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第一部『人界の秩序と魔界の理屈』
城の中、待機中
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化け物が命を終える前の最後の大暴れとして発生させた爆風によって吹き飛ばされたレイチェルは目を瞑りながら自らの死を覚悟していた。思えばこれまでの自身の人生というのは非常に恵まれていたが、それでも物質的な面で豊かになったと思ったことはなかった。
レイチェルは地方貴族の娘として産まれた。普通の人であるのならばここで自身の幸運を喜ぶだろう。しかしレイチェルが産まれた落ちた家は貴族とは名ばかりの貧乏な家だった。
その上歴代の君主は代々人情家が多く、他の貴族たち異なり税収も少なく、王家や商家から借りた借金は膨らんでいくばかりだった。そのため貴族の家であるにもかかわらず、家長や一族たちが畑で耕作を行ったり、狩猟に行ったりする事例も珍しくはなかった。
こうした家庭の事情からレイチェルは幼い頃から親に貴族として必要な教養となる学問や社交術の他に生き抜くための術として狩猟や畑の耕作を教えられていた。
今でこそ王家のメイドとして相応しい礼節や作法を身に付けて動いているが、幼い頃はどこかお転婆であったレイチェルからすれば教養や社交術よりも活発に動くことができる狩りや耕作の方を好んでいたのは確かだ。
鹿や猪を自らの弓で仕留めるというものはどこか爽快感があったのは事実だ。
だが、それを遊びで狩ることを両親は決して許さなかった。
そして両親は必ず狩猟を終える時にレイチェルへ言った。
「いいか、我々が狩りをするのは遊ぶためじゃあないぞ。今夜の夕食に使うためだ。食べる目的以外では極力生き物を殺すな。そんなことをすれば殺した生き物に対しても失礼になるからな」
幼かったレイチェルにその言葉の深い意味は理解できなかった。それでも両親のただならぬ様子から許可のない狩猟を行ってはいけないということだけは理解できた。
大人になって子供の日のことを振り返るたびに、両親が屋敷の夕食が不足する時にしか狩りに出なかったことを思い出してしまう。
現国王の趣味が遊びの狩りであるということも相まってレイチェルの両親の生き物に対する敬意というものが改めて理解できた。
そう考えれば自分が矢を放った理由はあの怪物に対する冒涜であったかもしれない。怪物は恐らく腹を空かせていただけなのだ。それを妨害したのは自分だ。
それもこれもコクランを助けたいという一心から出たものであった。レイチェルが初めコクランと接触したのは王女から命じられ、コクランの口から何か弱みを聞き出すようにと、指示を受けた。
「いい?あなたに全ての運命が掛かっているのよ。失敗したらどうなるかわかっているわよね?」
王女はレイチェルを黙って睨み付けていた。その顔は怒気で包まれていた。王女の顔から察するにさぞかし恐ろしいことが待っているに違いない。失敗した後の末路など怖くて考えたくもない。
その一心でレイチェルは交代のメイドと共に懸命になってコクランから何かしらの情報を引き出そうとしていたのだった。
しかしコクランの口は思った以上に固かった。何度挑んでも開かない開かずの扉のように強固だった。
このままでは自分も殺されてしまうだろう。意を決したレイチェルは一か八かとコクランに逃亡を呼び掛けた。
結果はあのざまだ。逃亡の持ちかけは上手くいかなかった。そして計画は王女にも知られてしまった。自分の身は無事では済まないだろう。
レイチェルが風呂の中で体を震わせていた時だ。外で何か大きな音が聞こえてきた。慌てて駆け付けると、ヒルのような怪物が中庭で暴れ回っていたのだ。
自然にあんな怪物が城の中に現れるはずがない。それ故に何者かが手引きしたのだろうが、そんなことは知らない。レイチェルとしてはこの隙を利用しない手はなかった。
レイチェルは急いで服を着て、部屋に置いてあった弓と矢を持って怪物退治に向かった。
怪物は暴れ回り、それを止めようとしていたコクランを傷付けていた。レイチェルは覚悟を決め、矢を放った。
そこから後はひたすらにヒルの怪物を相手に戦い、そして怪物によって弾き飛ばされてしまっていた。
爆風によって宙の上に身を投げ出された自分は地面の上にぶつけて死んでしまうだろう。それもいい。
レイチェルは両眼を閉じ、己の身に降り掛かろうとする災難を受け入れることに決めた。これまでの人生を振り返れば自分にとって良くないことばかり起きていた。もしまた人生を得るようなことがあれば今の世界で生きることだけは御免だ。
次また人間であったのならば今度はちゃんとした貴族の家に生まれ変わりたいというのが本音だ。
御伽噺の挿絵に見るようなお姫様になりたいと願うのは悪いことではないだろう。そんなことを考えながら地面の下へと落ちていたが、結局レイチェルが地面にぶつかることはなかった。
といえのも、コクランに抱き抱えられていたからだ。普通の人間であったのならばレイチェルを受け止めることは不可能だった。
亜種族であるコクランだからこそ容易にレイチェルを受け止められたのだ。
両手に抱き抱えられているレイチェルに対してコクランは大きな声で言った。
「バカ野郎ッ! 死にたいのか!?」
「えぇ、そうですよ! 」
レイチェルはコクランの忠告に対して、咄嗟にそう叫んでしまっていた。予想だにしない反応を聞いてこんくらったような表情をするコクランに対してレイチェルは叫び続けていた。
「私はこのまま何もしなくても王女殿下の怒りを買っているので、私は殺されてしまいます! それも残忍極まるやり方でッ! それよりは化け物に喰われた方がマシでしょ!?」
コクランは絶句していた。レイチェルの鬼気迫る表情から彼女が嘘を吐いているようには思えなかった。
「けど、お前は貴族の娘だろ?そんな殺されるなんて、大袈裟だろうが?」
「大袈裟に言ってるんじゃありません! 実際に多くのメイドが殿下の手でーー」
「魔界執行官様!御無事でして!?」
王女が腕を横に振りながらコクランの元へと向かってきた。いわゆる女の子走りである。
コクランは自分に媚びるような笑みを浮かべながら怪物の安否を問い掛けた。
「……あいつならあそこで倒れてるぜ」
コクランは最後の大暴れを終え、血を流しながら倒れている怪物を指差しながら言った。
「やだ。気持ち悪い」
王女は中庭に倒れている怪物に向かって嫌悪感を隠すこともなく言い放った。その言い方はないだろう。怪物とはいえかつてその命を輝かせていたものに対してあまりにも失礼な一言だ。コクランが王女に対して何かを言おうとした時だ。
「そんな言い方はないんじゃないんですか!?失礼ですよ! 」
レイチェルが抗議の言葉を飛ばした。それを聞いた王女は眉間に皺を寄せ、不機嫌な顔で答えた。
「気持ち悪いものを気持ち悪いといって何が悪いの。あんた、生意気よ、メイドのくせに」
眉根を寄せた王女はレイチェルの元に近寄ると、レイチェルの頬を勢いよく張り飛ばしたのであった。
続いてもう一撃を喰らわせようとした時のことだ。コクランは王女の腕を掴んで強制的に平手打ちを辞めさせた。
「魔界執行官様! 何をなさいますの!?」
「度が過ぎるんですよ。もう少しお姫座に相応しい人格を身に付けたらどうですかね?」
コクランの放った皮肉は王女に効いたらしい。王女は顔を林檎のように真っ赤に染め上げながら手を引いた。
恐らくコクランに指摘されたことが限りなく屈辱に思われたに違いない。
だが、そんなことはコクランには関係なかった。苛立ち紛れに王女を突き飛ばし、レイチェルを見据えていた。
レイチェルは地方貴族の娘として産まれた。普通の人であるのならばここで自身の幸運を喜ぶだろう。しかしレイチェルが産まれた落ちた家は貴族とは名ばかりの貧乏な家だった。
その上歴代の君主は代々人情家が多く、他の貴族たち異なり税収も少なく、王家や商家から借りた借金は膨らんでいくばかりだった。そのため貴族の家であるにもかかわらず、家長や一族たちが畑で耕作を行ったり、狩猟に行ったりする事例も珍しくはなかった。
こうした家庭の事情からレイチェルは幼い頃から親に貴族として必要な教養となる学問や社交術の他に生き抜くための術として狩猟や畑の耕作を教えられていた。
今でこそ王家のメイドとして相応しい礼節や作法を身に付けて動いているが、幼い頃はどこかお転婆であったレイチェルからすれば教養や社交術よりも活発に動くことができる狩りや耕作の方を好んでいたのは確かだ。
鹿や猪を自らの弓で仕留めるというものはどこか爽快感があったのは事実だ。
だが、それを遊びで狩ることを両親は決して許さなかった。
そして両親は必ず狩猟を終える時にレイチェルへ言った。
「いいか、我々が狩りをするのは遊ぶためじゃあないぞ。今夜の夕食に使うためだ。食べる目的以外では極力生き物を殺すな。そんなことをすれば殺した生き物に対しても失礼になるからな」
幼かったレイチェルにその言葉の深い意味は理解できなかった。それでも両親のただならぬ様子から許可のない狩猟を行ってはいけないということだけは理解できた。
大人になって子供の日のことを振り返るたびに、両親が屋敷の夕食が不足する時にしか狩りに出なかったことを思い出してしまう。
現国王の趣味が遊びの狩りであるということも相まってレイチェルの両親の生き物に対する敬意というものが改めて理解できた。
そう考えれば自分が矢を放った理由はあの怪物に対する冒涜であったかもしれない。怪物は恐らく腹を空かせていただけなのだ。それを妨害したのは自分だ。
それもこれもコクランを助けたいという一心から出たものであった。レイチェルが初めコクランと接触したのは王女から命じられ、コクランの口から何か弱みを聞き出すようにと、指示を受けた。
