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第4話 子供のポケットからなにかが

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《タイトル画面》


これは団地に住む知人から聞いた話を
『世にも奇妙な物語』ぽくしたものです。
これは、どこの家庭にも起こるような、ある意味怖い話です。
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これは 夏の、暑い暑い日に、知人女性が本当に体験した、
小学5年生の長男に起こった、怖い、怖~い、話しです。


ここからは、タモリ風でお願いします。

子供というのは純粋で 大人には見えないものや聞こえないものが、
見えたり聞こえたりすることがあると聞きます。  

それは夏休みに入って間もない、8月初のことでした。
その日は、朝から30度を越えていて、とても暑く、
長男はいつもの友達5人で、近所の市民プールへ出かけて行きました。



ティロリ~ン♪ ティロリ~ン♪ ティロリ~ン♪  
―――午前10時25分。

突然携帯に、メールが届いたことを知らせるアラームが鳴りました。

背面窓を覗くと、いつもこんな時間にメールなんてくれたことの無い、
プールに行ってる長男からでした。

「なんやろ?」やけに胸騒ぎがするんやけど……

「なんかあったんかな??」
わたしは、慌ててスマホのメールを開きました。 


そこには長男からの、怖すぎるメッセージが…… 


『ママ、昨日の履いてたズボンのポケットに、




               ……虫を入れたままだった!』 


 

―――いま、そのズボンを回している洗濯機の、終了したアラームが部屋中に鳴り響きました。

その虫がなんだったのかは、怖すぎていえません。
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