20 / 97
第二章 家出お嬢様編
20.約束
しおりを挟む
「見て、ユキコ! これは虹糸っていう異国の糸で編まれた腕輪なの。幸運を呼ぶお守りだと言われているわ」
へえ~。
『虹』という名前のとおり、カラフルな腕輪をまじまじと見る。細くてシンプルに編まれたものから、かなり太めでゴージャスなものまで様々だ。私はシンプルなほうに惹かれるかなー。
「うーん……でも、意外に高いかも」
値札を見て渋い顔をする私。
装飾品にお金を出せるようなお財布事情じゃありませんし。
「なに言ってるの! あの男に強請ればいいじゃない」
「ああ……」
そういうことね。
私はちらっと後ろを振り返る。ディーンとハンスさんが、出店に置いてある不気味な人形の置物を見ながら盛り上がっていた。なにその呪われそうな置物……。
糸目成金が軍に連行された、翌日の昼下りである。
ラザロの街を案内してくれるというセレナとハンスさんに連れられて、四人で出店をひやかしながら歩いている。
クラート商会の詐欺に関しては、これから軍による捜査が行われるらしい。立証できるかは軍の力量次第だが、これはもう私たちの手から離れた話だ。
ペールマン商会の乗っ取りに加担した医者とメイドのアイサについては、訴えることはしないそうだ。使用人から裏切られたことや、糸目成金に騙される寸前だったことを世間に知られては、ペールマン商会の看板に傷がついてしまうから。
アイサはもちろん解雇となったそうだが、それでもやはり釈然としない。
「付け入る隙があったお父様にも問題があるもの。これを痛い教訓にして、二代目としてもっとしっかりしてくれるといいのだけど」
とは、セレナの言である。
「あの医者は糸目成金と親しかったようですし、追加調査したらまだ余罪はあると思いますよ。その時はわたしから軍に通報しておきます」
とは、意外に腹黒かった小動物系ハンスさんの言である。
なんにせよ、結婚阻止という目的は達することができたわけだ。
到着から一週間経って、ようやくラザロの街を観光することができる。念願だった魚の塩焼きも屋台で食べることができた。
「ねえディーン、あれ買って? 人を太った呼ばわりした罰として」
セレナの助言どおり、無礼男を虹糸の出店に引っ張ってくる。
「ユキコ……。それ、おねだりじゃなくて恐喝じゃない?」
セレナさんてば失礼な。
ディーンは値段を見て黙り込んだが、しばらく考えてからうなずいた。
「……わかった。その代わり、お前はあれを買ってくれ。人を思い切り蹴った罰として」
男の言う『あれ』とは……手の平に乗るぐらいの小さな人形だった。目と口をOの形にぽっかりと開けていて、なんだかすごく不吉な感じ。
「枕元に置いて寝ると魔除けになるそうだ」
「逆に夢見が悪くなりそうだけど!?」
全力で突っ込んでしまった。
そんなものを枕元に置かれると怖いので、罰と罰で相殺することにした。まあ、虹糸の腕輪だってそんなに欲しかったわけじゃないし~、と心の中で負け惜しみを言ってみる。
そんな風にのんびり街を散策していると、早くも陽が沈みかけてきた。港に移動し、オレンジ色の夕陽を四人で眺める。
「──ねえ、ユキコ」
緊張したようにセレナが口を開く。
「よかったら、ラザロに残らない? このままウチで、本当のメイドになるのはどうかしら」
私は目を瞬いた。
ラザロに残る……。
確かに、ここならセレナも、ちょっと腹黒いけどハンスさんもいる。黒髪を知った上で受け入れてくれる、その気持ちもすごく嬉しい。
(……それでも……)
私はセレナをまっすぐ見つめた。
「ありがとう。でも、やっぱりまだ旅を続けてみようかな。セレナとは雇用関係じゃなくて……対等な、友達でいたいから」
改めて言うと、ちょっとだけ気恥ずかしい。
セレナも私の言葉を聞いて驚いたように目を見開く。それから、はにかんだように笑ってくれた。
◇
翌早朝。
街の出口まで送ってくれるというセレナとハンスさんと連れ立って、またも四人で街の中を歩いている。
今回のディーンと私の働きに対して、依頼料を支払ってくれたのはセレナ父だった。
難病だというのが勘違いだったとわかって清々しい顔をした彼に、結構な額を頂いてしまった。ありがたや。
「……ところで、ハンスさん。なんで糸目成金が怪しいってわかったんですか?」
前を歩くセレナが、ディーンに「女心とは」講義をしてくれているので、後ろを歩くハンスさんに気になっていたことを尋ねてみる。
「なんでというか……人間、誰しも後ろ暗いことはありますし。いやあ、調べてみて犯罪者とわかったときは嬉しかったなぁ。おかげで無事に話が潰せましたからね」
にこにこと答えるハンスさん。
ん?と私はとてつもなく違和感を持った。
「……あの、じゃあ。もしこれから先、非の打ち所のない好青年!みたいなひとがセレナにプロポーズするとしたら……?」
「もちろん徹底的に調べ上げますよ。そして、何が何でも破滅の種を見つけてみせます」
「…………」
大変だ。ハンスさんが一番やべー奴だった。
私は思わず額を押さえ、頭痛をこらえた。
まあでも、セレナはハンスさんを信頼してるし……。人の恋路に口は挟めない、のか……?
うんうん考え込んでいると、いつのまにかもう街の出口に着いていた。立ち止まり、セレナの手をぎゅっと握る。
「……それじゃあ。住む場所が決まったら、手紙を書くからね」
そのためにも早く文字が書けるようにならなくては。持ち運びに便利な小型の教本を貰ったので、今度は投げずに勉強をがんばろうと思う。
「ええ。絶対、また会えるわよね?」
「もちろん! 約束ね」
ふふっと笑い合う。
寂しい気持ちは確かにあるけれど、再会を約束する友達ができたことが、何より嬉しかった。
仲良く並ぶセレナとハンスさんに手を振って、ラザロの街をあとにした。
「──よかったのか?」
気遣うように聞くディーンに「なにが?」と見上げる。
「ラザロは、住みやすそうな街だと思ったがな」
ああ、とうなずく。
セレナに伝えたのは本心だが、正直言うとかなり心惹かれた。──それでも、今はまだ旅を続けたい。
(と、いうよりも……)
傍らの男を見上げた。
旅うんぬんというよりも。今はまだ離れがたいというか、もう少し一緒にいたいというか……。
「まあ、まだ旅を始めたばかりだし?」
取ってつけたような私の答えに、ディーンはちらりと笑った。
まさか、ばれてないよね?
「それじゃ、あまり街から離れる前に。昨日あれから買いに戻ったんだ」
言いながら私の左手首に付けてくれたのは、虹糸の腕輪だった。赤とオレンジで細めに編まれている、私が欲しかった綺麗な腕輪。
不意打ちに驚き、赤くなってしまう。自然と笑みがこぼれた。
「……ありがと。大事にするね」
なら私もあの人形買っておけばよかったー!と照れ隠しに騒いでみると、ディーンは「もう買った」と言ってポケットから取り出した。
「ええっ、買ったの!?」
「ああ。お前が名前を付けていいぞ」
しかも名前まで付けるの!?
不気味な人形をまじまじと見つめる。
「……ええっと……。じゃあ『ムンク』で……」
某有名絵画の作者様の名前を頂きました。
へえ~。
『虹』という名前のとおり、カラフルな腕輪をまじまじと見る。細くてシンプルに編まれたものから、かなり太めでゴージャスなものまで様々だ。私はシンプルなほうに惹かれるかなー。
「うーん……でも、意外に高いかも」
値札を見て渋い顔をする私。
装飾品にお金を出せるようなお財布事情じゃありませんし。
「なに言ってるの! あの男に強請ればいいじゃない」
「ああ……」
そういうことね。
私はちらっと後ろを振り返る。ディーンとハンスさんが、出店に置いてある不気味な人形の置物を見ながら盛り上がっていた。なにその呪われそうな置物……。
糸目成金が軍に連行された、翌日の昼下りである。
ラザロの街を案内してくれるというセレナとハンスさんに連れられて、四人で出店をひやかしながら歩いている。
クラート商会の詐欺に関しては、これから軍による捜査が行われるらしい。立証できるかは軍の力量次第だが、これはもう私たちの手から離れた話だ。
ペールマン商会の乗っ取りに加担した医者とメイドのアイサについては、訴えることはしないそうだ。使用人から裏切られたことや、糸目成金に騙される寸前だったことを世間に知られては、ペールマン商会の看板に傷がついてしまうから。
アイサはもちろん解雇となったそうだが、それでもやはり釈然としない。
「付け入る隙があったお父様にも問題があるもの。これを痛い教訓にして、二代目としてもっとしっかりしてくれるといいのだけど」
とは、セレナの言である。
「あの医者は糸目成金と親しかったようですし、追加調査したらまだ余罪はあると思いますよ。その時はわたしから軍に通報しておきます」
とは、意外に腹黒かった小動物系ハンスさんの言である。
なんにせよ、結婚阻止という目的は達することができたわけだ。
到着から一週間経って、ようやくラザロの街を観光することができる。念願だった魚の塩焼きも屋台で食べることができた。
「ねえディーン、あれ買って? 人を太った呼ばわりした罰として」
セレナの助言どおり、無礼男を虹糸の出店に引っ張ってくる。
「ユキコ……。それ、おねだりじゃなくて恐喝じゃない?」
セレナさんてば失礼な。
ディーンは値段を見て黙り込んだが、しばらく考えてからうなずいた。
「……わかった。その代わり、お前はあれを買ってくれ。人を思い切り蹴った罰として」
男の言う『あれ』とは……手の平に乗るぐらいの小さな人形だった。目と口をOの形にぽっかりと開けていて、なんだかすごく不吉な感じ。
「枕元に置いて寝ると魔除けになるそうだ」
「逆に夢見が悪くなりそうだけど!?」
全力で突っ込んでしまった。
そんなものを枕元に置かれると怖いので、罰と罰で相殺することにした。まあ、虹糸の腕輪だってそんなに欲しかったわけじゃないし~、と心の中で負け惜しみを言ってみる。
そんな風にのんびり街を散策していると、早くも陽が沈みかけてきた。港に移動し、オレンジ色の夕陽を四人で眺める。
「──ねえ、ユキコ」
緊張したようにセレナが口を開く。
「よかったら、ラザロに残らない? このままウチで、本当のメイドになるのはどうかしら」
私は目を瞬いた。
ラザロに残る……。
確かに、ここならセレナも、ちょっと腹黒いけどハンスさんもいる。黒髪を知った上で受け入れてくれる、その気持ちもすごく嬉しい。
(……それでも……)
私はセレナをまっすぐ見つめた。
「ありがとう。でも、やっぱりまだ旅を続けてみようかな。セレナとは雇用関係じゃなくて……対等な、友達でいたいから」
改めて言うと、ちょっとだけ気恥ずかしい。
セレナも私の言葉を聞いて驚いたように目を見開く。それから、はにかんだように笑ってくれた。
◇
翌早朝。
街の出口まで送ってくれるというセレナとハンスさんと連れ立って、またも四人で街の中を歩いている。
今回のディーンと私の働きに対して、依頼料を支払ってくれたのはセレナ父だった。
難病だというのが勘違いだったとわかって清々しい顔をした彼に、結構な額を頂いてしまった。ありがたや。
「……ところで、ハンスさん。なんで糸目成金が怪しいってわかったんですか?」
前を歩くセレナが、ディーンに「女心とは」講義をしてくれているので、後ろを歩くハンスさんに気になっていたことを尋ねてみる。
「なんでというか……人間、誰しも後ろ暗いことはありますし。いやあ、調べてみて犯罪者とわかったときは嬉しかったなぁ。おかげで無事に話が潰せましたからね」
にこにこと答えるハンスさん。
ん?と私はとてつもなく違和感を持った。
「……あの、じゃあ。もしこれから先、非の打ち所のない好青年!みたいなひとがセレナにプロポーズするとしたら……?」
「もちろん徹底的に調べ上げますよ。そして、何が何でも破滅の種を見つけてみせます」
「…………」
大変だ。ハンスさんが一番やべー奴だった。
私は思わず額を押さえ、頭痛をこらえた。
まあでも、セレナはハンスさんを信頼してるし……。人の恋路に口は挟めない、のか……?
うんうん考え込んでいると、いつのまにかもう街の出口に着いていた。立ち止まり、セレナの手をぎゅっと握る。
「……それじゃあ。住む場所が決まったら、手紙を書くからね」
そのためにも早く文字が書けるようにならなくては。持ち運びに便利な小型の教本を貰ったので、今度は投げずに勉強をがんばろうと思う。
「ええ。絶対、また会えるわよね?」
「もちろん! 約束ね」
ふふっと笑い合う。
寂しい気持ちは確かにあるけれど、再会を約束する友達ができたことが、何より嬉しかった。
仲良く並ぶセレナとハンスさんに手を振って、ラザロの街をあとにした。
「──よかったのか?」
気遣うように聞くディーンに「なにが?」と見上げる。
「ラザロは、住みやすそうな街だと思ったがな」
ああ、とうなずく。
セレナに伝えたのは本心だが、正直言うとかなり心惹かれた。──それでも、今はまだ旅を続けたい。
(と、いうよりも……)
傍らの男を見上げた。
旅うんぬんというよりも。今はまだ離れがたいというか、もう少し一緒にいたいというか……。
「まあ、まだ旅を始めたばかりだし?」
取ってつけたような私の答えに、ディーンはちらりと笑った。
まさか、ばれてないよね?
「それじゃ、あまり街から離れる前に。昨日あれから買いに戻ったんだ」
言いながら私の左手首に付けてくれたのは、虹糸の腕輪だった。赤とオレンジで細めに編まれている、私が欲しかった綺麗な腕輪。
不意打ちに驚き、赤くなってしまう。自然と笑みがこぼれた。
「……ありがと。大事にするね」
なら私もあの人形買っておけばよかったー!と照れ隠しに騒いでみると、ディーンは「もう買った」と言ってポケットから取り出した。
「ええっ、買ったの!?」
「ああ。お前が名前を付けていいぞ」
しかも名前まで付けるの!?
不気味な人形をまじまじと見つめる。
「……ええっと……。じゃあ『ムンク』で……」
某有名絵画の作者様の名前を頂きました。
50
あなたにおすすめの小説
ギルド受付嬢は今日も見送る~平凡な私がのんびりと暮らす街にやってきた、少し不思議な魔術師との日常~
弥生紗和
ファンタジー
【完結】私はギルド受付嬢のエルナ。魔物を倒す「討伐者」に依頼を紹介し、彼らを見送る毎日だ。最近ギルドにやってきたアレイスさんという魔術師は、綺麗な顔をした素敵な男性でとても優しい。平凡で代わり映えのしない毎日が、彼のおかげでとても楽しい。でもアレイスさんには何か秘密がありそうだ。
一方のアレイスは、真っすぐで優しいエルナに次第に重い感情を抱き始める――
恋愛はゆっくりと進展しつつ、アレイスの激重愛がチラチラと。大きな事件やバトルは起こりません。こんな街で暮らしたい、と思えるような素敵な街「ミルデン」の日常と、小さな事件を描きます。
大人女性向けの異世界スローライフをお楽しみください。
西洋風異世界ですが、実際のヨーロッパとは異なります。魔法が当たり前にある世界です。食べ物とかファッションとか、かなり自由に書いてます。あくまで「こんな世界があったらいいな」ということで、ご容赦ください。
※サブタイトルで「魔術師アレイス~」となっているエピソードは、アレイス側から見たお話となります。
この作品は小説家になろう、カクヨムでも公開しています。
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
【完結】男爵令嬢は冒険者生活を満喫する
影清
ファンタジー
英雄の両親を持つ男爵令嬢のサラは、十歳の頃から冒険者として活動している。優秀な両親、優秀な兄に恥じない娘であろうと努力するサラの前に、たくさんのメイドや護衛に囲まれた侯爵令嬢が現れた。「卒業イベントまでに、立派な冒険者になっておきたいの」。一人でも生きていけるようにだとか、追放なんてごめんだわなど、意味の分からぬことを言う令嬢と関わりたくないサラだが、同じ学園に入学することになって――。
※残酷な描写は予告なく出てきます。
※小説家になろう、アルファポリス、カクヨムに掲載中です。
※106話完結。
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
目が覚めたら異世界でした!~病弱だけど、心優しい人達に出会えました。なので現代の知識で恩返ししながら元気に頑張って生きていきます!〜
楠ノ木雫
恋愛
病院に入院中だった私、奥村菖は知らず知らずに異世界へ続く穴に落っこちていたらしく、目が覚めたら知らない屋敷のベッドにいた。倒れていた菖を保護してくれたのはこの国の公爵家。彼女達からは、地球には帰れないと言われてしまった。
病気を患っている私はこのままでは死んでしまうのではないだろうかと悟ってしまったその時、いきなり目の前に〝妖精〟が現れた。その妖精達が持っていたものは幻の薬草と呼ばれるもので、自分の病気が治る事が発覚。治療を始めてどんどん元気になった。
元気になり、この国の公爵家にも歓迎されて。だから、恩返しの為に現代の知識をフル活用して頑張って元気に生きたいと思います!
でも、あれ? この世界には私の知る食材はないはずなのに、どうして食事にこの四角くて白い〝コレ〟が出てきたの……!?
※他の投稿サイトにも掲載しています。
【完結】海外在住だったので、異世界転移なんてなんともありません
ソニエッタ
ファンタジー
言葉が通じない? それ、日常でした。
文化が違う? 慣れてます。
命の危機? まあ、それはちょっと驚きましたけど。
NGO調整員として、砂漠の難民キャンプから、宗教対立がくすぶる交渉の現場まで――。
いろんな修羅場をくぐってきた私が、今度は魔族の村に“神託の者”として召喚されました。
スーツケース一つで、どこにでも行ける体質なんです。
今回の目的地が、たまたま魔王のいる世界だっただけ。
「聖剣? 魔法? それよりまず、水と食糧と、宗教的禁忌の確認ですね」
ちょっとズレてて、でもやたらと現場慣れしてる。
そんな“救世主”、エミリの異世界ロジカル生活、はじまります。
異世界に行った、そのあとで。
神宮寺あおい@1/23先視の王女の謀発売
恋愛
新海なつめ三十五歳。
ある日見ず知らずの女子高校生の異世界転移に巻き込まれ、気づけばトルス国へ。
当然彼らが求めているのは聖女である女子高校生だけ。
おまけのような状態で現れたなつめに対しての扱いは散々な中、宰相の協力によって職と居場所を手に入れる。
いたって普通に過ごしていたら、いつのまにか聖女である女子高校生だけでなく王太子や高位貴族の子息たちがこぞって悩み相談をしにくるように。
『私はカウンセラーでも保健室の先生でもありません!』
そう思いつつも生来のお人好しの性格からみんなの悩みごとの相談にのっているうちに、いつの間にか年下の美丈夫に好かれるようになる。
そして、気づけば異世界で求婚されるという本人大混乱の事態に!
【完結】追放された生活錬金術師は好きなようにブランド運営します!
加藤伊織
ファンタジー
(全151話予定)世界からは魔法が消えていっており、錬金術師も賢者の石や金を作ることは不可能になっている。そんな中で、生活に必要な細々とした物を作る生活錬金術は「小さな錬金術」と呼ばれていた。
カモミールは師であるロクサーヌから勧められて「小さな錬金術」の道を歩み、ロクサーヌと共に化粧品のブランドを立ち上げて成功していた。しかし、ロクサーヌの突然の死により、その息子で兄弟子であるガストンから住み込んで働いていた家を追い出される。
落ち込みはしたが幼馴染みのヴァージルや友人のタマラに励まされ、独立して工房を持つことにしたカモミールだったが、師と共に運営してきたブランドは名義がガストンに引き継がれており、全て一から出直しという状況に。
そんな中、格安で見つけた恐ろしく古い工房を買い取ることができ、カモミールはその工房で新たなスタートを切ることにした。
器具付き・格安・ただし狭くてボロい……そんな訳あり物件だったが、更におまけが付いていた。据えられた錬金釜が1000年の時を経て精霊となり、人の姿を取ってカモミールの前に現れたのだ。
失われた栄光の過去を懐かしみ、賢者の石やホムンクルスの作成に挑ませようとする錬金釜の精霊・テオ。それに対して全く興味が無い日常指向のカモミール。
過保護な幼馴染みも隣に引っ越してきて、予想外に騒がしい日常が彼女を待っていた。
これは、ポーションも作れないし冒険もしない、ささやかな錬金術師の物語である。
彼女は化粧品や石けんを作り、「ささやかな小市民」でいたつもりなのだが、品質の良い化粧品を作る彼女を周囲が放っておく訳はなく――。
毎日15:10に1話ずつ更新です。
この作品は小説家になろう様・カクヨム様・ノベルアッププラス様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる