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第一部『悪魔と人』
最上真紀子の場合ーその④
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「パーティーの確認の電話だろ?何をそんなにカッカしてるんだよ、バカ兄貴」
『黙れッ!今はかけてくるなんて言ってるんだッ!』
「掛けられると不都合な事でもあるのかよ?」
『とにかく、今はダメなんだッ!後でこっちから掛けるから、それまでお前の方から掛けるんじゃあないぞ!いいか、これは顧客からの命令だぞッ!』
「あーったよ、ったく」
『顧客』いう単語を使われては真紀子としては引かざるを得ない。彼女は面倒臭そうに携帯端末の通話の電源をスライドしてオフにしたのである。この時真紀子は小遣い稼ぎの薬売りの仕事を終え、自宅マンションへと戻る最中であった。昨日に大きな戦いを繰り広げていたので、今日は早めに切り上げて家でのんびりとホラー映画でも観たいのである。
真紀子は数ある映画の中でもホラー映画を好んで鑑賞していた。人間の叡智や化学を超えた超常現象が人間に牙を剥き、人間を襲う。これ以上のスリルがあるだろうか。またいくら映画の中の登場人物たちが知恵を絞ったとしても無惨にもその命を散らしていく事が多い。
真紀子は自身が鳥取という日本一の妖怪漫画の作者の出生地で生まれ育った事もあり、幼い頃からそういった話には敏感であった事も好きな理由の一つである。左手の脇には近所の大きなレンタルビデオショップでレンタルした数々のホラービデオが抱えられていた。
真紀子が鍵を開けて部屋の中に入った時だ。真紀子は突如目の前に広がった光景に思わず目を疑う。
それでもレンタルビデオは傷付けない様にまだ無事だった机の上に丁寧に置いたのだ。
普段真紀子の部屋は書斎の本棚を除いてはどこも小ざっぱりとしており、モデルルームの様に綺麗であるはずであった。
だが、あろう事か今日に至っては部屋そのものがひどく荒らされているではないか。慌てて真紀子は通帳を探すと、通帳は無事であった。財布も同様に無事だった。大切な薬が盗まれた功績もない。
ただ一つなかったのはパーティーの顧客の名刺が詰まった名刺入れのみであった。
どうやら犯人はその道のジャーナリストか何かである事は間違いない。
「誰がやりやがった……こんちくしょうッ!」
真紀子は罪のない壁に当たると、そのまま改めて鍵を閉め直し、ベリアルの力を借りて犯人の特定にあたったのである。
(……というわけだ)
「成る程ねぇ、やっぱりクソッタレのマスコミ野郎か……クソみてぇなゴシップ記事を書くくらいしか脳がねぇくせに余計な真似をしやがって」
真紀子はそのジャーナリストの男が籠っているビジネスホテルの中へと忍び込むと、更衣室へと忍び込み、無人の更衣室から制服とルームサービスに使う台車を盗み出した。
そして、更衣室に置いてあった従業員用のコーヒーとカップを載せてジャーナリストが籠っている部屋の中へと向かっていったのである。
部屋の番号は『504』くしくも自分が住んでいるマンションの部屋番号と同じであった。真紀子は部屋のブザーを押して言った。
「こんにちは、ルームサービスです!温かいお飲み物をお持ち致しました」
「飲み物?頼んでませんけど……」
部屋の向こう側から声が返ってきた。若い女性の声である。
「そうは言われましても、確かにお客様からご注文をいただきましたが……」
「困ったなぁ、菊田くんからは帰るまでは開けちゃダメって言われてるんだけど……」
どうやらこの女性には相棒だか恋人だかの共犯者がいるらしい。真紀子はそれを聞いた瞬間に自分な胸の内に怒りの炎が燃えあがってくるのを感じた。
その菊田なる男性が自分の部屋を荒らしたのだ。あれだけ綺麗整頓して整えた家具を、眺めるのが自慢だった書斎の本棚を……。彼女の宿敵である姫川美憂が好きな『時代劇』の台詞からとれば『万死に値する』という言葉が一番似合うだろう。
だが、真紀子は今は怒りを我慢する時期であると判断した。そして愛想の良い声と態度で自分をルームサービスの女性だと誤認させたのである。
