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「ともかく、元気そうで何よりだ。それで、今日来た理由は孫自慢をしたいからか?」
「もちろんそれもある。が、ちょっとした提案があってな」
そう言って数枚の書類を渡してくるガルド。国王に渡すもののためかかなり上質の紙だ。王宮で使っているものより遙かに上質であることには目をつぶろう。
仕事時間外であるが、こいつからの提案であるならば読まないわけにもいかないだろう。いつも突拍子のないことを言い出す迷惑男ではあるが、その発想によって文明を20年進めたと称えられる偉人でもあるのだ。
「う~む……」
10分ほどかけて書類を読み終えた俺は小さく唸った。
平民用の銭湯。それに伴う温泉水路の建設か。
「貧民対策はやらなければならないだろう。現状が良いものではないことも理解している。予算も限られている中、レナード家が建設に力を貸してくれるのも魅力的だ。だがこれは、なんというか、お前らしくもない希望的観測の多い提案だな?」
確かにこいつの発想は突拍子もないが、それを無駄に豊富な知識で現実的に舗装するのが常なのだ。それなのに、これはまるで、学生時代のガルドと議論していた頃を思い出させるような……。
かちり、と。
頭の中で何かがかみ合う音がした。
思考がガルドの友人としてのものから、国王としてのそれに変化していくのが自分でも分かる。
「……ガルドよ。これは誰が考えたのだ?」
「察しがいいな。我が自慢の孫娘だ」
「リリア嬢か。王という立場では中々会えないのが残念だ。いま何歳だったかな?」
「今年で9つだ」
「そうか。……欲しいな」
9歳でこれだけのことを考えられるのなら、今から鍛えれば俺やガルドを超える施政者になるだろう。なにより、貴族でありながら弱者の視点に立てているのが素晴らしい。貴族主義の蔓延った現在のこの国に一番必要な人間だ。
「やらんぞ」
「そう言うな。9つでこれなら、10年も鍛えれば立派な施政者だ。子爵家は弟の方が継ぐのだろう? なら国のために働いてもらってもいいじゃないか。……そもそも、こういう提案がされると理解しながらこの話を持ってきたのだろう? お前の気持ちはわかるぞ、ただの子爵家の娘で終わらせるのが惜しくなったのだな?」
良くも悪くもこいつは人の才を惜しむのだ。
だからこそ試されていたのかもしれない。
俺がリリアの才能に気付けばそれでよし。気付かなければ、そんな男に孫娘は任せられないと。
「…………はぁ、」
らしくもなくため息をつくガルド。
「正直言って才が惜しい。子爵家の女が政治家になれると思うか?」
「ほぼ不可能だな。だが、手がないわけでもない」
「それは?」
「王妃になれば会議での発言権も得られるだろう。なにせこの国には『氷の宰相妃』という前例があるのだから」
「子爵家の娘を国母に? 普通に政治家を目指した方がまだ可能性はあるだろう?」
「銀髪赤目。そして、傾きかけた国家財政をレナード家の財力で補強できるのだ。反対する人間はお前が考えるよりは少ないだろうよ」
「少ないだろうが、反対派は大貴族ばかりになりそうだな」
「その時は『右妃』、『左妃』の前例を持ち出せばいいさ。リリア嬢を右妃にして、左妃は穏当に上位貴族から選べばいい。そうすればリリア嬢が王妃として正面に立たなきゃいけない機会も減るしな」
「リリアにとってもその方が……、………いや、まて。ノリと勢いで話し込んでしまったが、そもそも嫁にはやらんぞ? 貴様とこれ以上縁戚関係を深めるのはゴメンだ」
「ちっ、これだから孫バカは。口約束でもしてしまえばこちらのものだったのに」
「厄介な男だな。気弱そうな見た目のくせに腹黒とか」
「厄介とか、腹黒とか、お前にだけは言われたくないぞ?」
「ぬかせ。……ったく、お前は狙った獲物は逃さないからな。口で言っても諦めないだろうが、一つだけ警告しておいてやる」
「なんだ?」
「あの子――リリアは、目的のためならすべてを諦めることのできる人間だ。たとえ家族だろうが、愛しき人だろうが、目的のためなら切り捨てるだろう」
「なるほど、お前と同類か」
「バカ言うな。俺がリースやアーテル、リリアを諦めるわけがないだろう? たとえ世界を滅ぼしてでも守り抜いてみせるさ」
「そういうところだよ」
目的の為なら世界すら切り捨てるのだから。
