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第41章ニカの決意
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ゼンが解任された後ルームはカンテルと和睦をし、マテウスを将軍としてコリンに攻撃を仕掛けた。
しかし、マテウスはあろうことか敗戦を重ねついにはコリンに降伏した。
ニカはルーム軍の度重なる敗戦を受けながら一人物思いにふけっていた。
(結局、キキョウとマテウスと、俺とゼンとでは覚悟が違う。真似など出来るはずがなかったんだ)
ニカは自らの功績を思い出し、しばらく誇らしい気分となった。
しかし、自らの功績がキキョウによって帳消しにされて行く様を思い出し、暗く沈んだ。
(このまま行けば、俺とゼンが殺した人間は全て無駄死にになる。後世の人間も俺達の事を、私腹を肥やし、多くの人間を殺した大罪人として扱うだろう。)
そこでニカはやりきれない気持ちとなり、机を蹴飛ばした。
するとなぜか頭の中にゼンの顔が浮かんだ。
(ゼン。すまない。俺はお前を大嫌いな戦場に送り続けて、手柄を立てておいて、肝心なところでお前を守ってやれなかった。)
次に顔が浮かんだのはエマだった。
(エマ。俺が心から信頼する部下は今も昔もお前だけだった。俺とお前は憎まれ口を叩きながらも支えあって生きてきた。時には厳しい言葉もかけた。だが俺は結局のところで失敗し、お前は俺の尻拭いをしている。なさけないな。)
気付くとニカは涙を流していた。
ニカは宰相を辞めてから自分が弱くなった事を感じていた。
自分のやった罪によって真綿で首を絞められているようなそんな感触がするのだ。
そして自分ですらそうなのだからゼンはもっとだろうと思った。
しかし、ニカは腐っても政治家である。
どんな状況でも光を見つけ出す。
そしてニカは部下達を呼ぶと宣言した。。
「良いか。エマとゼンの結婚式を開く。金は惜しむな。人も出来る限り動員しろ。これが俺の人生最後の大仕事だろう」
そう叫ぶニカの目は昔のようにぎらぎらと輝いていたのだった。
しかし、マテウスはあろうことか敗戦を重ねついにはコリンに降伏した。
ニカはルーム軍の度重なる敗戦を受けながら一人物思いにふけっていた。
(結局、キキョウとマテウスと、俺とゼンとでは覚悟が違う。真似など出来るはずがなかったんだ)
ニカは自らの功績を思い出し、しばらく誇らしい気分となった。
しかし、自らの功績がキキョウによって帳消しにされて行く様を思い出し、暗く沈んだ。
(このまま行けば、俺とゼンが殺した人間は全て無駄死にになる。後世の人間も俺達の事を、私腹を肥やし、多くの人間を殺した大罪人として扱うだろう。)
そこでニカはやりきれない気持ちとなり、机を蹴飛ばした。
するとなぜか頭の中にゼンの顔が浮かんだ。
(ゼン。すまない。俺はお前を大嫌いな戦場に送り続けて、手柄を立てておいて、肝心なところでお前を守ってやれなかった。)
次に顔が浮かんだのはエマだった。
(エマ。俺が心から信頼する部下は今も昔もお前だけだった。俺とお前は憎まれ口を叩きながらも支えあって生きてきた。時には厳しい言葉もかけた。だが俺は結局のところで失敗し、お前は俺の尻拭いをしている。なさけないな。)
気付くとニカは涙を流していた。
ニカは宰相を辞めてから自分が弱くなった事を感じていた。
自分のやった罪によって真綿で首を絞められているようなそんな感触がするのだ。
そして自分ですらそうなのだからゼンはもっとだろうと思った。
しかし、ニカは腐っても政治家である。
どんな状況でも光を見つけ出す。
そしてニカは部下達を呼ぶと宣言した。。
「良いか。エマとゼンの結婚式を開く。金は惜しむな。人も出来る限り動員しろ。これが俺の人生最後の大仕事だろう」
そう叫ぶニカの目は昔のようにぎらぎらと輝いていたのだった。
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番外編①~2020.03.11 終了
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