「いい?あなたに全ての運命が掛かっているのよ。失敗したらどうなるかわかっているわよね?」
王女はレイチェルを黙って睨み付けていた。その顔は怒気で包まれていた。王女の顔から察するにさぞかし恐ろしいことが待っているに違いない。失敗した後の末路など怖くて考えたくもない。
その一心でレイチェルは交代のメイドと共に懸命になってコクランから何かしらの情報を引き出そうとしていたのだった。
しかしコクランの口は思った以上に固かった。何度挑んでも開かない開かずの扉のように強固だった。
このままでは自分も殺されてしまうだろう。意を決したレイチェルは一か八かとコクランに逃亡を呼び掛けた。
結果はあのざまだ。逃亡の持ちかけは上手くいかなかった。そして計画は王女にも知られてしまった。自分の身は無事では済まないだろう。
レイチェルが風呂の中で体を震わせていた時だ。外で何か大きな音が聞こえてきた。慌てて駆け付けると、ヒルのような怪物が中庭で暴れ回っていたのだ。
自然にあんな怪物が城の中に現れるはずがない。それ故に何者かが手引きしたのだろうが、そんなことは知らない。レイチェルとしてはこの隙を利用しない手はなかった。
レイチェルは急いで服を着て、部屋に置いてあった弓と矢を持って怪物退治に向かった。
怪物は暴れ回り、それを止めようとしていたコクランを傷付けていた。レイチェルは覚悟を決め、矢を放った。
そこから後はひたすらにヒルの怪物を相手に戦い、そして怪物によって弾き飛ばされてしまっていた。
爆風によって宙の上に身を投げ出された自分は地面の上にぶつけて死んでしまうだろう。それもいい。
レイチェルは両眼を閉じ、己の身に降り掛かろうとする災難を受け入れることに決めた。これまでの人生を振り返れば自分にとって良くないことばかり起きていた。もしまた人生を得るようなことがあれば今の世界で生きることだけは御免だ。
次また人間であったのならば今度はちゃんとした貴族の家に生まれ変わりたいというのが本音だ。
御伽噺の挿絵に見るようなお姫様になりたいと願うのは悪いことではないだろう。そんなことを考えながら地面の下へと落ちていたが、結局レイチェルが地面にぶつかることはなかった。
といえのも、コクランに抱き抱えられていたからだ。普通の人間であったのならばレイチェルを受け止めることは不可能だった。
亜種族であるコクランだからこそ容易にレイチェルを受け止められたのだ。
両手に抱き抱えられているレイチェルに対してコクランは大きな声で言った。
「バカ野郎ッ! 死にたいのか!?」
「えぇ、そうですよ! 」
レイチェルはコクランの忠告に対して、咄嗟にそう叫んでしまっていた。予想だにしない反応を聞いてこんくらったような表情をするコクランに対してレイチェルは叫び続けていた。
「私はこのまま何もしなくても王女殿下の怒りを買っているので、私は殺されてしまいます! それも残忍極まるやり方でッ! それよりは化け物に喰われた方がマシでしょ!?」
コクランは絶句していた。レイチェルの鬼気迫る表情から彼女が嘘を吐いているようには思えなかった。
「けど、お前は貴族の娘だろ?そんな殺されるなんて、大袈裟だろうが?」
「大袈裟に言ってるんじゃありません! 実際に多くのメイドが殿下の手でーー」
「魔界執行官様!御無事でして!?」
王女が腕を横に振りながらコクランの元へと向かってきた。いわゆる女の子走りである。
コクランは自分に媚びるような笑みを浮かべながら怪物の安否を問い掛けた。
「……あいつならあそこで倒れてるぜ」
コクランは最後の大暴れを終え、血を流しながら倒れている怪物を指差しながら言った。
「やだ。気持ち悪い」
王女は中庭に倒れている怪物に向かって嫌悪感を隠すこともなく言い放った。その言い方はないだろう。怪物とはいえかつてその命を輝かせていたものに対してあまりにも失礼な一言だ。コクランが王女に対して何かを言おうとした時だ。
「そんな言い方はないんじゃないんですか!?失礼ですよ! 」
レイチェルが抗議の言葉を飛ばした。それを聞いた王女は眉間に皺を寄せ、不機嫌な顔で答えた。
「気持ち悪いものを気持ち悪いといって何が悪いの。あんた、生意気よ、メイドのくせに」
眉根を寄せた王女はレイチェルの元に近寄ると、レイチェルの頬を勢いよく張り飛ばしたのであった。
続いてもう一撃を喰らわせようとした時のことだ。コクランは王女の腕を掴んで強制的に平手打ちを辞めさせた。
「魔界執行官様! 何をなさいますの!?」
「度が過ぎるんですよ。もう少しお姫座に相応しい人格を身に付けたらどうですかね?」
コクランの放った皮肉は王女に効いたらしい。王女は顔を林檎のように真っ赤に染め上げながら手を引いた。
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