復讐の4カード

ゆっくり白霊

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Episode4【考察会議】サラ視点

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彼といざこざがあったあと彼と瞬との会議?に参加していた。
「それで、夢名調べてわかったことあった?」
「まぁ少しそのテロ組織のことなんだが考えてる事があるんだ。」
「何だ何だ?」
「人数だ。」
「人数……」
確かにあのテロ組織の人数は53人とされている。
組織にしては少し人数が少ないと思うそれなのに各国でテロを起こしている。
「人数か…確かに少ないな。」
「そう、だからあのテロ組織の人数には何かしらの意味があると思っている。」
「意味ってなんの?」
私は聞いた。
「そんなもんわからん、テロ組織でもない限り。」
「へぇー奴らの人数ねぇ。公表してねぇけど多いんじゃないの?」
「だから知らないってテロ組織じゃねぇし。そしてもう一つコイツ等には目的があって行動をしていることがわかる。」
「「目的?」」
「そうだ、こいつ等は一定の国にしかテロを行っていないんだよ。」
「それはただのまぐれじゃ……」
「いや、マグレの可能性は低いだろう。こいつ等は一見大都市を襲っているように見えるが、それならオーストラリアやロシアやインドとかも襲うと思うのに全然襲っていないし予定も出していない。」
「じゃあその目的って?」
すると、こちらの方に向いて彼は話した。
「……例えば「復讐」とか…」
「復讐……」
奴らは一体誰に復讐を…
「復讐って誰に?」
「そうだな…アイツ等は国の都市を襲っているからな。国にじゃないか?」
「ということは国には共通点があるってこと?」
「まぁそうなるが……全く思い浮かばない。」
「なるほど参考にはなったわ。」
「それともう一つ疑問になることがある。」
「何?」
「海外の知り合いから聞いたが今までの情報は全て幹部クラスの奴らがはいたそうだ。」
「へぇーそうなのか。」
私も知らない情報だ。
「それで疑問って。」
「普通、逆なんだよ。」
「「逆?」」
「幹部クラスのほうが忠誠心が高くて情報なんてはかないはずなんだがはいている。しかもその情報結構信用性が高い。」 
「なるほど、部下の方が忠誠心が低くすぐに情報をはくと。だから幹部クラスの奴らの情報は嘘の可能性がある、はずなのに結構信用性が高いと。」
「そういうことだ、話が早くて助かる。これを聞いてどう思う。」
「何かしらの裏があるわね。そうでなければ組織の幹部クラスがはくのにはデメリットが多すぎる。」
「流石だな、そう例えばこうは考えないか?多くの真実を口にしているしかしその中に嘘が少し混ざっていても気づかれないという。」
「真実の中に嘘…」
つまり捕まっていた幹部クラスの中の話には嘘が混じっている可能性があると……篠田夢名一体どこまで頭が回るのだ?


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