62 / 133
第二部 王国奪還
ゴッドファーザーと呼ばれた男ーその⑥
しおりを挟む
男は取り敢えず二人を自分の応接間へと案内する。こんな夜分に未成年二人を追い返すのもいけないと感じたのか、それとも夜分に送り返しては、流石にドン・カヴァリエーレに失礼だと思ったのだろうか。
「お招きいただいてありがとうございます」
ヴィトとルーシーは丁寧に頭を下げる。
「ふん、とにかく座れ、組合問題の話はそれからだ」
応接間の柔らかいクッションのついた赤い椅子に座り、その向かい側にある三人がけのソファーに座る。
「夜分に遅く申し訳ありませんが、早速本題に入らせていただきます」
ヴィトはルーシーに耳打ちし、書類を男との狭間にある黒造の長テーブルに上に置く。
「これは?」
男は目を細める。
「今朝も出したウチの労働条件です……ウチの港は他の街よりも断然条件が違いますし、給料もあなたの前の職業よりは少ないですが、確実に安定した収入であると思われます」
ヴィトは書類の内容を淡々と説明する。
「ふん、何度も言った通り、私は考えを改めるつもりはないし、キミらの言いなりになる気もない !もう帰ってくれんかッ!」
男は椅子を勢いよく立ち上がる。
「待ってくださいよ、私はもう帰ってもいいんですがね、あなたの言い分も少しは聞いておきましょうと思って……もう少し具体的に説明していただけると助かりますわ」
ルーシーのたしなめる声に男も観念したのか、自分の具体的な主張を繰り返す。朝から変わらない、相変わらずの自分勝手な主張であったが、ヴィトとルーシーは辛抱して聞いていた。
「さぁ、もう分かっただろう!?出て行ってもらおう !さぁ !!」
男は応接間の空いているドアを指差す。
「そういう訳にもいきませんよ」
ヴィトが首の後ろをかいていた時だった。
「ねえ、父さん大事な話が……」
その入ってきた男とルーシーとヴィトとの間に「あっ」という声が上がる。
「ヴィト……どうしてキミがここに?」
「ジョセフ……キミこそどうしてここに?いや、大体分かったような気がするよ」
要するにジョセフは目の前の男の息子だったのだ。ヴィトは複雑な関係になったなと苦笑する。
「おい、ジョセフ、お前コイツらと知り合いのか?」
ジョセフは首を縦に振った。
「うん、今日ソーダショップでルーの奴に絡まれてたところを助けてくれたんだよ」
ジョセフは弱々しい声で説明する。
「ルー !ルーだと !またあいつなのか!?ちくしょうあの野郎め、いつもいつもウチの息子をいじめやがってあのクソ野郎ッ!」
男は組合問題の事も忘れ、いじめっ子相手に拳を上に挙げる。
「落ち着いてくださいよ、あまり怒りすぎるのもどうかと思いますよ」
ヴィトは微笑したが、男は面白くなかったようで、拳を長テーブルに思いっきり叩く。
「ふざけるなッ!貴様らのと問題がまだ解決していないぞッ!大体、私のストレスの原因はお前たちじゃあないか、私は戦いを続けるぞ、私は……」
その時だった。ジョセフの弱々しい声がヴィトと男との争いに介入した。
「父さん、いい加減しなよ、彼らだって困ってるじゃあないか」
だが、折角の援護射撃にも関わらず男はヴィトに譲歩する気はないらしい。
「ふん、私は嫌だと言っているんだ !」
「父さん !」
「お前は黙ってなさい!私は今目の前の小僧と小娘とで話しているんだッ!」
男はジョセフを怒鳴りつけ、半ばヒスリテーを起こすかのように喚き散らす。
「まぁ、あなたの用件はドンには伝えておきますよ、とにかく我々はこれで帰らせていただきます」
ヴィトとルーシーは席から立ち上がり、玄関の方へと向かっていく。
「どうするのよ、彼の言うことを聞けば、ウチの港は赤字になるわッ!ただでさえ、他の港よりも甘いのに、それよりも甘くしたら、お終いだわ !」
ルーシーの言葉は正論だろう。実際にこれ以上労働条件を良くすれば、損益を被るのはファミリーなのだ。ファミリーの害になることだけは避けなければならない。
だから……。
「とにかく何とかしてみるさ、それにオレはこう考えているんだ『できる、できないじゃあなくて、やるか、やらないか』だとね」
ヴィトは安心させるように目をウィンクさせてみせる。
それから、車に戻ろうとするが、その時に背後から声をかけられた。
「ヴィト !キミが来るなんて予想だにしなかったよ !!来てくれてありがとう !」
ジョセフはヴィトに握手を求める。それにヴィトは嫌がることなく応じた。
それから、ジョセフはルーシーを見つめ。
「どうも、ボクの名前はジョセフ・マーク、母さんからはジョーと呼ばれているよ」
「そうなのね、じゃあ、わたしもジョーと呼んでいいかしら」
ルーシーは笑顔で提案する。ジョセフからすれば、それこそとろけるような女神のような笑顔だった。
「勿論だよ !これからもよろしく !父さんからはぼくから良く言っておくよ……だからさ、これからもぼくと……」
「何言ってんだよ、オレらはもう友達だろ?例えお前が警察官になろうとも、或いは検事になろうともオレとルーシーはお前を友達だと思い続けているよ」
ヴィトの言葉にジョセフは左手もヴィトの右手に握手させる。
「ありがとう !実はぼく弁護士になろうと思っててさ、でも父さんは外資系の企業に勤めろとうるさくて……法律関係の大学には行かせないと言っているんだ !」
「大丈夫さ、オレの方から親父さんには何とか言っておいてやるよ !」
ヴィトはジョセフの肩をポンと叩き、車へと戻っていく。
それは、二人が帰った翌日の事だった。男はいや、ジョニー・マークは自分のベットが何か赤く汚れていると感じた。
一瞬、自分はあの二人に殺されたのだろうかと考えた。だが、自分のパジャマには血が付いているものの、体の中は一切汚れていない事を確認すると、何なのだろうと、掛けていた毛布をベッドの下に弾き飛ばす。すると……。
「ウギャァァァァァァァ~!」
ジョニーは悲鳴を上げずにはいられなかった。何故なら、彼のベッドに牛の死体が入っていたからだ。
「今頃、驚いてるわね、彼」
ルーシーは車の中でコーラを飲みながら言った。
「そうだな、お前も考えるな、近くの食肉工場から、牛の首の死体を拝借しようなんて」
「そうよ、これで彼もファミリーの血の掟の事を知ったでしょうね」
ルーシーの言葉に偽りはなかった。事実、彼が家を訪ねて行った日には、彼はヴィトルーシーの要求を素直に聞いのだから。ついでにジョセフの進学もヴィトが尋ねてみたところ、アッサリと許可を出した。
「お招きいただいてありがとうございます」
ヴィトとルーシーは丁寧に頭を下げる。
「ふん、とにかく座れ、組合問題の話はそれからだ」
応接間の柔らかいクッションのついた赤い椅子に座り、その向かい側にある三人がけのソファーに座る。
「夜分に遅く申し訳ありませんが、早速本題に入らせていただきます」
ヴィトはルーシーに耳打ちし、書類を男との狭間にある黒造の長テーブルに上に置く。
「これは?」
男は目を細める。
「今朝も出したウチの労働条件です……ウチの港は他の街よりも断然条件が違いますし、給料もあなたの前の職業よりは少ないですが、確実に安定した収入であると思われます」
ヴィトは書類の内容を淡々と説明する。
「ふん、何度も言った通り、私は考えを改めるつもりはないし、キミらの言いなりになる気もない !もう帰ってくれんかッ!」
男は椅子を勢いよく立ち上がる。
「待ってくださいよ、私はもう帰ってもいいんですがね、あなたの言い分も少しは聞いておきましょうと思って……もう少し具体的に説明していただけると助かりますわ」
ルーシーのたしなめる声に男も観念したのか、自分の具体的な主張を繰り返す。朝から変わらない、相変わらずの自分勝手な主張であったが、ヴィトとルーシーは辛抱して聞いていた。
「さぁ、もう分かっただろう!?出て行ってもらおう !さぁ !!」
男は応接間の空いているドアを指差す。
「そういう訳にもいきませんよ」
ヴィトが首の後ろをかいていた時だった。
「ねえ、父さん大事な話が……」
その入ってきた男とルーシーとヴィトとの間に「あっ」という声が上がる。
「ヴィト……どうしてキミがここに?」
「ジョセフ……キミこそどうしてここに?いや、大体分かったような気がするよ」
要するにジョセフは目の前の男の息子だったのだ。ヴィトは複雑な関係になったなと苦笑する。
「おい、ジョセフ、お前コイツらと知り合いのか?」
ジョセフは首を縦に振った。
「うん、今日ソーダショップでルーの奴に絡まれてたところを助けてくれたんだよ」
ジョセフは弱々しい声で説明する。
「ルー !ルーだと !またあいつなのか!?ちくしょうあの野郎め、いつもいつもウチの息子をいじめやがってあのクソ野郎ッ!」
男は組合問題の事も忘れ、いじめっ子相手に拳を上に挙げる。
「落ち着いてくださいよ、あまり怒りすぎるのもどうかと思いますよ」
ヴィトは微笑したが、男は面白くなかったようで、拳を長テーブルに思いっきり叩く。
「ふざけるなッ!貴様らのと問題がまだ解決していないぞッ!大体、私のストレスの原因はお前たちじゃあないか、私は戦いを続けるぞ、私は……」
その時だった。ジョセフの弱々しい声がヴィトと男との争いに介入した。
「父さん、いい加減しなよ、彼らだって困ってるじゃあないか」
だが、折角の援護射撃にも関わらず男はヴィトに譲歩する気はないらしい。
「ふん、私は嫌だと言っているんだ !」
「父さん !」
「お前は黙ってなさい!私は今目の前の小僧と小娘とで話しているんだッ!」
男はジョセフを怒鳴りつけ、半ばヒスリテーを起こすかのように喚き散らす。
「まぁ、あなたの用件はドンには伝えておきますよ、とにかく我々はこれで帰らせていただきます」
ヴィトとルーシーは席から立ち上がり、玄関の方へと向かっていく。
「どうするのよ、彼の言うことを聞けば、ウチの港は赤字になるわッ!ただでさえ、他の港よりも甘いのに、それよりも甘くしたら、お終いだわ !」
ルーシーの言葉は正論だろう。実際にこれ以上労働条件を良くすれば、損益を被るのはファミリーなのだ。ファミリーの害になることだけは避けなければならない。
だから……。
「とにかく何とかしてみるさ、それにオレはこう考えているんだ『できる、できないじゃあなくて、やるか、やらないか』だとね」
ヴィトは安心させるように目をウィンクさせてみせる。
それから、車に戻ろうとするが、その時に背後から声をかけられた。
「ヴィト !キミが来るなんて予想だにしなかったよ !!来てくれてありがとう !」
ジョセフはヴィトに握手を求める。それにヴィトは嫌がることなく応じた。
それから、ジョセフはルーシーを見つめ。
「どうも、ボクの名前はジョセフ・マーク、母さんからはジョーと呼ばれているよ」
「そうなのね、じゃあ、わたしもジョーと呼んでいいかしら」
ルーシーは笑顔で提案する。ジョセフからすれば、それこそとろけるような女神のような笑顔だった。
「勿論だよ !これからもよろしく !父さんからはぼくから良く言っておくよ……だからさ、これからもぼくと……」
「何言ってんだよ、オレらはもう友達だろ?例えお前が警察官になろうとも、或いは検事になろうともオレとルーシーはお前を友達だと思い続けているよ」
ヴィトの言葉にジョセフは左手もヴィトの右手に握手させる。
「ありがとう !実はぼく弁護士になろうと思っててさ、でも父さんは外資系の企業に勤めろとうるさくて……法律関係の大学には行かせないと言っているんだ !」
「大丈夫さ、オレの方から親父さんには何とか言っておいてやるよ !」
ヴィトはジョセフの肩をポンと叩き、車へと戻っていく。
それは、二人が帰った翌日の事だった。男はいや、ジョニー・マークは自分のベットが何か赤く汚れていると感じた。
一瞬、自分はあの二人に殺されたのだろうかと考えた。だが、自分のパジャマには血が付いているものの、体の中は一切汚れていない事を確認すると、何なのだろうと、掛けていた毛布をベッドの下に弾き飛ばす。すると……。
「ウギャァァァァァァァ~!」
ジョニーは悲鳴を上げずにはいられなかった。何故なら、彼のベッドに牛の死体が入っていたからだ。
「今頃、驚いてるわね、彼」
ルーシーは車の中でコーラを飲みながら言った。
「そうだな、お前も考えるな、近くの食肉工場から、牛の首の死体を拝借しようなんて」
「そうよ、これで彼もファミリーの血の掟の事を知ったでしょうね」
ルーシーの言葉に偽りはなかった。事実、彼が家を訪ねて行った日には、彼はヴィトルーシーの要求を素直に聞いのだから。ついでにジョセフの進学もヴィトが尋ねてみたところ、アッサリと許可を出した。
0
あなたにおすすめの小説
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
大陸一の賢者による地属性の可能性追求運動 ―絶対的な物量を如何にして無益に浪費しつつ目的を達するか―
ぽへみやん
ファンタジー
魔王城への結界を維持する四天王を倒すべく、四属性の勇者が選ばれた。【地属性以外完全無効】の風の四天王に対抗すべき【地の勇者】ドリスは、空を飛び、高速で移動し、強化した物理攻撃も通用しない風の四天王に惨敗を喫した。このままでは絶対に勝てない、そう考えたドリスは、【大陸一の賢者】と呼ばれる男に教えを乞うことになる。
// 地属性のポテンシャルを引き出して、地属性でしか倒せない強敵(主観)を倒そう、と色々試行錯誤するお話です。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる