感情の無い少年死ねない少女

ゆっくり白霊

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幸せが壊れる

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それから私達は仲良くなっていった。
そして彼はよく私のいる孤児院に遊びに来てくれた。
そして彼と私は遊んだ。
彼はとても優しく自分の事より他人の事を考える人間だった。
私は彼と一緒にいるのが一番楽しく「幸せ」を感じていた。
そして私は彼がいつか離れていきそうな気がして彼との繋がりが欲しかった。
そして私は彼の懐中時計の鍵を貰って懐中時計の中に私のとある思いを告げた紙を入れた。
しかしその後事故が起きた…彼の家族が事故にあったそうだ。
それにより彼の両親は死亡、兄妹達は奇跡的に軽症で済んだそうだ。
しかし……誠は行方不明となった。
彼だけは事故現場にいなかったのである。
それにより私は非常に悲しんだ。
私を助けてくれた人、私の大切な人、私のヒーローが居なくなったのだ。
そんな私を見て孤児院の皆は優しく励ましてくれた。
そして私は思った。
(誠がいなくても皆とならやっていける。)
そう思っていたしかし…幸せは壊れていった。
数日後、私は孤児院に帰宅すると…
ーー遅くなってしまった。
皆心配してるのではないだろうか、そう考えて孤児院の前につくが
「あれ?なんか暗いなぁ?」
孤児院には全くと言って良いほど明かりがついていない。
疑問に思い中に入ると。
「うっ……何この匂い。」
そこにはとんでもないほどの異臭がした。
そして部屋に入ると…そこにはとんでもない光景が。
「皆…?」
そこには皆が血塗れで倒れている。
「あっあっ………」
言葉が出ない。
「まだ生き残りがいたか。」
すると野太い男の声がした。
そこには大柄の男性がいた。
「貴方が…これを。」
「そうだ。」
「どうして?」
「ここにいる奴らは孤児だ、だからな死んだとしてもバレにくいんだよ。」
「そんな理由でみんなを…」
私はとんでもない程の殺意が湧いた。
「ちょうどいいところだ」
グサッ  
私はナイフで刺された。
「グハッ」
私は血を吐いた。
痛い尋常じゃないほどの痛みだ。
「殺し足りないところだったんだよ。」
そして男は私を蹴る。
私は自分は死んだとずっと考えていたが一向に痛みが引かない。
おかしいと思い目を開けるとまだ男がいた。
そして私は起き上がりナイフを抜いた。
「うっ……」
凄まじい痛みがはしった。
「これで終わりか、俺はとんでもない事をしたな、ごめんな。」
男が小さい声で呟きやがてこちらを見て驚く。
「?お前なんで生きてんだ。」
すると怪我は再生する。
「お前化け物…」
そして私は取ったナイフでその男を刺す。
「うっ……あっ……」
「苦しめ苦しめ。」
私はその男にナイフを何度も何度も刺す。
たとえ…その男が死んでいても。
そして気が収まった。
「ハァハァ……」
そして自分の手を見る。
そこには大量の血がついていた。
(あぁ…私も死ねばみんなにあえる。)
そして私は自分の首を切る。
しかしものすごい痛みがはしるだけで死なない。
その後何度か試すが私は死ねずに傷は再生する。
そして私は気づいた私は死ねない「不老不死」だということを。
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