どうかこのまま

せら

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放課後

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やばい、凄い緊張するっ…
え、でも、その…もし、もし成功したらどうすれば?
逆に失敗したら…
え、どうしよ。あぁあ!もう!
でも、はーちゃんが協力してくれてるから、やるしかない!
折角協力してくれてるんだもん!
頑張るんだよ、私!!

はーちゃんが八崎くんに用事があるって言って呼び出す。
そして私は通りすがった風にして、はーちゃんに声をかけられる。
「未来もきてー!」的な感じで。
さあ、スタート!

私の通うH学校は、二階に図書室がある。
はーちゃんは二階の図書室行くから、と言って少し待ってて、と言った。

そこで、告白する予定だった。
でも。

「八崎!」

バスケ部1年の中川。
八崎くんと仲いい奴が、二階でなにかやらかしたのか、掃除させられていた。

えぇえ…とがっかりした。
なんか…八崎くん、中川くんにとられたのですが…。
はーちゃんは気付いて、声かけてきた。

「どーする?」

「あ…うん、本当…どうしよ。」

たじたじしかできない私。
あぁ、もう本当辛い。
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