3 / 7
短編小説集「春を待たずに」片山行茂
【ボクとミィちゃんのクリスマス】
しおりを挟む
*♫部 歌
遠くでチャペルの鐘の音が聴こえる。
耳元でそれに重なり、ボクを呼ぶ聞き慣れた声がする。
だからボクは、今最高に幸せな気分でいる。
なんて優しい声だろう。
少し眠いけれど、眠りにつく前にもう一度ミィちゃんの顔を見ておこう。
重たい瞼を開けると目の前にはミィちゃん。
そのすぐ後ろには、パパさんとママさんがボクを見つめてた。
ボクはいつもと同じ、リビングの絨毯に横たわり窓の外に目をやった。
そうか、今日は寒いと思ったら、ふわふわと白い雪が舞っている。
イブの日に雪が降るなんて最高にロマンチックだよね。
ミィちゃんとあの日のように雪の中を駆けっこしたいなぁ。
♫ふわふわと舞い落ちる雪を 手の平ですくうように
追いかけてはしゃぐキミが とても眩しい♫
その時、ミィちゃんがボクの名前を強く呼んだ。
「ボクちゃん」
でも生物学的にはボクはミィちゃんと同じ女の子なんだよ。
ふふふ、可笑しいよね。
そんな、ボクとミィちゃんが出会ったのは今日と同じクリスマスイブの日。
ミィちゃん8歳の誕生日前日にボクは、このお家にやって来た。
「メリークリスマス!そしてお誕生日おめでとう!」
パパさんがボクをカゴから抱き上げると、キラキラした瞳でミィちゃんは駆け寄りボクを抱き寄せた。
「パパ!ママ!有難う!」
ミィちゃんはボクを抱いたまま、くるくると回ってる。
「ミィちゃん。今日から、あなたがこの子のママよ。」
「約束通り、ちゃんとしっかり面倒見なきゃダメだぞ!」
そう問いかけるパパさんとママさんに大きくうなづき
「うん、分かってる!ねぇ、ボクちゃん!」
とミィちゃんはボクを見つめた
「女の子にボクちゃんかい?」
パパさんが驚いて声を上げると、ママさんが笑いながら言った。
「なんだかね、この子が5歳の時デパートで迷子になった事があったでしょ?その時声を掛けた店員さんが、ミィを男の子と間違えて"ボクちゃん"って声を掛けたらしいの、その響きがとても気にいってるらしいのよ」
「えぇ、なんだそりゃ??」
「ボクちゃん!ミィがあなたのママだよ」
そんな風に、どうやら出会う前からボクの名前は決まっていたらしい。
もちろん、ボクもこの名前とっても気に入っているよ。
♫ 街中で聴こえるよメロディ キャンドルに火を灯して
照らされたキミの笑顔 何より大好き♫
ミィちゃんは、それからボクの事をとっても大切にしてくれた。
学校から帰ったらすぐに散歩に連れて行ってくれる。
昨日はこのコース、今日はこのコースって冒険みたいでワクワクした。
たまに、仲良しのヒロコちゃんも一緒に来て、クラスの男の子の話だったり、2人が大好きなアイドルグループの話をしてね、ボクも聞きながら一緒にドキドキしたんだ。
11歳のミィちゃんの誕生日にはヒロコちゃんやクラスの仲良しが他にも3人来て、ボクもクリスマスプレゼントを貰ったんだ。
あれも本当に嬉しかったなぁ。
♫聖なる夜のとばりで 誰もが誰かを想い
どうか夢なら醒めないで 柔らかな光よ♫
でも、春が来て夏が過ぎ、中学に上がる前にヒロコちゃんが転校する事になった時は、ミィちゃんお家でずっと泣いていて、ボクもとても悲しかったのを覚えてる。
中学に入ってからミィちゃんは、バレー部に入って少し忙しくなって、火曜日と木曜日以外の散歩は、ママさんやパパさんがしてくれるようになった。
だから、火曜日と木曜日の散歩で、ミィちゃんの話を聞く事がボクの楽しみでもあったな。
クラスの話、先生の話、部活ではレギュラーに選ばれて本当に嬉しそうにしてた。
初めての試合は、パパさんとママさんがボクも連れていってくれて、ボクも応援席からたくさん声援を送ったんだよ。
あの日の、ミィちゃんとってもカッコよかったなぁ。
でも、残念ながらその時は、負けちゃったけどね。
そう言えば、あれはミィちゃんが中学2年のバレンタインの日だったかな?
