この余韻に包まれながら......

ゆりえる

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塩対応の道下

この余韻に包まれながら......

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「ああ、そろそろ1週間だからな、そんな頃だろうね」

 大した事でもないような道下。

「そんな、お前、なんで、冷静でいられるんだよ?」

 俺とあまりに反応が違い過ぎる!

「あれ、浅間に話してなかったか?ミレーユさん、変幻自在の宇宙人だって」

「そんな事くらい覚えているよ!」

「おい、浅間、落ち着いて、考えてみろよ。原型が何だか分からない宇宙人にそんな入れ込めるか?」

 俺の感情の昂ぶりを心配している様子の道下。

「それじゃあ、お前は、ミレーユさんをそういう目でずっと見て来たのか?」

「そうだよ、仮に原型も地球人と違和感無かったとしても、所詮、宇宙人は宇宙人なんだから、不毛だよ。目を覚ませよ、浅間!明日、地球人を代表して2人でスッキリした気持ちでお別れしよう!」

 道下の言う事が分からないでも無かったから、その場は一応、頷いた。

 道下に、一緒に驚き、名残惜しい気持ちを共感してもらおうとして、電話したのに、あんな冷めた態度で、しかも俺の方が、おかしいような感じで諭されてしまうとは!

 しかも、ミレーユさんを原型の分からない宇宙人って!
 まるで、虫けら並みの扱いじゃないか!
 原型の分からない宇宙人だとしても、俺の前に存在している時には、『真珠の耳飾りの少女』のような美少女というのに!

 原型の分からない......

 もしも、ミレーユさんの原型が、巨大なGのようだったら......さすがに、それなら、俺もお手上げだ!!

 いや、そんなわけは無い!!

 『真珠の耳飾りの少女』とは違うかも知れないが、宇宙人としての姿もミレーユさんは美しいはず!!

 第一、彼女は性格も温和で美しい✨

 内面の美は、外見の美と一致するという、宇宙の大原則が有るに違いない!!
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