103 / 211
ウィンストン・セイライム・セレモニー編
夢の国(ドリーム・ランド)の冒険
しおりを挟む
やはり、ここはどこかおかしい。この石の橋といい他の場所といい何かが妙だ。まるで、この場には私以外の人間が誰もいないかのように。
いや、当然だろう。私は自分の浅はかな考えに思わず自嘲してしまう。
ここは私の夢の筈だ。夢に人がいるはずがない。なら、ここは私だけの空間という事になる。私が石の橋を渡り、橋の向こうに広がる空間へと向かおうとした時だ。
「やめておいた方が良いよ」と、突然現れた黒い上下の服に同じような黒色の手服をしたお伽話の小人を思わせるような小さな体をした愛らしい顔の少年が私に声をかける。
「お姉さん、この世界の人じゃあないよね?何処からーー」
少年が私に何処から来たのかと尋ねようとしたのだが、その前に少年はその前に察してしまったのか、手をポンと叩いて、
「お姉さん、ダゴンの夢を見たんだよね?あ~そうか、だったら、ここに来たのは無理もないか。おいで、この街を案内してやろう」
「いいわよ」と私は断ろうとしたのだが、少年に半ば強引に腕を引っ張られて私は門の向こうの街へと連れられていく。
門の向こうには誰の気配もない。ただ不思議な事に石造りの四角形の建物とその中に用意されている生活必需品や娯楽品だけがこの場を去った主人の残り香を楽しむかのように置かれていた。
窓からそれらの光景が見える度に私は立ち止まってしまう。
これらの人物はここではどんな生活をしていたのだろう、と。
私が名残惜しそうに四角く空いた窓からそれらの景色を眺めていると目の前の少年が小さな笑い声を上げて、
「あ~それね。一対一で話すのが邪魔だったから、ちょっと立ち退いて貰っただけだよ。大丈夫、あなたを元の世界に返した後に戻してあげるから」
少年が無邪気な調子で大層な事を言うのに思わず薄ら寒くなってしまうが、それでも私は好奇心からかはたまた少年の言う事を聞かなければここから出られないという焦燥感のためか、私は大人しく少年の後を付けていく。
少年の後をついて行った私はこの石造りの奇妙な街の最奥部に存在する石の家に通され、そこにある石の大きな机と小さな四つの石の椅子の上に座るように勧められる。
私が躊躇していると何もないよという証明のためか、小さな少年が勢いよく椅子の上に座る。
私もそれに従って彼の目の前の椅子を引いてそのまま座る。
「さてと、何からお話ししようかね。お姉さん」
突然、目の前に現れた紅茶を啜りながら言った少年に対し、私は険しい視線を向けて、
「まず、あなたは何者なの?」
と、問いかける。
少年はクスクスと笑って、
「そうだなぁ~ぼくは神とでも名乗っておこうかな。言っておくけれど、キミたちの信仰する神擬とは違うよ。ぼくらはあいつらに地の底、海の底に封じ込められたんだ」
少年はそうは言いつつも彼の言葉の節に不満だとか怒りだとかそんなものは感じれない。むしろ、感謝の念すら感じるのはどういう事だろう。
私が疑念を送っていると少年はまたもや微笑を浮かべて、
「あぁ、ごめん、ごめん、ぼくらが神に感謝しているっていうのはね。その神々がぼくらを地の底、海の底へと封じ込めた事により、むしろ、もっと単純に人類を裏側から操れる事が出来たっていう事なんだよ」
「どういう事なの?」
「つまりだね、この世界における人類を地下から、神々が見えない所から、こっそりと指示できるって事を言いたいんだよ。これであの忌々しい神とも戦う事も無くなった上に、地下から夢という形で人に干渉し、その人をこの世界へと連れて来れる。サイコーだと思わない?」
目の前の少年は多くの人々を殺し、自分たちの世界へと引き入れるおざましい行為を親にバレないように悪戯をしているかのように無邪気な体で言っていた。
「じゃあ、私もこのまま殺すつもりなの?」
「いいや、とんでもない!キミを殺すつもりなければ、この世界に引っ張る気もないからね!ダゴンの奴にはぼくの方から厳しく言っておくよぉ~」
今度は悪戯が母親にバレた子供のような表情。全く以ってこの少年の意図が読めない。何をしたいのだろうか。私が溜息を吐いていると、
「あ、お姉さん!キミ、こう考えたでしょ?“こいつ何言ってんだ”って、ぼくは神様だから、人間の考えている事なんてお見通しなんだからねッ!」