散歩を遠回りして1年上の先輩にチョコレートを届けに行った事がある。
あれはミィちゃんの初恋だったみたい。
小雨が降っている中、折角届けに行ったのに、先輩はなんだかそっぽ向いてて、あんまり嬉しくなさそうだったから「どうして?」って思わずボクは何度も先輩に聞いたよ。
ミィちゃんは駆け寄るボクに「こら、ダメ!やめなさい!」って言いながら、引き離そうとしたけど、お節介だったのかな?
その後、ミィちゃんは先輩の話をしなくなったから、あの恋はきっと実らなかったみたい。
年が経つにつれて、ミィちゃんはもっともっと忙しくなったから、ボクの散歩は殆どママさんが、土日はパパさんがしてくれるようになった。
ミィちゃんは、どんどん綺麗になって服装や髪型の事でアタマがいっぱい。
でも、そんなミィちゃんもキラキラしていて本当に素敵だったなぁ。
でもね。
ある夜、とっても優しいはずのパパさんが、突然ミィちゃんと口論になって、ミィちゃんを怒鳴りつけ思いっきり頬を打ったんだ。
あの日はボク、本当にびっくりした。
「パパさん?何故?!どうして?!」
って、ボクもパパさんに何度も聞いたけど、ミィちゃんはそのまま家を飛び出して、パパさんも何も答えてくれなかった。
ボクはミィちゃんが心配で、落ち着かなくて夜通しリビングをぐるぐると回ってた。
だから次の日、ミィちゃんが帰って来た時は本当に嬉しかったよ。
それから暫くして、日曜日はミィちゃんと散歩する機会が増えた。
また、春が来て、夏が過ぎ、秋を迎え冬が来る。
ミィちゃんは、あんまりお喋りじゃなくなったけど、もうお互い大人だからそれも当たり前。
散歩も1日置きになってお家で過ごす日も増えたんだ。
もう初めて出逢った頃から10数年が経っていたから、ボクもそんなに早く歩けなくなっていたしね。
でも、2年くらい前の秋の日に散歩した時、偶然にも懐かしい人と出逢ったんだ。
声を掛けられた時、ミィちゃんは驚いて顔を真っ赤にしていた。
それもその筈、ボクもすぐに分かったよ。
あのバレンタインの日の先輩だって。
先輩も犬を連れていたから自然に話が続いて、何だかあの日よりも、うーんと優しい時間が流れてた。
ボクは、ただじっとそんな2人を見てシッポを振っていたんだ。
ミィちゃんの幸せはボクの幸せだから。
え?先輩の犬に?恋なんてしなかったよ。
だって向こうはボクよりも、うーんと年下だったからね。
そんなこんなでミィちゃんは先輩と仲良しになった。
昔みたいに笑顔も多くなったし、昔みたいによく話をしてくれるようになった。
先輩が初めてボクのお家に来た時は、パパさんがとても不機嫌になって、ボクもママさんもとてもドギマギしたけど、回を重ねる毎に少しずつパパさんも優しくなっていたから、きっと2人も仲良しになれたんだね。
少し前に、ミィちゃんが白いドレスを着た写真をボクに見せてくれたんだ。
「ボクちゃん、わたしね、今年の誕生日に花嫁さんになるんだよ」
ミィちゃんの瞳は、初めてあったあの日のようにキラキラしていた。
だからボクは、思いっきり「おめでとう、本当に良かったね!」って叫んだんだよ。
その写真は本当に本当に綺麗だった。
♫白い Merry Christmas 幸せな今を
赤いリボンを掛けて 胸に閉じ込めたい
街は Merry Christmas 煌めく夜空を
見上げれば 星座がキミを照らしてる♫
出来る事なら・・・
もう少しミィちゃんと共に過ごしたかったな。
出来る事なら・・・
ウェディングドレスのミィちゃんをこの目で見たかった。
出来る事なら・・・
ミィちゃんの傍で毎年クリスマスと誕生日のお祝いをしたかった。
でも、そろそろお別れの時が来たみたい。
とっても寂しいなぁ。
チャペルの鐘の音が遠くなっていく。
ボクの名前を呼ぶ声と全身にミィちゃんの温もりを感じてる。
だから、今ボクは本当に幸せなんだ。
ボクはこの生涯をそっくりそのまま繰り返してもまるで構わない。
そう胸を張って言える。
だから、ミィちゃん。
もう泣かないで。
ハッピーメリークリスマス
明日は結婚式でしょ
そんなに泣いてちゃダメだよ。
ハッピーメリークリスマス
ボクのママ、大好きなミィちゃん。
どうか幸せになってね。
さようなら、ミィちゃん。
本当にありがとう。
<Fin>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「Happy Christmas」
作詞・作曲:片山行茂
ふわふわと舞い落ちる雪を 手の平ですくうように
追いかけてはしゃぐキミが とても眩しい
街中で聴こえるよメロディ キャンドルに火を灯して
照らされたキミの笑顔 何より大好き
聖なる夜のとばりで 誰もが誰かを想い
どうか夢なら醒めないで 柔らかな光よ
白い Merry Christmas 幸せな今を
赤いリボンを掛けて 胸に閉じ込めたい
街は Merry Christmas 煌めく夜空を
見上げれば 星座がキミを照らしてる
②
目を閉じれば溢れ出すメモリー 幸せな時よこのまま
キミの傍に居たいけれど そろそろ行かなくちゃ
ボクはあの星のように キミの姿を照らすよ
いつの日も笑っていて 届け祈りよ
永遠に Merry Christmas 生まれ変わるなら
ボクは何度だって またキミに逢いたい
届け Merry Christmas 愛に包まれて
世界の誰よりも幸せでいて欲しい
ずっとキミの事を忘れずにいるから
優しい温もりを有難う Happy Christmas
遠くでチャペルの鐘の音が聴こえる。
耳元でそれに重なり、ボクを呼ぶ聞き慣れた声がする。
だからボクは、今最高に幸せな気分でいる。
なんて優しい声だろう。
少し眠いけれど、眠りにつく前にもう一度ミィちゃんの顔を見ておこう。
重たい瞼を開けると目の前にはミィちゃん。
そのすぐ後ろには、パパさんとママさんがボクを見つめてた。
ボクはいつもと同じ、リビングの絨毯に横たわり窓の外に目をやった。
そうか、今日は寒いと思ったら、ふわふわと白い雪が舞っている。
イブの日に雪が降るなんて最高にロマンチックだよね。
ミィちゃんとあの日のように雪の中を駆けっこしたいなぁ。
♫ふわふわと舞い落ちる雪を 手の平ですくうように
追いかけてはしゃぐキミが とても眩しい♫
その時、ミィちゃんがボクの名前を強く呼んだ。
「ボクちゃん」
でも生物学的にはボクはミィちゃんと同じ女の子なんだよ。
ふふふ、可笑しいよね。
そんな、ボクとミィちゃんが出会ったのは今日と同じクリスマスイブの日。
ミィちゃん8歳の誕生日前日にボクは、このお家にやって来た。
「メリークリスマス!そしてお誕生日おめでとう!」
パパさんがボクをカゴから抱き上げると、キラキラした瞳でミィちゃんは駆け寄りボクを抱き寄せた。
「パパ!ママ!有難う!」
ミィちゃんはボクを抱いたまま、くるくると回ってる。
「ミィちゃん。今日から、あなたがこの子のママよ。」
「約束通り、ちゃんとしっかり面倒見なきゃダメだぞ!」
そう問いかけるパパさんとママさんに大きくうなづき
「うん、分かってる!ねぇ、ボクちゃん!」
とミィちゃんはボクを見つめた
「女の子にボクちゃんかい?」
パパさんが驚いて声を上げると、ママさんが笑いながら言った。
「なんだかね、この子が5歳の時デパートで迷子になった事があったでしょ?その時声を掛けた店員さんが、ミィを男の子と間違えて"ボクちゃん"って声を掛けたらしいの、その響きがとても気にいってるらしいのよ」
「えぇ、なんだそりゃ??」
「ボクちゃん!ミィがあなたのママだよ」
そんな風に、どうやら出会う前からボクの名前は決まっていたらしい。
もちろん、ボクもこの名前とっても気に入っているよ。
♫ 街中で聴こえるよメロディ キャンドルに火を灯して
照らされたキミの笑顔 何より大好き♫
ミィちゃんは、それからボクの事をとっても大切にしてくれた。
学校から帰ったらすぐに散歩に連れて行ってくれる。
昨日はこのコース、今日はこのコースって冒険みたいでワクワクした。
たまに、仲良しのヒロコちゃんも一緒に来て、クラスの男の子の話だったり、2人が大好きなアイドルグループの話をしてね、ボクも聞きながら一緒にドキドキしたんだ。
11歳のミィちゃんの誕生日にはヒロコちゃんやクラスの仲良しが他にも3人来て、ボクもクリスマスプレゼントを貰ったんだ。
あれも本当に嬉しかったなぁ。
♫聖なる夜のとばりで 誰もが誰かを想い
どうか夢なら醒めないで 柔らかな光よ♫
でも、春が来て夏が過ぎ、中学に上がる前にヒロコちゃんが転校する事になった時は、ミィちゃんお家でずっと泣いていて、ボクもとても悲しかったのを覚えてる。
中学に入ってからミィちゃんは、バレー部に入って少し忙しくなって、火曜日と木曜日以外の散歩は、ママさんやパパさんがしてくれるようになった。
だから、火曜日と木曜日の散歩で、ミィちゃんの話を聞く事がボクの楽しみでもあったな。
クラスの話、先生の話、部活ではレギュラーに選ばれて本当に嬉しそうにしてた。
初めての試合は、パパさんとママさんがボクも連れていってくれて、ボクも応援席からたくさん声援を送ったんだよ。
あの日の、ミィちゃんとってもカッコよかったなぁ。
でも、残念ながらその時は、負けちゃったけどね。
そう言えば、あれはミィちゃんが中学2年のバレンタインの日だったかな?
散歩を遠回りして1年上の先輩にチョコレートを届けに行った事がある。
あれはミィちゃんの初恋だったみたい。
小雨が降っている中、折角届けに行ったのに、先輩はなんだかそっぽ向いてて、あんまり嬉しくなさそうだったから「どうして?」って思わずボクは何度も先輩に聞いたよ。
ミィちゃんは駆け寄るボクに「こら、ダメ!やめなさい!」って言いながら、引き離そうとしたけど、お節介だったのかな?
その後、ミィちゃんは先輩の話をしなくなったから、あの恋はきっと実らなかったみたい。
年が経つにつれて、ミィちゃんはもっともっと忙しくなったから、ボクの散歩は殆どママさんが、土日はパパさんがしてくれるようになった。
ミィちゃんは、どんどん綺麗になって服装や髪型の事でアタマがいっぱい。
でも、そんなミィちゃんもキラキラしていて本当に素敵だったなぁ。
でもね。
ある夜、とっても優しいはずのパパさんが、突然ミィちゃんと口論になって、ミィちゃんを怒鳴りつけ思いっきり頬を打ったんだ。
あの日はボク、本当にびっくりした。
「パパさん?何故?!どうして?!」
って、ボクもパパさんに何度も聞いたけど、ミィちゃんはそのまま家を飛び出して、パパさんも何も答えてくれなかった。
ボクはミィちゃんが心配で、落ち着かなくて夜通しリビングをぐるぐると回ってた。
だから次の日、ミィちゃんが帰って来た時は本当に嬉しかったよ。
それから暫くして、日曜日はミィちゃんと散歩する機会が増えた。
また、春が来て、夏が過ぎ、秋を迎え冬が来る。
ミィちゃんは、あんまりお喋りじゃなくなったけど、もうお互い大人だからそれも当たり前。
散歩も1日置きになってお家で過ごす日も増えたんだ。
もう初めて出逢った頃から10数年が経っていたから、ボクもそんなに早く歩けなくなっていたしね。
でも、2年くらい前の秋の日に散歩した時、偶然にも懐かしい人と出逢ったんだ。
声を掛けられた時、ミィちゃんは驚いて顔を真っ赤にしていた。
それもその筈、ボクもすぐに分かったよ。
あのバレンタインの日の先輩だって。
先輩も犬を連れていたから自然に話が続いて、何だかあの日よりも、うーんと優しい時間が流れてた。
ボクは、ただじっとそんな2人を見てシッポを振っていたんだ。
ミィちゃんの幸せはボクの幸せだから。
え?先輩の犬に?恋なんてしなかったよ。
だって向こうはボクよりも、うーんと年下だったからね。
そんなこんなでミィちゃんは先輩と仲良しになった。
昔みたいに笑顔も多くなったし、昔みたいによく話をしてくれるようになった。
先輩が初めてボクのお家に来た時は、パパさんがとても不機嫌になって、ボクもママさんもとてもドギマギしたけど、回を重ねる毎に少しずつパパさんも優しくなっていたから、きっと2人も仲良しになれたんだね。
少し前に、ミィちゃんが白いドレスを着た写真をボクに見せてくれたんだ。
「ボクちゃん、わたしね、今年の誕生日に花嫁さんになるんだよ」
ミィちゃんの瞳は、初めてあったあの日のようにキラキラしていた。
だからボクは、思いっきり「おめでとう、本当に良かったね!」って叫んだんだよ。
その写真は本当に本当に綺麗だった。
♫白い Merry Christmas 幸せな今を
赤いリボンを掛けて 胸に閉じ込めたい
街は Merry Christmas 煌めく夜空を
見上げれば 星座がキミを照らしてる♫
出来る事なら・・・
もう少しミィちゃんと共に過ごしたかったな。
出来る事なら・・・
ウェディングドレスのミィちゃんをこの目で見たかった。
出来る事なら・・・
ミィちゃんの傍で毎年クリスマスと誕生日のお祝いをしたかった。
でも、そろそろお別れの時が来たみたい。
とっても寂しいなぁ。
チャペルの鐘の音が遠くなっていく。
ボクの名前を呼ぶ声と全身にミィちゃんの温もりを感じてる。
だから、今ボクは本当に幸せなんだ。
ボクはこの生涯をそっくりそのまま繰り返してもまるで構わない。
そう胸を張って言える。
だから、ミィちゃん。
もう泣かないで。
ハッピーメリークリスマス
明日は結婚式でしょ
そんなに泣いてちゃダメだよ。
ハッピーメリークリスマス
ボクのママ、大好きなミィちゃん。
どうか幸せになってね。
さようなら、ミィちゃん。
本当にありがとう。
<Fin>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「Happy Christmas」
作詞・作曲:片山行茂
ふわふわと舞い落ちる雪を 手の平ですくうように
追いかけてはしゃぐキミが とても眩しい
街中で聴こえるよメロディ キャンドルに火を灯して
照らされたキミの笑顔 何より大好き
聖なる夜のとばりで 誰もが誰かを想い
どうか夢なら醒めないで 柔らかな光よ
白い Merry Christmas 幸せな今を
赤いリボンを掛けて 胸に閉じ込めたい
街は Merry Christmas 煌めく夜空を
見上げれば 星座がキミを照らしてる
②
目を閉じれば溢れ出すメモリー 幸せな時よこのまま
キミの傍に居たいけれど そろそろ行かなくちゃ
ボクはあの星のように キミの姿を照らすよ
いつの日も笑っていて 届け祈りよ
永遠に Merry Christmas 生まれ変わるなら
ボクは何度だって またキミに逢いたい
届け Merry Christmas 愛に包まれて
世界の誰よりも幸せでいて欲しい
ずっとキミの事を忘れずにいるから
優しい温もりを有難う Happy Christmas
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ある辺境伯の後悔
だましだまし
恋愛
妻セディナを愛する辺境伯ルブラン・レイナーラ。
父親似だが目元が妻によく似た長女と
目元は自分譲りだが母親似の長男。
愛する妻と妻の容姿を受け継いだ可愛い子供たちに囲まれ彼は誰よりも幸せだと思っていた。
愛しい妻が次女を産んで亡くなるまでは…。
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
婚約者の幼馴染?それが何か?
仏白目
恋愛
タバサは学園で婚約者のリカルドと食堂で昼食をとっていた
「あ〜、リカルドここにいたの?もう、待っててっていったのにぃ〜」
目の前にいる私の事はガン無視である
「マリサ・・・これからはタバサと昼食は一緒にとるから、君は遠慮してくれないか?」
リカルドにそう言われたマリサは
「酷いわ!リカルド!私達あんなに愛し合っていたのに、私を捨てるの?」
ん?愛し合っていた?今聞き捨てならない言葉が・・・
「マリサ!誤解を招くような言い方はやめてくれ!僕たちは幼馴染ってだけだろう?」
「そんな!リカルド酷い!」
マリサはテーブルに突っ伏してワアワア泣き出した、およそ貴族令嬢とは思えない姿を晒している
この騒ぎ自体 とんだ恥晒しだわ
タバサは席を立ち 冷めた目でリカルドを見ると、「この事は父に相談します、お先に失礼しますわ」
「まってくれタバサ!誤解なんだ」
リカルドを置いて、タバサは席を立った
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
人生の全てを捨てた王太子妃
八つ刻
恋愛
突然王太子妃になれと告げられてから三年あまりが過ぎた。
傍目からは“幸せな王太子妃”に見える私。
だけど本当は・・・
受け入れているけど、受け入れられない王太子妃と彼女を取り巻く人々の話。
※※※幸せな話とは言い難いです※※※
タグをよく見て読んでください。ハッピーエンドが好みの方(一方通行の愛が駄目な方も)はブラウザバックをお勧めします。
※本編六話+番外編六話の全十二話。
※番外編の王太子視点はヤンデレ注意報が発令されています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる