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第三話
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騎獣は主の魔力だけを糧とする。
その命すら主と分かち合っていて、主が生きている限り騎獣はどれだけ傷ついても死ぬことはない。その代わり、主が死を迎えるとき、騎獣もまた終わりを迎えるのだ。
「……何を与えている?」
翌朝。
いつも通り騎獣舎に来たジェラルドは、エヴェリーナに怪訝そうに問いかけた。
ライオネルの前には大きな白皿があり、皿の上では特大のステーキが湯気を立てている。
ひざまずいていたエヴェリーナは、すぐに立ち上がって優雅に礼を取った。
「おはようございます、殿下。こちらは牛肉のステーキでございます」
「それは見ればわかる。俺が聞きたいのはそうではなくて」
「ええ、わかります。ミディアム・レアですわ」
「焼き加減を聞いているわけでもないっ」
エヴェリーナと会話していると、どうにも頭が痛くなってたまらない。
不思議そうに首を傾げるエヴェリーナに、ジェラルドは歯を食いしばって説明する。騎獣に必要なのは主の魔力だけで、食物摂取は必要ないことを。
「存じております。ですが栄養としては必要なくとも、楽しみとしての食事は必要です」
エヴェリーナは澄んだ青の瞳で、まっすぐにジェラルドを見つめる。
「我が父の騎獣も、好んで野菜を食べておりました。ライオネル様は獅子のような見目ですから、お肉がお好みなのではないかと考えたのです」
そう言って、確かめるようにライオネルに視線を向けた。
ライオネルは興味津々といった様子でステーキの匂いを嗅ぎ、躊躇なくばくりとかぶりついた。驚いたように瞳孔を開き、またたく間に完食してしまった。
「ライオネル様、ご満足いただけましたか?……わあっふふっ、くすぐったいですっ」
じゃれつくように、ライオネルがエヴェリーナに毛並みをこすりつける。エヴェリーナは可憐に頬を染め、うっとりとライオネルのたてがみを撫でた。
「……ライオネル。そろそろ朝の飛行に行くぞ」
低く命じたジェラルドに、ライオネルは動きを止める。
エヴェリーナを見つめ、ゆっくりとひざまずくようにその巨体を伏せた。まるで「乗れ」と言わんばかりに。
「……っ。ライオネル!?」
「まあ。ライオネル様」
エヴェリーナは一瞬だけ目を丸くして、すぐに寂しそうに微笑んだ。
「わたくしは行けません。空を駆けたらどれだけ素敵だろう、と幼いころより夢想しておりましたが、父は決してそれを許しませんでした。父の騎獣に乗せてもらったことは、一度たりともないのです」
「…………」
ジェラルドは眉根を寄せてエヴェリーナを見やる。
朝の飛行は、あくまで肩慣らしだ。
魔物が活性化するのは魔力が一日で一番強まる夕暮れ時であり、その時間帯は飛空騎士団で集中的に上空を見回りする。これが夕方の飛行であれば、ライオネルは決してエヴェリーナを誘わなかっただろう。
「……おい。ライオネル」
『グルル~』
ライオネルはじっと純真な瞳でジェラルドを見上げた。
尻尾がぱたぱたと左右に揺れている。「おいしかったの」とその瞳が言っていた。
「…………」
飛空騎士団の中でも、己の騎獣におやつを食べさせる騎士はそれなりにいる。けれど、ジェラルドは一度もそうしたことはなかった。
必要のないものを、わざわざ与える意味がわからなかったからだ。
(……だが、これほど喜ぶのだな)
ジェラルドはこれまでの自分の行いを悔いた。ライオネルを喜ばせるのは、いつだって自分でありたいのに。
はあ、とジェラルドの口からため息が漏れる。
踵を返してロープを取ってきて、「乗れ」とエヴェリーナに指示を出した。
「え?」
「先に乗れ。それから落ちぬようにロープで固定する。……空を、駆けてみたいのだろう?」
信じられない、と言うようにエヴェリーナが目を見開く。
小さく震えながら、ライオネルを振り返った。ライオネルは鷹揚に頷き、エヴェリーナが乗りやすいよう再び地面に伏せる。
「……っ。し、失礼、いたします……」
恐る恐る、エヴェリーナがライオネルにまたがった。
感激したように何度もライオネルを撫で、豊かなたてがみにそっと顔を埋める。うっとりと目を閉じた。
「準備が整いました、殿下……。さあどうぞ、わたくしとライオネル様を、ぴったりと隙間なく縛り上げてくださいませ」
「阿呆。縛るのはライオネルとお前ではなく、俺とお前だ」
あきれて突っ込みながら、ジェラルドもひらりとライオネルにまたがる。
エヴェリーナを後ろから抱き締めるようにして、腰の辺りにロープを巻きつけた。
「よろしいのですか? 失礼ながら殿下は、女性があまりお得意ではないと伺っておりますが……」
「得意不得意で表すならば不得意だが、お前に関しては別に何とも思わない」
ジェラルドはそっけなく告げる。
(そもそも、これは女ではないしな)
ジェラルドに好意を持たず、ジェラルドの顔に見惚れず、ジェラルドに色目を使わず、そして挙句の果てには「いたんですか?」である。ジェラルドにとって、それはもはや女の定義に当てはまらない。
「しっかり掴まっていろ。――飛べ、ライオネル!」
ライオネルの翼がはためく。
ぐんと一気に飛び上がり、風に乗って高度を上げる。エヴェリーナの口から声にならない悲鳴が漏れた。
「……っ」
空はどこまでも晴れ渡っていて、雄大な王城があっという間に豆粒大に小さくなっていく。
上空の空気は澄み渡り、遠くで湖が光を弾くのが見えた。エヴェリーナが大きくあえぐ。
その肩が激しく震えているのに気づき、ジェラルドは眉根を寄せた。
騎士でもない、まして令嬢には刺激が強すぎたかと、気遣おうとした瞬間だった。
泣き濡れた顔で、エヴェリーナがジェラルドの方に身をよじる。
「……すごい。すごいです、殿下」
頬を寄せ、吐息がかかりそうなほど距離が近づく。おくれ毛がジェラルドの唇にかすかに触れた。
エヴェリーナは、へにゃり、と子どものようにあどけない笑みを浮かべる。
「わたくしに、こんなにも広い世界を見せてくださって――……心から感謝いたします、ジェラルド殿下」
「……!」
心臓がドクンと大きく跳ねる。
触れ合う体が熱い。ジェラルドは大慌てで赤くなった顔を背けた。
……どうして、「女ではない」などと思ってしまったのだろう?
動揺するジェラルドに少しも気づかず、エヴェリーナは体勢を戻して無邪気に空の旅を楽しんでいた。
その命すら主と分かち合っていて、主が生きている限り騎獣はどれだけ傷ついても死ぬことはない。その代わり、主が死を迎えるとき、騎獣もまた終わりを迎えるのだ。
「……何を与えている?」
翌朝。
いつも通り騎獣舎に来たジェラルドは、エヴェリーナに怪訝そうに問いかけた。
ライオネルの前には大きな白皿があり、皿の上では特大のステーキが湯気を立てている。
ひざまずいていたエヴェリーナは、すぐに立ち上がって優雅に礼を取った。
「おはようございます、殿下。こちらは牛肉のステーキでございます」
「それは見ればわかる。俺が聞きたいのはそうではなくて」
「ええ、わかります。ミディアム・レアですわ」
「焼き加減を聞いているわけでもないっ」
エヴェリーナと会話していると、どうにも頭が痛くなってたまらない。
不思議そうに首を傾げるエヴェリーナに、ジェラルドは歯を食いしばって説明する。騎獣に必要なのは主の魔力だけで、食物摂取は必要ないことを。
「存じております。ですが栄養としては必要なくとも、楽しみとしての食事は必要です」
エヴェリーナは澄んだ青の瞳で、まっすぐにジェラルドを見つめる。
「我が父の騎獣も、好んで野菜を食べておりました。ライオネル様は獅子のような見目ですから、お肉がお好みなのではないかと考えたのです」
そう言って、確かめるようにライオネルに視線を向けた。
ライオネルは興味津々といった様子でステーキの匂いを嗅ぎ、躊躇なくばくりとかぶりついた。驚いたように瞳孔を開き、またたく間に完食してしまった。
「ライオネル様、ご満足いただけましたか?……わあっふふっ、くすぐったいですっ」
じゃれつくように、ライオネルがエヴェリーナに毛並みをこすりつける。エヴェリーナは可憐に頬を染め、うっとりとライオネルのたてがみを撫でた。
「……ライオネル。そろそろ朝の飛行に行くぞ」
低く命じたジェラルドに、ライオネルは動きを止める。
エヴェリーナを見つめ、ゆっくりとひざまずくようにその巨体を伏せた。まるで「乗れ」と言わんばかりに。
「……っ。ライオネル!?」
「まあ。ライオネル様」
エヴェリーナは一瞬だけ目を丸くして、すぐに寂しそうに微笑んだ。
「わたくしは行けません。空を駆けたらどれだけ素敵だろう、と幼いころより夢想しておりましたが、父は決してそれを許しませんでした。父の騎獣に乗せてもらったことは、一度たりともないのです」
「…………」
ジェラルドは眉根を寄せてエヴェリーナを見やる。
朝の飛行は、あくまで肩慣らしだ。
魔物が活性化するのは魔力が一日で一番強まる夕暮れ時であり、その時間帯は飛空騎士団で集中的に上空を見回りする。これが夕方の飛行であれば、ライオネルは決してエヴェリーナを誘わなかっただろう。
「……おい。ライオネル」
『グルル~』
ライオネルはじっと純真な瞳でジェラルドを見上げた。
尻尾がぱたぱたと左右に揺れている。「おいしかったの」とその瞳が言っていた。
「…………」
飛空騎士団の中でも、己の騎獣におやつを食べさせる騎士はそれなりにいる。けれど、ジェラルドは一度もそうしたことはなかった。
必要のないものを、わざわざ与える意味がわからなかったからだ。
(……だが、これほど喜ぶのだな)
ジェラルドはこれまでの自分の行いを悔いた。ライオネルを喜ばせるのは、いつだって自分でありたいのに。
はあ、とジェラルドの口からため息が漏れる。
踵を返してロープを取ってきて、「乗れ」とエヴェリーナに指示を出した。
「え?」
「先に乗れ。それから落ちぬようにロープで固定する。……空を、駆けてみたいのだろう?」
信じられない、と言うようにエヴェリーナが目を見開く。
小さく震えながら、ライオネルを振り返った。ライオネルは鷹揚に頷き、エヴェリーナが乗りやすいよう再び地面に伏せる。
「……っ。し、失礼、いたします……」
恐る恐る、エヴェリーナがライオネルにまたがった。
感激したように何度もライオネルを撫で、豊かなたてがみにそっと顔を埋める。うっとりと目を閉じた。
「準備が整いました、殿下……。さあどうぞ、わたくしとライオネル様を、ぴったりと隙間なく縛り上げてくださいませ」
「阿呆。縛るのはライオネルとお前ではなく、俺とお前だ」
あきれて突っ込みながら、ジェラルドもひらりとライオネルにまたがる。
エヴェリーナを後ろから抱き締めるようにして、腰の辺りにロープを巻きつけた。
「よろしいのですか? 失礼ながら殿下は、女性があまりお得意ではないと伺っておりますが……」
「得意不得意で表すならば不得意だが、お前に関しては別に何とも思わない」
ジェラルドはそっけなく告げる。
(そもそも、これは女ではないしな)
ジェラルドに好意を持たず、ジェラルドの顔に見惚れず、ジェラルドに色目を使わず、そして挙句の果てには「いたんですか?」である。ジェラルドにとって、それはもはや女の定義に当てはまらない。
「しっかり掴まっていろ。――飛べ、ライオネル!」
ライオネルの翼がはためく。
ぐんと一気に飛び上がり、風に乗って高度を上げる。エヴェリーナの口から声にならない悲鳴が漏れた。
「……っ」
空はどこまでも晴れ渡っていて、雄大な王城があっという間に豆粒大に小さくなっていく。
上空の空気は澄み渡り、遠くで湖が光を弾くのが見えた。エヴェリーナが大きくあえぐ。
その肩が激しく震えているのに気づき、ジェラルドは眉根を寄せた。
騎士でもない、まして令嬢には刺激が強すぎたかと、気遣おうとした瞬間だった。
泣き濡れた顔で、エヴェリーナがジェラルドの方に身をよじる。
「……すごい。すごいです、殿下」
頬を寄せ、吐息がかかりそうなほど距離が近づく。おくれ毛がジェラルドの唇にかすかに触れた。
エヴェリーナは、へにゃり、と子どものようにあどけない笑みを浮かべる。
「わたくしに、こんなにも広い世界を見せてくださって――……心から感謝いたします、ジェラルド殿下」
「……!」
心臓がドクンと大きく跳ねる。
触れ合う体が熱い。ジェラルドは大慌てで赤くなった顔を背けた。
……どうして、「女ではない」などと思ってしまったのだろう?
動揺するジェラルドに少しも気づかず、エヴェリーナは体勢を戻して無邪気に空の旅を楽しんでいた。
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