リリアという少女が何を『目的』とするかは分からないが、教育次第では国家安寧に向かわせることも可能だろう。
もちろん失敗すれば国すら切り捨てる存在になるだろうが……。それでも、放置するよりはいい結果に繋がるはずだ。
あるいは王太子をその『目的』にすることができれば……。
となれば、二人を幼なじみにしてしまうことが先決か。そうすれば情も生まれるだろう。
「……とりあえず、偶然の出会いを演出するか。そこから恋愛に発展しても、しなくても、後々やりやすくはなるからな。もちろんガルドも協力するよな?」
「はぁ? 何で俺が?」
「温泉水路の建設許可はいらないのか? 孫娘にいいところを見せる好機だぞ?」
「むぅ」
「それに、デビュタントを迎えれば望まぬ縁談も山のように舞い込むぞ? なにせ銀髪赤目に加えてあの美貌だ。ついでに言えばレナード家の財産目当ての連中も押し寄せるだろう。子爵家程度なら言いなりにできると思っているバカは意外と多いぞ? 全部断るにしても大変な労力だ。下手な断り方をすれば商売にも影響があるだろうなぁ。いや、筋道を通して断ったとしても逆恨みでいくつの貴族が敵に回ることか。その前に王太子との婚約を纏めてしまった方が……」
「……わかった、わかった。この腹黒が。よくもまぁすらすらとこちらに不利なことを並べ立てられるものだな。――リリアと王太子の意志を最優先。これが条件だ。望まない結婚をしてはリリアが可哀想だからな」
「孫バカだな。いいぞ、とりあえずこの『銭湯』が完成したら療養目的で妃と王太子を向かわせよう。そちらにとっても宣伝になるから悪い話ではないはずだ」
「王族御用達か。たしかにいい宣伝だな」
「最近はあいつも寝込むことが多くなったからな。いい気分転換になるだろう。……あぁそうだ。まだないとは思うが、上位貴族からリリア嬢との縁談を申し込まれたら俺に相談しろ。未来の義娘(むすめ)になるかもしれないんだ、こっちの方で潰しておいてやる」
「上位貴族からの縁談を子爵の立場で断るわけにはいかない、だったか? まったく貴族ってのは面倒くさいな」
「半分くらいはお前が原因だよ。あのとき、大人しく公爵になっていればよかったんだ」
「アホゥ、いくら“神槍”とはいえ平民だった俺がいきなり公爵になれるわけがないだろうが。せっかく邪神もいなくなったってのに無駄に国が乱れるじゃないか……。リースからも反対されたしな」
「だが、お前が公爵だったらリリア嬢に余分な縁談は持ち込まれなかっただろう」
「……まだ縁談は一つもない」
「これから山のように増えるさ。美人、銀髪、実家が金持ち。モテない理由がない」
性格はよく知らないが。リースが教育しているのだからねじ曲がってはいないだろう。今はまだ公式の場に出ていないから他の貴族も様子見をしているが、15歳になりデビュタントを迎えれば状況は一変するだろう。
「……悪夢だ。いっそのこと全員串刺しにしてやろうか」
「やめろ。国が滅びる。……ほら、よく考えてみろ。女の子はいずれ嫁に行ってしまうんだ。他の家に嫁げば社交界の時期以外は相手の領地に戻ってしまうだろうなぁ。お前も隠居したとはいえ王都での仕事は多い。そう簡単に遊びに行くわけにもいかないだろう?」
「ぬぐぐ、」
「だが、王妃になれば基本的に王宮が住まいになる。王宮に忍び込めるお前なら、リリア嬢にいつでも会えるんだぞ?」
「……り、り、リリアは嫁に出さん! ぽっと出の男になんぞに任せられるか!」
「娘の時もそんなこと言って絶交されかけたじゃないか。孫でもやらかすのか?」
「ぐはっ」
ガルドがテーブルに突っ伏した。“神槍”であり王国最強であろう男が娘や孫の話題になるとこうなるのだから面白い。……いや未だこいつに勝てない騎士団の連中を嘆くべきか?
まぁよし。
とりあえず今後の方針は決まったのだ。細かい調整は部下に丸投げすればいい。
俺はもう一つグラスを取りだし、ワインを注いで(まだ机に突っ伏している)ガルドに手渡した。そのまま乾杯の体勢を取る。
「国家100年の安寧に、乾杯」
「……可愛いリリアの未来に、乾杯」
この乾杯が、よりよい未来(あした)を作ると信じて。
◇
このときのお話を、私、リリア・レナードが知ったのはそれなりに時間が経ってからのことだった。
人の将来を勝手に決めるな、とか、結婚するつもりなんてない、とか。貴族らしからぬ主張をする前にこれだけは叫ばせて欲しい。
……どうしてこうなった!?
