感情の無い少年死ねない少女

ゆっくり白霊

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叔母の姉の話

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そして私は涙を拭い質問をする。
「すいません、聞きたいことがあるんですけど?」
「?何だ?」
「私の叔母の姉についてです。」
すると先生は悲しい顔をした。
「あいつについてか…いいだろう、お前達兄妹は知らないだろうから。にしても、なんで今更?」
「実は私の部屋から本が見つかりそれの持ち主が叔母の姉だと聞いて。」
「あいつの本?……あぁ妖怪とかの本か。あいつの宝物だからな。じゃあとりあえずあいつの名前からだな名前は岬真琴(みさきまこと)だ。」
「まこと?」
「そう、お前の名前の意味でもある。」
「私の名前?」
「あぁお前とあいつは瓜二つというほどそっくりってか本人みたいなものだな。」
だから「誠」という名前、納得はしてないが。
「いや、いくら顔がそっくりでも性格とかが違うだろ?」
「いや、性格までほぼ一致している。」
「え?」
いや、いくらなんでも性格まで一致しているわけがないだろ。
そう考えていると。
「あいつも困っている人がいたら放っておけないし、お前みたいに頑固な性格をしている、天然でとても優しいツンデレだ。」
「私はツンデレじゃないし天然でもないし優しくもないです。」
「そうか?美奈からはそう聞いてるし私もそう感じるけど…」
「違いますから。」
美奈にもよく言われるが、ツンデレで天然って、私はそんな事をした覚えはないぞ。
「まぁお前とほぼ同一人物なんだよ。」
「そんな事で…」
「あとファッションセンスも似ているな。」
「え?」
ファッション?
「うちの学校格好自由だろ。」
「はい。」
そう、うちの学校は珍しく私服OKである、まぁ集会とかは来ていかないと行けないけど…
「それでお前の今着ている服あいつのとそっくりなんだ。」
「え?これお古って聞いたけど…」
もしかして叔母の姉が着てたやつ?いやこの服以上にあったんだけど。
「そういやあいつその服大量に持っているとかだったな。」
マジかよ。驚くというか引くレベルだぞ。
「あっ、でも帽子は?」
そうこの帽子は昔買ってもらったやつなのだ、だから叔母の姉のお古では無い。
「いや、それと同じようなやつ被ってたぞ。」
「え?」
そういえば買ってもらうとき母さんがなんか驚いてたような。
どこまで一致しているんだ。
「あと懐中時計、あいつも懐中時計してたぞ。」
「な?」
懐中時計までだともはや同一人物では……
「そもそもなんで懐中時計何だ?」
「かっこいいから。」
「なんで理由まで同じなんだよ。」
え?待って共通点本当に多いな。
「まぁ小さい頃のお前を見せられたときは驚いたよ。なんてたって親友とそっくりってか同じなんだ。」
「なぁ…叔母の姉真琴さん?は何故死んだんだ?」
「あぁ、あいつは」
その時先生はとても悲しそうな顔をしてこう告げた。
「人を助けて死んだよ。お前と同じ年のクリスマスに。」
「え?」
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