14 / 15
魔力検査
しおりを挟む
剣術の試験が終わったあとは魔力検査。
もうここに魔力属性が分かる水晶5個と、魔力量が分かる水晶を5個、合計10個持ってきてあっているらしく、順番に並んでいる。
これは呼ばれる訳じゃなく順に並んでやるのでヴァリスと一緒に並ぼうとしたら、『暗黙の了解、平民は1番最後にやるんだよ。』って言われた。
「しょうがない。俺は男爵家だし・・・貴族の中の1番後ろ、平民の中の1番前に並ぼう!」
あれ?もしかして私天さーーー
「ヴァリス、お前ほんとバカだな。」
「どこが?!」
急に悪口言われたんだけど?!
そんなことを言い合っていたらすぐに順番が来た。
もちろん、貴族と平民の真ん中に並んだ。
今まで全然気にしていなかったけど・・・これ、本当に大丈夫なんだよね?
みんなにバレないよね?
そう躊躇しているとリディルは隣で手を魔力属性の水晶にかざす。
私はチラッと見たが水晶は何色でもなく少し光っただけだった。
どうやらリディルは魔力属性がないらしい。
剣士には魔力属性が無い人の方がが多いのでなんの問題もないだろう。
「ヴァリス様。」
そう言われて私は自分の前にある水晶と、自分の耳に付けられているアントゥルに意識を戻す。
私が今やろうとしているのも魔力属性。
虹色に光りませんように!
私はそういう異端な目で見られたくありません!
そう思い手をかざして現れたのは、1歳の時に見た竜巻と、キラキラした黄緑。
そう、これだけ。
アントゥル・・・凄い。
「2属性持ち・・・!」
・・・そういえば2属性持ちも結構珍しいんだっけ。
あれ?これ魔法科に行かされる?
・・・ピンチ!?
しかしそんな思いは杞憂に終わったようで
「コホン、失礼いたしました。では左側にある魔力量の方へお並びください。」
・・・ん、そっか。そうだよね!魔力量が全然なかったら剣士のままでいいよね!!
とか言いながらこれもアントゥル頼みだけど・・・。
っていうか剣士志望で出したし!
「おい、行くぞ?」
そうリディルが声を掛けられ、歩いていく。
そして言われた通り魔力量の列に並ぶ。
「お前、2属性持ちかよ。」
「え、うん。」
「じゃあ、魔法に移動かもな。」
そうリディルが言う。
「え?だって剣士志望で受験受けてるし、移動はないでしょ?」
そう言うとリディルがすごい目で見てくる。
「は?移動なんて当然あるに決まってんだろ?
・・・口空いてんぞ。
あのな?例えば、平民の人が騎士になりたくて受験した、だけど3属性持ちで魔力量もある。そんな逸材に剣習わせるわけねぇだろ。で、今のお前もそれだ。」
確かに言われてみればそうだ。
って事はリディルと一緒にいれないじゃん!
「えー!やだ。剣を習いたい!」
「おっおう、そうか。まあお前風と回復で剣士でもあった方がいい魔法だからそのままでいけっだろ。」
そっか、よかった。
そりゃリディルと通いたいのもあるけど、魔法の方行くと魔力属性多いのバレそう。
「ヴァリス様。」
どうやら魔力量の検査の順番が来たらしい。
「魔力属性の時のように、水晶に手をおかざし下さい。」
そう言われたのでまた同じようにかざす。
「普通、より少し多いくらいですね。魔力属性は回復と風の2属性持ちと聞きましたが、どちらも主に支援系魔法ですね。こちらとしては希望なされば魔法科への移動も出来ますが、いかが致しますか?」
ここはもちろん
「剣士で!!」
「かしこまりました。では合格発表をお待ちください。」
そう言われて列を離れる。受験はこれでもう終わりで自由に帰っていいことになっている。
なので今やっているリディルの水晶を見てみると・・・あれ、私よりも魔力ある・・・。というかすごく沢山あるじゃん!
しかし剣士志望のまま。
理由は魔力属性がないから。魔力属性は増やせないので、しょうがないらしい。
魔力属性がないと魔力は魔力のままだ。
先生たちはすごく悔しそうだけど
「まあ、魔力属性があっても魔法科に行く気なかったけど。」
・・・本人はさっぱりしてるな。
もうここに魔力属性が分かる水晶5個と、魔力量が分かる水晶を5個、合計10個持ってきてあっているらしく、順番に並んでいる。
これは呼ばれる訳じゃなく順に並んでやるのでヴァリスと一緒に並ぼうとしたら、『暗黙の了解、平民は1番最後にやるんだよ。』って言われた。
「しょうがない。俺は男爵家だし・・・貴族の中の1番後ろ、平民の中の1番前に並ぼう!」
あれ?もしかして私天さーーー
「ヴァリス、お前ほんとバカだな。」
「どこが?!」
急に悪口言われたんだけど?!
そんなことを言い合っていたらすぐに順番が来た。
もちろん、貴族と平民の真ん中に並んだ。
今まで全然気にしていなかったけど・・・これ、本当に大丈夫なんだよね?
みんなにバレないよね?
そう躊躇しているとリディルは隣で手を魔力属性の水晶にかざす。
私はチラッと見たが水晶は何色でもなく少し光っただけだった。
どうやらリディルは魔力属性がないらしい。
剣士には魔力属性が無い人の方がが多いのでなんの問題もないだろう。
「ヴァリス様。」
そう言われて私は自分の前にある水晶と、自分の耳に付けられているアントゥルに意識を戻す。
私が今やろうとしているのも魔力属性。
虹色に光りませんように!
私はそういう異端な目で見られたくありません!
そう思い手をかざして現れたのは、1歳の時に見た竜巻と、キラキラした黄緑。
そう、これだけ。
アントゥル・・・凄い。
「2属性持ち・・・!」
・・・そういえば2属性持ちも結構珍しいんだっけ。
あれ?これ魔法科に行かされる?
・・・ピンチ!?
しかしそんな思いは杞憂に終わったようで
「コホン、失礼いたしました。では左側にある魔力量の方へお並びください。」
・・・ん、そっか。そうだよね!魔力量が全然なかったら剣士のままでいいよね!!
とか言いながらこれもアントゥル頼みだけど・・・。
っていうか剣士志望で出したし!
「おい、行くぞ?」
そうリディルが声を掛けられ、歩いていく。
そして言われた通り魔力量の列に並ぶ。
「お前、2属性持ちかよ。」
「え、うん。」
「じゃあ、魔法に移動かもな。」
そうリディルが言う。
「え?だって剣士志望で受験受けてるし、移動はないでしょ?」
そう言うとリディルがすごい目で見てくる。
「は?移動なんて当然あるに決まってんだろ?
・・・口空いてんぞ。
あのな?例えば、平民の人が騎士になりたくて受験した、だけど3属性持ちで魔力量もある。そんな逸材に剣習わせるわけねぇだろ。で、今のお前もそれだ。」
確かに言われてみればそうだ。
って事はリディルと一緒にいれないじゃん!
「えー!やだ。剣を習いたい!」
「おっおう、そうか。まあお前風と回復で剣士でもあった方がいい魔法だからそのままでいけっだろ。」
そっか、よかった。
そりゃリディルと通いたいのもあるけど、魔法の方行くと魔力属性多いのバレそう。
「ヴァリス様。」
どうやら魔力量の検査の順番が来たらしい。
「魔力属性の時のように、水晶に手をおかざし下さい。」
そう言われたのでまた同じようにかざす。
「普通、より少し多いくらいですね。魔力属性は回復と風の2属性持ちと聞きましたが、どちらも主に支援系魔法ですね。こちらとしては希望なされば魔法科への移動も出来ますが、いかが致しますか?」
ここはもちろん
「剣士で!!」
「かしこまりました。では合格発表をお待ちください。」
そう言われて列を離れる。受験はこれでもう終わりで自由に帰っていいことになっている。
なので今やっているリディルの水晶を見てみると・・・あれ、私よりも魔力ある・・・。というかすごく沢山あるじゃん!