今度はお気に入りのおもちゃを隠された憤慨している子供のような顔で私に向かって怒る。ますます妙な子供だ。
すると、彼は頬を可愛らしく膨らませながら、
「あ、酷い!ぼくは外見こそ子供だけれど、本当は子供じゃあないんだからッ!」
その小さな身長を補うかのように椅子の上に立ち机を叩いて私の方に身を乗り出すと、
「こうなったら、ぼくの本名を教えちゃうからね!ぼくはハワードッ!かつてはこの世界を支配していた神々の中でもけっこー身分の高い神なんだよッ!」
そうやってムキになる様子がますます幼く感じてしまう。
「あーまた!子供扱いしたなぁ~じゃあ、もういいッ!キミに伝えたい事だけを伝えて帰すよッ!」
少年はそこまで言い終わると一度深呼吸をして荒ぶった呼吸を整えてから、私に向かってもう一度真剣な顔を浮かべて、
「キミらの世界にある神が現れた。そのぼくらの中でのはみ出し者がキミらを狙っているんだ。『ダヤン』っていう劇団の劇団長に取り憑いているそいつは世界の勢力図を書き換えて、人間を自滅させようって考えているんだ。だから、そいつに気を付けてね……」
『ダヤン』という劇団の名前を私はハッキリと聞いた。『ダヤン』と言えば国王の記念式典の前日にこの町で興行を行う大陸の劇団の名前ではないか。
私が思わず生唾を飲み込むと目の前の少年は無邪気に手を振って、
「じゃあ、気を付けてねぇ~」
と、だけ言って私に左手の掌を向けて目の前に突き出す。
私が白い光に包み込まれると目の前にはいつもの寝台と私の部屋が広がっていた。
やはり、あれは夢だったのだろうか。いや、夢にしては妙に現実味がある。あの世界で頬を抓るのを忘れていた自分を殴り付けたい気持ちであったが、今更、それを悔いても仕方がないだろう。
私はベッドの上に両手両足を大きく広げて寝転びながら『ダヤン』の事をどうやって仲間に伝えるのかを考えていく。
恐らく、仲間はこんな与太話など信じてはくれないだろう。
だが、否定するにしてもあの夢はあまりにもリアリティがあり過ぎた。
私は夢と現実の板挟みに苦しみながら、今後の事を考えて苦悶していく。
いや、当然だろう。私は自分の浅はかな考えに思わず自嘲してしまう。
ここは私の夢の筈だ。夢に人がいるはずがない。なら、ここは私だけの空間という事になる。私が石の橋を渡り、橋の向こうに広がる空間へと向かおうとした時だ。
「やめておいた方が良いよ」と、突然現れた黒い上下の服に同じような黒色の手服をしたお伽話の小人を思わせるような小さな体をした愛らしい顔の少年が私に声をかける。
「お姉さん、この世界の人じゃあないよね?何処からーー」
少年が私に何処から来たのかと尋ねようとしたのだが、その前に少年はその前に察してしまったのか、手をポンと叩いて、
「お姉さん、ダゴンの夢を見たんだよね?あ~そうか、だったら、ここに来たのは無理もないか。おいで、この街を案内してやろう」
「いいわよ」と私は断ろうとしたのだが、少年に半ば強引に腕を引っ張られて私は門の向こうの街へと連れられていく。
門の向こうには誰の気配もない。ただ不思議な事に石造りの四角形の建物とその中に用意されている生活必需品や娯楽品だけがこの場を去った主人の残り香を楽しむかのように置かれていた。
窓からそれらの光景が見える度に私は立ち止まってしまう。
これらの人物はここではどんな生活をしていたのだろう、と。
私が名残惜しそうに四角く空いた窓からそれらの景色を眺めていると目の前の少年が小さな笑い声を上げて、
「あ~それね。一対一で話すのが邪魔だったから、ちょっと立ち退いて貰っただけだよ。大丈夫、あなたを元の世界に返した後に戻してあげるから」
少年が無邪気な調子で大層な事を言うのに思わず薄ら寒くなってしまうが、それでも私は好奇心からかはたまた少年の言う事を聞かなければここから出られないという焦燥感のためか、私は大人しく少年の後を付けていく。
少年の後をついて行った私はこの石造りの奇妙な街の最奥部に存在する石の家に通され、そこにある石の大きな机と小さな四つの石の椅子の上に座るように勧められる。
私が躊躇していると何もないよという証明のためか、小さな少年が勢いよく椅子の上に座る。