「もちろんそれもある。が、ちょっとした提案があってな」
そう言って数枚の書類を渡してくるガルド。国王に渡すもののためかかなり上質の紙だ。王宮で使っているものより遙かに上質であることには目をつぶろう。
仕事時間外であるが、こいつからの提案であるならば読まないわけにもいかないだろう。いつも突拍子のないことを言い出す迷惑男ではあるが、その発想によって文明を20年進めたと称えられる偉人でもあるのだ。
「う~む……」
10分ほどかけて書類を読み終えた俺は小さく唸った。
平民用の銭湯。それに伴う温泉水路の建設か。
「貧民対策はやらなければならないだろう。現状が良いものではないことも理解している。予算も限られている中、レナード家が建設に力を貸してくれるのも魅力的だ。だがこれは、なんというか、お前らしくもない希望的観測の多い提案だな?」
確かにこいつの発想は突拍子もないが、それを無駄に豊富な知識で現実的に舗装するのが常なのだ。それなのに、これはまるで、学生時代のガルドと議論していた頃を思い出させるような……。
かちり、と。
頭の中で何かがかみ合う音がした。
思考がガルドの友人としてのものから、国王としてのそれに変化していくのが自分でも分かる。
「……ガルドよ。これは誰が考えたのだ?」
「察しがいいな。我が自慢の孫娘だ」
「リリア嬢か。王という立場では中々会えないのが残念だ。いま何歳だったかな?」
「今年で9つだ」
「そうか。……欲しいな」
9歳でこれだけのことを考えられるのなら、今から鍛えれば俺やガルドを超える施政者になるだろう。なにより、貴族でありながら弱者の視点に立てているのが素晴らしい。貴族主義の蔓延った現在のこの国に一番必要な人間だ。
「やらんぞ」
「そう言うな。9つでこれなら、10年も鍛えれば立派な施政者だ。子爵家は弟の方が継ぐのだろう? なら国のために働いてもらってもいいじゃないか。……そもそも、こういう提案がされると理解しながらこの話を持ってきたのだろう? お前の気持ちはわかるぞ、ただの子爵家の娘で終わらせるのが惜しくなったのだな?」
良くも悪くもこいつは人の才を惜しむのだ。
だからこそ試されていたのかもしれない。
俺がリリアの才能に気付けばそれでよし。気付かなければ、そんな男に孫娘は任せられないと。
「…………はぁ、」
らしくもなくため息をつくガルド。
「正直言って才が惜しい。子爵家の女が政治家になれると思うか?」
「ほぼ不可能だな。だが、手がないわけでもない」
「それは?」
「王妃になれば会議での発言権も得られるだろう。なにせこの国には『氷の宰相妃』という前例があるのだから」
「子爵家の娘を国母に? 普通に政治家を目指した方がまだ可能性はあるだろう?」
「銀髪赤目。そして、傾きかけた国家財政をレナード家の財力で補強できるのだ。反対する人間はお前が考えるよりは少ないだろうよ」
「少ないだろうが、反対派は大貴族ばかりになりそうだな」
「その時は『右妃』、『左妃』の前例を持ち出せばいいさ。リリア嬢を右妃にして、左妃は穏当に上位貴族から選べばいい。そうすればリリア嬢が王妃として正面に立たなきゃいけない機会も減るしな」
「リリアにとってもその方が……、………いや、まて。ノリと勢いで話し込んでしまったが、そもそも嫁にはやらんぞ? 貴様とこれ以上縁戚関係を深めるのはゴメンだ」
「ちっ、これだから孫バカは。口約束でもしてしまえばこちらのものだったのに」
「厄介な男だな。気弱そうな見た目のくせに腹黒とか」
「厄介とか、腹黒とか、お前にだけは言われたくないぞ?」
「ぬかせ。……ったく、お前は狙った獲物は逃さないからな。口で言っても諦めないだろうが、一つだけ警告しておいてやる」
「なんだ?」
「あの子――リリアは、目的のためならすべてを諦めることのできる人間だ。たとえ家族だろうが、愛しき人だろうが、目的のためなら切り捨てるだろう」
「なるほど、お前と同類か」
「バカ言うな。俺がリースやアーテル、リリアを諦めるわけがないだろう? たとえ世界を滅ぼしてでも守り抜いてみせるさ」
「そういうところだよ」
目的の為なら世界すら切り捨てるのだから。
リリアという少女が何を『目的』とするかは分からないが、教育次第では国家安寧に向かわせることも可能だろう。
もちろん失敗すれば国すら切り捨てる存在になるだろうが……。それでも、放置するよりはいい結果に繋がるはずだ。
あるいは王太子をその『目的』にすることができれば……。
となれば、二人を幼なじみにしてしまうことが先決か。そうすれば情も生まれるだろう。
「……とりあえず、偶然の出会いを演出するか。そこから恋愛に発展しても、しなくても、後々やりやすくはなるからな。もちろんガルドも協力するよな?」
「はぁ? 何で俺が?」
「温泉水路の建設許可はいらないのか? 孫娘にいいところを見せる好機だぞ?」
「むぅ」
「それに、デビュタントを迎えれば望まぬ縁談も山のように舞い込むぞ? なにせ銀髪赤目に加えてあの美貌だ。ついでに言えばレナード家の財産目当ての連中も押し寄せるだろう。子爵家程度なら言いなりにできると思っているバカは意外と多いぞ? 全部断るにしても大変な労力だ。下手な断り方をすれば商売にも影響があるだろうなぁ。いや、筋道を通して断ったとしても逆恨みでいくつの貴族が敵に回ることか。その前に王太子との婚約を纏めてしまった方が……」
「……わかった、わかった。この腹黒が。よくもまぁすらすらとこちらに不利なことを並べ立てられるものだな。――リリアと王太子の意志を最優先。これが条件だ。望まない結婚をしてはリリアが可哀想だからな」
「孫バカだな。いいぞ、とりあえずこの『銭湯』が完成したら療養目的で妃と王太子を向かわせよう。そちらにとっても宣伝になるから悪い話ではないはずだ」
「王族御用達か。たしかにいい宣伝だな」
「最近はあいつも寝込むことが多くなったからな。いい気分転換になるだろう。……あぁそうだ。まだないとは思うが、上位貴族からリリア嬢との縁談を申し込まれたら俺に相談しろ。未来の義娘(むすめ)になるかもしれないんだ、こっちの方で潰しておいてやる」
「上位貴族からの縁談を子爵の立場で断るわけにはいかない、だったか? まったく貴族ってのは面倒くさいな」
「半分くらいはお前が原因だよ。あのとき、大人しく公爵になっていればよかったんだ」
「アホゥ、いくら“神槍”とはいえ平民だった俺がいきなり公爵になれるわけがないだろうが。せっかく邪神もいなくなったってのに無駄に国が乱れるじゃないか……。リースからも反対されたしな」
「だが、お前が公爵だったらリリア嬢に余分な縁談は持ち込まれなかっただろう」
「……まだ縁談は一つもない」
「これから山のように増えるさ。美人、銀髪、実家が金持ち。モテない理由がない」
性格はよく知らないが。リースが教育しているのだからねじ曲がってはいないだろう。今はまだ公式の場に出ていないから他の貴族も様子見をしているが、15歳になりデビュタントを迎えれば状況は一変するだろう。
「……悪夢だ。いっそのこと全員串刺しにしてやろうか」
「やめろ。国が滅びる。……ほら、よく考えてみろ。女の子はいずれ嫁に行ってしまうんだ。他の家に嫁げば社交界の時期以外は相手の領地に戻ってしまうだろうなぁ。お前も隠居したとはいえ王都での仕事は多い。そう簡単に遊びに行くわけにもいかないだろう?」
「ぬぐぐ、」
「だが、王妃になれば基本的に王宮が住まいになる。王宮に忍び込めるお前なら、リリア嬢にいつでも会えるんだぞ?」
「……り、り、リリアは嫁に出さん! ぽっと出の男になんぞに任せられるか!」
「娘の時もそんなこと言って絶交されかけたじゃないか。孫でもやらかすのか?」
「ぐはっ」
ガルドがテーブルに突っ伏した。“神槍”であり王国最強であろう男が娘や孫の話題になるとこうなるのだから面白い。……いや未だこいつに勝てない騎士団の連中を嘆くべきか?
まぁよし。
とりあえず今後の方針は決まったのだ。細かい調整は部下に丸投げすればいい。
俺はもう一つグラスを取りだし、ワインを注いで(まだ机に突っ伏している)ガルドに手渡した。そのまま乾杯の体勢を取る。
「国家100年の安寧に、乾杯」
「……可愛いリリアの未来に、乾杯」
この乾杯が、よりよい未来(あした)を作ると信じて。
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このときのお話を、私、リリア・レナードが知ったのはそれなりに時間が経ってからのことだった。
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