しかし剣士志望のまま。
理由は魔力属性がないから。魔力属性は増やせないので、しょうがないらしい。
魔力属性がないと魔力は魔力のままだ。
先生たちはすごく悔しそうだけど
「まあ、魔力属性があっても魔法科に行く気なかったけど。」
・・・本人はさっぱりしてるな。
0
あなたにおすすめの小説
こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果
てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。
とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。
「とりあえずブラッシングさせてくれません?」
毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。
そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。
※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
転生後はゆっくりと
衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。
日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。
そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。
でも、リリは悲観しない。
前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。
目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。
全25話(予定)
好きすぎます!※殿下ではなく、殿下の騎獣が
和島逆
恋愛
「ずっと……お慕い申し上げておりました」
エヴェリーナは伯爵令嬢でありながら、飛空騎士団の騎獣世話係を目指す。たとえ思いが叶わずとも、大好きな相手の側にいるために。
けれど騎士団長であり王弟でもあるジェラルドは、自他ともに認める女嫌い。エヴェリーナの告白を冷たく切り捨てる。
「エヴェリーナ嬢。あいにくだが」
「心よりお慕いしております。大好きなのです。殿下の騎獣──……ライオネル様のことが!」
──エヴェリーナのお目当ては、ジェラルドではなく獅子の騎獣ライオネルだったのだ。
追放された悪役令嬢、農業チートと“もふもふ”で国を救い、いつの間にか騎士団長と宰相に溺愛されていました
黒崎隼人
ファンタジー
公爵令嬢のエリナは、婚約者である第一王子から「とんでもない悪役令嬢だ!」と罵られ、婚約破棄されてしまう。しかも、見知らぬ辺境の地に追放されることに。
絶望の淵に立たされたエリナだったが、彼女には誰にも知られていない秘密のスキルがあった。それは、植物を育て、その成長を何倍にも加速させる規格外の「農業チート」!
畑を耕し、作物を育て始めたエリナの周りには、なぜか不思議な生き物たちが集まってきて……。もふもふな魔物たちに囲まれ、マイペースに農業に勤しむエリナ。
はじめは彼女を蔑んでいた辺境の人々も、彼女が作る美味しくて不思議な作物に魅了されていく。そして、彼女を追放したはずの元婚約者や、彼女の力を狙う者たちも現れて……。
これは、追放された悪役令嬢が、農業の力と少しのもふもふに助けられ、世界の常識をひっくり返していく、痛快でハートフルな成り上がりストーリー!
冷徹団長の「ここにいろ」は、騎士団公認の“抱きしめ命令”です
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー全16話+後日談5話⭐︎
王都最硬派、規律と責任の塊――騎士団長ヴァルド・アークライトは、夜の見回り中に路地で“落とし物”を拾った。
……いや、拾ったのは魔物の卵ではなく、道端で寝ていた少女だった。しかも目覚めた彼女は満面の笑みで「落とし物です!拾ってくださってありがとうございます!」と言い張り、団長の屋敷を“保護施設”だと勘違いして、掃除・料理・当番表作りに騎士の悩み相談まで勝手に開始。
追い出せば泣く、士気は落ちる、そして何より――ヴァルド自身の休息が、彼女の存在に依存し始めていく。
無表情のまま「危ないから、ここにいろ」と命令し続ける団長に、周囲はざわつく。「それ、溺愛ですよ」
騎士団内ではついに“団長語翻訳係”まで誕生し、命令が全部“愛の保護”に変換されていく甘々溺愛コメディ!
転生幼子は生きのびたい
えぞぎんぎつね
ファンタジー
大貴族の次男として生まれたノエルは、生後八か月で誘拐されて、凶悪な魔物が跋扈する死の山に捨てられてしまった。
だが、ノエルには前世の記憶がある。それに優れた魔法の才能も。
神獣の猫シルヴァに拾われたノエルは、親を亡くした赤ちゃんの聖獣犬と一緒に、神獣のお乳を飲んで大きくなる。
たくましく育ったノエルはでかい赤ちゃん犬と一緒に、元気に楽しく暮らしていくのだった。
一方、ノエルの生存を信じている両親はノエルを救出するために様々な手段を講じていくのだった。
※ネオページ、カクヨムにも掲載しています
そのご寵愛、理由が分かりません
秋月真鳥
恋愛
貧乏子爵家の長女、レイシーは刺繍で家計を支える庶民派令嬢。
幼いころから前世の夢を見ていて、その技術を活かして地道に慎ましく生きていくつもりだったのに——
「君との婚約はなかったことに」
卒業パーティーで、婚約者が突然の裏切り!
え? 政略結婚しなくていいの? ラッキー!
領地に帰ってスローライフしよう!
そう思っていたのに、皇帝陛下が現れて——
「婚約破棄されたのなら、わたしが求婚してもいいよね?」
……は???
お金持ちどころか、国ごと背負ってる人が、なんでわたくしに!?
刺繍を褒められ、皇宮に連れて行かれ、気づけば妃教育まで始まり——
気高く冷静な陛下が、なぜかわたくしにだけ甘い。
でもその瞳、どこか昔、夢で見た“あの少年”に似ていて……?
夢と現実が交差する、とんでもスピード婚約ラブストーリー!
理由は分からないけど——わたくし、寵愛されてます。
※毎朝6時、夕方18時更新!
※他のサイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる