感情の無い少年死ねない少女

ゆっくり白霊

文字の大きさ
19 / 42

家での様子

しおりを挟む
そして私達は私の家に着く。
「ただいま。」
「お邪魔します。」
そして私達は玄関を上がる。
すると、
「お帰りだな、弟よ。?あぁ美奈ちゃんかいらっしゃい。」
「お邪魔します、連さん。」
「あれ?名前教えたっけ?」
「誠から聞きました。」
「へえーそうなのじゃあゆっくりしていってね。」
「はい。」
そして私達は私の部屋に行く。
「いいお兄ちゃんだね。」
「そうなのか?」
「そうだよ、いいな私も欲しかったな兄妹とか。」
「いなくてもいいだろ。」
「はぁー、分かってないね。大切な物はね、持っている人より持っていない人の方が知ってるんだよ。」
「兄妹を大切にか…」
そこまで考えてはいないな。
「まぁ誠は兄妹の事を大切に思っているけどね。」
「え?そうか?」
「そうだよ。だって昔から兄妹思いだったし。」
「そうなのか?」
駄目だ記憶に無い。
「まぁ誠はツンデレだしね。」
「私はツンデレじゃない。」
「そ~う?実際ツンツンしてるけど優しいじゃん。」
「そんなわけ……ない。」
とそっぽを向く。
「あらら~誠さん照れてらっしゃる?お可愛いこと。」
とからかってくる。
「照れてなんていない。」
実際は顔が真っ赤だがそっぽを向いているので気付いていないだろう。
「ホント~?お顔真っ赤ですよ。」
「!?」
何故気付かれた?隠してたはずなのに?
「あらら~ホントでしたか。」
「お前わざと。」
「いや~誠のかわいいとこ見れたし満足かな。」
「私は不満何だか。」
「誠、部屋捜索していい?」
「別に何もないけど。」
「嘘だ~誠ぐらいの年になるとアレ隠してるんでしょ。」
「アレって何だ?」
「いや~分かってるでしょ誠も。」
「いや全然。」
そして恥ずかしそうな顔をして美奈は、
「誠ってさぁ無感情より天然バカの方が合ってるよね。」
「いきなりどうした?」
そして美奈は辺りを捜索してとある物を見つけた。
「?何これ?」
それは古そうな本だった。
「何だそれ?」
「え?誠も知らないの…じゃあ開けちゃえ。」
といい本を開く美奈、それを見た途端に青ざめる。
「何だ何が書いてあるんだ?」
気になり私も見てみるとそこには「妖怪」、「神」、「悪魔」などの情報が書いてある本だった。
そして美奈が見ているページは「不老不死」の情報が書いてあった。
「不老不死」たしか美奈が何か言ってたような?
「何だこれ?」
めっちゃ分厚いしよくわからん。
しかし美奈の顔は青ざめていた。
「おい?大丈夫か?」
「う…うん平気。でももう帰るね。」
「送ろうか?」
「いや、大丈夫。」
「無理はするなよ。」
「うん分かってる。またね。」
そして彼女は家をでる。
「バカが少しは心配くらいさせろ。」
そして私は彼女についていく。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

処理中です...