私もそれに従って彼の目の前の椅子を引いてそのまま座る。
「さてと、何からお話ししようかね。お姉さん」
突然、目の前に現れた紅茶を啜りながら言った少年に対し、私は険しい視線を向けて、
「まず、あなたは何者なの?」
と、問いかける。
少年はクスクスと笑って、
「そうだなぁ~ぼくは神とでも名乗っておこうかな。言っておくけれど、キミたちの信仰する神擬とは違うよ。ぼくらはあいつらに地の底、海の底に封じ込められたんだ」
少年はそうは言いつつも彼の言葉の節に不満だとか怒りだとかそんなものは感じれない。むしろ、感謝の念すら感じるのはどういう事だろう。
私が疑念を送っていると少年はまたもや微笑を浮かべて、
「あぁ、ごめん、ごめん、ぼくらが神に感謝しているっていうのはね。その神々がぼくらを地の底、海の底へと封じ込めた事により、むしろ、もっと単純に人類を裏側から操れる事が出来たっていう事なんだよ」
「どういう事なの?」
「つまりだね、この世界における人類を地下から、神々が見えない所から、こっそりと指示できるって事を言いたいんだよ。これであの忌々しい神とも戦う事も無くなった上に、地下から夢という形で人に干渉し、その人をこの世界へと連れて来れる。サイコーだと思わない?」
目の前の少年は多くの人々を殺し、自分たちの世界へと引き入れるおざましい行為を親にバレないように悪戯をしているかのように無邪気な体で言っていた。
「じゃあ、私もこのまま殺すつもりなの?」
「いいや、とんでもない!キミを殺すつもりなければ、この世界に引っ張る気もないからね!ダゴンの奴にはぼくの方から厳しく言っておくよぉ~」
今度は悪戯が母親にバレた子供のような表情。全く以ってこの少年の意図が読めない。何をしたいのだろうか。私が溜息を吐いていると、
「あ、お姉さん!キミ、こう考えたでしょ?“こいつ何言ってんだ”って、ぼくは神様だから、人間の考えている事なんてお見通しなんだからねッ!」
今度はお気に入りのおもちゃを隠された憤慨している子供のような顔で私に向かって怒る。ますます妙な子供だ。
すると、彼は頬を可愛らしく膨らませながら、
「あ、酷い!ぼくは外見こそ子供だけれど、本当は子供じゃあないんだからッ!」
その小さな身長を補うかのように椅子の上に立ち机を叩いて私の方に身を乗り出すと、
「こうなったら、ぼくの本名を教えちゃうからね!ぼくはハワードッ!かつてはこの世界を支配していた神々の中でもけっこー身分の高い神なんだよッ!」
そうやってムキになる様子がますます幼く感じてしまう。
「あーまた!子供扱いしたなぁ~じゃあ、もういいッ!キミに伝えたい事だけを伝えて帰すよッ!」
少年はそこまで言い終わると一度深呼吸をして荒ぶった呼吸を整えてから、私に向かってもう一度真剣な顔を浮かべて、
「キミらの世界にある神が現れた。そのぼくらの中でのはみ出し者がキミらを狙っているんだ。『ダヤン』っていう劇団の劇団長に取り憑いているそいつは世界の勢力図を書き換えて、人間を自滅させようって考えているんだ。だから、そいつに気を付けてね……」
『ダヤン』という劇団の名前を私はハッキリと聞いた。『ダヤン』と言えば国王の記念式典の前日にこの町で興行を行う大陸の劇団の名前ではないか。
私が思わず生唾を飲み込むと目の前の少年は無邪気に手を振って、
「じゃあ、気を付けてねぇ~」
と、だけ言って私に左手の掌を向けて目の前に突き出す。
私が白い光に包み込まれると目の前にはいつもの寝台と私の部屋が広がっていた。
やはり、あれは夢だったのだろうか。いや、夢にしては妙に現実味がある。あの世界で頬を抓るのを忘れていた自分を殴り付けたい気持ちであったが、今更、それを悔いても仕方がないだろう。
私はベッドの上に両手両足を大きく広げて寝転びながら『ダヤン』の事をどうやって仲間に伝えるのかを考えていく。
恐らく、仲間はこんな与太話など信じてはくれないだろう。
だが、否定するにしてもあの夢はあまりにもリアリティがあり過ぎた。
私は夢と現実の板挟みに苦しみながら、今後の事を考えて苦悶していく。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる