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魔力属性
しおりを挟むラティ兄様が来てから私の兄弟が順に来てくれました。私には、ラティ兄様いれて、5人の兄様、1人の姉様がいるようです。
1番上は、ラティア・モアール
第一皇子の腹黒のラティ兄様です。
2番目は、クラティア・モアール
第二皇子。今度こそ、爽やかイケメンでした。
呼び方はティア兄様です。
3番目は、サルリア・モアール
第三皇子、サリ兄様です。キラキラ笑顔のシスコンでした。
4番目は、ミルファ・モアール
第一皇女、ミル姉様です。もう雰囲気が優しかったです。そして美女!絶対にモテます。
5番目は、ライラス・モアール
第四皇子。美形でした。
性格はわかりません。まだ二歳なんで。
ちなみに、私は今日で1歳になりました。ライラスとは、1歳違いです。
この国というか、この世界には魔法があるらしく(家族が見おう見まねでやって、もし出来てしまったら危ないからって、見せてくれなかったらしい)1歳になると水晶に手をかざして、魔力を送るのだそう。そうすると持っている属性がわかるらしいです。俗にいう魔力属性ってやつ。
何故1歳かというと、魔力はそのくらいから個性を持ち始めるから、らしいです。
メイドさんが言ってました。
私はメイドさんに、ドレスへ着替えさせられ、広間まで抱っこで移動中です。今日は家族と少しの使用人だけでの、誕生日パーティです。
と言ってもまだ奥歯が生えてないので、食べ物が食べられません。
立つことは出来るようになりましたよ!掴まりながらだけど。今日はずっと母様の腕の中で関係ないけど。
なのでパーティと言っても、私にとって皆からお祝いの言葉を貰ったら終わったも同然。
私はまだ赤ちゃんなので、眠いです。
□■□
私はいつの間にか寝ていたみたいで、母様が私を起こしてきます。なんだろ?
周りを見ると、家族と使用人のみんなが私に注目している。目の前には、水晶。
「この水晶に手を乗っけて、自分の力を分けてあげる感じで魔力を分けるの。出来る?」
どうやら、魔法の属性を調べるみたいです。
私は、首が取れるかと思うくらい首を振りましたよ。だって、こんなにかわいいお母様が首を少し曲げて、『出来る?』だよ?出来る!私、お母様の為なら何でも出来ます!!
私は、水晶に触れようとして、止まった。水晶に写っている、まだ幼いながらも、金髪、碧眼という私のお母様の特徴を受け継いだ、美女が写っていたから。
えっ誰?これ自分?いや、家族全員美形だから、私もそうかな。そうだったらいいな。とか思ってたけど、予想以上だよ?!
「どうしたの?」
固まる私に、母様は心配そうに私を見てくる。私は、大丈夫という意味でほっぺにちゅーをする。
母様は嬉しそうだった。いつもは母様とサリ兄様にされてます。特にサリ兄様は長いです。シスコンめ。
私は気を取り直して、水晶に手をかざす。
体の中にある力を分けるように。
心臓が緊張でバクバク言ってます。これで、前世でどれだけ願っても入らなかった魔法が、今、手に入る!これで緊張するなっていう方が無理な話です!
あれ?結構魔力あげてるつもりだけど、結果が出ないのかな?
力をあげるのに集中して目を閉じていたので様子がわからないが、誰も何も言わない。
私は集中するために閉じていた目を開けると・・・虹色でした。
赤と、青と、緑と、竜巻と、茶色と、キラキラした黄緑と、白と、黒でした。
おそらく、火、水、草、風、土、回復、聖、闇属性ですね。わかります。
「全属性。」
ボソっと頭のいい第二皇子、ティア兄様が言ってくれました。そうなんですね。やっぱり全部なんですね。テンプレですよね。いや半分、分かってた。
「多くても3個なのに・・・」
うん。
「全部だなんて・・・」
ウン。
「・・・ありえ、ない。」
・・・。
テンプレ過ぎじゃありませんかぁぁぁあああ?!ちなみにこれを言ったのは迷宮魔導師長です。要するに、水晶が壊れていないと、私が異常だと言ってるも同然ですね。
「皆の者、よいか。このことは他言無用。言ったものは、死刑とする。」
父様が王様の威圧全開でここにいる全員に言う。死刑・・・ですか。あれ、なんか急に肩が重く・・・。
皆は一斉に頷く。ここにいるのは、家族と騎士団長、迷宮魔導師長、メイド長と次に偉いメイド2人だけだったのでまだセーフ?
「はぁ。これから大変だ。」
あとから聞いた話ですが、実は明日が本当の私の誕生日パーティで、貴族もたくさん呼ぶつもりだったみたいです。
今日これをやったのは魔法属性は家族と数人の人たちで行われる行事だったかららしいです。
・・・なんか、ごめんなさい。
「はぁ、これは明日のパーティは中止だな。」
頑張って、父様!
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