暫くの問答の後に扉が開き、中から先程の声の主が姿を表す。
声の主は短い茶髪にズボンスタイルにブラウスという格好をしたボーイッシュを感じさせるスタイルをした女性であった。
「どうもご苦労様です」
真紀子はそれに対して愛想の良い微笑みを浮かべながら首を縦に動かし、台車を中へと動かしていく。
そして女性が扉を閉めるのと同時に女性の元へと近寄り、その口を自らの掌を用いて防ぎ、彼女のワイシャツに自身がゲームに用いる時に扱う拳銃の銃口を突き付けた。
「騒ぐな、大人しくしてろ」
女性は目を見開きながら首を縦に動かす。真紀子は女性の背後に回ると、そのまま銃口を背中に突きつけながら女性をベッドの上に座らせたのである。
「あ、あなたは誰?どうしてこんな事を?」
「自分の胸に手を当てて聞いてみろよ、もっともあんたらにとって悪党の家を荒らすのは悪事には入らないからそれも無理か……」
真紀子の言葉に女性の両目が見開くのを見た。真紀子はそのまま女性に座る様に指示を出すと、財布を盗み出した。
「か、返しなさい!」
「おっと、言葉に気を付けな、テメェが命令できる立場にねぇって事を自覚したらそんな言葉は出ないだろ?それにこいつは部屋荒らしの弁償金みたいもんだ。いいだろ?あんたらマスコミは全部経費で落ちるんだろ?」
彼女は尚もまだ何かを言いたげに真紀子を見つめていたが、真紀子は敢えてそんな彼女の指示など無視して、話を続けていく。
「で、あんたの相方はいつ帰ってくる?」
「暴力団の情報を入手してからだから……もう少しで帰ってくるはず……確かあの家の証拠とそれを合わせて週刊誌に告発するつもりだったから」
「よし、応対はあんたが務めな。いいかくれぐれも怪しまれねー様にな」
菊田という男が帰ってくるまでの間彼女にとっての時間は地獄であったに違いない。しかもようやく帰ってきたと思ったら、騙して部屋の中に連れ込まなくてはいけなかったからだ。
彼女は良心が痛んだが、自分の命には代えられない。なんとか平静を取り繕って菊田を部屋の中へと招き入れたが、その後が地獄だった。
真紀子は素早く部屋の扉を閉めると、菊田を散々に痛め付けたのだから。
黒髪に眼鏡という地味な印象を受ける菊田の印象は真紀子の凄惨な拷問を受けるうちにその姿をみるみるうちに変化させてしまっていた。
真紀子は散々に菊田を痛め付けた後に資料を奪い取り、自分の家から奪い取った名刺入れを回収したのである。
携帯電話の類は全て最初のうちに破壊されたので助けを呼ぶ事もできない。地獄とも呼べる光景であった。
「た、頼む許してくれ……見逃してくれ……あんたの事は誰にも言わない。許してくれ」
「よく言うぜ、週刊誌にぶち撒けられたら死ぬのはあたしの方だったんだ。それをよくもぬけぬけと……」
「お、おれが悪かった……約束する。この場を生きて出られたらおれはこの仕事をやめる。もう二度とそんな世界には足を踏み入れない……」
「口ではなんとでも言えるからな」
真紀子はそれだけ告げると躊躇う事なく菊田を射殺したのである。怯える女性記者に向かって真紀子は告げた。
「絶対にチクるなよ、チクったらあんたもこいつみてーになるぞ」
女性記者は必死に首を縦に動かす。真紀子は舌を打つと、そのまま部屋を後にしたのである。制服を着たまま堂々と歩いていき、そのまま何食わぬ顔で更衣室に戻り、元のスーツとヒールに着替えてホテルを後にしたのであった。
それから真紀子は近所の公園で証拠写真を燃やし、懐の中に隠してある名刺入れを手で探りながら部下のヤクザに向かって指示を出す。
「あぁ、そいつに近付くんだ。見張りがてらにな……いいか、あくまでも同じ職種の人間だと偽るんだ。そいつが上手くいくまで監視の方を怠るなよ」
真紀子は部下への連絡を終えて通話を切ると、燃えていく資料を見ながら一人で告げた。
「ったく、イライラするんだよ、どいつこいつも」
真紀子がそう呟いた時だ。自身の耳に例の耳鳴りが響いていく。
(こいつは好都合だぜ……こんなにも早くイライラ解消の機会がやってくるとはなぁ)
真紀子は口元に怪しげな微笑を浮かべると、そのまま音が鳴る方に向かって走り出していた。
この時ジャーナリストの隠れ家に近付くまでに抱えていた疲労の感情はとうの昔に消え去っていた。今の彼女の中にあるのは激しい喜びのみであった。
『黙れッ!今はかけてくるなんて言ってるんだッ!』
「掛けられると不都合な事でもあるのかよ?」
『とにかく、今はダメなんだッ!後でこっちから掛けるから、それまでお前の方から掛けるんじゃあないぞ!いいか、これは顧客からの命令だぞッ!』
「あーったよ、ったく」
『顧客』いう単語を使われては真紀子としては引かざるを得ない。彼女は面倒臭そうに携帯端末の通話の電源をスライドしてオフにしたのである。この時真紀子は小遣い稼ぎの薬売りの仕事を終え、自宅マンションへと戻る最中であった。昨日に大きな戦いを繰り広げていたので、今日は早めに切り上げて家でのんびりとホラー映画でも観たいのである。
真紀子は数ある映画の中でもホラー映画を好んで鑑賞していた。人間の叡智や化学を超えた超常現象が人間に牙を剥き、人間を襲う。これ以上のスリルがあるだろうか。またいくら映画の中の登場人物たちが知恵を絞ったとしても無惨にもその命を散らしていく事が多い。
真紀子は自身が鳥取という日本一の妖怪漫画の作者の出生地で生まれ育った事もあり、幼い頃からそういった話には敏感であった事も好きな理由の一つである。左手の脇には近所の大きなレンタルビデオショップでレンタルした数々のホラービデオが抱えられていた。
真紀子が鍵を開けて部屋の中に入った時だ。真紀子は突如目の前に広がった光景に思わず目を疑う。
それでもレンタルビデオは傷付けない様にまだ無事だった机の上に丁寧に置いたのだ。
普段真紀子の部屋は書斎の本棚を除いてはどこも小ざっぱりとしており、モデルルームの様に綺麗であるはずであった。
だが、あろう事か今日に至っては部屋そのものがひどく荒らされているではないか。慌てて真紀子は通帳を探すと、通帳は無事であった。財布も同様に無事だった。大切な薬が盗まれた功績もない。
ただ一つなかったのはパーティーの顧客の名刺が詰まった名刺入れのみであった。
どうやら犯人はその道のジャーナリストか何かである事は間違いない。
「誰がやりやがった……こんちくしょうッ!」
真紀子は罪のない壁に当たると、そのまま改めて鍵を閉め直し、ベリアルの力を借りて犯人の特定にあたったのである。
(……というわけだ)
「成る程ねぇ、やっぱりクソッタレのマスコミ野郎か……クソみてぇなゴシップ記事を書くくらいしか脳がねぇくせに余計な真似をしやがって」
真紀子はそのジャーナリストの男が籠っているビジネスホテルの中へと忍び込むと、更衣室へと忍び込み、無人の更衣室から制服とルームサービスに使う台車を盗み出した。
そして、更衣室に置いてあった従業員用のコーヒーとカップを載せてジャーナリストが籠っている部屋の中へと向かっていったのである。
部屋の番号は『504』くしくも自分が住んでいるマンションの部屋番号と同じであった。真紀子は部屋のブザーを押して言った。
「こんにちは、ルームサービスです!温かいお飲み物をお持ち致しました」
「飲み物?頼んでませんけど……」
部屋の向こう側から声が返ってきた。若い女性の声である。
「そうは言われましても、確かにお客様からご注文をいただきましたが……」
「困ったなぁ、菊田くんからは帰るまでは開けちゃダメって言われてるんだけど……」
どうやらこの女性には相棒だか恋人だかの共犯者がいるらしい。真紀子はそれを聞いた瞬間に自分な胸の内に怒りの炎が燃えあがってくるのを感じた。
その菊田なる男性が自分の部屋を荒らしたのだ。あれだけ綺麗整頓して整えた家具を、眺めるのが自慢だった書斎の本棚を……。彼女の宿敵である姫川美憂が好きな『時代劇』の台詞からとれば『万死に値する』という言葉が一番似合うだろう。
だが、真紀子は今は怒りを我慢する時期であると判断した。そして愛想の良い声と態度で自分をルームサービスの女性だと誤認させたのである。
暫くの問答の後に扉が開き、中から先程の声の主が姿を表す。
声の主は短い茶髪にズボンスタイルにブラウスという格好をしたボーイッシュを感じさせるスタイルをした女性であった。
「どうもご苦労様です」
真紀子はそれに対して愛想の良い微笑みを浮かべながら首を縦に動かし、台車を中へと動かしていく。
そして女性が扉を閉めるのと同時に女性の元へと近寄り、その口を自らの掌を用いて防ぎ、彼女のワイシャツに自身がゲームに用いる時に扱う拳銃の銃口を突き付けた。
「騒ぐな、大人しくしてろ」
女性は目を見開きながら首を縦に動かす。真紀子は女性の背後に回ると、そのまま銃口を背中に突きつけながら女性をベッドの上に座らせたのである。
「あ、あなたは誰?どうしてこんな事を?」
「自分の胸に手を当てて聞いてみろよ、もっともあんたらにとって悪党の家を荒らすのは悪事には入らないからそれも無理か……」
真紀子の言葉に女性の両目が見開くのを見た。真紀子はそのまま女性に座る様に指示を出すと、財布を盗み出した。
「か、返しなさい!」
「おっと、言葉に気を付けな、テメェが命令できる立場にねぇって事を自覚したらそんな言葉は出ないだろ?それにこいつは部屋荒らしの弁償金みたいもんだ。いいだろ?あんたらマスコミは全部経費で落ちるんだろ?」
彼女は尚もまだ何かを言いたげに真紀子を見つめていたが、真紀子は敢えてそんな彼女の指示など無視して、話を続けていく。
「で、あんたの相方はいつ帰ってくる?」
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「よし、応対はあんたが務めな。いいかくれぐれも怪しまれねー様にな」
菊田という男が帰ってくるまでの間彼女にとっての時間は地獄であったに違いない。しかもようやく帰ってきたと思ったら、騙して部屋の中に連れ込まなくてはいけなかったからだ。
彼女は良心が痛んだが、自分の命には代えられない。なんとか平静を取り繕って菊田を部屋の中へと招き入れたが、その後が地獄だった。
真紀子は素早く部屋の扉を閉めると、菊田を散々に痛め付けたのだから。
黒髪に眼鏡という地味な印象を受ける菊田の印象は真紀子の凄惨な拷問を受けるうちにその姿をみるみるうちに変化させてしまっていた。
真紀子は散々に菊田を痛め付けた後に資料を奪い取り、自分の家から奪い取った名刺入れを回収したのである。
携帯電話の類は全て最初のうちに破壊されたので助けを呼ぶ事もできない。地獄とも呼べる光景であった。
「た、頼む許してくれ……見逃してくれ……あんたの事は誰にも言わない。許してくれ」
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「お、おれが悪かった……約束する。この場を生きて出られたらおれはこの仕事をやめる。もう二度とそんな世界には足を踏み入れない……」
「口ではなんとでも言えるからな」
真紀子はそれだけ告げると躊躇う事なく菊田を射殺したのである。怯える女性記者に向かって真紀子は告げた。
「絶対にチクるなよ、チクったらあんたもこいつみてーになるぞ」
女性記者は必死に首を縦に動かす。真紀子は舌を打つと、そのまま部屋を後にしたのである。制服を着たまま堂々と歩いていき、そのまま何食わぬ顔で更衣室に戻り、元のスーツとヒールに着替えてホテルを後にしたのであった。
それから真紀子は近所の公園で証拠写真を燃やし、懐の中に隠してある名刺入れを手で探りながら部下のヤクザに向かって指示を出す。
「あぁ、そいつに近付くんだ。見張りがてらにな……いいか、あくまでも同じ職種の人間だと偽るんだ。そいつが上手くいくまで監視の方を怠るなよ」
真紀子は部下への連絡を終えて通話を切ると、燃えていく資料を見ながら一人で告げた。
「ったく、イライラするんだよ、どいつこいつも」
真紀子がそう呟いた時だ。自身の耳に例の耳鳴りが響いていく。
(こいつは好都合だぜ……こんなにも早くイライラ解消の機会がやってくるとはなぁ)
真紀子は口元に怪しげな微笑を浮かべると、そのまま音が鳴る方に向かって走り出していた。
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