冒険者たちは全員死んでいただろう。しかし、なんでこんなところにハイオークなんて…
グエルニュートはそんなことを考えながら、ケイを運びだす。
ここから王都は少しばかり時間がかかるため、通信魔法でギルドに連絡するためだ。
それには少しひらけた場所に移動しなくてはならない。
先の冒険者達も、一応は隠蔽魔法で隠しているが、何れにしても危険が無いわけでは無いし、急がねば。
グエルニュートは急ぎ足で平原に置いてきた冒険者達の場所へ行くのであった
~
目を覚ますと、そこは見知らぬ天井だった。
なんだここ…俺は確かハイオークに負けて…
そうだ、人影が見えたと思ったら急に眠くなって…
助けられたのか、俺。
あのハイオークを倒すなんて、普段あの森に出向いている冒険者のランクでは考えにくいだろう。
なら援軍?しかし…
ケイがそんなことを考えているとドアがノックされる。
「起きてますかー?」
「あ、起きてます。」
ケイがそう答えるとドアが開けられ、十歳くらいだろうか、そのくらいの女の子がケイのいる部屋に入った。
「調子はどうですか?どこか痛いところは?」
「あー…特にないかな。ここは?」
「ここは私の家です。びっくりしましたよ?グエルが急にボロボロの人達を連れてくるものですから。」
グエル…?あの人影の主だろうか?
「他の人たちも全員無事ですよ。」
「すまない、そのグエルって人と話がしたいんだが、今大丈夫かな?」
「ああ、今呼んできますね。」
そう言ってトタトタと行ってしまった。
忙しない子だな。
しばらくして、再びドアをノックする音が部屋に響く。ケイがどうぞ、とだけ言うとドアが開かれ、さっきの女の子とあの男が部屋に入ってきた。
男は細身で優しげな雰囲気を醸し出している。
好青年という感じだ。
「大丈夫かい?」
「あ、はい。大丈夫です。あなたが助けてくれたんですよね?」
「ああ、そうだよ。僕はグエルニュート。グエルと呼んでくれ」
「あ、私はリサ。ハーフエルフよ。よろしくね」
ハーフエルフか…初めてみたな。
「もう体調が大丈夫なら一緒にギルドにきて欲しいのだが、いいかな?」
「はい、わかりました。もう大丈夫です。」
そういうと、グエルさんは立ち上がり、ついてくるように言った。
~
「えと、なんでギルドに?」
俺はギルドに向かう途中、そんな事を聞いた。
「今回の件で上にお呼ばれしててね。君にも話を聞きたかったんだ。」
なるほど、事情聴取か。
普段、低級の冒険者が狩りをするあの森でバイオークが出たとなれば確かに大事だ。
実際俺も死にかけたしな。
「それに、君がいなければ彼ら…ああ、森にいた他の冒険者ね。その人たちに被害が出ていたかもしれない。君がいたから死人が出なかったんだ。これは、昇級に十分な功績だよ。」
「俺も、グエルさんがいなければ死んでました。俺は何もやっていませんよ。」
「君が戦ったのはなぜだい?彼らを救うためだろう?なら、誇ってもいい。その目的を達成することができたんだからね。」
グエルの言葉は、深く、深くケイの心へと浸透していった。
~
「お、ケイじゃねえか!どうしたんだ?」
「ちょっとあってな…」
「ん?横にいるのは寄生虫じゃねえか。」
寄生虫?どういうことだ…?
「相変わらず手厳しいね。」
「ケイも気をつけたほうがいいぜ?こいつぁ寄生虫だ。実力も無いのにAランクパーティに居残ってるんだ。」
実力がない…少なくとも、ハイオークを一方的に殺す事が出来るような人だぞ?
そんな噂立つか…?それとも何か別の…
「こいつがいるからあのパーティはSランクに昇格できないって話だ。」
「はは、早く昇格できるよう精進するよ。」
グエルさんは気にせず穏やかな表情のままだ。
慣れてるのか穏やかなのか…どちらにせよ命の恩人にそんなことを言われて気分がいいわけもなく、俺は少し苛立ちながらもグエルさんについてギルドの奥に行くだけだった。
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